JPS5853978B2 - 放電加工方法 - Google Patents
放電加工方法Info
- Publication number
- JPS5853978B2 JPS5853978B2 JP8132777A JP8132777A JPS5853978B2 JP S5853978 B2 JPS5853978 B2 JP S5853978B2 JP 8132777 A JP8132777 A JP 8132777A JP 8132777 A JP8132777 A JP 8132777A JP S5853978 B2 JPS5853978 B2 JP S5853978B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- gap
- supplied
- gas
- electric discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/10—Supply or regeneration of working media
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加工形状電極またはワイヤ状電極と被加工体の
対向間隙に誘電体性加工液を供給しながらパルス放電を
繰返し発生させて加工する放電加工方法の改良に係り、
加工速度を増大することを目的として発明されたもので
ある。
対向間隙に誘電体性加工液を供給しながらパルス放電を
繰返し発生させて加工する放電加工方法の改良に係り、
加工速度を増大することを目的として発明されたもので
ある。
種々の実験によれば加工液中に水素ガスH2を混合して
供給することにより加工速度が増大することが確められ
た。
供給することにより加工速度が増大することが確められ
た。
これは液中に混合した水素が酸化において約33.8
K Cal / gの発熱をし、また分子が放電により
分解して原子となり再び原子が分子化するとき結合発熱
して約97KCal/gの熱量を発生する如く反応熱の
発生が大きく、この反応熱が加工部に作用して加工性を
高めるものと考える。
K Cal / gの発熱をし、また分子が放電により
分解して原子となり再び原子が分子化するとき結合発熱
して約97KCal/gの熱量を発生する如く反応熱の
発生が大きく、この反応熱が加工部に作用して加工性を
高めるものと考える。
特に放電極性が被加工体に水素イオンが作用する逆極性
放電(電極+、液加ニー)を行なうとき効果的で結果が
大きい。
放電(電極+、液加ニー)を行なうとき効果的で結果が
大きい。
このような点から本発明は加工間隙に噴流供給する加工
液に水素ガスを混合し、ガス混合液を前記加工間隙に供
給介在させるようにしたこととを特徴とする。
液に水素ガスを混合し、ガス混合液を前記加工間隙に供
給介在させるようにしたこととを特徴とする。
以下図面の一実施例によって本発明を説明する。
1は加工用電極、2は被加工体で、微小な間隙で対向し
て加工間隙3を形成する。
て加工間隙3を形成する。
間隙3には電極1の噴流孔1aより高流速でケロシン等
の加工液4を噴流介在せしめる。
の加工液4を噴流介在せしめる。
5は加工液の噴流する加工間隙3にパルス通電する加工
用電源、6は加工の進行に応じて加工間隙3を一定に維
持するよう加工に追従する制御装置、7は加工液貯蔵タ
ンク、8は加工液供給ポンプで、タンクT内の加工液を
汲み上げ、加圧して供給パイプ9より電極噴流孔1aに
供給する。
用電源、6は加工の進行に応じて加工間隙3を一定に維
持するよう加工に追従する制御装置、7は加工液貯蔵タ
ンク、8は加工液供給ポンプで、タンクT内の加工液を
汲み上げ、加圧して供給パイプ9より電極噴流孔1aに
供給する。
10は前記ポンプより供給する加工液の液圧、流速、流
量を調節するドレーンコック、11がドレーン配管であ
る。
量を調節するドレーンコック、11がドレーン配管であ
る。
12は圧力気体供給装置で、弁13を介して加工液供給
管9に接続され、加工間隙3に供給する加工液中に水素
ガスH2を、またこれに加えてAr、He等の稀ガスを
微細気泡状にして混合し吸蔵させ、このガス混合加工液
を加工間隙3に噴流供給する。
管9に接続され、加工間隙3に供給する加工液中に水素
ガスH2を、またこれに加えてAr、He等の稀ガスを
微細気泡状にして混合し吸蔵させ、このガス混合加工液
を加工間隙3に噴流供給する。
以上においてポンプ8より加工間隙3に加工液を供給し
ながら電源5より加工パルスを通電し繰返しパルス放電
を行なうことによって加工する。
ながら電源5より加工パルスを通電し繰返しパルス放電
を行なうことによって加工する。
加工間隙3に供給する前記加工液4中には気体供給装置
12によってH2が混合され、このガス混合加工液が間
隙3に噴流介在した状態で放電加工が行なわれる。
12によってH2が混合され、このガス混合加工液が間
隙3に噴流介在した状態で放電加工が行なわれる。
H2ガスの作用は前記したように、放電の作用により、
また化学反応により多量の反応熱を生じ、反応熱が加工
部分に作用する。
また化学反応により多量の反応熱を生じ、反応熱が加工
部分に作用する。
特に放電極性が被加工体2が一極であるとHイオンが作
用するから発熱作用がより効果的に作用し、脆性を起し
加工効果が高まり加ニスピードが向上する。
用するから発熱作用がより効果的に作用し、脆性を起し
加工効果が高まり加ニスピードが向上する。
またこのとき気体供給装置12によってH2ガスに加え
て、Ar、Heの如き稀ガスを混合すればこれらのガス
は放電開離の電位傾度(KV /Crl1)が低いから
これが加工間隙3に介在することによって放電開始電圧
を低下させ、易放電状態とし、パルス的放電を安定に発
生し繰返すことができ、またサーボ装置6による追従制
御を安定して、安定した放電加工を続けることができ、
加工速度はより一層向上させる(とができる。
て、Ar、Heの如き稀ガスを混合すればこれらのガス
は放電開離の電位傾度(KV /Crl1)が低いから
これが加工間隙3に介在することによって放電開始電圧
を低下させ、易放電状態とし、パルス的放電を安定に発
生し繰返すことができ、またサーボ装置6による追従制
御を安定して、安定した放電加工を続けることができ、
加工速度はより一層向上させる(とができる。
実験によれば、Cu電極で555C材を放電加工すると
き、0.217m1yrの噴流量の加工液(ケロシン)
に加工液と同量のガスを混合して、ガス混合液を加工間
隙に供給介在させて加工した。
き、0.217m1yrの噴流量の加工液(ケロシン)
に加工液と同量のガスを混合して、ガス混合液を加工間
隙に供給介在させて加工した。
加工パルスは加工面積1−当り、オンパルス巾τ。
N10μs1波高値Ip50Aのパルス電流を供給した
。
。
加工結果は混合ガスの種類、混合量と加工速度が次の通
りであった。
りであった。
H2H250%+He50% H250%+Ar50%
0、48 mm7’min O,52rn=71
min 0.55 mvt7flliyt尚同時
にガスを加え混同時加工液のみで加工したときは、加工
速度の0.32 mvr/m1llであった。
0、48 mm7’min O,52rn=71
min 0.55 mvt7flliyt尚同時
にガスを加え混同時加工液のみで加工したときは、加工
速度の0.32 mvr/m1llであった。
これにより水素ガス及び稀ガスを混合することにより加
工速度が50〜70%程度向上することが判明した。
工速度が50〜70%程度向上することが判明した。
以上水素ガス混合による加工作用は前記した反応熱が加
工にプラスする作用に限らず、加工液に微細気泡状にし
て混合することにより、加工間隙において混合気泡の流
動、膨張、収縮、等の運動によって間隙に滞留する加工
液の攪拌、加工屑の攪拌の効果があり、これによって加
工間隙は常に洗われ清浄化される結果、アーク、短絡の
発生が少なく、無くなり、この混合ガスの物理的作用に
よっても加工速度が向上するものと考える。
工にプラスする作用に限らず、加工液に微細気泡状にし
て混合することにより、加工間隙において混合気泡の流
動、膨張、収縮、等の運動によって間隙に滞留する加工
液の攪拌、加工屑の攪拌の効果があり、これによって加
工間隙は常に洗われ清浄化される結果、アーク、短絡の
発生が少なく、無くなり、この混合ガスの物理的作用に
よっても加工速度が向上するものと考える。
図は本発明の一実施例である。
1は電極、2は被加工体、3は加工間隙、4は加工液、
5は加工電源、6は加工送り装置、8は液ポンプ、12
は気体供給装置、10.13は制御弁である。
5は加工電源、6は加工送り装置、8は液ポンプ、12
は気体供給装置、10.13は制御弁である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電極と被加工体の対向する加工間隙に加工液を噴流
供給すると共にパルス放電を繰返して加工する放電加工
方法において、前記加工間隙に噴流供給する加工液に水
素ガスH2を混合し、ガス混合液を前記加工間隙に供給
介在させることを特徴とする放電加工方法。 2 電極と被加工体の対向する加工間隙に加工液を噴流
供給すると共にパルス放電を繰返して加工する放電加工
方法において、前記加工間隙に噴流供給する加工液に水
素ガスと、アルゴンAr1ヘリウムHe等の稀ガスとを
混合し、ガス混合液を前記加工間隙に供給介在させるこ
とを特徴とする放電加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132777A JPS5853978B2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | 放電加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132777A JPS5853978B2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | 放電加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5416800A JPS5416800A (en) | 1979-02-07 |
JPS5853978B2 true JPS5853978B2 (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=13743283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132777A Expired JPS5853978B2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | 放電加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853978B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822628A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-10 | Inoue Japax Res Inc | 放電加工方法 |
JPS58165923A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-10-01 | Inoue Japax Res Inc | 放電加工方法 |
-
1977
- 1977-07-07 JP JP8132777A patent/JPS5853978B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5416800A (en) | 1979-02-07 |
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