JPS5853252B2 - スリツト状排煙口 - Google Patents
スリツト状排煙口Info
- Publication number
- JPS5853252B2 JPS5853252B2 JP3424776A JP3424776A JPS5853252B2 JP S5853252 B2 JPS5853252 B2 JP S5853252B2 JP 3424776 A JP3424776 A JP 3424776A JP 3424776 A JP3424776 A JP 3424776A JP S5853252 B2 JPS5853252 B2 JP S5853252B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke exhaust
- smoke
- slit
- exhaust port
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/06—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
- F24F13/072—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser of elongated shape, e.g. between ceiling panels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、煙の流動特性である流れ拡散の性質に合わせ
て、居室、廊下、避難階段付室、エレベータ−ロビー等
の避難経路の天井面に天井幅−ばいに配置するスリット
状排煙口に関するものである。
て、居室、廊下、避難階段付室、エレベータ−ロビー等
の避難経路の天井面に天井幅−ばいに配置するスリット
状排煙口に関するものである。
火災が発生すると煙は浮力によって天井面で流動し天井
面積−ばいに広がる。
面積−ばいに広がる。
従ってこの煙を吸引除去するためには経路幅−ばいに排
煙口を設ける必要がある。
煙口を設ける必要がある。
しかし従来の排煙口は矩型排煙口が大部分であり、消防
法および建築基準法でも排煙口の形状に関しては規制し
ていない。
法および建築基準法でも排煙口の形状に関しては規制し
ていない。
このような従来の矩型排煙口では、排煙口近傍を通過す
るする煙は吸引されるとしても、壁や天井面に沿う煙を
完全に吸引することは困難である。
るする煙は吸引されるとしても、壁や天井面に沿う煙を
完全に吸引することは困難である。
すなわち、煙はコロイド状の浮力を有する流体であるた
め、壁面に沿った部分の流動速度の方が速く、矩型排煙
口があってもこれに吸込まれないで壁面や天井面に沿っ
て流動し、避難な消火作業に大きな障害となる場合があ
る。
め、壁面に沿った部分の流動速度の方が速く、矩型排煙
口があってもこれに吸込まれないで壁面や天井面に沿っ
て流動し、避難な消火作業に大きな障害となる場合があ
る。
これを防止し、排煙能力を高めるには避難経路幅−ばい
の排煙口を天井部に設ければよい。
の排煙口を天井部に設ければよい。
しかしこのような大径排煙口であると排煙ダクトや排煙
機にも特別の考慮を払わねばならず、また室内空調設備
との関係においても空調負荷が大きくなるといった問題
がある。
機にも特別の考慮を払わねばならず、また室内空調設備
との関係においても空調負荷が大きくなるといった問題
がある。
また建物内部の圧力分布や吸引力の分布に応じてその個
所の排煙口の開度を適正に調整する必要もあるが、大径
排煙口となるとこの調整にも問題がある。
所の排煙口の開度を適正に調整する必要もあるが、大径
排煙口となるとこの調整にも問題がある。
本発明はこのような問題を解消し、煙の流動特性に適っ
た効果的な排煙口を案出したもので、排煙ダクトに接続
した天井幅−ばいの開口部に開度調整手段装備必断面V
字型の翼をスリット状に配置したことを特徴とする。
た効果的な排煙口を案出したもので、排煙ダクトに接続
した天井幅−ばいの開口部に開度調整手段装備必断面V
字型の翼をスリット状に配置したことを特徴とする。
本発明排煙口の具体例を図面に従って説明すると、第1
図において、排煙口1個当りに有効な吸引流量に対応す
る径を有する排煙ダクト1に対し、天井面の幅に対応す
る長さを有するケーシング2が取付けられ、このケーシ
ング2の長さ方向に沿う開口部3に断面V字型の翼4が
スリット状に配装置されて、排煙口を構成している。
図において、排煙口1個当りに有効な吸引流量に対応す
る径を有する排煙ダクト1に対し、天井面の幅に対応す
る長さを有するケーシング2が取付けられ、このケーシ
ング2の長さ方向に沿う開口部3に断面V字型の翼4が
スリット状に配装置されて、排煙口を構成している。
この断面V字型の翼4は、第2図の断面拡大図に示す如
く、下端がリングバネ5によって弾性をもって取付けら
れ、その開度は調整つまみ6の回転により随意に調整で
きる構造を有している。
く、下端がリングバネ5によって弾性をもって取付けら
れ、その開度は調整つまみ6の回転により随意に調整で
きる構造を有している。
すなわち、容具4の中腹に当接したナツト7および71
に螺合するボルト8が翼を貫いており、このボルト8の
回転により容具4は同時に開閉する。
に螺合するボルト8が翼を貫いており、このボルト8の
回転により容具4は同時に開閉する。
すなわち、ナツト7および7/は相互に逆ネジであり、
リング5によって与えられる翼4の開方向への押圧によ
りナツト7および71は翼4に当接し、ボルト8の回転
により翼4を互いに閉動作させる。
リング5によって与えられる翼4の開方向への押圧によ
りナツト7および71は翼4に当接し、ボルト8の回転
により翼4を互いに閉動作させる。
このボルト8の翼4への装着は第3図に示す如きスリッ
ト12から行ない、孔13にナツト7または71を嵌着
する。
ト12から行ない、孔13にナツト7または71を嵌着
する。
このボルト8はかさ歯車9によって調整つまみ6の軸1
0ど連結し、調整つまみ6の回転により各員は開閉する
。
0ど連結し、調整つまみ6の回転により各員は開閉する
。
この■型具4の開度は調整つまみ6の目盛板11に表示
される。
される。
開度調整は、本スリット状排煙口の設置位置や主ダクト
からの距離によって静圧分布が異るのを補正するために
必要であり、この調整作業は容易でかつその開度は表示
板に明示されるので作業性も良好である。
からの距離によって静圧分布が異るのを補正するために
必要であり、この調整作業は容易でかつその開度は表示
板に明示されるので作業性も良好である。
第4図は本発明排煙口の別の態様を示すもので、天井幅
−ばいの開口部3に配置される翼4と天井面14との間
にカバー15を設けて、このカバー15内に第2図で示
したのと同様のかさ歯車9を取付け、カバー15の外側
に調整つまみ6および目盛板11を取付けた例を示して
いる。
−ばいの開口部3に配置される翼4と天井面14との間
にカバー15を設けて、このカバー15内に第2図で示
したのと同様のかさ歯車9を取付け、カバー15の外側
に調整つまみ6および目盛板11を取付けた例を示して
いる。
また第4図の排煙口の翼は第5図σこ示すように片開き
であり、1方の翼41は固定されるが他方の翼4のみが
ボルト8の回転により開閉する構造を有している。
であり、1方の翼41は固定されるが他方の翼4のみが
ボルト8の回転により開閉する構造を有している。
このように本発明排煙口は、廊下や室の天井部または天
井近くに、長く延びた開口部3を有する長く延びたケー
シング2を天井に沿って設置すると共にこのケーシング
2を排煙ダクト1に接続し、この開口部3に断面V字型
の翼4を該ケーシング2の長さ方向に沿って開度調整可
能Iこ設置したものであるから、避難経路の幅−ばいの
長さをもって設置し天井面に沿って流れる煙の効果的な
除去吸引能力を発揮する。
井近くに、長く延びた開口部3を有する長く延びたケー
シング2を天井に沿って設置すると共にこのケーシング
2を排煙ダクト1に接続し、この開口部3に断面V字型
の翼4を該ケーシング2の長さ方向に沿って開度調整可
能Iこ設置したものであるから、避難経路の幅−ばいの
長さをもって設置し天井面に沿って流れる煙の効果的な
除去吸引能力を発揮する。
また開度調整が容易であると共にV字型の翼であるため
に微小な逆圧の流れも防止するという効果を有し、災害
防止設備として極めて有効である。
に微小な逆圧の流れも防止するという効果を有し、災害
防止設備として極めて有効である。
第1図は本発明排煙口の全体斜視図、第2図はV字型翼
部分の拡大断面図、第3図は第2図の翼部分の側面図、
第4図は本発明排煙口の他の例を示す全体斜視図、第5
図は第4図の部分拡大断面図である。 1・・・・・・排煙ダクト、3・・・・・・開口部、4
・・・・・・断面V字型翼、6・・・・・・開度調整つ
まみ。
部分の拡大断面図、第3図は第2図の翼部分の側面図、
第4図は本発明排煙口の他の例を示す全体斜視図、第5
図は第4図の部分拡大断面図である。 1・・・・・・排煙ダクト、3・・・・・・開口部、4
・・・・・・断面V字型翼、6・・・・・・開度調整つ
まみ。
Claims (1)
- 1 廊下や室の天井部または天井近くに、長く延びた開
口部3を有する長く延びたケーシング2を天井に沿って
設置すると共にこのケーシング2を排煙ダクト1に接続
し、この開口部3に断面V字型の翼4を該ケーシング2
の長さ方向に沿って開度調整可能に設置してなるスリッ
ト状排煙口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3424776A JPS5853252B2 (ja) | 1976-03-29 | 1976-03-29 | スリツト状排煙口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3424776A JPS5853252B2 (ja) | 1976-03-29 | 1976-03-29 | スリツト状排煙口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52118837A JPS52118837A (en) | 1977-10-05 |
JPS5853252B2 true JPS5853252B2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=12408823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3424776A Expired JPS5853252B2 (ja) | 1976-03-29 | 1976-03-29 | スリツト状排煙口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853252B2 (ja) |
-
1976
- 1976-03-29 JP JP3424776A patent/JPS5853252B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52118837A (en) | 1977-10-05 |
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