JPS5853486B2 - セイトクセイハンドウタイジキザイリヨウ - Google Patents
セイトクセイハンドウタイジキザイリヨウInfo
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- JPS5853486B2 JPS5853486B2 JP50053628A JP5362875A JPS5853486B2 JP S5853486 B2 JPS5853486 B2 JP S5853486B2 JP 50053628 A JP50053628 A JP 50053628A JP 5362875 A JP5362875 A JP 5362875A JP S5853486 B2 JPS5853486 B2 JP S5853486B2
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- mol
- temperature
- characteristic semiconductor
- resistance
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- Expired
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導電性のチタン酸バリウム系磁器材料に関す
るものである。
るものである。
B aT iOまたはBaOとT t 02との固溶体
に希土類元素、Nb、Bi、Sb、Yなどを微量添η口
して焼成すると、正の抵抗温度係数をもつ半導体磁器を
得ることができる。
に希土類元素、Nb、Bi、Sb、Yなどを微量添η口
して焼成すると、正の抵抗温度係数をもつ半導体磁器を
得ることができる。
しかしながら、このような添η口物質のみでは、正特性
半導体磁器素子としての抵抗の温度変化率が小さいので
さらにMn*5iyAlの酸化物を含ませて、その抵抗
温度特性の勾配を急峻にしている。
半導体磁器素子としての抵抗の温度変化率が小さいので
さらにMn*5iyAlの酸化物を含ませて、その抵抗
温度特性の勾配を急峻にしている。
これら添η口物のうち、Mnを含む磁器材料がもつとも
抵抗温度特性の勾配の急峻なものであるが、それでさえ
正の抵抗温度特性を利用したスイッチング素子1%に高
電圧用の素子として使用する場合、スイッチ後の安定電
流が大きく、また耐電圧性がよくないという欠点をもっ
ている。
抵抗温度特性の勾配の急峻なものであるが、それでさえ
正の抵抗温度特性を利用したスイッチング素子1%に高
電圧用の素子として使用する場合、スイッチ後の安定電
流が大きく、また耐電圧性がよくないという欠点をもっ
ている。
本発明は、正の抵抗温度特性がきわめて良好で、高電圧
にも耐えることのできるチタン酸バリウム系半導体磁器
材料を提供しようとするものである。
にも耐えることのできるチタン酸バリウム系半導体磁器
材料を提供しようとするものである。
さらにまた、スイッチング素子用として使用したときに
、長寿命のチタン酸バリウム系半導体磁器材料を提供し
ようとするものである。
、長寿命のチタン酸バリウム系半導体磁器材料を提供し
ようとするものである。
本発明でいう半導体化されたチタン酸バリウム系の材料
とは、BaTiO3,BaOとTiO2との固溶体、さ
らにはそのBaの一部をPb、Srで置換したものに、
Laをはじめとする希土類元素、またはBi、Sb、N
bなどを添77I]含有させて半導体化したものをいう
。
とは、BaTiO3,BaOとTiO2との固溶体、さ
らにはそのBaの一部をPb、Srで置換したものに、
Laをはじめとする希土類元素、またはBi、Sb、N
bなどを添77I]含有させて半導体化したものをいう
。
本発明はこのような半導体化されたテクノ酸バリウム系
材料100モルに。
材料100モルに。
Mn 02を0.01〜0.1モル、S t 02を0
.2〜5モル、Al2O3を01〜3モル、L120を
0.03〜3モルおよび5b203またはB 120
sのいずれか一方を0.01〜01モル含む組成を基本
構成とすることを特徴としている。
.2〜5モル、Al2O3を01〜3モル、L120を
0.03〜3モルおよび5b203またはB 120
sのいずれか一方を0.01〜01モル含む組成を基本
構成とすることを特徴としている。
さらにはまた基本成分にCaOを0.025〜0.3モ
ル含むことを特徴としている。
ル含むことを特徴としている。
また基本成分にAg2Oを0.01〜0.1モル含むこ
とを特徴としている。
とを特徴としている。
この磁器材料は、通常の窯策的手法に従って1300〜
1400℃の温度で焼成すると、非常に急峻な正の抵抗
温度特性を示し、電圧依存性が小さく、また正の抵抗温
度特性を示す抵抗範囲が広く、シかも従来知られている
この種の磁器材料に比べて抵抗率の小さなものとなる。
1400℃の温度で焼成すると、非常に急峻な正の抵抗
温度特性を示し、電圧依存性が小さく、また正の抵抗温
度特性を示す抵抗範囲が広く、シかも従来知られている
この種の磁器材料に比べて抵抗率の小さなものとなる。
このような半導体磁器材料によって高電圧にも使用する
ことのできる高感度スイッチング素子を得ることができ
、かつ正の抵抗温度特性が急峻なため素子を小型化する
ことができる。
ことのできる高感度スイッチング素子を得ることができ
、かつ正の抵抗温度特性が急峻なため素子を小型化する
ことができる。
そして、後述するように、従来のこの種磁器材料に比べ
て、スイッチング素子に使用した場合。
て、スイッチング素子に使用した場合。
きわめて寿命が長く1%性の安定している無接点スイッ
チング装置を構成することができる。
チング装置を構成することができる。
以下、その詳細について実施例にもとづいて説明する。
まず、下表に示す組成となるよう、B a COs 。
8rc03p P bO、T t02 t 5n02
y MnO2pS 102 + Al2O3+ LI
C03、S b203 t B l 203 tCaC
O3またはAg2Oを秤量した。
y MnO2pS 102 + Al2O3+ LI
C03、S b203 t B l 203 tCaC
O3またはAg2Oを秤量した。
そのうちのBaCO3+ 5rCOa、pbo、’ri
o2jSn02および半導体化元素としてN b 20
3 t Y2O5もしくはLa2O3を1】50°Cの
温度で2時間仮焼した。
o2jSn02および半導体化元素としてN b 20
3 t Y2O5もしくはLa2O3を1】50°Cの
温度で2時間仮焼した。
この仮焼成物とその他の上記成分とを湿式で粉砕。
混合し直径16mm、厚さ3皿の円板状に800kg/
cIrL3の圧力をかけて成型し、それを1350℃の
温度で1時間焼成してから、1時間あたり50℃および
100℃の速度でそれぞれ室温まで冷却した。
cIrL3の圧力をかけて成型し、それを1350℃の
温度で1時間焼成してから、1時間あたり50℃および
100℃の速度でそれぞれ室温まで冷却した。
得られた焼結体の表面にそれぞれアルミニウム溶射電極
を設けた。
を設けた。
このようにして得た各試料について電気的特性を調べた
。
。
その結果を下表にまとめて示す。ここで勾配とは、下記
式によって定義した。
式によって定義した。
ただしT1:キュリ一温度
T2:キュリ一温度より50℃高い温度
R1:温度T1での抵抗値
R2:温度T2での抵抗値
さらにR比とは最大抵抗値とキュリ一温度での抵抗値と
の比の値である。
の比の値である。
実施例1〜3から明らかなように1本発明の基本成分の
組成はBaTiO3系100モルに対して。
組成はBaTiO3系100モルに対して。
MnO20,01〜0.1モル
5i02 0.2 〜5 モルAl2
O,0,1〜3 モル Li2O0,01〜0.3モル 5b203またはBi2O30,01〜0.1モルなる
範囲内において、温度変化に対する抵抗値の変化巾が大
きく、かつ破壊電圧が太きい。
O,0,1〜3 モル Li2O0,01〜0.3モル 5b203またはBi2O30,01〜0.1モルなる
範囲内において、温度変化に対する抵抗値の変化巾が大
きく、かつ破壊電圧が太きい。
また、特性の安定性もよく、温度25℃において交流1
25Vを1分間印加、5分間遮断のサイクル試験を10
000回連続して実施したところ抵抗値の変化率は5〜
10係程度であった。
25Vを1分間印加、5分間遮断のサイクル試験を10
000回連続して実施したところ抵抗値の変化率は5〜
10係程度であった。
これに対して上記組成範囲において、Li2Oを含まな
い試料は15〜20係程度と大きかった。
い試料は15〜20係程度と大きかった。
また実施例2・3からそれぞれ明らかなように5b20
3を0.01〜0.1モル、またはB12O3を0.0
1〜0.1モルさらに含有させることにより、抵抗値変
化の勾配が全般的に大きくなる。
3を0.01〜0.1モル、またはB12O3を0.0
1〜0.1モルさらに含有させることにより、抵抗値変
化の勾配が全般的に大きくなる。
実施例4から明らかなように、BaTiO3系において
、TiまたはTiの一部をSnで置換したものを、Ba
またはBaの一部をPb、Srで置換したもので除した
原子比の値が1.04以下のとき、抵抗値の変化巾、そ
の勾配および破壊電圧がともに大きくなる。
、TiまたはTiの一部をSnで置換したものを、Ba
またはBaの一部をPb、Srで置換したもので除した
原子比の値が1.04以下のとき、抵抗値の変化巾、そ
の勾配および破壊電圧がともに大きくなる。
なお、Baの置換原子としてCaを単独、あるいはPb
、 S rとともに使用しても同じ傾向が認められる
。
、 S rとともに使用しても同じ傾向が認められる
。
原子比の値が0.99より小さくなると、本発明による
効果が得られなくなり。
効果が得られなくなり。
0.99以上であることが望ましい。
そして、5b203にかえBi2Oを同量使用しても全
く同等の効果が得られるものである。
く同等の効果が得られるものである。
実施例5,6によれば、実施例2の成分に対してAg2
Oを0.−01〜0.1モル、またはCaOを0.02
5〜0.3モルざらに0口えることにより1%性が向上
している。
Oを0.−01〜0.1モル、またはCaOを0.02
5〜0.3モルざらに0口えることにより1%性が向上
している。
また実施例7のように、実施例3の成分ざらにCaOを
0.025〜0.3モルを卯えても、同様に特性の向上
が認められる。
0.025〜0.3モルを卯えても、同様に特性の向上
が認められる。
以上のように、本発明によれば正の抵抗温度特性に優れ
、かつ高電圧に耐えるチタン酸バリウム系半導体磁器材
料を提供することができる。
、かつ高電圧に耐えるチタン酸バリウム系半導体磁器材
料を提供することができる。
なお、実施例ではB aT iOs系の材料をTi過剰
としているが、B aT iOs またはその一部置換
材料であってもよいのはいうまでもないことである。
としているが、B aT iOs またはその一部置換
材料であってもよいのはいうまでもないことである。
さらに出発材料としては、焼成によって酸化物になるも
のであれば、特に実施例記載の物質に限られない。
のであれば、特に実施例記載の物質に限られない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体化されたBaTiO3系材料100モルに対
してlMnO2を0.01〜0.1モル、S io 2
を02〜5モル、Al2O3を0.1〜3モル、Li2
Oを0.03〜0.3モル、および5b203またはB
i2O3のいずれか一方を0.01〜0.1モル含有さ
せたことを特徴とする特性半導体磁器材料。 2 第1番目の特許請求の範囲記載の正特性半導体磁器
材料に対して、さらにAg2Oを0:01〜0.1モル
含有させたことを特徴とする特性半導体磁器材料。 3 第1番目の特許請求の範囲記載の正特性半導体磁器
材料に対して、ざらにCaOを0.025〜0.3モル
含有させたことを特徴とする特性半導体磁器材料。 4 第1番目の特許請求の範囲記載の正特性半導体磁器
材料に対して、B aT iOs系材料のTiまたはそ
の一部をSnで置換したものを、Baまたはその一部を
Pb、Sr、Caで置換したものを除した原子数の比の
値が0.99〜1.04の範囲内にあることを特徴とす
る特性半導体磁器材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50053628A JPS5853486B2 (ja) | 1975-05-02 | 1975-05-02 | セイトクセイハンドウタイジキザイリヨウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50053628A JPS5853486B2 (ja) | 1975-05-02 | 1975-05-02 | セイトクセイハンドウタイジキザイリヨウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51129695A JPS51129695A (en) | 1976-11-11 |
JPS5853486B2 true JPS5853486B2 (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=12948164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50053628A Expired JPS5853486B2 (ja) | 1975-05-02 | 1975-05-02 | セイトクセイハンドウタイジキザイリヨウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853486B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57106002A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-01 | Murata Manufacturing Co | Positive temperature coefficient thermistor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4898396A (ja) * | 1972-03-28 | 1973-12-13 |
-
1975
- 1975-05-02 JP JP50053628A patent/JPS5853486B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4898396A (ja) * | 1972-03-28 | 1973-12-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51129695A (en) | 1976-11-11 |
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