JPS5853138Y2 - 寸法測定器用台車 - Google Patents

寸法測定器用台車

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JPS5853138Y2
JPS5853138Y2 JP15747078U JP15747078U JPS5853138Y2 JP S5853138 Y2 JPS5853138 Y2 JP S5853138Y2 JP 15747078 U JP15747078 U JP 15747078U JP 15747078 U JP15747078 U JP 15747078U JP S5853138 Y2 JPS5853138 Y2 JP S5853138Y2
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JP
Japan
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clutch
rack
cart
pinion
switch
Prior art date
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Expired
Application number
JP15747078U
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English (en)
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JPS5577515U (ja
Inventor
重忠 橋詰
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輪の駆動による走行機能と駆動されたピニ
オンと床面に敷設されたラックとの歯合による走行機能
とを兼備した寸法測定器用台車に関するものである。
鉄鋼の圧延ラインなどにおいて、搬送ラインを流れてい
る板体の厚さ、幅などを測定する寸法測定器は、測定位
置から測定待機位置を介して保守点検位置までの間を移
動させる必要から、第1図に示す厚さ計のように台車に
載置された形式をとるものが多い。
同図において、1は台車、2は検出器、3は放射線源、
4は駆動部で、レール上に載置された台車を移動させて
、検出器2と放射線源3との間に被測定板体5が占位す
るようにして測定を行なっている。
この種台車の走行手段としては、電動機で歯車やスプロ
ケットなどを介して直接車輪を駆動して走行させるもの
や、電動機で台車に具備されているピニオンを駆動し、
床面に敷設されたラックと歯合させて走行させるものが
一般的で、実用に供されている。
車輪の駆動による走行方式は、車輪とレールの間に滑り
を生じ、台車の位置を検出する必要があるところでは使
用できない。
また、ラックによる走行方式は、台車の全走行区間にわ
たってラックを敷設しなければならないので、台車位置
検出不要区間については無駄な設備をすることになるば
かりでなく邪魔になる。
また、台車の走行区間でラックを敷設することができな
い区間がある場合には、人力で移動させるか、別個の牽
引手段により移動させるかなどの処置を要し、面倒であ
った。
圧延ラインなどに設置される寸法測定装置は連続稼動と
なるので、保守および故障時のバックアップの面から装
置を2系統配備するのが通例である。
この場合、設置面積を最小にするためには、第2図のよ
うな配置が好ましいが、レール6の分岐器の部分でのラ
ックとピニオンとの歯合が技術的に困難なため、一般に
は第3図のような並列配置が行なわれており、設置面積
の増大を余儀なくされている。
この場合、台車位置の検出を必要とするのは被測定物の
搬送ライン7の近傍の区間だけであるから、その区間は
ラックにより走行し、分岐器を含む他の区間はラックに
よらないで走行する台車を使用すれば第2図に示した配
置が可能となる。
本考案は、上記の事情に鑑みなされたもので、ラックに
よる区間および非ラック区間にわたり自走できる寸法測
定器用台車を提供することを目的とする。
このため本考案では、車輪の駆動による走行機能と駆動
されたピニオンと床面に敷設されたラックとの歯合によ
る走行機能とを1台の台車に兼備し、さらにラック区間
に進入するときラックの最初の歯と円滑に歯合するよう
な位置にピニオンの歯の位置を保持する制御手段を具備
させるようにして所期の目的を達成した。
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。
第4図は本考案−実施例の寸法測定器用台車の駆動部を
示す要部断面図で、11は電動機などの駆動源、12は
駆動源に連結された減速機、13は出力軸の歯車、14
は歯車13に歯合する第2の歯車、15は歯車13に歯
合する第1の歯車、16は第2のクラッチ、17は第1
のクラッチ、18はピニオン、19および20は傘歯車
、21は車軸に傘歯車20を有する車輪、22は11乃
至17の駆動部および図示されていない寸法測定器を載
置している台車、23は制御手段で、例えばピニオン1
8の軸に取付けられたカム24およびリミットスイッチ
25で形成されている。
また、26はレール、27はピニオン18と歯合するよ
うにレール26と平行に敷設されたラックである。
上記のように構成された寸法測定器用台車22は、ラッ
クの敷設されていない区間においては、第1のクラッチ
17を入れることにより駆動源11の回転が減速機12
、歯車13,15、クラッチ17、傘歯車19.20を
介して車輪21に伝達され、車輪21が駆動されて走行
する。
この時第2のクラッチ16は切られているのでピニオン
18は回転しない。
ラック区間への台車の進入の準備動作の発動手段として
例えばラック27の敷設されている区間の手前の所定の
地点に、台車22に対し第2のクラッチ16を入れる動
作を指令する信号を与える手段を設けておく。
信号を与える手段としては、リミットスイッチ、光電ス
イッチなど適宜のものを適用すればよい。
台車22が前記地点に達し、前記信号を受けると、第2
のクラッチ16が入りカム24が回転してリミットスイ
ッチ25を動作させる。
そして、このスイッチ25の動作により、再び第2のク
ラッチ16が切られる。
このときピニオン18の歯は、ラック21の最初の歯と
円滑に歯合するような位置に停止する。
この状態で車輪の駆動により走行している台車22がラ
ック区間に進入すると、ピニオン18はラック27と円
滑に歯合しラック2Tにより回転させられる。
この時点で適宜の手段による切換信号により第1のクラ
ッチ1Tを切ると共に第2のクラッチ16を入れる。
すると車輪21に対する駆動は切られ、ピニオン18が
駆動されてラック21との歯合による推進力が台車22
に加わり、車輪は従動回転して台車が走行する。
以上のように、非ラック区間からラック区間への台車の
進入は円滑に行なわれる。
台車が逆にラック区間から非ラック区間に走行する場合
も同様にして円滑に移行することができる。
したがって、本考案の台車を使用すれば、ラック区間は
台車位置検出を要する範囲のみに限定すればよいので設
備の無駄が排除される。
また寸法測定装置を2系統配備する際、第2図の配置が
可能となり、設置面積の縮小が達成される。
なお、本考案は、上記の実施例に限らず、下記のように
変形して実施しても同様な効果を奏することができる。
即ち、(1)ピニオンおよび車輪をそれぞれ別個の駆動
源例えば電動機で駆動する方式、(2)制御手段として
ピニオン軸に光電スイッチまたはマグネットスイッチを
設けてピニオンの歯の位置を制御する方式。
以上詳述したように本考案によれば、1台の台車に車輪
の駆動による走行機能と、駆動されたピニオンと床面に
敷設されたラックとの歯合による走行機能とを具備させ
、さらにラック区間進入時のピニオンとラックとの歯合
を円滑化する制御手段を付設したことにより、台車位置
検出を行なうラック区間と非ラック区間とを円滑に移行
して、それぞれの区間を自刃で走行できる寸法測定器用
台車を提供することができ、鉄鋼の圧延ラインなどの寸
法測定装置に適用すれば、設備の無駄の排除、設置面積
の縮減など設備の合理化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は寸法測定器用台車の一従来例を示す外観側面図
、第2図および第3図はそれぞれ寸法測定器用台車を使
用した寸法測定装置の2系統配備の異なる配置方式を示
す平面図、第4図は本考案−実施例の寸法測定器用台車
の駆動部を示す要部断面図である。 11・・・・・・駆動源、12・・・・・・減速器、1
3・・・・・・出力軸の歯車、14・・・・・・第2の
歯車、15・・・・・・第1の歯車、16・・・・・・
第2のクラッチ、11・・・・・・第1のクラッチ、1
8・・・・・・ピニオン、19,20・・・・・・傘歯
車、21・・・・・・車輪、22・・・・・・台車、2
3・・・・・・制御手段、24・・・・・・カム、25
・・・・・・リミットスイッチ、26・・・・・・レー
ル、27・・・・・・ラック。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)寸法測定器を載置しこの測定器が被測定物の搬送
    ラインに臨む位置から保守点検位置までの間を移動する
    台車において、この台車に載置された駆動源の出力軸の
    歯車に歯合する第1の歯車で伝達されたトルクを入切す
    る第1のクラッチを介し駆動軸が傘歯車を介して車軸に
    連結され前記第1のクラッチの入状態で前記台車を走行
    させる車輪の駆動による走行機能と、前記駆動源の出力
    軸の歯車に歯合する第2の歯車で伝達されたトルクを入
    切する第2のクラッチを介し駆動軸に固定されたピニオ
    ンの前記台車移動軌跡上の搬送ラインに臨む位置に敷設
    されたラックとの一合により前記第2のクラッチの入状
    態で前記台車を走行させるラックとの歯合による走行機
    能と、前記ピニオン軸に取着されこの軸の回転方向位置
    が所定位置に来たとき作動するスイッチにより、前記ラ
    ック敷設区間の手前に前記台車が到達したときに前記第
    2のクラッチを入状態に切換える信号を発する手段から
    の信号で入状態になった第2のクラッチを介して回転し
    たピニオンをその歯の位置が前記ラックの最初の歯と円
    滑に歯合する位置で停止させる制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする寸法測定器用台車。
  2. (2)ピニオン軸の回転方向位置が所定位置に来たとき
    作動するスイッチが、前記ピニオン軸に設けられたカム
    とリミットスイッチとで形成されたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の寸法測定器用台車。
  3. (3)ピニオン軸の回転方向位置が所定位置に来たとき
    作動するスイッチが、前記ピニオン軸に設けられた光電
    スイッチであることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の寸法測定器用台車。
  4. (4)ピニオン軸の回転方向位置が所定位置に来たとき
    作動するスイッチが、前記ピニオン軸に設けられたマグ
    ネットスイッチであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の寸法測定器用台車。
JP15747078U 1978-11-17 1978-11-17 寸法測定器用台車 Expired JPS5853138Y2 (ja)

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JP15747078U JPS5853138Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 寸法測定器用台車

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5577515U JPS5577515U (ja) 1980-05-28
JPS5853138Y2 true JPS5853138Y2 (ja) 1983-12-03

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ID=29148414

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JP15747078U Expired JPS5853138Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 寸法測定器用台車

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