JPS5853180Y2 - プラズマア−クト−チ用チツプ着脱工具 - Google Patents

プラズマア−クト−チ用チツプ着脱工具

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Publication number
JPS5853180Y2
JPS5853180Y2 JP15636278U JP15636278U JPS5853180Y2 JP S5853180 Y2 JPS5853180 Y2 JP S5853180Y2 JP 15636278 U JP15636278 U JP 15636278U JP 15636278 U JP15636278 U JP 15636278U JP S5853180 Y2 JPS5853180 Y2 JP S5853180Y2
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JP
Japan
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tip
chip
attachment
plasma arc
torch
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Expired
Application number
JP15636278U
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JPS5571677U (ja
Inventor
芳朗 粟野
登喜彦 生田
稔 大森
順次 堀
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラズマアークトーチのチップ着脱に用いて
便利な着脱工具に関する。
プラズマアーク用のトーチは、一般に第1図に示すよう
に、中心部の電極1と、電極1の周囲に電極1と間隔を
隔てて配設されたチップ2と、チップ2の更に周囲にチ
ップ2と間隔を隔てて配設されたシールドノズル3とか
らなり、電極1とチップ2との間の間隙にプラズマガス
が、チップ2とシールドノズル3との間の間隙にシール
ドガスが流れるようになっている。
そして、チップ2の着脱は、従来、第2図、第3図に示
すように、長方形の薄板4にチップ2の先端に形成され
た非円形部2aと嵌合する非円形状の孔4aをあけたも
の、または汎用工具であるモンキー スパナを使用して
行なっていた。
しかし、従来方式によるチップの着脱には次のような欠
点が存在していた。
(イ)チップの着脱時、長方形状の薄板工具4を用いる
場合は、薄板工具4とシールドノズル3とがが干渉し合
うので、シールドノズル3を取外す必要があり、チップ
2の交換に多くの時間を要していた。
(ロ)シールドノズル3の取外しによるシールドノズル
3の紛失、取扱いミスによる破損があった。
(ハ)チップ2は先端部に非円形状部2aを有している
が、その深さが浅く、更に着脱工具4が長方形状の板で
あるため、完全に水平にチップ2と着脱工具4を密着さ
せることが難しく、着脱時にチップ2を破損しやすかっ
た。
に)電極1とチップ2との間に電気絶縁物8が介装され
ているが、電極1後部のスプリング7の加圧力によりチ
ン12回転時に絶縁物8はねじり力を受け、破損し易か
った。
本考案は従来の欠点を解消したプラズマアークトーチ用
チップ着脱工具を提供することを目的とする。
以下に、本考案の一実施例を図に従って説明する0 第4図は本考案のチップ着脱工具をトーチに適用した状
態を示しており、図中、1はタングステン、タングステ
ン合金等からなる非消耗式の電極、2はチップ、3はシ
ールドノズル、Aはチップ着脱工具である。
チップ着脱工具Aは、外面形状がパイプ状のチップ受部
5と、チップ受部5内に支持された突状部6とから構成
されている。
チップ受部5はシールドノズル3内径より小の外径を有
しており、トーチのシールドノズル3に挿入可能とされ
ている。
チップ2の外周面には、第5図、第6図に示すように円
形部を適当深さにわたって切欠いた非円形部22が形成
されており、チップ受部5には、第7図に示すように、
チップ2の非円形部22と対応する形状を有し、チップ
2の非円形部22と嵌合することのできる穴もaが適当
な深さにわたって形成されている。
穴5aの奥には段部5bが形成されており、穴5aには
段部5bに係止して突状部6が収納支持されている。
突状部6は、第8図、第9図に示すように、段部5bと
係合可能な底板部6aと、その中央に上方に向って植立
された棒体部6bとからなり、棒体部6bの上面にはス
プリング7で付勢された電極1の先端を押圧保持しなが
ら受入れる穴状の凹部6cが形成されている。
凹部は第10図に示すように溝60′であってもよい。
上の構成を有するチップ着脱工具Aを用いてチップ2を
取外すには、トーチの下方からチップ着脱工具2をトー
チ内に挿入する。
この場合、チップ受部5の外径がシールドノズル3の内
径より小のためチップ着脱工具Aは容易にトーチ内に挿
入される。
チップ着脱工具Aがトーチ内に挿入されていくと、突状
部6の凹部6cと電極1とが嵌合され、自ずとトーチと
チップ着脱工具Aとの芯合せが行なわれるとともに、チ
ップ着脱工具Aの非円形の穴5aはチップ2の非円形部
2aと容易に嵌合する。
チップ受部5の端部5eがチップ2のフランジ部2bに
当接する状態ではすでに電極1はチップ着脱工具Aの突
状部6によってスプリングγ力に抗して押圧保持されて
いるので、電極1とチップ2間に介装された電気絶縁物
8にねじり力をかけずに、かつ同芯度を保った状態で回
転することができ、この回転によって、チップ2のトー
チへの螺合結合が解除され、チップ2はトーチから取外
される。
また、チップ2の非円形部2a及び非円形の穴5aは十
分な深さにわたって形成されているので、チップ2と穴
5aとの係合接触面積は十分にとられており、接触部の
単位面積あたりの荷重も小となって、該荷重によるチッ
プ2の損傷も生じない。
上の説明ではチップ2の取外しを説明したが、チップ2
の装着は上記手順の逆であるから詳細説明は避けるが、
電極1と突状部6との自動芯合せにより、チップ2をト
ーチに自動的に芯合せして取付けることのできる利点が
ある。
一本考案によるプラズマアークトーチ用チップ着脱工具
によるときは次に掲げる種々の効果を得る。
(1)チップ受部をシールドノズル内径より小の外径を
有するパイプ状に形成したため、チップ着脱時にシール
ドノズルを外す必要がなく、直接工具をチップに嵌合せ
ることができ、交換時間が短縮される。
(2)シールドノズルを外す必要がないため、シールド
ノズルの紛失、破損が防止できる。
(3)チップの中心孔を挿通して電極先端部と嵌合する
突状部を設けたので、トーチとチップ着脱工具との自動
芯合せが可能となり、チップの着脱を容易にすることが
できる。
(4)ノズルを装着したままでチップの着脱を行いうる
のであるからチップと着脱工具との嵌合深さ、即ち接触
面積を十分に大きくすることができ、チップの損傷を激
減させることができる。
(5)突状部を電極先端部と嵌合可能に設けたので、チ
ップ着脱時に電極に加わるスプリング力を常時突状部で
受けることができ、絶縁物にねじり力が加わらず、着脱
時の絶縁物の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラズマアークトーチの断面図、第2図
は第1図のチップの正面図、第3図は従来のチップ着脱
工具の平面図、第4図は本考案のプラズマアークトーチ
用チップ着脱工具がトーチに適用された状態の断面図、
第5図は第4図のチップの底面図、第6図は第4図のチ
ップの正面図、第7図は本考案の一実施例に係るプラズ
マアークトーチ用チップ着脱工具の平面図、第8図は第
7図の突状部の平面図、第9図は第8図の正面図、第1
0図は第9図とは別の実施例の突状部の断面図、である
。 1・・・・・・電極、2・・・・・・チップ、3・・・
・・・シールドノズル、A・・・・・・チップ着脱工具
、5・・・・・・チップ受部、6・・・・・・突状部、
6b・・・・・・棒体部、6C・・・・・・凹部、7・
・・・・・スプリング、 8・・・・・・絶縁物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールドノズル内径より小の外径を有し内部にチップの
    非円形部と嵌合する非円形状の穴を有するパイプ状のチ
    ップ受部と、該チップ受部の前記穴に嵌着される底板部
    長ぎ該底板部の中央に植立されチップの中心孔を挿通し
    て電極先端部を押圧保持する棒体部とからなる突状部と
    から構成されるプラズマアークトーチ用チップ着脱工具
JP15636278U 1978-11-14 1978-11-14 プラズマア−クト−チ用チツプ着脱工具 Expired JPS5853180Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15636278U JPS5853180Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 プラズマア−クト−チ用チツプ着脱工具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15636278U JPS5853180Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 プラズマア−クト−チ用チツプ着脱工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5571677U JPS5571677U (ja) 1980-05-17
JPS5853180Y2 true JPS5853180Y2 (ja) 1983-12-03

Family

ID=29146257

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JP15636278U Expired JPS5853180Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 プラズマア−クト−チ用チツプ着脱工具

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