JPS5853274B2 - ロ−タリキルン - Google Patents

ロ−タリキルン

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Publication number
JPS5853274B2
JPS5853274B2 JP8607076A JP8607076A JPS5853274B2 JP S5853274 B2 JPS5853274 B2 JP S5853274B2 JP 8607076 A JP8607076 A JP 8607076A JP 8607076 A JP8607076 A JP 8607076A JP S5853274 B2 JPS5853274 B2 JP S5853274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cooling
block
drainage
water supply
Prior art date
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Expired
Application number
JP8607076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5312925A (en
Inventor
辰雄 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS5312925A publication Critical patent/JPS5312925A/ja
Publication of JPS5853274B2 publication Critical patent/JPS5853274B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はロークリキルンの改良に係る。
セメント等粉末原料の焼成用のロータリキルンにおいて
はキルン本体の内張りには全て耐火煉瓦が使用されてい
るが、その焼成帯の内張り煉瓦は温度が高いせいもあっ
て焼成原料の性状、焼成法等によってその耐用寿命が大
きく左右され、2〜3ケ月ないし6ケ月程度の連続運転
ができるに過ぎない。
この煉瓦積みの張替えにはロータリキルンの運転を停止
する必要がある上に、張替え作業は塵埃の多い環境で限
られた人数で作業をしなければならないのでかなりの日
数を要し、而も内張り煉瓦化もかなりの高額になってロ
ータリキルクン運転材料費中最も大きな割合を占めてい
る。
従ってその費用はロークリキルンの操業原価に大きな影
響を及ぼすのでその節減が要望されている。
本発明は上記の如き要望にこたえるロータリキルンを提
供することを目的とし、ロータリキルンの焼成帯が複数
個の金属製水冷ブロックで内張すされ、各水冷ブロック
には水冷用パイプが埋めこまれ、複数個の群にわかれた
水冷ブロックの列部に突出した該水冷用パイプの端部は
隣接する水冷ブロックの冷却用パイプと連結されており
、ロークリキルン本体外周に固設されてロータリキルン
と共に回転するリング状の回転給排水ブロックとその外
側に水密に接触するように固設されたリング状の固定給
排水ブロックとを組合せた少なくとも二組の給排水装置
があって、前記の各群の両端部の水冷ブロックの水冷用
パイプの端部がそれぞれの回転給排水ブロックと連結さ
れて冷却用水が給水もしくは排水されるようになってい
るロータリンキルンに係る。
次に添付図面に示す実施例について説明する。
ロータリキルン本体1は支点座金2上に付設されたタイ
ヤ3が図示しないローラ上に支持されて回転し、キルン
本体前半部は予熱帯4、後半部は焼成帯5となっており
、焼成帯の出口6のまわりはフード1によってカバーさ
れ、フードをつきぬけて焼成帯出口6に突出しているバ
ーナ8によって燃料が燃焼されて焼成が行なわれる。
本体1の列側は鉄皮9によって円筒状に成形され、その
内側には予熱帯4では従来通り煉瓦の内張り10が施さ
れ、焼成帯5では予熱帯の内張り煉瓦積に続いて水冷ブ
ロック11によって内張すされている。
水冷ブロック11は通例は耐熱性の鋳鉄鋳物で作られ、
内部には肉厚鋼管で作られた水冷用パイプ12が埋めこ
むように鋳込まれてoする。
炉内側の面13にはキャスタブル耐火物14を張りつけ
たとき剥落しないように水冷ブロックへくいこませるた
めの係止用のくぼみ15を設けておき、またブロック自
体の膨張収縮に基づくクラックの発生を防止するため凹
条16を設けておくとよい。
水冷ブロック11は固設された取付ボルト19によって
鉄皮9に外側からナツト締めにして取付けられている。
冷却用パイプ12の端部1γaはブロック外へ突出し、
本体1の鉄皮9の外側で炉軸心方向に隣接するブロック
の前記端部17aと同様な冷却用水管の端部11bと連
結用のU型パイプ18で連結されて一連の流路を作って
いる。
水冷ブロック11の給排水装置31.32として、ロー
タリキルン本体1の水冷ブロックが内張すされている区
間の両端部の鉄皮外周に第7〜9図の拡大部分図に示す
ように摺動給排水ブロック支持台21を設け、該支持台
上にリング状の回転摺動給排水ブロック22を取付け、
該回転摺動ブロック22の外周に該ブロック22が摺動
可能にリング状の固定給排水ブロック23をシールリン
グ24を挾んで水密に設置する。
回転摺動給排水ブロック22には曲り管25を水冷ブロ
ック11の円周割り数と同数付設し、水冷区域端部の水
冷ブロックの水冷用パイプの端部1γaもしくは17b
に接続しておく。
固定給排水ブロック23には給排水短管26とフレキシ
ブル管2γを接続し、ロータリキルンが軸心方向および
円周方向へ多少移動しても対応できるようにしておき、
また回転ふれ止め28によってロータリキルンと共に回
転しないように止めておく。
水冷ブロック内張りの表面にはロータリキルン運転初期
の水冷ブロックの保護および焼成物によるライニング層
の形成の促進のためキャスタブル耐火物の内張り14を
施しておくとよい。
上記のような構造になっているので、冷却水は図示しな
い給水管からロータリキルン出口6側の給排水装置31
のフレキシブル管27.短管26を経て固定給排水ブロ
ック23に流入し、回転摺動給排水ブロック22よの連
絡用の複数個の長孔23aから回転摺動給排水ブロック
の入口22aを通ってブロック22の中へ流入し、これ
から曲り管25を経て冷却パイプ12の中へ流入する。
キルン軸心方向に一列にならんで、冷却用パイプが連結
された冷却ブロックの群の中を冷却水が流れて冷却ブロ
ックを冷却し、その熱によって加熱された冷却用水は焼
成帯の予熱帯との境界側の端部に設けられた同様な給排
水装置32の中を前記したところとは逆に流れてローク
リキルン列へ排出される。
この加熱された排水は工場用蒸気、電気の発生に使用す
ると好都合である。
ロータリキルンの能力、大きさその他の理由により、冷
却水量水圧等を考慮して水冷区間を軸心方向に複数の区
域に分けてそれぞれの区域の水冷ブロックに対して給排
水装置を設けて給排水するようにすることもできる。
以上訝明したように本発明に係るロークリキルンによれ
は焼成帯に内張り煉瓦を施さな01ので、運転休止の最
大の原因である焼成帯の内張り煉瓦による不都合がなく
なり、従って長期連続運転が容易となり、稼動率が向上
し、かつ運転維持費が減少する。
水冷ブロックはそれぞれ単独にキルン本体鉄皮に取付け
であるので水冷ブロックが損傷した場合には冷却水の連
絡管をはずしさえすれはナツトを列すことによってその
冷却ブロックだけを容易に良品と交換できるし、ロータ
リキルン列部で冷却水の漏洩があっても容易に補修する
ことができる。
また、水冷ブロックの冷却に使用した加熱された排水は
熱交換器によって純水と熱交換させて蒸気や電気の発生
に使用できる等の多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すロークリキルン要部縦断
面図、第2図は第1図■−■断面の要部を示した断面図
、第3図は第1図のキルン外周面を示す一部側面図、第
4図は第3図IV’−IV断面図、第5図は第4図v−
■断面図、第6図は第3図Vl−VJ断面図、第1図は
給排水装置を示す断面図、第8図は第1図の■−■断面
図、第9図は同じく第1図のIX、−IK断面図である
。 1・・・・・・ロークリキルン本体、4・・・・・・予
熱帯、5・・・・・・焼成帯、6・・・・・・焼成帯出
口、9・・・・・・本体鉄皮、10・・・・・・煉瓦内
張り、11・・・・・・水冷ブロック、12・・・・・
・水冷用パイプ、14・・・・・・キャスクプル耐火物
、15・・・・・・係止用くぼみ、19・・・・・・取
付ボルト、1γas11b・・・・・・水冷用パイプの
端部、18・・・・・・連結パイプ、21・・・・・・
給排水ブロック支持台、22・・・・・・回転摺動給排
水ブロック、23・・・・・・固定給排水ブロック、2
4・・・・・・シールリング、2γ・・・・・・フレキ
シブル管、28・・・・・・回転ふれどめ装置、31・
・・・・・給水側給排水装置、32・・・・・・排水側
給排水装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータリキルンの焼成帯が複数個の金属製水冷ブロ
    ックで内張すされ、各水冷ブロックには水冷用パイプが
    埋めこまれていて、複数個の群にわかれた水冷ブロック
    の列部に突出した該水冷用パイプの端部は隣接する水冷
    ブロックの冷却用パイプと連結されており、ロータリキ
    ルレフ本体列周に固設されてロータリキルンと共に回転
    するリング状の回転給排水ブロックとその列側に水密に
    接触するように固設されたリング状の固定給排水ブロッ
    クとを組合せた少なくとも二組の給排水装置があって、
    前記の各群の両端部の水冷ブロックの水冷用パイプの端
    部が夫々の回転給排水ブロックと連結されて冷却用水が
    給水もしくは排水されるようになっているロータリキノ
    シン。
JP8607076A 1976-07-21 1976-07-21 ロ−タリキルン Expired JPS5853274B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8607076A JPS5853274B2 (ja) 1976-07-21 1976-07-21 ロ−タリキルン

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JP8607076A JPS5853274B2 (ja) 1976-07-21 1976-07-21 ロ−タリキルン

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Publication Number Publication Date
JPS5312925A JPS5312925A (en) 1978-02-06
JPS5853274B2 true JPS5853274B2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=13876432

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JP8607076A Expired JPS5853274B2 (ja) 1976-07-21 1976-07-21 ロ−タリキルン

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2221488B2 (de) * 1972-05-02 1975-06-19 Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim Verfahren zur Herstellung von phototropen Mehrstärkenbrillengläsern

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5312925A (en) 1978-02-06

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