JPS5853471B2 - 放射線検出器及びその製造方法 - Google Patents

放射線検出器及びその製造方法

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JPS5853471B2
JPS5853471B2 JP52114774A JP11477477A JPS5853471B2 JP S5853471 B2 JPS5853471 B2 JP S5853471B2 JP 52114774 A JP52114774 A JP 52114774A JP 11477477 A JP11477477 A JP 11477477A JP S5853471 B2 JPS5853471 B2 JP S5853471B2
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electrode plate
plates
electrode
window
detection cell
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ハロルド・レイ・カミンズ
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General Electric Co
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Publication date
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Publication of JPS5853471B2 publication Critical patent/JPS5853471B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J47/00Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
    • H01J47/02Ionisation chambers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/88Mounting, supporting, spacing, or insulating of electrodes or of electrode assemblies

Landscapes

  • Electron Tubes For Measurement (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はX線やγ線のごとき電離放射線の検出器に関す
るものである。
更に詳しく言えば、本発明は各種の用途を有するが特に
コンピュータ使用X線断層撮影システムにむいて有用な
多室型検出器の改良に関する。
コンピュータ使用X線断層撮影法にち−いては、検査す
べき人体を通過した後のX線光子強度の空間分布が電気
信号に変換され、次いでその電気信号の処理によって画
像が復元表示される。
かかる方法に関する背景情報は、ゴートン(Gordo
n)等の論文「投影図からの画像復元」(サイエンティ
フィック・アメリカン、1975年10月号、第233
巻第4号)中に見出される。
コンピュタ使用X線断層撮影法にむいて使用される検出
器は優れた効率むよぴ高度の空間解像力をもってX線光
子を検出しなければならない。
ある種のX線断層撮影システムにおいてはX線源のパル
ス動作が行われるが、その場合のパルス繰返数はX線検
出器の回復時間によって制限されることがある。
それ故、早い回復時間、高い感度むよび微細な空間解像
力を有するX線検出器を使用することが望捷しいわけで
ある。
また、ある種のコンピュータ使用X線断層撮影システム
に訃いてはX線ビームが扇形を成していて、広がりなが
ら検査対象を通過する。
次いで、X線ビームは検出セル列に入射し、それによっ
てビームの最前端に耘ける光子強度が検出されかつ空間
的に識別される。
その場合、個々の検出セルは1列を成して配置されてい
る結果、ビームを横切って分布したX線光子は同時に検
出されることになる。
優れた空間解像力を得るためには、各々の検出セルを構
成する電極板が検出セル列の全長にわたって互いに近接
しかつ一様に配置されていることが望ましい。
一様かつ厳密な寸法を達成しようとする従来の試みの1
つは、1つ置きの電極板を一方の支持手段としてのコネ
クタに取付けると同時に、各電極板の別の部分を絶縁性
支持体上に支持するというものであった。
この方法は検出器の組立に際して電極板間の距離を入念
な計測によって決定することを必要とする。
それでもな釦、電極板の位置ずれや変形によって最終ア
センブリ中に3ける電極間の距離が不均一になることは
ないという保証が得られるわけではない。
さて本明細書中に記載される電離放射線検出器は、基本
的((言えば、互いに隣接するように配列された多数の
独立した検出セルを収容する外被から成るものである。
かかる外被は高圧の高原子量気体で満たされている。
外被の窓を透過したX線光子が気体と作用し合えば、電
界の存在下にトいて電子−イオン対が虫取される。
このようにしてX線光子と気体との相互作用から生じた
電子および陽イオンは電気力線に沿って移動し、そして
それぞれ陽極むよび陰極上に収集される。
こうして生じた電流は、検出セルを構成する反対極性の
電極間に入射したX線光子の強度に比例する。
なお、あい昔いな点のないデータを得るためには、次の
X線照射が行われる前に電子−イオン対を収集して検出
器から除去しなければならない。
かかる改良された検出器の重要な特徴は、各検出セルの
平坦な電極板同士の間隔督よび検出セル列の寸法を維持
する方法にある。
正確な寸法を維持するという課題は、電極板の厚さが非
常に僅かではあっても有意な量だけ変動する結果として
生じるものである。
たとえば、全ての電極板を同じシートから打抜いたり同
じストリップから切取ったりしても、それらの厚さは数
十分の1インチまたはそれ以上の変動を示すことがある
電極板の間に挿入される絶縁隔離板の厚さもまた僅かず
つ変動することがある。
検出セル列は数十個の並置された電極板むよび絶縁隔離
板から成り得るものであるから、厚みの誤差が累積され
れば検出器の全長の変動は相当大きくなることがある。
ここで考察する形式の検出器は数十個の検出セルから戒
ることかあり、そして検出セル列の長さは30インチ程
度にも及び得ることを考えれば、上記の事実がよく理解
できよう。
寸法誤差が生じれば、検出セル列は外被の内部への装着
に対してゆる過ぎたりきつ過ぎたりするばかりでなく、
場合によっては装着が全く不可能になったりする。
電極板間にち−いて適切な寸法を実現するという課題は
、電極板同士が通例傾斜して釦り、更にはX線光子が気
体含有空隙に入射する前に電極板に当って吸収されるの
を回避するためX線ビーム中のX線光子が電極板とほぼ
平行な状態で検出セル列に入るように湾聞していること
もあるという事実によって一層必要なものとなる。
本発明の一側面に住宅ば、電極板間にむける一様な間隔
の実現むよび綿密な角度制御卸並びに検出セル列全体の
綿冨な寸法制御を達成するためには、組立に際して電極
板←よび絶縁隔離板間の特定の位置に粘稠な樹脂状物質
または接着剤を塗布すればよい。
このような方法に従えば、検出セル列について所望され
る値と一致した(有限捷たは無限の)曲率半径を有する
型枠ないしジグ内にむいて電極板むよび絶縁隔離板を適
切な順序で重ね合わぜることによって1群の検出セルか
ら成るサブアセンブリが作製される。
かかるサブアセンブリを加熱して接着剤を硬化凝固させ
れば、部品は一体化した状態に維持される。
次に、同様な接着剤を用いてサブアセンブリ同士を接合
すれば完全な検出セル列が形成される。
次いで、かかるアセンブリ全体に熱硬化を施せば一体化
するから、検出器アセンブリの外被の気体含有空所内へ
装着することが可能となる。
上記電極板の形状は、能動電極板(たとえば陽極板むよ
び陰極板)が外被から電気的に隔離された状態で支持さ
れるようになっている。
また、大地電位の下で動作する電極板が外被の壁に接触
して検出セル全体に対する支持をもたらすようにもなっ
ている。
本発明がいかに実施されるかは、以下にむいて添付の副
面を参照しつつなされる本発明の詳細な説明を読めば自
ら明らかとなろう。
第1図は本発明の特徴を取入れた検出器の斜視図であっ
て、リード線を接続する前の状態を示している。
かかる検出器の2つの主要部分は外被10および基板な
いし蓋11である。
検出器の能動要素は後述のごとく基板11上に支持され
ている。
外被10はアルミニウム製であることが望1しく、その
前面於よび後面は第2図中の実線12ち−よび破線13
によって表わされるととくに湾曲している。
外被10は内部に湾曲した空所ないし通路16を含み、
かつ第2図中の破線14によって表わされた前壁むよび
破線15によって表わされた後壁を有している。
外被10内部の空所16の横断面形状は第4図中に見る
ことができるが、この図中では本来ならば基板11から
懸垂されている内部の部品が説明の都合上省略しである
外被10の前壁には溝17が設けられている結果、第4
図を見れば特に良くわかる通り、前壁の薄い部分が残っ
てX線透過性の窓18を成している。
外被10の上面ないし開放端には、第2図中の19で示
されるごとく、狭い間隔で配置された多数のねし穴が設
けられている。
基板11にも多数の対応する穴20(第5図を参照のこ
と)が設けられていて、第1図に示されるととくに六角
穴付押えねじ21を通せば外被10に対して基板11を
気笛状態に固定することができる。
第4図かられかる通り、外被10の上面には肩22が設
けられている。
これはOリングガスケット23を収容するためのもので
、そのガスケットは閉ループとして形成された軟銅線か
ら成ることが好ましい。
外被10の壁、基板11$−よび窓18の厚さは高い気
体圧力に耐えるほどの厚さでなければならない。
かかる検出器は、コンピュータ防用X線断層システムに
釦いて使用される範囲内のエネルギーを持ったX線光子
により電離可能な高原子量の気体で満たされる。
X線による分解を受けな(ハものであれば、高原子量の
元素状むよび分子状気体のいずれを使用してもよい。
商業的具体例を成す検出器に耘いては25気圧以上のキ
セノンが使用されている。
基板11を貫通して多数のリード線引出部25が設置さ
れているが、その一部は第1むよび2図に示されており
、かつ第11,13$−よび14図を見ればその詳細が
わかる。
大部分のリード線引出部は検出セル内にある一方の極性
の電極たとえば陽極すなわち信号収集電極に接続される
とは言え、1つ置きに陽極または陰極に接続しても良い
ことは勿論である。
図示された実施例の場合には、各々の陽極に接続された
リード線引出部があり、そしてかかるリード線引出部の
全てがたとえば第2図中のリード線26によって信号処
理装置27に接続されている。
その信号処理装置には電源28から電力が供給されてい
る。
この実施例の場合、全ての陰極は1とめて後述のごとき
共通の導線に接続され、それからリード線29によって
電源28の負端子へ接続されている。
第1図中に示される通り、X線ビームは点32の近傍に
位置する点状のX線源から扇形に広がるが、その境界線
は30′:J?よび31で表わされている。
また、境界線30むよび31間の角度はθで表わされて
いる。
扇形X線ビームでの走査によってX線検査を受ける人体
(図示せず)は、X線源32と検出器の窓18との間に
釦いて境界線30釦よび31の範囲内に配置される。
それ故、かかる検出器は各瞬間にむける人体構成要素の
X線透過度に対応したX線光子の強度分布を検出しなけ
ればならないことがわかろう。
説明内容と図面との関係を容易に理解できるようにする
丸め、本明細書中では上方、下方、前方、後方などの術
語が使用されるが、かかる検出器はいかなる方向に配置
しても使用可能であることは勿論である。
な耘、検出器の取付けに際しては、基板11の隅に設け
られたボルト穴33を利用すればよい。
次に、かかる多室型検出器の新規な構造耘よぴ組立方法
を一層詳しく説明しよう。
先ず第10図を参照すれば、各種の部品が容易に確認で
きるような尺度で検出セル列が示されている。
それらの部品は反復的に配列されている。
検出セル列を構成するものは、第1、第2および第3の
形式の電極板並びに絶縁板である。
たとえば、検出セル列の長さ方向に沿った任意の部分を
見ると、ガラス板ないし絶縁隔離板40、金属板製の保
護電極板41、別のガラス板40、信号収集電極板ない
し能動電極板42、ガラス板40、別の保護電極板41
、ガラス板40、バイアス電極板43、ガラス板40.
41とは異なる形状の保護電極板44などのごとき要素
が反復的に配列されている。
各対の信号電極板(たとえば42)の中間に位置するバ
イアス電極板(たとえば43)は、いずれも短リード線
49によって共通の導線50に接続されている。
この導線の両端はそれぞれリード線弓山部の中心導線5
1卦よび52に接続され、そしてこれらのリード線引出
部は本実施例に釦いては共に電源28の負端子に接続さ
れている。
各々の信号電極板ないし陽極板42は個々のリード線引
出部(たとえば第10図中の25)に接続され、そして
後者は(第2図中に暗示されるごとく)信号処理装置か
ら伸びた多数のリード線によって信号処理装置27に接
続されている。
更に第10図を参照すれば、かかる検出セル列を外被1
0の内部に配置した場合、信号電極板42およびバイア
ス電極板43の読者に近い側の端部が窓18の直ぐ後方
に位置することは自明であろう。
窓18を通過した後、それぞれ独立した光路に沿って入
射したX線光子は信号電極板42とバイアス電極板43
との間の空隙39に入る。
このようにして検出セルの気体含有空隙39をX線光子
が通過すれば、光子の量むよびエネルギーに応じて気体
の電離が起る。
こうして生じた電子イオン対中の電子は信号電極板ない
し陽極板42に吸引される一方、陽イオンはバイアス電
極板ないし陰極板43に吸引される。
その結果として発生した不連続な電気信号は、検査中の
人体の数多い小領域を通過したX線光子の強度の尺度と
なる。
なむ、バイアス電極板43釦よび信号電極板42の極性
を逆にしてもよいことは当業者にとって自明であろう。
その場合には、バイアス電極板43が正となって電子を
収集する一方、本明細書中で言うところの信号電極板4
2は負となって陽イオンの放流に役立つ。
次に、第7〜10図を参照しながら、検出セル列を構成
する検出セル、検出セルのサブアセンブリ、釦よびサブ
アセンブリのアセンブリを作製するための部品組立方法
を一層詳しく説明しよう。
先ず第9図を参照すれば、本実施例における部品組立方
法の説明を容易にするように部品が配列図示されている
最初に、バイアス電極板ないし陰極板43および信号電
極板ないし陽極板42は薄い金属板であって、それらの
製造時にむける厚さの許容差は10φ程度である。
保護電極板はステンレス鋼板から成ることが好1しく、
それの厚さの許容差も同程度である。
ガラス製の絶縁隔離板40は0.015インチ以下の厚
さを有するのが通例で、その許容差は数多である。
バイアス電極板43督よび信号電極板42は原子番号の
大きい金属(たとえばタングステン)から成ることが好
ましい。
その理由は、検出セル間に訟ける一次および二次X線光
子の透過を削威し、それによって各検出セル内で検出さ
れる光子トよび信号を一層分離した状態とすることにあ
る。
第9図中の電極板釦よび絶縁隔離板の各々が多少の厚み
変動を有すれば、最終的に組立てた後に釦ける検出セル
間訃よび検出器の全長には相当の誤差が生じ得ることは
自明であろう。
しかるに、粘稠な接着剤を用いて検出セル列を組立てる
新規な方法によればかかる誤差が排除されることになる
ここで、第9図を参照しながら組立方法を考察しよう。
先ず、組立に先立って部品上に粘稠な熱硬化性接着剤(
たとえばエポキシ樹脂)が数個の点を戒して塗布される
ことに注目されたい。
たとえば、バイアス電極板43上には6個の点54が存
在している。
信号電極板42上にも同じく6個の点55が存在してい
る。
絶縁用ガラス板40は3個の点56を有している。
第1の形式の保護電極板41は3個の点57を有してい
る。
後述のごとくに検出セルの支持体としても投法つ第2の
形式の保護電極板45は3個の点58を有している。
やはり支持体として役立つ第3の形式の保護電極板44
は3個の点59を有している。
硬化前にむける接着剤の粘度は、第9図中の要素の1つ
を別のものに重ね合わせただけでは要素同士が缶着せず
、そして粘稠な接着剤の点の厚さにほぼ一致する空隙が
両者間に形成されるようなものとする。
しかし、部品の堆積物を形成して圧縮すれば、粘稠な接
着剤は流れを起し、そして部品同士は互いに接近する。
やがて堆積物全体が所望の厚さに到達した場合、名目的
には接着剤の塗布された板の隣接部分同士が接触するこ
とになる。
接着剤の硬化後には、勿論、部品は所望の角度釦よび間
隔に保持されることになる。
塗布される接着剤の点の数はある程度は自由である。
接着剤の点を塗布するには、接着剤1#FJに棒(図示
せず)を浸した後、組立用として並べた部品上にその棒
の先端を押し付けるようにすれば、接着剤の塗布量が制
御できて便利である。
端部にあふれ出すほど多量の接着剤を使用することは望
1しくない。
なむ、サブアセンブリを構成する検出セルむよび一層の
サブアセンブリを圧縮して接着剤の硬化前に適切な厚さ
を実現する際、少なくとも電極板むよび絶縁隔離板の厚
みの変動を補償するのに十分なだけの接着剤は使用しな
ければならない。
ここで、第9図を参煕しながら、1群の検出セルを組立
てて検出セルのサブアセンブリを作製する方法を説明し
よう。
検出セルは後述のごとき適当なジグを用いて組立てられ
る。
かかるジグは湾曲した空所を含むもので、その空所は外
被10内部の空所16に一致した曲率半径よ・よび部品
を収容するのに適した幅を有すると同時に、扇形ビーム
中のX線の方向に合致した半径を有している。
なむ、平行なX線の検出のために真直な検出器が所望さ
れる場合には、空所を湾曲させたり電極板を傾剥させた
りしなくてよい。
検出セルの組立に当っては、先ず、粘稠な樹脂の点54
を手前側に向けながらバイアス電極板43がジグ内に配
置される。
次いで、バイアス電極板の上縁むよび下縁付近に1対の
絶縁用ガラス板40がそれぞれ配置される。
その際には、粘稠な樹脂の点56が露出側に来るように
する。
次に、点57を手前側に向けながら1対の保護電極板4
1がガラス板上に配置される。
41で表わされた形式の各保護電極板にはリード線60
が点溶接されている。
それ故、一方の保護電極板41は図示のごとくリード線
60が下方を向くように重ね合わせるのに対し、他方は
反転することによって点57が手前側を向きかつリード
線が上方を向くようにして重ね合わせる。
次に、点を手前側に向けながらもう1対のガラス板が保
護電極板上に配置される。
その後、点55を手前側に向けながら信号電極板42が
最後のガラス板上に配置される。
引続いて同じ手順が繰返される。
すなわち、信号電極板42上に1対の絶縁用ガラス板が
配置され、それから1対O保護電極板、もう1対の絶縁
用ガラス板、バイアス電極などが重ね合わされる。
信号電極板42には第8および9図中に73むよび73
′として表わされたタブが設けられている。
相次いで検出セルを組立てて行く際、信号電極板42を
1つ置きに反転することにより、第8図に見られるごと
くタブ73釦よび73′がそれぞれ前方耘よび後方に位
置するようにする。
周期的に、たとえば8個の検出セルを組立てる毎疋、4
4耘よび45で表わされた特殊形式の保護電極板が1組
ずつ挿入される。
これらの保護電極板は検出器の長さ方向に沿いながら一
定間隔で検出器を支持するのに役立つ。
このような目的のため、44で表わされた形式の保護電
極板には直角に曲がった脚部62が設けられているが、
これは後述のごとき支持板に点溶接すればよい。
保護電極板44にはまたリード線61が点溶接されてい
る。
このリード線は図示のごとく下方を向いている。
44で表わされた形式の保護電極板は、45で表わされ
た形式の保護電極板と組合わせて使用される。
換言すれば、これら画形式の保護電極板は同一の層中に
使用されるのである。
保護電極板45にもまた、直角に曲がった平らな脚部6
3が設けられ、かつ上方を向いたリード線64が点溶接
されている。
捷た、保護電極板45には延長部65が設けられている
が、その下端66は第11図に見られるととく外被10
内部の湾曲した空所16の壁に接触して検出セル列を支
持するのに役立つ。
保護電極板45の前端67もオた空所16の前壁14に
接触し、それによって検出セルのアセンブリを支持する
と同時に、バイアス電極板むよび信号電極板の端部を外
被の底部および窓18の設けられた前壁に対して一定の
関係に保つのに役立つ。
保護電極板41の前端68もまた検出セル列を収容する
空所16の前壁14に接触し、それによって同じ目的に
役立つ。
保護電極板44むよび45には筐た切込み34i−よび
35が設けられているが、それについては後述する。
約20個またはその他任意の数の検出セルから成るサブ
アセンブリが作製される場合、かかる堆積物がジグ内で
圧縮される。
その際、粘稠な樹脂は低温流れを起し、従って堆積物は
仕様に基づ〈所望の厚さち−よび角度に到達する。
このように、堆積物を構成する部品に釦ける厚みの変動
が樹脂によって調整されることになる。
次いで、ジグ内に装着した11かかるサブアセンブリが
炉内にむいて熱硬化を受ける。
炉から取出した後のサブアセンブリは、他のサブアセン
ブリと並置して接合することにより、任意の全長訃よび
曲率半径並びに所望の検出セル数を有する検出セル列を
作製するのに適した寸法を有することになる。
その際には、かかるサブアセンブリの端部に粘稠な接着
剤を塗布し、それから共通のジグ内で締付けて硬化させ
ることを述べてむく必要がある。
なち−1前述のごとき熱硬化性接着剤の代りに自己硬化
性接着剤を使用してもよい。
そうすれば加熱ないしベーキング工程が排除されるが、
適当な粘度を持った自己硬化性接着剤ないし樹脂は硬化
が遅いため製造に多くの時間がかかる。
弧状を成して強固に接合された検出セル列の端面図が第
8図に示されている。
一部の保護電極板の前端66.6N=−よび69が対応
するバイアス電極板43釦よび信号電極板42の前端を
越えて突出していることに注目されたい。
これは前述のととく外被10内において検出セル列を安
定させるのに役立つ。
一端に延長部を有する保護電極板ばまた支持用の脚部6
3釦よび62をも有している。
全ての保護電極板は上方に向いたリード線(たとえば6
0.64)むよび下方に向いたリード線(たとえば60
,61)を有しているが、それらは互いに整列している
ため第8図中では識別できない。
第1図中に示された一方の組のリード線60.64は共
通の導線70に接続されているのに対し、他方の組のリ
ード線60.61は共通の導線71に接続されている。
保護電極板から0出された導線70および71は任意適
宜な方法で接地すればよい。
第8図中において、バイアス電極板43に点溶接された
リード線49はいずれも共通の導線50に接続されてい
て、リード線引出部72を通過した後にはリード線29
によって電源28への接続が行われる(第2図を参照の
こと)。
第8図に関連して前述の通り、信号電極板42はそのタ
ブ73むよび73′が交互に前方および後方(または左
方および右方)に位置するように重ね合わされる。
このような配列の結果、タブ間に広い間隙が得られるた
め、タブを個々のリード線引出部へ接続することが容易
となる。
ここで、主として第5.6.7ち・よび11図に注目し
よう。
既に説明した通り、バイアス電極板43、保護電極板4
1.保護支持兼用電極板44.45、信号電極板42釦
よびそれらの間に交互に配置されたガラス板40から成
る複数の検出セルを組立てればサブアセンブリが作製さ
れるが、これをブロックと呼ぼう。
第6図中に3いて80.81勢よび82で表わされた3
つのブロックがそれらの代表とする。
第6図中にむいて83〜86で表わされた線はブロック
同士の界面を示しているが、最終アセンブリ中に釦ける
検出セル列はその全長にわたって一体を成していること
は言う1でもない。
最終アセンブリ中では、複数のブロック(たとえば80
〜82)を並列した場合、粘稠な接着剤がそれらの果面
(たとえば83〜86)にも塗布される。
第7図には、かかるブロックないしサブアセンブリの1
つの拡大平面図と見なし得るものが示されている。
検出セル列を支持するためにも役立つ保護電極板44.
t=−よび45には支持用の脚部62および63が設け
られていることに注目されたい。
これらの脚部は第5〜7図に見られる湾曲した金属支持
板79に点溶接されている。
最終アセンブリ中においては、特に第5.6および11
図かられかる通り、支持板79は一連の腕金94に点溶
接されている。
これらの腕金94は直角((曲がった脚部95を有し、
そして脚部95には穴が設けられているから、複数の六
角穴付押えねじ96によって検出器の基板ないし蓋11
に取付けることができる。
その結果、検出セル列全体が基板ないし蓋11に固定さ
れることになる。
検出セル列を外被10の湾曲した空所16の内部に装着
した場合には、第11図かられかる通り、保護電極板の
下端66が空所16の内面97に接触しかつ前端67が
空所16の内面14に接触することによって更に検出セ
ル列の案内釦よび支持が得られることになる。
既に説明した通り、検出セルのサブアセンブリないしブ
ロック(たとえば第6図中の80〜82)は湾曲した型
枠ないしダイ中に3いて個別に作製される。
すなわち、各部品間に粘稠な接着剤を塗布しながらサブ
アセンブリが組立てられる。
次いでサブアセンブリを圧縮すれば、全ての電極板およ
び絶縁隔離板は共通点たとえば第1図中のX線焦点32
から伸びる半径上に位置することになる。
かかる圧縮時には、前述の通り、粘稠な接着剤は流れを
起し、そして部品は適切な間隔および角度に調整される
その後、接着剤を硬化凝固させればその間隔むよび角度
が固定されるわけである。
サブアセンブリの硬化後、第5図に示されるような検出
セル列の全長を構成するだけの数のザブアセンブリない
しブロック(たとえば80〜82)が型枠ないしジグ(
図示せず)内にむいて組立てられる。
かかる工程に際しては、ザブアセンブリ同士の界面にも
粘稠な接着剤が塗布される。
その結果、ジグ内にむいて両端から圧縮された場合、粘
稠な樹脂は流れを起し、そして検出セル列は所望の全長
に到達することになる。
次いで、並置されたサブアセンブリをジグ内に装着した
11加熱すれば、接着剤が硬化凝固する。
この工程に続いて、保護電極板の脚部62むよび63が
前述のごとく支持板79に点溶接される。
それから、読会94を支持板79に点溶接すれば、検出
セル列をねじ96によって基板11に取付ける準備が整
ったことになる。
検出セル列を基板11に取付けるのに先立ち、バイアス
電極板43に点溶接された短リード線49の全てを共通
の導線50に点溶接し、そしてその両端を基板11中の
リード線引出部72に接続してもよい。
読会94の使用によって検出セル列を取付けた後、信号
電極板42から突出したタブ73>よび73′がリード
線引出部25に接続される。
基板11中にあるリード線引出部25の1つの断面図が
第14図に示されている。
リード線引出部25の中心導線の外端98は、いずれも
リード線(たとえば26)によって第2図中の信号処理
装置27のそれぞれの入力端子に接続される。
リード線引出部の中心導線の内端100には短かい導線
99が点溶接される。
次いで、かかる導線の反対端101が信号電極板42か
ら突出したタブ73むよび73′に点溶接される。
な1第13図に釦いて、リード線引出部25ち・よびそ
れから伸びる導線99は基板11上で互い違いに配置さ
れているため、検出セル列の信号電極板とリード線引出
部との接続が容易となっていることに注目されたい。
検出器アセンブリにはオた1対のゲッタ読会102むよ
び103(第5図を参照のこと)が備わっているが、そ
の一方102が第12図に詳しく示されている。
ゲッタ読会102はゲッタ線104←よび105間の接
続リンクとして役立つ金属であり、またゲッタ線104
ち−よび105の末端はリード線引出部106むよび1
07に接続されている。
組立後、そして外被10内部の排気後、リード線引山部
106釦よび107からゲッタ線104および105に
電流を流して蒸発させれば、検出器アセンブリ内に残留
する不要の気体が吸収されることになる。
第5図かられかる通り、ケツタ読会102および103
は小ねじ110によって基板11に取付けられている。
かかる読会は直角に曲がった脚部111を有するが、検
出セル列の支持板79の両端をそれに点溶接してもよい
そうすれば、支持板79を読会94に点溶接しかつ読会
の脚部95を基板11に固定することによって得られた
検出セル列の支持が更に増強されることになる。
第5図に示されるごとく検出セル列を基板11上に取付
けた後、空所を有する外被10の開放端に基板11が設
置される。
その際には、基板11と外被10との間に軟銅線ガスケ
ット23が挿入される。
次いで、多数の小ねじ21を基板11の穴20に通して
締付ければアセンブリは気密状態となる。
次いで、外被10の内部が排気され、ゲッタ処理され、
それから電離性気体で満たされる。
検出器を真空ポンプまたは気体供給孫に連結するための
コネクタは第3図中に112として示されている。
これは通常のガラス製ピンチ管113から成るもので、
電離性気体の導入後にそれをはさんでつぶせば密封状態
が得られるわけである。
なむ、ピンチ管に対する保護キャップは図示されていな
い。
第15および16図には、1群の電極板をサブアセンブ
リないしブロックに作製するのに適したジグの側面間転
よび正面図が示されている。
かかるジグは本体120から戒っていて、その本体は延
長部121を有している。
延長部121には正面ゲート122がピン123むよび
124によって旋回i8i]能に取付けられている。
ゲート122の上端には植込ボルト125が溶接され、
そしてゲート固定用の蝶ナツト126が備わっている。
1対の六角穴付押えねじ127′:3;、=よび128
がゲート122を通過して本体120にねじ込1れてい
る。
なト、ブロックを構成する部品を挿入するためには、こ
れらのねじを取外してゲート122を開かなければなら
ない。
組立の完了後には、ゲート122が図示のごとくに閉じ
られ、そしてねじ127むよび128が取付けられる。
それによりケート122を介して部品の堆積物に圧力が
加えられる結果、粘稠な接着剤は流れを起し、そして部
品同士は適切な間隔を有しかつ堆、@物は適切な全長を
有することになる。
かかるジグにはまた上部ゲート129が備わっていて、
蝶ナツト126を取外せば、そのゲートは軸130の回
りを上方に旋回し得る。
上部ゲート129の自由端には植込ポルト125の入る
溝穴131が設けられている。
また、本体の背後に固定された垂直軸上には側面ゲーN
32$−よび133が取付けられている。
側面ゲート132には長方形の開口134が設けられて
いるが、部品の堆積物をジグ内に装着した場合、これは
電極板の上部タブ(たとえば53)を外方に突出させる
と同時に整列状態を保持するのに役立つ。
部品の堆積物はジグ内にかいて空間135を占める。
上部ゲート129には圧力パッド136が固定されてい
る。
その湾曲した面137が吐積物の縁部に接触する結果、
前述の検出器にち−いて要求されるような湾曲状態を生
み出すのに役立つ。
圧力パッド136はヴイトン(Viton)と呼ばれる
市販の材料から戒り得る。
これは高温に耐える真空ガスケット材料である。
ある実施例の場合、ジュロメータ硬度60のヴイトンが
使用された。
本体120の上面には、垂直壁139釦よび140によ
って規定された空所138が設けられている。
第16図かられかるように、空所138は横方向に伸び
た肩部141″J=−よび142を有している。
また、一方の肩部を141で表わした第15図かられか
るように、これらの肩部は縦方向に沿って湾曲している
前述の通り、保護電極板44督よび45は端部の切込み
34むよび35を有している(第9図を参照のこと)。
第8図に示された堆積物のごときサブアセンブリを鎖線
で示した第17図に見られる通り、ジグ内にむける切込
み34督よび35は肩部141および142に接触して
いる。
このようにすれば、保護電極板の端部34ち−よび35
は他の電極板(たとえば42むよび43)の端部と同一
平面内に位置することになる。
その結果、第11図に見られるごとくに検出器を組立て
た場合量ての能動電極板の端部がX線透過性の窓18か
ら一定の距離にあることとなる。
第17図にはまた、ジグ内においてサブアセンブリを圧
縮する場合に適切な間隔を設定するため電極板の間にス
ペーサ143を配置する様子も示されている。
スペーサ143は溝穴144を有するが、これは共通の
点から伸びた半径上に電極板を位置させるためのくさび
形スペーサ145を収容するものである。
前述の通り、堆積物を構成する板状要素は未硬化の粘稠
な接着剤を塗布しながらジグ内に装着され、それからゲ
ートによって締付けられる。
最終的な圧縮はねじ127$−よび128を締付けるこ
とによって達成される。
次いで、ジグおよびサブアセンブリの全体を炉内に挿入
することによって熱硬化が行われる。
以上、粘稠な接着剤の使用によって検出セルむよび検出
セル列における所望の寸法を達成維持するという原理を
例示するため、角度を成して配置された平坦な電唖板を
有する検出器が使用されたけれども、湾曲した電極板を
用いた検出器、更には複雑かつ不規則な形状を成す電極
板の堆積物を用いた検出器においてもかかる原理が使用
可能であることは上記の記載から見て自明のはずである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特徴を取入れた組立済みの多室型検出
器の斜視図、第2図はブロック図で例示される外部の信
号処理システムと結合した検出器アセンブリの平面図、
第3図は第1図に示された検出器の正面図、第4図は第
2図中の4−4に該当する平面で切断しかつ内部の形状
を示すためアセンブリの内部部品を省いた断面図、第5
図は多数の検出セルがいかに配列されかつ基板からいか
に支持されているかを示す検出器基板又は蓋の底面図、
第6図は第5図に示されたアセンブリの一部の拡大図、
第7図は基板又は蓋で被覆される側面から基板を取除い
て見た検出セル列の一部の拡大図、第8図は検出セルの
サブアセンブリの側面図、第9図は検出セルを構成する
部品の形状を示す略図、第10図は多数の検出セルの正
面図、第11図は箱形の外被内に配置した状態にある検
出セル列の側面図、第12図は検出器内において使用さ
れるゲッタアセンブリの略図、第13図はリード線引出
部の拡大図、第14図は第13図中の14−14に該当
する平面で切断したリード線弓山部の断面図、第15ト
よび16図はそれぞれ電極サブアセンブリ形成用ジグの
側面図むよび正面図、そして第17図は鎖線で示される
電極サブアセンブリを伴ったジグの一部の略図である。 図中、10は外被、11は基板、16は空所、17は溝
、18は窓、21は押えねじ、25はリード線引出部、
26はリード線、27は信号処理装置、28は電源、2
9はリード線、32はX線源、39は空隙、40はガラ
ス板、41は保護電極板、42は信号電極板、43はバ
イアス電極板、44むよび45は保護電極板、49はリ
ード線、50は導線、54〜59は粘稠な樹脂の点、6
0.61むよび64はリード線、62および63は脚部
、65は延長部、70トよび71は導線、72はリード
線引出部、73 、73’はタブ、79は支持板、94
は読会、95は脚部、そして96は押えねじを表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電離可能な気体で満たすべき空所を両底する壁を持
    つ手段、前記壁の1つに配置された放射線透過性の窓手
    段、多数の間隔をおいて配置された導電性電極部材及び
    該導電性電極部材の間に挿入された絶縁部材、前記部材
    の隣接する選ばれた部分間に配置された接着性物質とを
    有し、前記部材の全てが前記空所内に予定の順序で互い
    に隣接して配置されて耘す、前記導電性電極部材の一部
    は隣接する導電性電極部材と共同して前記窓を通過した
    放射線が入射する様に配列された気体含有電離セルを両
    底し、前記接着性物質は前記部材の局限された領域上に
    塗布され且つ最初は前記部材同士の間隔を不均一にする
    だけの厚さを有するが、前記部材を配列して圧縮を施し
    た場合には流れを起すことによって前記多数の部材の所
    望の全体の厚さ及び所望の間隔寸法を実現する性質を有
    し、また引続いて凝固させれば前記部材同士を接合して
    前記間隔寸法を維持する性質を持つことから成る放射線
    検出器。 2 前記接着性物質が加熱によって凝固する性質を有す
    る、特許請求の範囲第1項記載の検出器。 3 前記接着性物質が熱硬化性エポキシ樹脂である、特
    許請求の範囲第1−または2項記載の検出器。 4 前記多数の部材が堆積物を構成し、該堆積物が前端
    と後端とを持った電極板および前記電極板間に選択的に
    配置された絶縁板を含む互いに隣接した板手段から成り
    、前記絶縁板の大きさが前記電極板中の所定の電極板の
    太きさよりも小さいため前記絶縁板は前記所定の電極板
    間に空隙を形成するのに役立ち、前記接着性物質は前記
    板手段の名目的には接触する部分間に配置され、しかも
    前記堆積物は前記所定の電極板の前記前端が前記窓に沿
    ・ハながら前記窓に隣接して位置するようにして前記空
    所内に支持される結果として前記窓を通過した放射線が
    前記所定の電極板間の気体含有空隙に入射し得る、特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の検出器。 5 電離可能な気体で満たすべき空所を規定する壁を備
    えた外被手段、前記壁の1つに配置された放射線透過性
    の窓手段、両者間に空隙を有する並置された第1卦よび
    第2の金属製電極板並びに前記第1ち・よび第2の電極
    板の間に選択的に配置されて前記空隙を生み出す絶縁板
    ち・よび第3の金属製電極板が各々の検出セル中に含斗
    れていて前記第3の電極板は前記第1ち・よび第2の電
    極板から絶縁されてち−りかつ前記第1耘よび第2の電
    極板は前記窓に向って配置されているため前記窓を透過
    した放射線が前記第1釦よび第2の電極板の間を通過し
    得ることになる前記窓に隣接して前記空所内に接着され
    ている放射線検出セル列、各々の検出セル中の前記板同
    士釦よび隣接した検出セル同士を接合して前記検出セル
    列を形成するため前記板間に選択的に配置された接着性
    物質、前記外被手段内にむいて前記検出セル列を支持す
    ると同時に前記第1釦よび第2の電極板を前記外被手段
    から電気的に隔離された状態に維持するのに役立つよう
    少なくとも一部の前記第3の電極板上に設けられた支持
    手段、並びに前記外被手段内に飲屋する前記第1および
    第2の電極板を前記外被手段の外部と電気的に接続する
    ための手段の諸要素から成ることを特徴とする多室型放
    射線検出器。 6 前記外被手段上に取付は得るように構成された基板
    手段むよび前記支持手段と結合して前記検出セル列を前
    記基板手段から支持するため前記基板手段に取付けられ
    た手段が追加包含される、特許請求の範囲第5項記載の
    検出器。 7 前記基板手段が前記空所に対する蓋を成す、特許請
    求の範囲第5項または6項記載の検出器。 8 @記基板手段が前記外被手段上に配置されて前記外
    被手段を密封するのに役立つ表面を備えた蓋を成してい
    て、前記蓋と前記外被手段との間に挿入されたガスケッ
    ト手段ち−よび前記蓋を前記外被手段上に押し付けて密
    封状態をもたらす手段が追加包含される、特許請求の範
    囲第6″!、たは7項記載の検出器。 9 前記ガスケット手段が軟銅線の閉ループである、特
    許請求の範囲第8項記載の検出器。 10前記検出セル列が前記空所内に装着された場合に前
    記第1むよび第2の電極板の対応端部が前記外被手段の
    前記窓に隣接した壁から隔離され、かつ少なくとも一部
    の前記第3の電極板に設けられた延長部が前記端部を越
    えて突出して前記壁に接触する結果として前記空所内に
    おける前記検出セル列に対してな釦一層の支持が得られ
    る、特許請求の範囲第5〜9項のいずれか1項に記載の
    検出器。 11 前記接着性物質の厚さおよび分布状態は、前記板
    が実質的に共通の点から伸びた半径上にそれぞれ角度を
    なして位置するようになっている、特許請求の範囲第5
    〜10項のいずれか1項に記載の検出器。 12前記接着性物質の厚さおよび分布状態は、前記検出
    セルが湾曲しかつ各検出セル中の前記第1および第2の
    電極板が同じ鋭角を成すようになっている、特許請求の
    範囲第5〜10項のいずれか1項に記載の検出器。 13前記接着性物質の厚さあ・よび分布状態は、前記検
    出セル列中の前記第1ち・よび第2の電極板の全てがほ
    ぼ平行に位置するようになっている、特許請求の範囲第
    5〜10項のいずれか1項に記載の検出器。 14細長い空所を規定する壁を備えた外被、前記壁の1
    つに設けられた放射線透過性の窓、前記外被に取付けれ
    ば電離可能な気体で満たすべき前記空所を密封するのに
    役立ちかつ多数の電気リード線引出部を備えた蓋手段、
    両者間に空隙を有する並置された第1釦よび第2の金属
    製電極板並びに前記第1釦よび第2の電極板の間に選択
    的に配置されて前記空隙を生み出す絶縁板←よび第3の
    金属製電極板が各々の検出セル中に含寸れていて前記第
    1−J、−よび第2の金属板は前記窓に隣接して配置さ
    れるべき端部を有してむりかつ前記板は前記窓に向って
    配置されているため前記窓を透過した放射線が前記空隙
    に入射することになる放射線検出セル列、前記蓋手段を
    取付けた場合には前記検出セル列が前記窓に隣接しなが
    ら前記空所内に装着されるように前記検出セル列を前記
    蓋手段上に固定する手段、各々の検出セル中の前記板同
    士釦よび離接した検出セル同士を接合して前記検出セル
    列を形成すると同時に前記板の厚み変動を補償するため
    前記板間に選択的に配置された接着性物質、並びに前記
    外被の内部に位置する前記第]トよび第2の電極板を前
    記外被の外部と電気的に接続するため前記蓋手段中に配
    置されたリード線引出手段の諸要素から成ることを特徴
    とする放射線検出器。 15前記検出セル列を前記蓋手段に固定する前記手段が
    、前記絶縁板の挿入によって前記第]むよび第2の電極
    板から電気的に隔離された状態を保ちながら前記第3の
    電極板中の所定のもののみに結合されかつ前記蓋手段に
    固定された手段から成る、特許請求の範囲第14項記載
    の検出器。 16前記第3の電極板が各々の検出セル中の前記第1む
    よび第2の電極板間に配置された互いに対立する前記絶
    縁板の間に挿入されかつ前記外被と同じ電位の下で動作
    する保護電極板を成し、前記保護電極板中の一部がそれ
    から突出した一体的な脚部手段を有し、そして前記窓と
    反対側に配置された前記検出セル列とほぼ同じ長さの金
    属製支持板手段に前記脚部手段が固定されかつ前記支持
    板手段が前記蓋手段に取付けられた結果として前記検出
    セル列を前記蓋手段に固定する手段が得られる、特許請
    求の範囲第14捷たは15項記載の検出器。 17少なくとも一部の前記保護電極板が前記第1督よび
    第2の電極板の前記窓に隣接した端部を越えて突出する
    延長部を有し、そして前記延長部が前記壁と接触するこ
    とにより前記空所内にむいて前記検出セル列が更に支持
    される、特許請求の範囲第16項記載の検出器。 18前記空所が前記検出セル列を収容するのに十分な長
    さを有する湾曲した通路であり、かつ前記接着性物質の
    量むよび分布状態は前記検出セル中の前記板同士が同じ
    鋭角を成して配置される結果として実質的に共通の点か
    ら伸びた半径上に位置する前記板から成る湾曲した前記
    5検出セル列が得られるようになっている、特許請求の
    範囲第14〜17項のいずれか1項に記載の検出器。 19前記空所が少なくとも25気圧のキセノンで満たさ
    れている、特許請求の範囲第14〜18項のいずれか1
    項に記載の検出器。 20 名目的には互いに接触するように配列されて検出
    セルを形成する金属製電極部材むよび絶縁部材を選定し
    、前記電極部材むよび前記絶縁部材の互いに接触すべき
    特定の領域に粘稠で変形可能な接着性物質を塗布し、前
    記接着性物質をはさみながら前記部材を重ね合わせ、こ
    うして形成された堆積物を圧縮して前記接着性物質に流
    れを起させることによって前記堆積物の所望の全厚を実
    現し、前記接着性物質を凝固させることによって前記部
    材同士を接合し、放射線を前記検出セルに入射させるた
    めの放射線透過性窓を有する容器内に接合後の前記堆積
    物を固定し、それから前記容器を電離可能な気体で満た
    す諸工程から成ることを特徴とする、多室型放射線検出
    器の製造方法。 21 検出セルを構成する金属部材トよび絶縁部材の特
    定部分に粘稠で変形可能な接着性物質を塗布し、前記部
    材の堆積物の形状を定義する型枠内にむいて前記接着性
    物質をはさみながら前記金属部材むよび前記部材を重ね
    合わせ、前記型枠内に所定数の検出セルを組立てた後に
    検出セルの堆積物を圧縮して前記接着性物質に流れを起
    させることによって前記所定数の検出セルについて所望
    される全厚寸法全実現し、前記接着性物質を凝固させる
    ことにより前記検出セル同士を接合して1つのユニット
    を形成し、複数のかかるユニットの端部に粘稠で変形可
    能な接着性物質を塗布し、型枠内において互いに隣接す
    るように前記ユニットを装着した後に圧縮して前記ユニ
    ット間の前記接着性物質に流れを起させることによって
    前記複数のユニットについて所望される全厚寸法を実現
    し、前記ユニット間の前記接着性物質を凝固させること
    により前記ユニット同士を接合して検出セルの一体的な
    堆積物を形成し、放射線を前記検出セルに入射させるた
    めの放射線透過性窓を有する容器内に前記一体的な堆積
    物を固定し、それから前記容器を電離可能な気体で満た
    す諸工程から成ることを特徴とする、金属部打釦よびそ
    の間に挿入された絶縁部材の堆積物から構成されていて
    前記堆積物の全厚寸法を決定することが所望される多室
    型検出器の製造方法。
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