JPS5854027B2 - 耐火性断熱防音材料 - Google Patents
耐火性断熱防音材料Info
- Publication number
- JPS5854027B2 JPS5854027B2 JP51095805A JP9580576A JPS5854027B2 JP S5854027 B2 JPS5854027 B2 JP S5854027B2 JP 51095805 A JP51095805 A JP 51095805A JP 9580576 A JP9580576 A JP 9580576A JP S5854027 B2 JPS5854027 B2 JP S5854027B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating
- fire
- components
- sound
- alkaline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/18—Waste materials; Refuse organic
- C04B18/24—Vegetable refuse, e.g. rice husks, maize-ear refuse; Cellulosic materials, e.g. paper, cork
- C04B18/241—Paper, e.g. waste paper; Paper pulp
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建築物の天井、内壁、屋根裏など、あるいは化
学プラントのタンク、蒸留塔、その他の構築物の断熱ま
たは防音の目的に用いられる改良された耐火性断熱防音
材料に関する。
学プラントのタンク、蒸留塔、その他の構築物の断熱ま
たは防音の目的に用いられる改良された耐火性断熱防音
材料に関する。
従来、耐火性断熱防音材料としては、石綿、岩綿、ガラ
ス繊維などの無機質繊維材料のほか、はう酸、はう酸ナ
トリウム(はう砂)および硫酸アルミニウムの3成分を
主剤とする化学成分を用いて耐火性にしたセルローズ質
繊維材料が知られているが、石綿については人体に対し
て発ガン性のおそれがあるなどの問題点があり、また、
岩綿およびガラス繊維についてはそれらに接触すると皮
ふが刺激されるので、作業者に嫌われるという欠点があ
る。
ス繊維などの無機質繊維材料のほか、はう酸、はう酸ナ
トリウム(はう砂)および硫酸アルミニウムの3成分を
主剤とする化学成分を用いて耐火性にしたセルローズ質
繊維材料が知られているが、石綿については人体に対し
て発ガン性のおそれがあるなどの問題点があり、また、
岩綿およびガラス繊維についてはそれらに接触すると皮
ふが刺激されるので、作業者に嫌われるという欠点があ
る。
一方、前記した耐火性のセルローズ質繊維材料について
は、上記のような無機質繊維材料にみられる問題点ない
し欠点はないが、耐火性にするために使用される上記し
た3成分を主剤とする化学成分(それらのうちでもとり
わけ硫酸アルミニウム)が強い酸性物質であるため、こ
のような材料は水分が少しでも混入すると接触している
金属を腐食してしまうという欠点をもっており、したが
って、従来その応用範囲が制限されていた。
は、上記のような無機質繊維材料にみられる問題点ない
し欠点はないが、耐火性にするために使用される上記し
た3成分を主剤とする化学成分(それらのうちでもとり
わけ硫酸アルミニウム)が強い酸性物質であるため、こ
のような材料は水分が少しでも混入すると接触している
金属を腐食してしまうという欠点をもっており、したが
って、従来その応用範囲が制限されていた。
本発明者らはかかる耐火性セルローズ質繊維材料のもつ
欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果本発明を完成し
たもので、本発明は(イ)セルローズ質繊維材料、(ロ
)はう酸、←→はう酸ナトリウム、−硫酸アルミニウム
、および(ホ)前記(イ)〜(ヨ成分を中性もしくはア
ルカリ性とするに充分な量のアルカリ性化合物を混合し
てなる耐火性断熱防音材料に関するものである。
欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果本発明を完成し
たもので、本発明は(イ)セルローズ質繊維材料、(ロ
)はう酸、←→はう酸ナトリウム、−硫酸アルミニウム
、および(ホ)前記(イ)〜(ヨ成分を中性もしくはア
ルカリ性とするに充分な量のアルカリ性化合物を混合し
てなる耐火性断熱防音材料に関するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される(イ)セルローズ質繊維材料として
は、パルプ、紙類などがあげられるが、とくに安価に入
手し得る点より新聞、雑誌類の古紙が好ましく、これら
の古紙は要すればハンマーミルターホミルなどの粉砕機
を使用してあらかじめ細かく粉砕しておくことがよい。
は、パルプ、紙類などがあげられるが、とくに安価に入
手し得る点より新聞、雑誌類の古紙が好ましく、これら
の古紙は要すればハンマーミルターホミルなどの粉砕機
を使用してあらかじめ細かく粉砕しておくことがよい。
(ロ)成分、(ハ)成分およびに)成分としては一般に
市販されているものを使用すればよく、含水塩の形のも
のももちろん使用できる。
市販されているものを使用すればよく、含水塩の形のも
のももちろん使用できる。
(ホ)成分のアルカリ性化合物としてはナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、りん酸
塩、およびポリエチレンイミンやボリア□ン類などの無
機もしくは有機の各種アルカリ性化合物を使用すること
ができる。
リウムなどのアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、りん酸
塩、およびポリエチレンイミンやボリア□ン類などの無
機もしくは有機の各種アルカリ性化合物を使用すること
ができる。
各成分の配合範囲は(イ)セルローズ質繊維材料55〜
80重量係に対し、(ロ)成分、←→酸成分よび(ヨ成
分の合計量を45〜20重量係とすることがよく、また
(ホ)成分は(イ)〜に)成分を中性もしくはアルカリ
性とするに充分な量とすることが必要とされる。
80重量係に対し、(ロ)成分、←→酸成分よび(ヨ成
分の合計量を45〜20重量係とすることがよく、また
(ホ)成分は(イ)〜に)成分を中性もしくはアルカリ
性とするに充分な量とすることが必要とされる。
(ロ)〜に)成分の合計量が20重量係未満であると充
分な耐火性が得られず、45重量幅を越えても耐火性の
それ以上の向上は見られず、そのような多量の使用は経
済的に不利である。
分な耐火性が得られず、45重量幅を越えても耐火性の
それ以上の向上は見られず、そのような多量の使用は経
済的に不利である。
(ロ)〜(ヨ成分のそれぞれの使用割合は具体的化合物
にもとづいて述べればつぎのようである。
にもとづいて述べればつぎのようである。
はう酸(H2SO4)25〜35課紳
はう砂(Na2B40740H20)60〜30 t
t硫酸アルミニウム 〔A12(SO4)316〜18H20〕15〜35〃
これらのロ〜二成分には必要ならばさらに他の耐火性付
与に有効な化学成分を併用してもよい。
t硫酸アルミニウム 〔A12(SO4)316〜18H20〕15〜35〃
これらのロ〜二成分には必要ならばさらに他の耐火性付
与に有効な化学成分を併用してもよい。
なお、(ホ)成分としてのアルカリ化合物の配合量は、
(イ)〜に)成分を水に分散させた場合のそのpHを中
性あるいはアルカリ性とするのに必要とされる量をあら
かじめ調べておくことにより決定される。
(イ)〜に)成分を水に分散させた場合のそのpHを中
性あるいはアルカリ性とするのに必要とされる量をあら
かじめ調べておくことにより決定される。
本発明の耐火性断熱防音材料は上記のようにして(イ)
〜(ホ)成分を混合することにより得られ、混合の手段
にはとくに制限はないができるだけ均一に混合しておく
ことが有利である。
〜(ホ)成分を混合することにより得られ、混合の手段
にはとくに制限はないができるだけ均一に混合しておく
ことが有利である。
このようにして得られる耐火性断熱防音材料は(ホ)成
分の作用によって前記した腐食性の問題がないというす
ぐれたものである。
分の作用によって前記した腐食性の問題がないというす
ぐれたものである。
なお、この材料には必要に応じ他の防食剤を含有させる
ことは何ら差支えない。
ことは何ら差支えない。
本発明の耐火性断熱防音材料はセルローズ繊維が基材と
なっているので、非常に軽く、接着剤と共に通常の吹付
は用のガンで建築物や構築物に簡単に吹付けることもで
き、その上金属性の物質の腐食を抑制するばかりでなく
、他の付随効果として耐火性の向上もみられる。
なっているので、非常に軽く、接着剤と共に通常の吹付
は用のガンで建築物や構築物に簡単に吹付けることもで
き、その上金属性の物質の腐食を抑制するばかりでなく
、他の付随効果として耐火性の向上もみられる。
以下本発明の実施例を示す。
実施例
乾燥した古新聞紙をハンマー□ルに入れ、粉砕しセルロ
ーズ繊維を得た。
ーズ繊維を得た。
このセルローズ繊維に表に示す割合で耐火薬品およびア
ルカリ性化合物を添加しヘンシェルミキサーで混合した
。
ルカリ性化合物を添加しヘンシェルミキサーで混合した
。
これらの得られた各種の断熱防音材料をポリ酢酸ビニル
のエマルジョンを接着剤として用いてスプレーガンで鉄
板上に25鼎の厚さになるように吹付けた。
のエマルジョンを接着剤として用いてスプレーガンで鉄
板上に25鼎の厚さになるように吹付けた。
この鉄板を温度40℃、湿度90係の恒温恒湿室に入れ
3力月間腐食の観察を行った。
3力月間腐食の観察を行った。
なお、表中の部は全て重量部である。
また、比較のためにアルカリ性化合物無添加の場合の結
果を併記した。
果を併記した。
Claims (1)
- 1 (イ)セルローズ質繊維材料、(ロ)はう酸、()
→はう酸ナトリウム、に)硫酸アルミニウム、および(
ホ)前記(イ)〜に)成分を中性もしくはアルカリ性と
するに充分な量のアルカリ性化合物を混合してなる耐火
性断熱防音材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51095805A JPS5854027B2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 耐火性断熱防音材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51095805A JPS5854027B2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 耐火性断熱防音材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5321253A JPS5321253A (en) | 1978-02-27 |
JPS5854027B2 true JPS5854027B2 (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=14147634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51095805A Expired JPS5854027B2 (ja) | 1976-08-11 | 1976-08-11 | 耐火性断熱防音材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854027B2 (ja) |
-
1976
- 1976-08-11 JP JP51095805A patent/JPS5854027B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5321253A (en) | 1978-02-27 |
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