JPS5853347A - 鋳型造型用模型及び該模型を用いる鋳型造型方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋳型造型用模型及び該模」１！を用いて鋳型
を造型する方法に関するものである。

従来より鋳型造型方法において、複雑な形状や逆勾配の
ある製品１例えばインペラのように製品の一部に厚肉部
を有する薄肉鋳物の製造には、一般的に弾性模型が用い
られていた。すなわち第１図に示すように、従来の模型
１はノｒ１肉部２と薄肉部６とで構成される全体が弾ｔ
ｘＬ体であり、壕だ鋳型材料より軽かった。そのため鋳
型造型時には、模型１を接着剤−ぐ一時的に定盤４に接
層しておいて、筒状の鋳枠５をセットしたのち、定盤４
と鋳枠５とで形成される空ハｊに鋳型材料をＭＬシ込み
、鋳型材料（図示略）の硬化後、鋳型を杖型１と一緒に
定盤４から引き肉１ｔし、その後、模型１と鋳型とを分
離していた。

しかしながら、上記従来の方μミでは、模型の弾性のた
めに鋳型材料合流し込んだと１■シが変形し易く、また
弾性に＼の収縮等による寸法変化のために造型する鋳型
の寸法イ々度全確保することが難しく、更に弾性が必要
とされない模型内部にも高価な弾性材料を使用するため
不経済であり、模型の脱型に関しても作業性が悪いなど
の問題があった。

本発明は、上記問題全解決し、造型する鋳型の寸法ｉ　
ｒｉｃｈ　全確保するため、弾性模型の厚肉部の内部を
変形しにくい剛性体で補強した鋳型造型用模型を提供す
ること全目的とする。

本発明鋳型造型用模型は、模型の厚内部全アルミニウム
合金等の剛性体で形成し、該厚肉部の外殻部及び模型の
薄肉部をゴム、合成樹脂等の弾性体で形成したことを特
徴とする。

また本発明は、鋳型の寸法精度を確保するとともに、模
型専用の台座に設けたエア吹き込み用孔からエアを送っ
て、模型の脱型を容易にして高作業性を得る鋳型造型用
模型を用いる鋳型造型方法を提供すること全目的とする
。

本発明の鋳型造型方法ｍを用いる鋳型造型方法は、上＾
己＠型造型用模型を該模型の外周面よりやや内側の位置
にエア吹き込み用孔を設けた台座に着脱可能に固定し、
鋳枠全台座−にセットしたのち１台座と鋳枠とで形成さ
れる空Ｈ［に鋳型材料を充填し、ついで該鋳型材料が固
化したのちに前記エア吹き込み用孔からエアを吹き込み
つつ鋳型と模型とを分離することを特徴とする。

以下に、本発明の一実施例を図に従って説明する。

第２図及び第３図に示すように鋳型造型用模型６は、製
品の一部に厚内部を有する薄肉鋳物すなわちインペラの
ような製品の製造に好適な模型であって、模型の起立し
た厚肉部７及び底部の厚内部８をアルミニウム合金等の
剛性体で形成し、該厚肉部７，８の外殻部９及びブレー
ドに相当する複数条の薄肉部１０ｅゴム、合成樹脂等の
弾性体で形成したものである。この外殻部９の弾性体は
、極めて薄く、かつ均一の厚みになるように形成されて
いる。薄肉部１ｏは、厚肉部７，８の外殻部９に続く部
分で、外殻部９とともに厚肉部７，８に一体成形されて
いる。

なお、厚肉部７．８の形状を弾性体で被覆されやすいよ
うに、厚肉部７，８内に多数の貫通穴をあけるとか１図
示例の如く切欠き溝１１をっける寿どすると、厚内部７
，８の剛性体と外殻部９の弾性体との密着を良くシ、精
度のよい鋳型造型模型を得ることができる。

また、厚肉部７，８と外殻部９の弾性体との密着を良く
する別の手段として、接着剤を厚肉部７，８０表面に塗
布しておき、その塗布表面にゴム、合成樹脂等を流し込
んで外殻部９等の弾性体を形成する手段もある。

鋳型造型用模型６の底部の裏面中央には、ねじ穴１２が
形成されていて、これを第４図に示すように台座１３に
設けたねじ穴１４に合わせ、ボルト１５にて鋳型造型用
模型６を台座６に着脱自在に取付けられるようになって
いる。この台座１３には、鋳型造型用模型６の底部外周
よシ僅か内側の位置に、脱型用のエア吹き込み用孔１６
が適当な間隔で環状に複数個設けられている。

次に、上記構成の鋳型造型用模型６を使用して鋳型を造
型する方法を説明する。

まず、第４図の如く鋳型造型用模型６全１台座１３にボ
ルト１５によって固定し１台座１３に鋳枠１７をセット
したのち、第５図に示す如く台座１３と鋳枠１７とで形
成される空所に非発泡石膏又は発泡石膏などの鋳型材料
１８を流し込み、第６図の如く充填する。鋳型材料１Ｂ
が固化したのちにエア吹き込み用孔１６から高圧エアを
吹き込むと、高圧エアは鋳型造型用模型６の外殻部９と
鋳型材料１８との間隙全通り。

外殻部９と薄肉部１０との周囲まで充満する。

そして高圧エアを吹き込みながら、外力を加え、第７図
に示すように模型部と鋳型部と全上下に分離する。

過給機翼車全製造するための非発泡石膏＠型を、アルミ
合金製の台座１３で支持されたｍ２図に示すようなゴム
製の模型６を用いて、上記方法に従って造型した。この
場合、模型６の変形は従来のものと比較して著しく少な
く、また模型６の脱型も著しく容易であった。

また、発泡石膏鋳型の造型についても、同様な効果が得
られた。

なお、以上の例にて、模型６の寸法精度を測定する場合
１台座１３を基準台とすれば迅速かつ精度よく行うこと
ができた。

本発明は上述のように鋳型造型用弾性模型の厚肉部の内
部全剛性体で補強したものなので、変形しに＜＜、造型
した鋳型の寸法精度全確保でき、インペラの如き製品の
一部に厚肉部を有する薄肉鋳物の製造に誠に好適である
。しかも本発明模型は、全体を高価な弾性体で構成した
従来の模型に比べて、剛性体分だけ安価になり誠に経済
的である。

また、本発明の鋳型造型用模型を用いるＭ型造型方法に
よれば、鋳型の寸法精度を確保できるとともに、模型専
用の台座に設けたエア吹き込み用孔からエアを送って模
型の脱型全容易にでき、このようなエア送風を実施して
いない従来方法に比べて高作業性を得ることができる。

第１図は従来の鋳型造型用模型を定盤に取付けた状態を
示す縦断面図。

第２図は本発明に係る鋳型造型用模型を示す斜視図、 第３図は第２図のｉｔｒ　−ｍ線に沿う断面図。

第４図乃至第７図は本発明方法の工程を示す図で。

第４図は第２図のものを台座に固定して鋳枠をセットし
た状態を示す断面図、 第５図は台座と鋳枠とで形成される空所に鋳型材料を流
し込む状態を示す断面図、 第６図は鋳型材料を充填した状態を示す断面図、 第７図は模型を鋳型から分離した状態を示した断面図で
ある。

図中。

６・・・鋳型造型用模型　　７．８・・・厚肉部９・・
・外殻部　　　　　　１０・・・薄肉部１６・・・台座
　　　　　　　　　　１６・・・エア吹き込み用孔１７
・・・鋳枠　　　　　　　１Ｂ・・・鋳型材料２１　刃 ；？２　医 才３　囚

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）模型の厚肉部をアルミニウム合金等の剛性体で形
   成し、該厚肉部の外殻部及び模型の薄肉部全ゴム、合成
   樹脂等の弾性体で形成したこと１Ｆ！：％徴とする鋳型
   造型用模型。
2. （２）模型の厚肉部をアルミニウム合金等の剛性体で形
   成し、該厚肉部の外殻部及び模型の厚肉部全ゴム、合成
   樹脂等の弾性体で形成した鋳型造型用模型を該模型の外
   周面よりやや内側の位置にエア吹き込み用孔を設けた台
   座に漸脱可能に固定し、鋳枠を台座にセットしたのち、
   台座と鋳枠とで形成される空所に鋳型材料を充填し、つ
   いで該鋳型材料が固化したのちに前記エア吹き込み用孔
   からエアを吹き込みつつ鋳型と模型と全分離すること全
   特徴とする鋳型造型用模型音用いる鋳型造型方法。