JPS5854086B2 - 水熱反応用添加剤 - Google Patents
水熱反応用添加剤Info
- Publication number
- JPS5854086B2 JPS5854086B2 JP84575A JP84575A JPS5854086B2 JP S5854086 B2 JPS5854086 B2 JP S5854086B2 JP 84575 A JP84575 A JP 84575A JP 84575 A JP84575 A JP 84575A JP S5854086 B2 JPS5854086 B2 JP S5854086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- additives
- strength
- hours
- additive
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000654 additive Substances 0.000 title claims description 15
- 238000001027 hydrothermal synthesis Methods 0.000 title claims description 6
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims description 8
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 6
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 claims description 5
- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 claims description 5
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- CSNNHWWHGAXBCP-UHFFFAOYSA-L Magnesium sulfate Chemical compound [Mg+2].[O-][S+2]([O-])([O-])[O-] CSNNHWWHGAXBCP-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 4
- 229910000358 iron sulfate Inorganic materials 0.000 claims description 2
- BAUYGSIQEAFULO-UHFFFAOYSA-L iron(2+) sulfate (anhydrous) Chemical compound [Fe+2].[O-]S([O-])(=O)=O BAUYGSIQEAFULO-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 2
- 229910052943 magnesium sulfate Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 235000019341 magnesium sulphate Nutrition 0.000 claims description 2
- NWONKYPBYAMBJT-UHFFFAOYSA-L zinc sulfate Chemical compound [Zn+2].[O-]S([O-])(=O)=O NWONKYPBYAMBJT-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 2
- 229910000368 zinc sulfate Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229960001763 zinc sulfate Drugs 0.000 claims description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 8
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 4
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 3
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 235000008733 Citrus aurantifolia Nutrition 0.000 description 1
- 229910005390 FeSO4-7H2O Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910005444 FeSO4—7H2O Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011398 Portland cement Substances 0.000 description 1
- 235000011941 Tilia x europaea Nutrition 0.000 description 1
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000004571 lime Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水熱反応用添力目剤に関するものである。
高温高圧の飽和蒸気中で行なわれるオートクレーブ養生
は、軽量気泡コンクリート、石綿セメント管、コンクリ
ートパイル、かわら、けい酸カルシウム板などの製造に
広く用いられており、今後もその利用範囲はますます広
がる情勢にある。
は、軽量気泡コンクリート、石綿セメント管、コンクリ
ートパイル、かわら、けい酸カルシウム板などの製造に
広く用いられており、今後もその利用範囲はますます広
がる情勢にある。
オートクレーブ養生はその利点として(1)昇降温に要
する時間を含めても1日以内のごく短時間で製品に所望
の強度を与える、(II)コンクリートに用いられる砂
などの場合も含め、シリカ質粉末の存在下では常温養生
の場合よりかなり高い強度を与える、(iii)石灰−
けい砂系の建材の場合のように常温ではほとんど強度発
現しない原材料を用い、これをかなり高強度の硬化体と
することができる。
する時間を含めても1日以内のごく短時間で製品に所望
の強度を与える、(II)コンクリートに用いられる砂
などの場合も含め、シリカ質粉末の存在下では常温養生
の場合よりかなり高い強度を与える、(iii)石灰−
けい砂系の建材の場合のように常温ではほとんど強度発
現しない原材料を用い、これをかなり高強度の硬化体と
することができる。
(IV)養生後の硬化体の収縮等の体積変化を非常に小
さくし、耐蝕性も高くするなどの長所がある。
さくし、耐蝕性も高くするなどの長所がある。
しかしその反面高温高圧の飽和蒸気に耐えうるオートク
レーブ缶、容量の大きいボイラー等多額の設備投資を要
するのが欠点となる。
レーブ缶、容量の大きいボイラー等多額の設備投資を要
するのが欠点となる。
現在用いられている標準的なオートクレーブ養生条件は
温度180〜200°C(圧力的10〜15 kg/c
rtf、 )、最高温度の保持時間は6〜10時間程度
であるが、この場合カルシウムシリケートの水熱反応を
促進または増進させるような添加剤が見つかれば、養生
時間の短縮とそれに伴なう生産性の向上および設備機器
の容量の縮少、ならびに配合面でセメント量の減少によ
る原価低減と、そのもたらされる経済的な利益は甚だ太
きい。
温度180〜200°C(圧力的10〜15 kg/c
rtf、 )、最高温度の保持時間は6〜10時間程度
であるが、この場合カルシウムシリケートの水熱反応を
促進または増進させるような添加剤が見つかれば、養生
時間の短縮とそれに伴なう生産性の向上および設備機器
の容量の縮少、ならびに配合面でセメント量の減少によ
る原価低減と、そのもたらされる経済的な利益は甚だ太
きい。
オートクレーブ用の混和材としてはシリカ質粉末の利用
が広く知られており、また最近では高性能減水剤の使用
によってコンクリートの水セメント比を極端に下げるこ
とにより高強度のオートクレーブ製品をつくる技術も発
達している。
が広く知られており、また最近では高性能減水剤の使用
によってコンクリートの水セメント比を極端に下げるこ
とにより高強度のオートクレーブ製品をつくる技術も発
達している。
しかしシリカ質粉末の場合にはそのための原料調達や貯
蔵・計量設備の新設を要し、しかも反応所要時間も8〜
10時間程度を必要としている。
蔵・計量設備の新設を要し、しかも反応所要時間も8〜
10時間程度を必要としている。
また、高性能減水剤の場合には数時間程度と比較的短時
間の高温保持・でよいが、作業性と原価面で難点がある
。
間の高温保持・でよいが、作業性と原価面で難点がある
。
本発明者らはこのような欠陥のない添加剤を求めて研究
した結果、本発明に到達するにいたった。
した結果、本発明に到達するにいたった。
本発明の要旨は、硫酸鉄、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛
、硫酸バリウム、の−成分以上を主成分とするケイ酸カ
ルシウム系水熱反応を促進させる添加剤である。
、硫酸バリウム、の−成分以上を主成分とするケイ酸カ
ルシウム系水熱反応を促進させる添加剤である。
これら添加剤の添加量は添加剤の種類、得られる硬化体
の所望特性によって異なるが、処理すべき原料に対して
0.5〜4.0%が目安となる。
の所望特性によって異なるが、処理すべき原料に対して
0.5〜4.0%が目安となる。
本発明の添加剤はオートクレーブ中におけるケイ酸カル
シウム系の水熱反応を無添加の場合の10時間養生強度
を4〜5時間で発現させ、かつそれ以上の養生時間をか
ければその硬化体の強度を犬にすることができる。
シウム系の水熱反応を無添加の場合の10時間養生強度
を4〜5時間で発現させ、かつそれ以上の養生時間をか
ければその硬化体の強度を犬にすることができる。
つぎに本発明を実施例について詳しく説明するが本発明
はこれらによって限定されるものではない。
はこれらによって限定されるものではない。
本文中の%はすべで重量%である。実験には普通セメン
トと5皿以下のシリカ質の川砂を用いた水セメント比3
2%の1:2モルタルによって行なった。
トと5皿以下のシリカ質の川砂を用いた水セメント比3
2%の1:2モルタルによって行なった。
実施例1〜4、比較例1〜2
実施例および比較例は下記の要領で行なった。
(a)使用材料:普通ポルトランドセメント、川砂(富
士用)、各種1級試薬類。
士用)、各種1級試薬類。
(b)配合:基準の配合物はセメント/川砂=%、水/
セメント=32%のもので、フロー値は150關であっ
た。
セメント=32%のもので、フロー値は150關であっ
た。
添加剤はセメント重量の0.5 、1.0 、2.0
、40%を水溶液の形で練りまぜ時に加えた。
、40%を水溶液の形で練りまぜ時に加えた。
(c)試験方法
10X20CIrLの円柱状供試体を各3本ずつ用い、
練りまぜ、成形は機械練り、棒突きを行なった。
練りまぜ、成形は機械練り、棒突きを行なった。
材◆24時間で脱型し、ただちにオートクレーブ養生を
行なった。
行なった。
オートクレーブ養生条件は、最高温度183°C(10
kg/ff1)で、その保持時間を3時間および10時
間にとった。
kg/ff1)で、その保持時間を3時間および10時
間にとった。
昇・降温の所要時間はそれぞれ2.5時間である。
放今後、材A?72時間で圧縮強さを試験した。
(a)試験結果
得られたデータは第1表の通りである。
第1表より添加剤FeSO4−7H2O(2%添加)、
ZnSO4・7 H20(1%添加)yIgSO,。
ZnSO4・7 H20(1%添加)yIgSO,。
7 H20(2%添加)、BaSO4(1,0、2,0
%添加)の場合には無添加の場合の最高温度保持10時
間強度が3時間の保持でえられることが認められた。
%添加)の場合には無添加の場合の最高温度保持10時
間強度が3時間の保持でえられることが認められた。
そしてこれらの添加剤のそれぞれは単なる強度促進作用
だけ・でなく、10時間保持を行うと無添加の場合の約
23〜32%の強度上昇を示し、強度増進の作用をもっ
ていることが認められた。
だけ・でなく、10時間保持を行うと無添加の場合の約
23〜32%の強度上昇を示し、強度増進の作用をもっ
ていることが認められた。
Claims (1)
- 1 硫酸鉄、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸バリウ
ムの一成分以上を主成分とするケイ酸カルシウム系水熱
反応を促進させる添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP84575A JPS5854086B2 (ja) | 1974-12-30 | 1974-12-30 | 水熱反応用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP84575A JPS5854086B2 (ja) | 1974-12-30 | 1974-12-30 | 水熱反応用添加剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5179119A JPS5179119A (ja) | 1976-07-09 |
JPS5854086B2 true JPS5854086B2 (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=11484958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP84575A Expired JPS5854086B2 (ja) | 1974-12-30 | 1974-12-30 | 水熱反応用添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854086B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176117A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-15 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ゾノトライト系珪酸カルシウムの製造方法 |
JPS59195566A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | 旭化成株式会社 | 耐凍害性のある軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
JPH0615429B2 (ja) * | 1983-12-14 | 1994-03-02 | 旭化成工業株式会社 | 耐凍害性alc |
JPH0615430B2 (ja) * | 1983-12-14 | 1994-03-02 | 旭化成工業株式会社 | 耐凍害alcパネル |
JPH04224151A (ja) * | 1990-12-24 | 1992-08-13 | Nisshoku Corp | 凍結防止用建材 |
JP7356706B2 (ja) * | 2019-11-13 | 2023-10-05 | 学校法人日本大学 | トバモライト含有建材の製造方法、トバモライト及びトバモライト含有建材 |
-
1974
- 1974-12-30 JP JP84575A patent/JPS5854086B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5179119A (ja) | 1976-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3427175A (en) | Accelerator for portland cement | |
WO2019133040A1 (en) | Method for enhancement of mechanical strength and co2 storage in cementitious products | |
CN104844265B (zh) | 一种添加有聚苯颗粒的发泡水泥保温板的制作方法 | |
CN104761212A (zh) | 一种以稻壳灰作为内养护剂的低胶凝材料自密实混凝土 | |
CN110577386A (zh) | 一种相变储热混凝土及其制备方法 | |
CN111807803A (zh) | 一种具有防水功效的高强度钢渣粉混凝土砌块 | |
CN108191293A (zh) | 一种混凝土低温养护剂 | |
JPS5854086B2 (ja) | 水熱反応用添加剤 | |
CN110698088B (zh) | 一种缓凝硅酸盐水泥及其制备方法 | |
CN115432982B (zh) | 一种加气混凝土的制备方法 | |
CN115215606B (zh) | 一种适用于负温环境下的砂浆及其制备方法 | |
WO2020101631A1 (ru) | Теплоизоляционный неавтоклавный ячеистый бетон | |
CN106749955A (zh) | 一种抗泥型聚羧酸减水剂 | |
CN109734411B (zh) | 一种耐水性镁基胶凝材料的制备方法 | |
CN113754385A (zh) | 一种新型低水化热的水泥基复合材料及其制备方法 | |
US3373048A (en) | Hardening accelerated portland cement | |
CN106278100A (zh) | 一种利用钢渣进行石膏增强增韧的方法及其制品 | |
CN105198263A (zh) | 一种混凝土早强剂的制备方法 | |
JPS5951504B2 (ja) | 加熱硬化型セメント組成物 | |
CN109553320A (zh) | 一种镍渣质水泥膨胀剂及掺杂该膨胀剂的硅酸盐类水泥 | |
JPH0348147B2 (ja) | ||
JPS6225638B2 (ja) | ||
JP2002087867A (ja) | セメント材料の製造方法 | |
SU767075A1 (ru) | Композици дл изготовлени теплоизол ционного материала и способ его изготовлени | |
SU527395A1 (ru) | Строительный раствор |