JPS5852320Y2 - シリンダ−カバ−用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部 - Google Patents
シリンダ−カバ−用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部Info
- Publication number
- JPS5852320Y2 JPS5852320Y2 JP18809381U JP18809381U JPS5852320Y2 JP S5852320 Y2 JPS5852320 Y2 JP S5852320Y2 JP 18809381 U JP18809381 U JP 18809381U JP 18809381 U JP18809381 U JP 18809381U JP S5852320 Y2 JPS5852320 Y2 JP S5852320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endless
- cylinder
- mesh
- joint
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、製紙用のフォーミングロール、ブレストロー
ル等のシリンダーのカバーに関し、特にシリンダーカバ
ー用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部に関す
る。
ル等のシリンダーのカバーに関し、特にシリンダーカバ
ー用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部に関す
る。
従来、無端接合部は、織継ぎ構造であり、第1図に拡大
断面図で示すように、シリンダーの円周方向に延びるよ
うに配設される縦糸の一端1と他端2が1本の横糸3の
下側と交差して網の表面より上方に突出している。
断面図で示すように、シリンダーの円周方向に延びるよ
うに配設される縦糸の一端1と他端2が1本の横糸3の
下側と交差して網の表面より上方に突出している。
一端1と他端2の先端aとbは、夫々網の表面ら約30
〜5Qmm突出しており、この状態で網メーカーから製
紙工場へ納入され、現場にてシリンダーに被覆した後加
熱収縮して緊張状態に張設された後、前述の突出部分(
所謂ひげ)をニッパ−又ははさみで切除し、その切断面
にサンドペーパーをかけて表面を平滑にしく第2図参照
)、紙にマークが出ないようにしていた。
〜5Qmm突出しており、この状態で網メーカーから製
紙工場へ納入され、現場にてシリンダーに被覆した後加
熱収縮して緊張状態に張設された後、前述の突出部分(
所謂ひげ)をニッパ−又ははさみで切除し、その切断面
にサンドペーパーをかけて表面を平滑にしく第2図参照
)、紙にマークが出ないようにしていた。
そのため、ニッパ−又ははさみによるひげの切除とその
切断面のサイドペーパーかけに時間を要し、例えば平織
10メツシユで幅5Mの場合、約3時間の時間を要する
。
切断面のサイドペーパーかけに時間を要し、例えば平織
10メツシユで幅5Mの場合、約3時間の時間を要する
。
本考案は、上述の欠点を除去し、この時間をゼロとし、
作業コストを低下させることを目的としている。
作業コストを低下させることを目的としている。
第3図は、本考案の接合部の拡大断面図を示し、これを
加熱収縮した状態を第4図に示す。
加熱収縮した状態を第4図に示す。
少くとも縦糸が熱収縮性合成樹脂製の糸で構成され、織
継ぎにより無端状に接合される。
継ぎにより無端状に接合される。
縦糸がシリンダーの円周方向に延び且つ横糸23,24
.25がシリンダーの軸線方向に延びるように配設され
る。
.25がシリンダーの軸線方向に延びるように配設され
る。
縦糸の一端21と他端22は、接合部において所定の長
さにわたり横糸23,24.25に沿って互に隣接する
と共に、3本以上の奇数の本数例えば3本、5本、7本
等の横糸23,24.25と交差し、一端21と他端2
2の夫々の先端AとBは、網の表面と実質的に接する位
置で切断された位置にある。
さにわたり横糸23,24.25に沿って互に隣接する
と共に、3本以上の奇数の本数例えば3本、5本、7本
等の横糸23,24.25と交差し、一端21と他端2
2の夫々の先端AとBは、網の表面と実質的に接する位
置で切断された位置にある。
本考案において実質的に接する位置とは、幾何学的に厳
密な意味で網の表面に接する位置を意味するものではな
く、ニッパ−等でひげを切除したときに若干その切り口
が網表面より突出する状態を含む外、加熱収縮により前
記先端AとBが網の厚さの中に落下して網表面より突出
しなくなる程度の僅かの突出をも包含するものとする。
密な意味で網の表面に接する位置を意味するものではな
く、ニッパ−等でひげを切除したときに若干その切り口
が網表面より突出する状態を含む外、加熱収縮により前
記先端AとBが網の厚さの中に落下して網表面より突出
しなくなる程度の僅かの突出をも包含するものとする。
この網をシリンダー上に被覆した後、加熱収縮させてシ
リンダー上に張設したとき、前記先端AとBが縦糸の熱
収縮のため前記無端状鋼表面から調厚の内部に落ち(第
4図参照)、網の表面から突出しない。
リンダー上に張設したとき、前記先端AとBが縦糸の熱
収縮のため前記無端状鋼表面から調厚の内部に落ち(第
4図参照)、網の表面から突出しない。
本考案は、上述の構成と作用を有するので、前述のよう
に、シリンダーに被覆した後のひげの切除とサンドペー
パーかけの作業を全く省略することが可能で、作業コス
トを低減させることができる。
に、シリンダーに被覆した後のひげの切除とサンドペー
パーかけの作業を全く省略することが可能で、作業コス
トを低減させることができる。
第1図は、従来の接合部を示す一部拡大断面図、第2図
は、第1図の接合部のひげを切除してサンドペーパーを
かけた状態を示す拡大断面図である。 第3図は、本考案の接合部を示す一部拡大断面図、第4
図は、第3図の接合部をシリンダーに被覆した後加熱収
縮させた状態を示す拡大断面図である。 21・・・・・・縦糸の一端、A・・・・・・一端21
の先端、22・・・・・・縦糸の他端、B・・・・・・
他端22の先端、23,24゜25・・・・・・横糸。
は、第1図の接合部のひげを切除してサンドペーパーを
かけた状態を示す拡大断面図である。 第3図は、本考案の接合部を示す一部拡大断面図、第4
図は、第3図の接合部をシリンダーに被覆した後加熱収
縮させた状態を示す拡大断面図である。 21・・・・・・縦糸の一端、A・・・・・・一端21
の先端、22・・・・・・縦糸の他端、B・・・・・・
他端22の先端、23,24゜25・・・・・・横糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 少くとも縦糸が熱収縮性合成樹脂製糸で構成されたシリ
ンダーカバー用無端状網の無端接合部において、縦糸が
シリンダーの円周方向に延び且つ横糸がシリンダーの軸
線方向に延びるように配列され、前記縦糸の一端21と
他端22が、前記接合部において所定の長さにわたり横
糸に沿って互に隣接すると共に、3本以上の奇数の本数
の横糸23゜24.25と交差し、前記一端21と他端
22の夫々の先端AとBが前記無端状網の表面と実質的
に接する位置に在り、それによって、前記無端状網をシ
リンダーに被覆した後加熱収縮させてシリンダー上に張
設したときに前記先端が縦糸の熱収縮のため前記無端状
網表面から綱要の内部に落ち、網表面から突出しないよ
うに適合された、シリンダーカバー用の熱収縮性合成樹
脂製無端状網の無端接合部。 2、前記奇数の本数が3本であること、を特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の無端接合部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18809381U JPS5852320Y2 (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | シリンダ−カバ−用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18809381U JPS5852320Y2 (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | シリンダ−カバ−用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5892398U JPS5892398U (ja) | 1983-06-22 |
JPS5852320Y2 true JPS5852320Y2 (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=29991377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18809381U Expired JPS5852320Y2 (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | シリンダ−カバ−用の熱収縮性合成樹脂製無端状網の無端接合部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852320Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP18809381U patent/JPS5852320Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5892398U (ja) | 1983-06-22 |
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