JPS5852666Y2 - 負荷時タップ切換器 - Google Patents
負荷時タップ切換器Info
- Publication number
- JPS5852666Y2 JPS5852666Y2 JP1977080695U JP8069577U JPS5852666Y2 JP S5852666 Y2 JPS5852666 Y2 JP S5852666Y2 JP 1977080695 U JP1977080695 U JP 1977080695U JP 8069577 U JP8069577 U JP 8069577U JP S5852666 Y2 JPS5852666 Y2 JP S5852666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum switch
- vacuum
- cam
- operating
- tap changer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は負荷時タップ切換器の改良に関するもので゛
ある。
ある。
第１図は従来の負荷時タップ切換器の代表的な回路の１
例で、■限流インピーダンス素子３真空開閉器式負荷時
タップ切換器を表し、１組分に１個の限流インピーダン
ス素子ｒと３個の真空開閉器Ｂ、Ｒ，Ａとを１組として
備えたもので、多相の場合はその相数倍だけの真空開閉
器組数が用意される。
例で、■限流インピーダンス素子３真空開閉器式負荷時
タップ切換器を表し、１組分に１個の限流インピーダン
ス素子ｒと３個の真空開閉器Ｂ、Ｒ，Ａとを１組として
備えたもので、多相の場合はその相数倍だけの真空開閉
器組数が用意される。
Ｔ ｉ 、 Ｔ ２・・・・・・は変圧器のタップでス
ツチＳｌ、Ｓ２により選択される。
ツチＳｌ、Ｓ２により選択される。
奇数番目のタップＴ、（Ｔ３゜Ｔ５・・・・・・）から
偶数番目のタップＴ２（Ｔ４．Ｔ６・・・・・・）への
切換えに際しては、第１図の１から４の順序で、そして
Ｔ２からＴ１への切換えに際しては、第１図の４から１
の順序で、真空開閉器Ｂ、Ｒ，Ａが開閉される。
偶数番目のタップＴ２（Ｔ４．Ｔ６・・・・・・）への
切換えに際しては、第１図の１から４の順序で、そして
Ｔ２からＴ１への切換えに際しては、第１図の４から１
の順序で、真空開閉器Ｂ、Ｒ，Ａが開閉される。
前者ではＢ開（第１図２）、Ａ閉（同３）、Ｒ開（同４
）が、又後者ではＲ閉（第１図３）、Ａ開（同２）、Ｂ
閉（同１）の順序が必要条件となる。
）が、又後者ではＲ閉（第１図３）、Ａ開（同２）、Ｂ
閉（同１）の順序が必要条件となる。
即ちこの回路における切換順序は、タップの昇降圧切換
に関係なくＢ開、Ａ閉、Ｒ開、Ｒ閉、Ａ開、Ｂ閉の繰り
返しとなる。
に関係なくＢ開、Ａ閉、Ｒ開、Ｒ閉、Ａ開、Ｂ閉の繰り
返しとなる。
第２図はタップＴ１からＴ２． Ｔ３． Ｔ４・・・・
・・と切換えていく場合の開閉順序のチャートで斜線部
分は真空開閉器が閉じていることを示す。
・・と切換えていく場合の開閉順序のチャートで斜線部
分は真空開閉器が閉じていることを示す。
第３図は従来の２相用１限流インピーダンス素子、３真
空開閉器式負荷時タップ切換器の構成略図で回動板３１
の外周部に必要相数の真空開閉器を駆動軸を中心とし、
これと直交する１平面内に配置しである。
空開閉器式負荷時タップ切換器の構成略図で回動板３１
の外周部に必要相数の真空開閉器を駆動軸を中心とし、
これと直交する１平面内に配置しである。
２７〜２９は第１相用真空開閉器で順次第１図のＡ、Ｒ
，Ｂに対応し、２７′〜２９′は第２相川真空開閉器で
同じ＜Ａ、Ｒ，Ｂに相当する。
，Ｂに対応し、２７′〜２９′は第２相川真空開閉器で
同じ＜Ａ、Ｒ，Ｂに相当する。
２１は駆動機構で駆動軸２２を介して回動板３１を回動
させ、その周上のカム３２により真空開閉器の操作軸先
端にあるカムローラー２６を介して前述の順序に従って
真空開閉器を開閉するものである。
させ、その周上のカム３２により真空開閉器の操作軸先
端にあるカムローラー２６を介して前述の順序に従って
真空開閉器を開閉するものである。
第３図では、真空開閉器２７．２７’が開、２８．２８
’および２９゜２９′が閉で第１図の１の状態にある。
’および２９゜２９′が閉で第１図の１の状態にある。
この状態より反時計方向に所定角度、回動板３１が動く
間に真空開閉器２７〜２９．２７’〜２９′が第１図の
２，３に示す順序で開閉され、４の状態となればタップ
はＴ２に切り変り、同じく時計方向にもどれば１の状態
即ちＴ１タップにもどる。
間に真空開閉器２７〜２９．２７’〜２９′が第１図の
２，３に示す順序で開閉され、４の状態となればタップ
はＴ２に切り変り、同じく時計方向にもどれば１の状態
即ちＴ１タップにもどる。
この時、時計方向にもどるに先立って、図示しない機構
によりスイッチＳ１を無電流の状態でタップＴ３に移し
ておけば、このタップＴ３に移ること勿論である。
によりスイッチＳ１を無電流の状態でタップＴ３に移し
ておけば、このタップＴ３に移ること勿論である。
然し、この方法では回動板が大型化し、かつ工作精度を
要する為、工作費用が高く、装置としての構造も大型化
する他に回動板の回転方向を１タツプ切換毎に変える必
要があるため駆動機構に特別の考慮を拡う必要があり、
一層機構の大型化及びコストアップとなる欠点があった
。
要する為、工作費用が高く、装置としての構造も大型化
する他に回動板の回転方向を１タツプ切換毎に変える必
要があるため駆動機構に特別の考慮を拡う必要があり、
一層機構の大型化及びコストアップとなる欠点があった
。
尚真空開閉器を閉じるときはゆっくりと、開くときは速
く操作するのが望ましいが、上述の様に回動板を１タツ
プ切換毎に正、逆転させ、カムの同一斜面で真空開閉器
の開閉操作を行う構成のため、その相反する要求を満た
すことが出来ない欠点もあった。
く操作するのが望ましいが、上述の様に回動板を１タツ
プ切換毎に正、逆転させ、カムの同一斜面で真空開閉器
の開閉操作を行う構成のため、その相反する要求を満た
すことが出来ない欠点もあった。
この考案は従来のこれらの欠点を補った負荷時タップ切
換器を提供するものである。
換器を提供するものである。
以下これについて詳述する。
第４図は、この考案の一実施例に係る２相用の１限流イ
ンピーダンス素子、３真空開閉器式負荷時タップ切換器
の構造略図である。
ンピーダンス素子、３真空開閉器式負荷時タップ切換器
の構造略図である。
駆動機構２１から延びる駆動軸２２に固定した回動板２
３〜２５の外周の左右両側に、各相の同種の、即ちそれ
ぞれ同順序で同時に作動する真空開閉器２７−２７′、
２８−２８’、２９−２９’を組にして、組内の各真空
開閉器が例えば駆動軸と直交する同一平面上にあるよう
にして操作軸を回動板に対向させ、しかも各組の真空開
閉器がそれぞれ軸方向に間隔をおいた平面上にあるよう
に配置しである。
３〜２５の外周の左右両側に、各相の同種の、即ちそれ
ぞれ同順序で同時に作動する真空開閉器２７−２７′、
２８−２８’、２９−２９’を組にして、組内の各真空
開閉器が例えば駆動軸と直交する同一平面上にあるよう
にして操作軸を回動板に対向させ、しかも各組の真空開
閉器がそれぞれ軸方向に間隔をおいた平面上にあるよう
に配置しである。
回動板２３〜２５上には真空開閉器操作用のカム３３〜
３５を設け、このカムと対接位置にある真空開閉器操作
軸の先端にあるカムローラ２６を介して真空開閉器を作
動させる如くなっている。
３５を設け、このカムと対接位置にある真空開閉器操作
軸の先端にあるカムローラ２６を介して真空開閉器を作
動させる如くなっている。
真空開閉器２７〜２９は第１相用の、又２７′〜２９′
は第２相用のもので順次第１図のＡ、Ｒ，Ｂに対当する
。
は第２相用のもので順次第１図のＡ、Ｒ，Ｂに対当する
。
第４図は真空開閉器２７．２７’が開、２８，２８′な
らびに２９．２９’が閉の、第１図１に相当する状態を
示している。
らびに２９．２９’が閉の、第１図１に相当する状態を
示している。
駆動機構２１により回動板２３〜２５、従ってカム３３
〜３５を反時計方向に回動させると、カム３３〜３５と
カムローラ２６とが接離して、真空開閉器２７〜２９．
２７’〜２９′が開閉し、第１図の２，３の状態を経て
軸２２が９０′回転したとき４の状態に達して１タップ
切換動作が終了する。
〜３５を反時計方向に回動させると、カム３３〜３５と
カムローラ２６とが接離して、真空開閉器２７〜２９．
２７’〜２９′が開閉し、第１図の２，３の状態を経て
軸２２が９０′回転したとき４の状態に達して１タップ
切換動作が終了する。
そのま・反時計方向に尚９０°動けば更に１タツプ切換
わるし、又時計方向に９０°戻っても１タツプの切換が
行える。
わるし、又時計方向に９０°戻っても１タツプの切換が
行える。
すなわち駆動軸９０°の正逆回転、または一方向回転で
タップの切換が実施できる。
タップの切換が実施できる。
第３図はこの考案による３相用の１限流インピーダンス
素子、３真空開閉器式負荷時タップ切換器の実施例の構
造略図であり、真空開閉器は第１図１に示す状態になっ
ている。
素子、３真空開閉器式負荷時タップ切換器の実施例の構
造略図であり、真空開閉器は第１図１に示す状態になっ
ている。
構造は第４図の２相の場合と同様で、夫々第１．２．３
相用真空開閉器２７〜２９．２７′〜２９′、２７″〜
２９″のうち、同順序で同時に作動する真空開閉器２７
−２７’−２７”、２８−２８′−２８″、２９−２９
’−２９”が軸方向に並設された回動板２３〜２５の外
周に１２０°の間隔で配置されかつこれら真空開閉器に
対応して回動板２３〜２５にカム３６〜３８が設けられ
ている。
相用真空開閉器２７〜２９．２７′〜２９′、２７″〜
２９″のうち、同順序で同時に作動する真空開閉器２７
−２７’−２７”、２８−２８′−２８″、２９−２９
’−２９”が軸方向に並設された回動板２３〜２５の外
周に１２０°の間隔で配置されかつこれら真空開閉器に
対応して回動板２３〜２５にカム３６〜３８が設けられ
ている。
回動板２３〜２５周辺の真空開閉器は順に第１図のＡ
（２７，２７’、２７”） Ｒ（２８，２８’、２８”
） Ｂ（２９，２９’、２９’つに対応する。
（２７，２７’、２７”） Ｒ（２８，２８’、２８”
） Ｂ（２９，２９’、２９’つに対応する。
駆動軸２２が反時計、時計の何れの方向かに６０°廻れ
ばｌタップ切換えることができる。
ばｌタップ切換えることができる。
第６図は回動円板の周囲１２０’等配でカムを配置した
１例を示し、４１は回動板、４２はカムでありカムの立
上り勾配４３は左右同一であり、正逆交互回転切換に適
す。
１例を示し、４１は回動板、４２はカムでありカムの立
上り勾配４３は左右同一であり、正逆交互回転切換に適
す。
第７図は同じく回動板の周囲に１２０°等配でカムを配
置した１例を示し、５１は回動板、５２はカム、５３．
５４はカム５２の立上り勾配で回動板の時計方向側を５
３、反時計方向側を５４とし、５３の勾配を５４の勾配
より急にし、真空開閉器の投入をゆるやかに、又開極を
速くしたもので、反時計方向の廻転のみにより切換える
場合の切換開閉器に適する。
置した１例を示し、５１は回動板、５２はカム、５３．
５４はカム５２の立上り勾配で回動板の時計方向側を５
３、反時計方向側を５４とし、５３の勾配を５４の勾配
より急にし、真空開閉器の投入をゆるやかに、又開極を
速くしたもので、反時計方向の廻転のみにより切換える
場合の切換開閉器に適する。
この考案によれば以上の説明でも明らかなように、負荷
時タップ切換器において、各相の同一順序でかつ同時に
作動する同種の真空開閉器を集めて各々の組（３真空開
閉器方式では少くも３組、４真空開閉器方式の時は少く
も４組）となし、各組真空開閉器の操作軸を各々駆動軸
に固定した回動板に設けたカムとの対接位置に配設し、
専用のカムにより各相の真空開閉器を作動させることに
より、第３図に示した大型回動板を用いる従来装置に比
し、装置の小形化が図れる。
時タップ切換器において、各相の同一順序でかつ同時に
作動する同種の真空開閉器を集めて各々の組（３真空開
閉器方式では少くも３組、４真空開閉器方式の時は少く
も４組）となし、各組真空開閉器の操作軸を各々駆動軸
に固定した回動板に設けたカムとの対接位置に配設し、
専用のカムにより各相の真空開閉器を作動させることに
より、第３図に示した大型回動板を用いる従来装置に比
し、装置の小形化が図れる。
また駆動軸の回転方向が一方向でもタップ切換えが出来
るため、駆動機構に従来の様に正逆回転機能を与える。
るため、駆動機構に従来の様に正逆回転機能を与える。
必要もなく、機構も簡単になり安価に製作出来る。
更に第７図に示す如きカムを使用した場合には、他に特
別の考裏を払わなくても真空開閉器の投入をゆるやかに
して衝撃を少くシ、開極を速くして真空開閉器の動作特
性を満足させる等の非常に優れた負荷時タップ切換器を
得ることが出来る。
別の考裏を払わなくても真空開閉器の投入をゆるやかに
して衝撃を少くシ、開極を速くして真空開閉器の動作特
性を満足させる等の非常に優れた負荷時タップ切換器を
得ることが出来る。
以上、本考案を２相又は３相用の切換器について説明し
たが、本考案は単相器にも適用することができるもので
ある。
たが、本考案は単相器にも適用することができるもので
ある。
また回動板を各々独立したものとしたが、カムは所定の
配置とし、回動板は軸方向に長い一体としてもよい。
配置とし、回動板は軸方向に長い一体としてもよい。
さらになお１限流インピ一ダンス素子３真空開閉器式以
外の例えば２限流インピ一ダンス素子４真空開閉器式タ
ップ切換器の如き、真空開閉器開閉タイミングをともな
うものの全てに本考案は適用可能である。
外の例えば２限流インピ一ダンス素子４真空開閉器式タ
ップ切換器の如き、真空開閉器開閉タイミングをともな
うものの全てに本考案は適用可能である。
第１図１〜４は公知の１限流インピ一ダンス素子３真空
開閉器式負荷時タップ切換器の結線と切換順序を示す接
続図、第２図はその切換チャート、第３図は従来の２相
用１限流インピーダンス素子、３真空開閉器式負荷時タ
ップ切換器の構造を例示する正面図、第４図は本考案−
実施例の斜視図、第５図は他の実施例の斜視図、第６図
および第７図は回動板に取り付けられるカムのそれぞれ
異なる形状を例示する正面図である。 Ａ、２７．２７’、２７” ：偶数タップ用真空開閉器
、Ｂ。 ２９．２９’、２９″：奇数タップ用真空開閉器、Ｒ，
２８，２８’。 ２８” ：抵抗用真空開閉器、ｒ：限流インピーダンス
素子、２１：駆動機構、２２：駆動軸、２３〜２５，３
１．４１ 。 ５１：回動板、３２〜３８，４２，５２ ：カム。
開閉器式負荷時タップ切換器の結線と切換順序を示す接
続図、第２図はその切換チャート、第３図は従来の２相
用１限流インピーダンス素子、３真空開閉器式負荷時タ
ップ切換器の構造を例示する正面図、第４図は本考案−
実施例の斜視図、第５図は他の実施例の斜視図、第６図
および第７図は回動板に取り付けられるカムのそれぞれ
異なる形状を例示する正面図である。 Ａ、２７．２７’、２７” ：偶数タップ用真空開閉器
、Ｂ。 ２９．２９’、２９″：奇数タップ用真空開閉器、Ｒ，
２８，２８’。 ２８” ：抵抗用真空開閉器、ｒ：限流インピーダンス
素子、２１：駆動機構、２２：駆動軸、２３〜２５，３
１．４１ 。 ５１：回動板、３２〜３８，４２，５２ ：カム。
Claims (1)
- 奇数タップ用真空開閉器、偶数タップ用真空開閉器およ
び限流インピーダンス用真空開閉器を備え、これら真空
開閉器の所定順序の開閉によりタップの切換えを行うも
のにおいて、奇数タップ用真空開閉器操作用のカムを有
する回動板、偶数タップ用真空開閉器操作用のカムを有
する回動板および限流インピーダンス素子用真空開閉器
操作用のカムを有する回動板のそれぞれを軸方向に間隔
をおいて駆動軸に固定し、前記各カムの対接位置に操作
軸があるように各回動板の外周に各相の真空開閉器を配
置したことを特徴とする負荷時タップ切換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977080695U JPS5852666Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 負荷時タップ切換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977080695U JPS5852666Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 負荷時タップ切換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS547325U JPS547325U (ja) | 1979-01-18 |
| JPS5852666Y2 true JPS5852666Y2 (ja) | 1983-12-01 |
Family
ID=28999837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977080695U Expired JPS5852666Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 負荷時タップ切換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852666Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5063437A (ja) * | 1973-09-25 | 1975-05-29 |
-
1977
- 1977-06-20 JP JP1977080695U patent/JPS5852666Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5063437A (ja) * | 1973-09-25 | 1975-05-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS547325U (ja) | 1979-01-18 |
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