JPS5852291Y2 - 自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ− - Google Patents

自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ−

Info

Publication number
JPS5852291Y2
JPS5852291Y2 JP1980188475U JP18847580U JPS5852291Y2 JP S5852291 Y2 JPS5852291 Y2 JP S5852291Y2 JP 1980188475 U JP1980188475 U JP 1980188475U JP 18847580 U JP18847580 U JP 18847580U JP S5852291 Y2 JPS5852291 Y2 JP S5852291Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrel
plating
liquid
liquid suction
plated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980188475U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57111873U (ja
Inventor
亘男 笹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1980188475U priority Critical patent/JPS5852291Y2/ja
Publication of JPS57111873U publication Critical patent/JPS57111873U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5852291Y2 publication Critical patent/JPS5852291Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動バレル回転鍍金装置のコンブレータ−に関
するものである。
一般に鍍金槽において大量に被鍍金物を鍍金加工する場
合は、鍍金液の劣化が生じて金属分が低下すると鍍金液
の通電性が悪くなり、電圧の上昇及び金属分の低下によ
り鍍金速度が遅くなる。
したがって鍍金加工時は鍍金液を常に新しく供給し鍍金
槽内の金属分を一定に保つことが要請される。
特に自動バレル回転鍍金装置においてはコンブレータ−
と称する小型のバレル鍍金装置を用いるから上記の要請
は一層高くなる。
即ち、このコンブレータ−は小ネジ又はボルトなど小物
を大量に鍍金する際に使用するもので、中空で多孔素材
からなる籠状のバレルがフレームに回転自在に設けられ
、かつそのフレームに搭載したモータによって自転する
ようになっており、これをフレーム毎吊持して鍍金槽内
に装脱するものであるから、前記バレル内に被鍍金物が
投入されその内部において露出する鍍金電極に触れて通
電され、かつ鍍金液に浸されつつ回転しながら被鍍金物
に斑なく鍍金するのである。
したがって、バレルの細孔を通して鍍金液がバレル内に
入らねばならないので勢いバレル内の鍍金液はその金属
分が著しく低下するのである。
かくして、コンブレータ−を用いる鍍金加工は処理時間
が長くなり非能率的となる。
本考案は斯かる事情に鑑み、コンブレータ−を用いる自
動バレル回転鍍金装置の改良を図らんとするもので、こ
れを前記コンブレータ−に吸液ポンプを取付けてその吸
液口を鍍金槽に、その排液口をバレル内に臨ませること
により、コンブレータ−が鍍金槽内に浸漬されていると
きは、該吸液ポンプを駆動せしめてバレル内に常に新し
い鍍金液を強制的に送給することとし、かくして金属分
の高い鍍金液がバレル内の被鍍金物に絶えず接し短時間
で能率よく被着するようにしたことによって解決するも
のである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図は本考案を実施したコンブレータ−の全体を示し、
図中、1はバレルで絶縁性の多孔素材からなる中空多角
型の容器で、その内部に被鍍金物を投入すべき開閉蓋(
図示省略)がある。
このバレル1はその軸心線を中心として回転するように
筒軸3,3を介してフレーム2.2間に枢着され、一側
端に取付は固定したギア輪4を介して回転する。
5はそのギア輪4を駆動する伝達ギア、6は電動モータ
などの駆動源7の出力軸に設けた出力ギアで伝達ギア5
と噛合している。
なお、8.8’、8“はフレーム2,2を連結する支持
棒である。
また、9,9′はバレル1の軸心線に沿ってフレーム2
,2から対称的にバレル1内に伸延する鍍金電極線で端
部は被鍍金物と接触すると共に他端部は電極取入部13
と接続している。
このコンブレータ−は、例えば支持棒8を吊持してバレ
ル1の3分の2若しくはそれ以上が鍍金液に浸される如
く浸漬せしめて行うので、吸液ポンプ10をフレーム2
,2の一方に取付固定し、その排液口11をバレル1の
一方の筒軸3からバレル1内に差込むとともに、その吸
液口12を浸漬液面線Aより下方になる如く配置する。
この吸液ポンプ10は呼び水なしで直ちに鍍金液を吐出
し得る型ならどのようなタイプのものでもよいが、第1
図に示すように、たて型ポンプで設置状態において、ポ
ンプが液面下にあり、モータが液面上にある型は鍍金槽
から本考案を引き上げる場合に水切りがよいので、特に
良好である。
また吸液ポンプ10の取付場所も任意であるが、駆動源
7の電源を直接用いることとし、モータの回転速度を高
低調節可能にすると、バレルの回転速度及び鍍金液の循
環速度を各々独立に変えることができるので大変好結果
が得られる。
更に、吸液ポンプ10の排液口11と吸液口12とは、
それぞれの配置を変え、排液口11をバレル1外部に、
また吸液口12をバレル1内にそれぞれ設けることによ
り、バレル1内の鍍金液を汲み出し、バレル1の細孔1
5から新しい鍍金液がバレル1内に進入するようにして
もよい。
また、吸液ポンプ10を逆作動可能とすれば排液口11
と吸液口12とを差し変えることもない。
したがって、本装置によれば、バレル1内に被鍍金物を
投入し、コンブレータ−全体を吊持して鍍金槽内に浸漬
するとともに、駆動源7及び吸液ポンプ10のモータに
通電すれば、バレル1は回転し、かつ吸液ポンプ10が
動作して新しい鍍金液を常に一方の筒軸3に差込んだ排
液口11からバレル1内に強制的に注入することにより
、バレル1の細孔15から排出させて循環させる。
しかもバレル1が回転することによって鍍金液の攪拌作
用により流入した鍍金液が均一化し、バレル1内には常
に新しい鍍金液が安定して充満し、その高密度の金属分
が被鍍金物に迅速かつ斑なく被着する。
以上記載した本考案によると、被鍍金物は絶えず新鮮な
鍍金液に液浴され、常にバレル内の鍍金液中の金属分を
一定化するので、鍍金加工は良好となると共に、高い金
属分の鍍金液がバレル内の被鍍金物に絶えず接触するの
で、処理時間が短縮され能率が向上するのは勿論のこと
、大型、小型の区別を問わすバレル回転鍍金に利用しう
るのみならず、鍍金加工後の被鍍金物の水洗又は酸洗時
にも利用できてそれらの作業を迅速になしうる。
また、吸液ポンプのスイッチ部にSCR装置等を取付け
、ポンプモーターの回転速度を高低調節可能にすれば、
液の注入量も加減でき、最適の鍍金環境を形成すること
ができる。
そして、本考案はコンブレータ−に吸液ポンプを取付け
るのみでよいから、構成単純にしてコスト上昇も差して
生じない。
さらに、本考案は吸液ポンプ、バレル回転機構を内蔵し
ているために各種の鍍金液槽に支持棒をかけて電源に接
続するのみで直ちに作動し得る上に、小型で、持ち運び
が便利のため一つの鍍金槽から他種の鍍金槽につけ変え
て他種の鍍金を行うことが容易であるが、ポンプにたて
型を使用した場合、水切りが早く行われるため、鍍金種
間の移動が迅速にできるという著しく効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は中央縦断正面
図、第2図は第1図II−II線中央縦断面図である。 1・・・・・・バレル、2・・・・・・フレーム、3・
・・・・・筒軸、4・・・・・・ギア輪、5・・・・・
・伝達ギア、6・・・・・・出力ギア、7・・・・・・
駆動源、9.9’・・・・・・鍍金電極線、10・・・
・・・吸液ポンプ、11・・・・・・排液口、12・・
・・・・吸液口、13・・・・・・鍍金電極取入部、1
4・・・・・・バント、15・・・・・・細孔、A・・
・・・・コンブレータ−の浸漬液面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多孔素材からなり回転自在な中空のバレル内に被鍍金物
    を投入して鍍金電極に接触させかつバレルを回転させつ
    つ鍍金槽内に浸漬するコンブレータ−を備えた自動バレ
    ル回転鍍金装置において、前記バレルの筒軸からバレル
    内に排液口または吸液口を挿入するとともに、コンブレ
    ータ−の浸漬液面下方に吸液口または排液口を配置して
    なるたて型の吸液ポンプを設は該吸液ポンプのモータは
    その速度を調節可能にしたことを特徴とする自動バレル
    鍍金装置のコンブレーター
JP1980188475U 1980-12-27 1980-12-27 自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ− Expired JPS5852291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980188475U JPS5852291Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980188475U JPS5852291Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57111873U JPS57111873U (ja) 1982-07-10
JPS5852291Y2 true JPS5852291Y2 (ja) 1983-11-29

Family

ID=29992074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980188475U Expired JPS5852291Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5852291Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630172B2 (ja) * 1984-03-06 1994-04-20 富士通株式会社 光デイスク用スタンパの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110937A (en) * 1978-02-20 1979-08-30 Toyo Giken Kougiyou Kk Method and apparatus for fast plating
JPS54116339A (en) * 1978-03-03 1979-09-10 Toyo Giken Kougiyou Kk Suction type barrel plating method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110937A (en) * 1978-02-20 1979-08-30 Toyo Giken Kougiyou Kk Method and apparatus for fast plating
JPS54116339A (en) * 1978-03-03 1979-09-10 Toyo Giken Kougiyou Kk Suction type barrel plating method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57111873U (ja) 1982-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3126867B2 (ja) 小物のめっき装置及びめっき方法
US5672212A (en) Rotational megasonic cleaner/etcher for wafers
CN106984588A (zh) 一种五金零件清洗烘干装置
US4675085A (en) Method and apparatus for recovery of metal from solution
JPS5852291Y2 (ja) 自動バレル鍍金装置のコンプレ−タ−
GB1429430A (en) Method for treatment of parts by successive immersions in at least two baths and installation for carrying out this process
US3699918A (en) Galvanizing apparatus
KR100681201B1 (ko) 완전침지식 롤러 회전 도금장치
US3695162A (en) Developing machine for photographic film
CN215050788U (zh) 一种阴极电泳涂装用槽液浓度调节装置
CN112323121A (zh) 一种箱包五金件加工用节能型电镀装置
US2562084A (en) Article treating and plating apparatus
CN111296544A (zh) 速冻鱼片加工用的真空搅拌上浆机
CN206731695U (zh) 一种五金零件清洗烘干装置
CN213317538U (zh) 铸铁管件消失模模型涂层用浸涂装置
JP2003013295A (ja) バレルメッキ方法及びバレルメッキ装置
CN212293852U (zh) 清洗装置
CN216937202U (zh) 一种旋转粘度计转子浸式清洗装置
CN213037727U (zh) 一种香料加工用浸泡装置
CN219824354U (zh) 不锈钢ba管表面钝化处理用装置
CN216262357U (zh) 一种五金螺丝生产用油液清洗装置
CN212293851U (zh) 清洗装置
CN220215997U (zh) 一种设置有球形浸没清洗机构的气泡清洗机
JP2003147597A (ja) 節水式水洗装置
CN218321734U (zh) 一种升降式电镀设备