JPS5853344Y2 - 走行体の支持装置 - Google Patents

走行体の支持装置

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Publication number
JPS5853344Y2
JPS5853344Y2 JP12905279U JP12905279U JPS5853344Y2 JP S5853344 Y2 JPS5853344 Y2 JP S5853344Y2 JP 12905279 U JP12905279 U JP 12905279U JP 12905279 U JP12905279 U JP 12905279U JP S5853344 Y2 JPS5853344 Y2 JP S5853344Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
stopper
traveling body
vertical motion
spherical bearing
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Expired
Application number
JP12905279U
Other languages
English (en)
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JPS5646672U (ja
Inventor
孝典 松岡
興二 竹下
定親 水田
義弘 久下
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は土工機械、鉱山機械等の大型走行体の支持装置
に関するものである。
大型土工機械や鉱山機械においては、全重量が500ト
ンを超えるものが多数ある。
このような大型機械の走行体を第1図に示すと、第1図
において、1は固定クローラ走行体、2はステアリング
クローラ走行体、3はステアリングモータ、4はステア
リングギヤーボックス、5はステアリングスクリュー、
6はステアリングレバー、7はレバー移動装置であり、
また機械本体架台を2点鎖線で示す。
大型土工機械や鉱山機械では、重量が大きい上に、地耐
力の小さな所で使用される場合が多いため、クローラ面
積がきわめて大きくなり、第1図では、6クローラとな
っている。
第2図は、その旋回状態を示す。
旋回時には、ステアリングモーター3により、ギヤーボ
ックス4を通じて、ステアリングスクリュー5を回転し
、レバー移動装置7を移動させ、ステアリングレバー6
により、ステアリングクローラ走行体2を傾斜させる。
第3図にステアリングクローラ走行体の詳細を示す。
第3図において、11はアイドラー、12はスプロケッ
ト、13はクローラ、14はアッパーローラ、15はガ
イドローラ、16は走行体フレーム、17は走行体支持
軸受、18は本体架台である。
各ガイドローラ15には、同一の荷重がかかるようエコ
ライザー19により支持されており、また、走行体支持
軸受17は球形軸受となっており、構造体にかかる荷重
に対して十分配慮する必要がある。
第4図には従来の球形軸受を示す。
第4図において、21は球面ブツシュ、22は下部支持
構造物、23は上部支持構造物、24なグリス補給路を
示す。
この球形軸受において、機械本体架台の振動により、緋
゛二面ブツシュ21表面で微小振動が発生し、この微小
振動により油膜切れがおこり、焼付や、耐久性の低下が
生じた。
そこで本考案は前記欠点を除去し、耐久性のある大型走
行体の支持装置を提供することを目的とするものである
本考案の特徴とする処は、下部構造物であるクローラ支
持構造物上に球面軸受を介し上部構造物を支持した走行
体において、球面軸受と上部構造物の本体架台とにバネ
を介装し、中央部に回転防止用のストッパーが係合する
保合孔を有し、上下動軸受を設けた上下動軸受箱を本体
架台に取付け、前記球面軸受上に取りつけた中央部に回
転防止用ストッパーを有する上下動軸を回転防止用スト
ッパーが前記保合孔に係合するように前記上下動軸受箱
に挿入させたことにあり、球面軸受と本体架台との間の
バネで微小変形を吸収する為、球面軸受には微小振動等
が伝達されず、油膜切れによる焼付、耐久性の低下を防
止できる。
またステアリング時等の大回転時には、ストッパーが保
合孔に当接し、確実に回転力が伝達される。
本考案の実施例を第5,6図により説明する。
図において、101は下部構造物であるクローラ支持構
造物上に設けた走行体支持用球面軸受、102は上部構
造物である本体架台、103は本体架台102と球面軸
受101とに介装した支持バネ、104は固定用ボルト
109により本体架台102に取付けた上下動軸受箱で
、中央部にストッパー用係合孔110を有する。
105は球面軸受101上に設けた上下動軸であり、上
下動軸受箱104内に挿入され、その中央部に大回転防
止用ストッパー108を有する。
ス1−ツバ−108は前記ストッパー用係合孔110に
係合する。
106は上下動軸受箱104の上部内に設けた上下動上
部軸受、107はその下部内に設けた上下動下部軸受で
あり、該両軸受106,107の上下端面はテーパー加
工により面取りしである。
111は軸受箱蓋である。
次にその作用、効果を説明すると、クローラユニットが
上下した場合、これに取付いている走行体支持軸受10
1.上下動軸105が上下動する。
その際、本体架台102と走行体支持軸受101間の相
対変形は、支持バネ103で吸収される。
また微小回転変形は第6図に示すように上下動軸受箱1
04の回転ストッパーとなる係合孔110と大回転防止
用ストッパー108の間に隙間があるため、回転変形も
、支持バネ103で吸収される。
ステアリング時等の大回転時には、ストッパー108が
係合孔110に当接し、走行体支持軸受101が回転す
る。
一方、本体架台102が振動等により、角度変化を発生
した場合、微小であれば、上下動軸受106,107上
下動軸105の間のすきまにより逃げる事が可能である
し、特に、上下動軸受106,107の一端に設けたテ
ーパー加工による面取りにより、局部面圧を下げる。
このように本考案によれば、クッションの効果が得られ
、かつ、微小変形を支持バネで吸収するため、走行体支
持軸受には微小振動等が伝わらず、油膜切れによる焼付
、耐久性の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は大型走行体の概略平面図、第2図はその旋回状
態を示す概略平面図、第3図はクローラ走行体の側面図
、第4図は従来のその球形軸受の側断面図、第5図は本
考案の実施例を示す要部側断面図、第6図は第5図IV
−IV線の半断面図である。 101・・・・・・走行体支持用軸受、102・・・・
・・本体架台、103・・・・・・支持バネ、104・
・・・・・上下動軸受箱、105・・・・・・上下動軸
、108・・・・・・回転防止用ストッパー、110・
・・・・・係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部構造物であるクローラ支持構造物上に球面軸受を介
    し上部構造物を支持した走行体において、球面軸受と上
    部構造物の本体架台とにバネを介装し、中央部に回転防
    止用のストッパーが係合する係合孔を有し、上下動軸受
    を設けた上下動軸受箱を本体架台に取付け、前記球面軸
    受上に取りつけた中央部に回転防止用ストッパーを有す
    る上下動軸を回転防止用ストッパーが前記保合孔に係合
    するように前記上下動軸受箱に挿入させたことを特徴と
    する走行体の支持装置。
JP12905279U 1979-09-18 1979-09-18 走行体の支持装置 Expired JPS5853344Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12905279U JPS5853344Y2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 走行体の支持装置

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JP12905279U JPS5853344Y2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 走行体の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5646672U JPS5646672U (ja) 1981-04-25
JPS5853344Y2 true JPS5853344Y2 (ja) 1983-12-05

Family

ID=29360834

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JP12905279U Expired JPS5853344Y2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 走行体の支持装置

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