JPS5852258A - ジペプチドエステルとアミノ酸エステルとの付加化合物の回収法 - Google Patents
ジペプチドエステルとアミノ酸エステルとの付加化合物の回収法Info
- Publication number
- JPS5852258A JPS5852258A JP14797481A JP14797481A JPS5852258A JP S5852258 A JPS5852258 A JP S5852258A JP 14797481 A JP14797481 A JP 14797481A JP 14797481 A JP14797481 A JP 14797481A JP S5852258 A JPS5852258 A JP S5852258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic solvent
- adduct
- amino acid
- phase
- acid ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
テルとの付加化合物の回収法に関するものであ如、更に
詳しくは、この化合物を含む水性懸濁液からこの付加化
合物を有機溶媒のスラリーとして分離回収する方法に関
するものである。
詳しくは、この化合物を含む水性懸濁液からこの付加化
合物を有機溶媒のスラリーとして分離回収する方法に関
するものである。
ジペプチドエステル、例えばN−ペンジルオキシカルボ
ニル−α−L−アルパルチルーLーフェニル゛アラニ2
低級アルキルエステルとアミノ酸エステル、PItハフ
ェニルアラニン低級アルキルエステル、やバリン低級ア
ルキルエス,チルなどとの付加化付物は、甘味剤である
α−L−アスノくルチルーLー7ェニルアラニン低級ア
ルキルエステル物である。
ニル−α−L−アルパルチルーLーフェニル゛アラニ2
低級アルキルエステルとアミノ酸エステル、PItハフ
ェニルアラニン低級アルキルエステル、やバリン低級ア
ルキルエス,チルなどとの付加化付物は、甘味剤である
α−L−アスノくルチルーLー7ェニルアラニン低級ア
ルキルエステル物である。
この様な付加化合物は、N一保蔭アミノジカルボン醸と
アミノ酸エステルを水性媒体中、蛋白分解1[Eの存在
下で反応させることにより(特開昭55−92729,
特開呻5 4 − 9 2 2. 6 )、あるいはジ
ペプチドエステルとアミノ酸エステルとを水などの溶媒
中で反応させること(特開昭55−192!54,特開
昭55−75644)などにより得られる。これらの反
応では付加化合物は溶媒中へ同相の形で析出する。従っ
てこの様な溶媒、特に水性媒体からこの付加化合物をい
かに効率よ回 く爵収するかは極めて重要な課題である、。
アミノ酸エステルを水性媒体中、蛋白分解1[Eの存在
下で反応させることにより(特開昭55−92729,
特開呻5 4 − 9 2 2. 6 )、あるいはジ
ペプチドエステルとアミノ酸エステルとを水などの溶媒
中で反応させること(特開昭55−192!54,特開
昭55−75644)などにより得られる。これらの反
応では付加化合物は溶媒中へ同相の形で析出する。従っ
てこの様な溶媒、特に水性媒体からこの付加化合物をい
かに効率よ回 く爵収するかは極めて重要な課題である、。
上述した公知の方法では、この回収をV過で行なってい
る。また、水と二相を形成することのできる有機溶媒を
反応終了液に加えて付加化合物を溶解抽出し、有機溶媒
中の均一液として分離することも知られている(特開#
B54−11295)しかしながら、抽出を効率よく行
なうためには水と二相形成ができると同時に、付加化合
物に対する溶解力の大きい有機溶媒を使用する必要があ
るが、この様な有機溶媒は、酢酸エチル郷のエステル類
やクロロホルム,二塩化エタン等のハロゲン化アルキル
類等比較的限られている。ところが、エステル類につい
ては、加水分解の′問題があり、tiハロゲン化アルキ
ル類については、近年発ガン性が問題になっている折か
ら、食品等の原料となる付加化合物の処理工程において
は、極力その使用を避けることが望ましい。
る。また、水と二相を形成することのできる有機溶媒を
反応終了液に加えて付加化合物を溶解抽出し、有機溶媒
中の均一液として分離することも知られている(特開#
B54−11295)しかしながら、抽出を効率よく行
なうためには水と二相形成ができると同時に、付加化合
物に対する溶解力の大きい有機溶媒を使用する必要があ
るが、この様な有機溶媒は、酢酸エチル郷のエステル類
やクロロホルム,二塩化エタン等のハロゲン化アルキル
類等比較的限られている。ところが、エステル類につい
ては、加水分解の′問題があり、tiハロゲン化アルキ
ル類については、近年発ガン性が問題になっている折か
ら、食品等の原料となる付加化合物の処理工程において
は、極力その使用を避けることが望ましい。
一方、付加化合物に対する溶解力が小さい有機溶媒の場
合には、大量に使用することが必要で経済上も問題があ
る。
合には、大量に使用することが必要で経済上も問題があ
る。
本発明者らは、この様な問題点を解決するため付加化合
物の分離法について工業的に更に有利な方法を鋭意検討
した結果、意外にも水相と有機溶媒相の二相系において
付加化合物の結晶が固相状態で有機溶媒相中に取シ込ま
れ、未反応原料、酵素尋を含む水相から効果的に分離で
きることを見い出し本発明を完成した。
物の分離法について工業的に更に有利な方法を鋭意検討
した結果、意外にも水相と有機溶媒相の二相系において
付加化合物の結晶が固相状態で有機溶媒相中に取シ込ま
れ、未反応原料、酵素尋を含む水相から効果的に分離で
きることを見い出し本発明を完成した。
即ち本発明は、一般式
%式%
で表わされるジペプチド左ステルとアミノ酸エステルと
の付加化合物を固相で含む水性混合液に水と二相を形成
することのできる有機溶媒を加えて混合し、この付加化
合物の実質的部分を固相で含む有機溶媒相と水相との二
液相を形成させ、有機溶媒相を水相から分離し、この付
加化合物を有機溶媒のスラリーとして回収することを特
徴とする付加化合物の回収法を提供するものである。
の付加化合物を固相で含む水性混合液に水と二相を形成
することのできる有機溶媒を加えて混合し、この付加化
合物の実質的部分を固相で含む有機溶媒相と水相との二
液相を形成させ、有機溶媒相を水相から分離し、この付
加化合物を有機溶媒のスラリーとして回収することを特
徴とする付加化合物の回収法を提供するものである。
一般式(1)中R1及びR6はメチル基、エチル基の様
な低級アルキル基、Rt及びR3はイソプロピル基。
な低級アルキル基、Rt及びR3はイソプロピル基。
ボニル基の様な置換基を有することのあるベンジルオキ
シカルボニル基、nは1又は2である。
シカルボニル基、nは1又は2である。
一般式(1)で表わされる付加化合物を同相で含む水性
混合液は一般式 %式%(1) で表わされるアミノ酸エステルと一般式で表わされるに
一保陣アミノジカルボン鍛を水性媒体中、蛋白分解酵素
の存在下で反応させて、水性媒体中に一般式(夏)で表
わされる付加化合物を析出させることにより1ilsす
ることができる。
混合液は一般式 %式%(1) で表わされるアミノ酸エステルと一般式で表わされるに
一保陣アミノジカルボン鍛を水性媒体中、蛋白分解酵素
の存在下で反応させて、水性媒体中に一般式(夏)で表
わされる付加化合物を析出させることにより1ilsす
ることができる。
一般式(II)及び(1)中、R1,)+2 * R,
@ * R4e !及びnけ一般式(,1)中における
と同じ意味を表わす。
@ * R4e !及びnけ一般式(,1)中における
と同じ意味を表わす。
エステル及びfffl(1)で表わされるN−保睡アミ
ノジカルボン酸は、それぞれ付加化合物、アミノ酸エス
テル及びN−保鏝アミノジカルボン酸と云う。
ノジカルボン酸は、それぞれ付加化合物、アミノ酸エス
テル及びN−保鏝アミノジカルボン酸と云う。
上述の方法による付加化合物の調製は、特開昭53−9
2729号公報等に記載されている公知の条件に従って
よい。これらの条件を飼示すると以下の様である。
2729号公報等に記載されている公知の条件に従って
よい。これらの条件を飼示すると以下の様である。
オールプロテアーゼ。
好ましくは、プロリン
ン、サーモライシン。
タシナーゼN、P8−
プロテアーゼ等の虻属
プロテアーゼ、?モア
ーゼなどの粗製酵素も
使用可。
酵 素 濃 度 通常、基質1モルに対して約2
ないし約400 (約5 x 10=ないし 約1×1−ミリモル) (約I X 1 (1’ないし 3 X 10−’ ミリモル) 反応の際の液性 使用する酵素がWl累活性を示
す範囲内、通常 pH約4ないし約9、 好ましくは4ないし8゜ 反 応 温 度 使用する酵素がIw累竺性を維
持し得る温度範 囲、好ましくは約20 ないし約50℃。
ないし約400 (約5 x 10=ないし 約1×1−ミリモル) (約I X 1 (1’ないし 3 X 10−’ ミリモル) 反応の際の液性 使用する酵素がWl累活性を示
す範囲内、通常 pH約4ないし約9、 好ましくは4ないし8゜ 反 応 温 度 使用する酵素がIw累竺性を維
持し得る温度範 囲、好ましくは約20 ないし約50℃。
この方法ではアミノ酸エステルとN−保護アミノジカル
ボン酸は、それぞれ1体又はし体とD 一体との混合物
を用いる。
ボン酸は、それぞれ1体又はし体とD 一体との混合物
を用いる。
アミノ酸エステルとしてL一体を用いるとLL−型ジペ
プチドエステルとL−型アミノ酸エステルとの付加化合
物が、またL一体とD一体との混合物を用いるとLL−
型ジペプチドエステルとD 一体又Hn一体とL一体の
混合のアミノ酸エステルとの付加化合物が生成する。
プチドエステルとL−型アミノ酸エステルとの付加化合
物が、またL一体とD一体との混合物を用いるとLL−
型ジペプチドエステルとD 一体又Hn一体とL一体の
混合のアミノ酸エステルとの付加化合物が生成する。
本発明の水性混合液は、またアミノ酸エステルと一般式
で表わされるジペプチドエステルを水性媒体中で反応さ
せることによりて調製できる。
せることによりて調製できる。
この様にして得られる付加化合物は、特開昭55−19
254号公報及び特開昭55−75444号公報に開示
されている様にDL−アミノ酸エステルの光学分割のた
めに利用できる。
254号公報及び特開昭55−75444号公報に開示
されている様にDL−アミノ酸エステルの光学分割のた
めに利用できる。
こうして得られた水性混合−に水と二相を形成すること
のできる有機溶媒を加えると、付加化合物の結晶は固相
のまま有機溶媒相に移行しスラリー状となる。
のできる有機溶媒を加えると、付加化合物の結晶は固相
のまま有機溶媒相に移行しスラリー状となる。
水と二相を形成することのできる有機溶媒としては、ベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素。
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素。
メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン等のケト
ン類、ジインプロピルエーテル等のエーテル類又はこれ
らの混合液を好適なものとして例示することができる。
ン類、ジインプロピルエーテル等のエーテル類又はこれ
らの混合液を好適なものとして例示することができる。
本発明は、付加化合物を有機溶媒のスラリーとして分離
するものであるから、付加化合物を完全に溶解する程多
鎗の有機溶媒を使用するものでない。その1は通常、付
加化合物1重量部に対して約1ないし約20重1部、好
ましくは約3ないし約15重1部である。
するものであるから、付加化合物を完全に溶解する程多
鎗の有機溶媒を使用するものでない。その1は通常、付
加化合物1重量部に対して約1ないし約20重1部、好
ましくは約3ないし約15重1部である。
本発明で用いる有機溶媒は、水相と二相を形成して付加
化合物を懸濁させたとき、その溶解度の範囲で付加化合
物を溶解させて含むが、その実質混曾液゛と有機溶媒を
”接触させるときの温度は、通常約0ないし約80℃で
ある。しかしながら、形成し九二相を分離し、水相から
残存酵素を回収する目的の場合には、約5ないし約50
℃で混合を行なうことが望ましい。
化合物を懸濁させたとき、その溶解度の範囲で付加化合
物を溶解させて含むが、その実質混曾液゛と有機溶媒を
”接触させるときの温度は、通常約0ないし約80℃で
ある。しかしながら、形成し九二相を分離し、水相から
残存酵素を回収する目的の場合には、約5ないし約50
℃で混合を行なうことが望ましい。
混合時間及び二相の分離時間は、特に限定的でないが、
通常5分ないし3時間の範囲内で行なわれる。
通常5分ないし3時間の範囲内で行なわれる。
付加化合物の実質的部分をスラリーとして含む有機溶媒
相と水相は液々抽出の時に用いられるような慣用の手段
により分離することができる。
相と水相は液々抽出の時に用いられるような慣用の手段
により分離することができる。
前述した様な付加化合物の生成反応で未反応で残ったア
ミノ酸エステル、N−保障アミノジカルボン醪、酵素轡
の大部分は水相に残るので、これによって付加化合物を
υ1jJ−ら分陰することができる0分離された有機相
からは慣用の手段、例えば有機溶媒を蒸発により除去す
るとか、ろ過等の方法により付加化合物を単離すること
ができる。
ミノ酸エステル、N−保障アミノジカルボン醪、酵素轡
の大部分は水相に残るので、これによって付加化合物を
υ1jJ−ら分陰することができる0分離された有機相
からは慣用の手段、例えば有機溶媒を蒸発により除去す
るとか、ろ過等の方法により付加化合物を単離すること
ができる。
あるいは、分離された有機相を酸性水溶液と接触させる
ことにより、付加化合物の一方の成分であるアミノ酸エ
ステルを水相側に移動させ、これよりアミノ酸エステル
を、有機相からは他方の成分である一般式幌で表わされ
るジペプチドエステルを分離することができる。
ことにより、付加化合物の一方の成分であるアミノ酸エ
ステルを水相側に移動させ、これよりアミノ酸エステル
を、有機相からは他方の成分である一般式幌で表わされ
るジペプチドエステルを分離することができる。
また付加化合物を含む有機溶媒相を直ちに付加化合物の
アミノ基の保護基(一般式〇)中のX)の脱離の工程に
供すること本できる。
アミノ基の保護基(一般式〇)中のX)の脱離の工程に
供すること本できる。
以上の説明から明らかな様に、本発明によれば、水性混
合液中の付加化合物を他の成分から有機溶媒中への高濃
度のスラリーの形で効率的に分離できる。また付加化合
物を全景溶解することなしに1実質的部分と固形物とし
て有機溶媒相に抽出できるので、溶媒の使用緻が少なく
てすみ工業的に有利である。しかも、溶解による抽出の
場合に比べてより安定で、かつ生理学的により問題の少
ない有機溶媒を用いることができる。
合液中の付加化合物を他の成分から有機溶媒中への高濃
度のスラリーの形で効率的に分離できる。また付加化合
物を全景溶解することなしに1実質的部分と固形物とし
て有機溶媒相に抽出できるので、溶媒の使用緻が少なく
てすみ工業的に有利である。しかも、溶解による抽出の
場合に比べてより安定で、かつ生理学的により問題の少
ない有機溶媒を用いることができる。
以下、本発明を実施例により巣に拝しく説明する。
実施例1
N−ヘンシルオキシカルボニル矢−アスパラギン酸5s
4syとDL−フェニルアラニンメチ、ルエステ411
塩107.84tを2tのフラスコにとり、蒸留水49
Od、5N−水酸化ナトリウム水溶gtoo−及び粗製
サーモライシン(サーモアーゼPS−160.商標患、
大和化成@製)ta t、酢酸カルシウム−水塩α92
を加え、40℃で攪拌しながら反応させた。15時間後
、懸濁状の反応混合液を得た。この液にトルエン60ロ
ーを加え、40℃で20分間攪拌混合した。攪拌を止め
ると固形物を懸濁状に含むトルエン相と均一透明な水相
とに分離した。10分後に固形物を含むトルエン相を水
相から分離し、トルエン相は200dの(15%酢酸カ
ルシウム水溶液で2回洗浄を行なったのち、固形物をガ
ラスフィルターを用いてろ過によシ分離した。乾慄後、
酢酸エチル−〇−へキサ/混合浴媒から再結晶を行ない
、N献− 一ベンジルオキシカルボニルーL−7スパルチルーL−
7エニルアラニンメチルエステル(以下、Z−APMと
云う)と主KD一体のフェニルアラニンメチルエステル
(以下%D−PMと云う)との1=1の付加化合物10
11 ?(収率8&2チ)を得た。この結晶が、Z−A
PMと王にD−PMの1=1の付加化付物であることは
、NMR。
4syとDL−フェニルアラニンメチ、ルエステ411
塩107.84tを2tのフラスコにとり、蒸留水49
Od、5N−水酸化ナトリウム水溶gtoo−及び粗製
サーモライシン(サーモアーゼPS−160.商標患、
大和化成@製)ta t、酢酸カルシウム−水塩α92
を加え、40℃で攪拌しながら反応させた。15時間後
、懸濁状の反応混合液を得た。この液にトルエン60ロ
ーを加え、40℃で20分間攪拌混合した。攪拌を止め
ると固形物を懸濁状に含むトルエン相と均一透明な水相
とに分離した。10分後に固形物を含むトルエン相を水
相から分離し、トルエン相は200dの(15%酢酸カ
ルシウム水溶液で2回洗浄を行なったのち、固形物をガ
ラスフィルターを用いてろ過によシ分離した。乾慄後、
酢酸エチル−〇−へキサ/混合浴媒から再結晶を行ない
、N献− 一ベンジルオキシカルボニルーL−7スパルチルーL−
7エニルアラニンメチルエステル(以下、Z−APMと
云う)と主KD一体のフェニルアラニンメチルエステル
(以下%D−PMと云う)との1=1の付加化合物10
11 ?(収率8&2チ)を得た。この結晶が、Z−A
PMと王にD−PMの1=1の付加化付物であることは
、NMR。
工R1元素分析、 &jt、[が特開昭55−9272
9号公報に開示されているデータと同一であることによ
り確認した。
9号公報に開示されているデータと同一であることによ
り確認した。
実施例2
実施例1において粗製サーモライシンを7.2f。
酢酸カルシウム−水塩を159.反応時間を8時間にし
た以外は実施例1と同様にしてペプチド生成及び付加化
合物の形成反応を行なった。
た以外は実施例1と同様にしてペプチド生成及び付加化
合物の形成反応を行なった。
反応終了後、トルエンの代りにメチルイソブチルケトン
を1を使用した以外は実施例1と同様に処理を行なった
。固形物を懸濁状で含有したメチルイソブチルケトン相
は分離後、四−タリーエバポレーターで溶媒を留去した
のち、残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混曾浴媒から再
結晶し、Z−APMとD−PMの1=1付加化合物の1
02.2p(収率84.1%)を得た。
を1を使用した以外は実施例1と同様に処理を行なった
。固形物を懸濁状で含有したメチルイソブチルケトン相
は分離後、四−タリーエバポレーターで溶媒を留去した
のち、残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混曾浴媒から再
結晶し、Z−APMとD−PMの1=1付加化合物の1
02.2p(収率84.1%)を得た。
実施ys4s
実施例2とト1様にしてペプチド生成及び付加化合物の
形成反応を行なった0反応終了後、メチルイソブチルケ
トンの代シにジイソグロビルエーテル500−を使用し
九以外は実施例2と同様に処理を行なった。固形物を懸
濁状に含有したジイノプロビルエーテル相は分離後、ロ
ータリーエバポレーターで溶媒を留去し九のち、残渣を
酢酸エチル−n−ヘキサンから再結晶し、Z−APMと
主にD−PMの1=1付加化合物945F(収率79.
5チ)を得たつ 実施11i14 実施N2において、DL−フェニルアラニンメチルエス
テル塩酸塩の代り[L−フェニルアラニンメチルエステ
ル塩酸塩を用いた以外は実施例2と(ロ)様にしてペプ
チド生成及び付加化合物形成反応を行なった。反応終了
後、メチルインブチルケトンの代りにメチルインブチル
ケトン900−とトルエン100−の混合溶媒を用い、
実施例2と同様に後処理を行なった。固形物を懸濁状で
含有する有機相は、水相から分離したのち、ロータリー
エバポレーターで溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−n
−ヘキサンより再結晶し、2−ムPMとL−フェニルア
ラニンメチルエステル(以)、L−PMと云う)の1:
1付加化曾物9&4B?(収率8t2Ls)を得た。
形成反応を行なった0反応終了後、メチルイソブチルケ
トンの代シにジイソグロビルエーテル500−を使用し
九以外は実施例2と同様に処理を行なった。固形物を懸
濁状に含有したジイノプロビルエーテル相は分離後、ロ
ータリーエバポレーターで溶媒を留去し九のち、残渣を
酢酸エチル−n−ヘキサンから再結晶し、Z−APMと
主にD−PMの1=1付加化合物945F(収率79.
5チ)を得たつ 実施11i14 実施N2において、DL−フェニルアラニンメチルエス
テル塩酸塩の代り[L−フェニルアラニンメチルエステ
ル塩酸塩を用いた以外は実施例2と(ロ)様にしてペプ
チド生成及び付加化合物形成反応を行なった。反応終了
後、メチルインブチルケトンの代りにメチルインブチル
ケトン900−とトルエン100−の混合溶媒を用い、
実施例2と同様に後処理を行なった。固形物を懸濁状で
含有する有機相は、水相から分離したのち、ロータリー
エバポレーターで溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−n
−ヘキサンより再結晶し、2−ムPMとL−フェニルア
ラニンメチルエステル(以)、L−PMと云う)の1:
1付加化曾物9&4B?(収率8t2Ls)を得た。
Z−APMとL−PMのI:1付加化曾物である夜
ことは、NMR,工R1元素分析、施光駁が特′開昭5
3−92729号に開示されているデータと同一である
ことにより確認した。
3−92729号に開示されているデータと同一である
ことにより確認した。
実施例5
N−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラギンtl
!5.545 fとDL−フェニルアラニンメチルエス
テルj4酸I41 (L 784 Fを200sdの7
ラスコにとり、蒸留水40m、5N−力性ソーダ水浴液
1〇−及びサーモライシン200wf、酢酸カルシウム
−水塩130wIIを加え、40℃で攪拌しながら反応
させた。7時間後、反応混合液にメチルイソブチルケト
ン100−を加え、40℃で20分間攪拌混会合た。攪
拌停止10分後、固形物を含む有機相と均一な水相とを
分離し、有機相は20Wltのα5囁酢鍍カルシウム水
浴液で2回洗浄を行なりた後、ロータリーエバポレータ
ーで溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−n−ヘキサンよ
り再結晶し、Z−APMと主にD−PM+7)1 :
1の付加化合物の結晶01α34F(収率8i2囁)を
得喪。
!5.545 fとDL−フェニルアラニンメチルエス
テルj4酸I41 (L 784 Fを200sdの7
ラスコにとり、蒸留水40m、5N−力性ソーダ水浴液
1〇−及びサーモライシン200wf、酢酸カルシウム
−水塩130wIIを加え、40℃で攪拌しながら反応
させた。7時間後、反応混合液にメチルイソブチルケト
ン100−を加え、40℃で20分間攪拌混会合た。攪
拌停止10分後、固形物を含む有機相と均一な水相とを
分離し、有機相は20Wltのα5囁酢鍍カルシウム水
浴液で2回洗浄を行なりた後、ロータリーエバポレータ
ーで溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−n−ヘキサンよ
り再結晶し、Z−APMと主にD−PM+7)1 :
1の付加化合物の結晶01α34F(収率8i2囁)を
得喪。
実にガロ
サーモライシンの代りにP8−プロテアーゼ1fを用い
友以外は実施P15と同様の操作でペプチド生成、付加
化合物の形成及び反応後の処理を行なっ九、再結晶後、
得られたZ−APMと主にD−PMの1=1付加化会物
の収@#′i9.87t(収率8t2−’)であった。
友以外は実施P15と同様の操作でペプチド生成、付加
化合物の形成及び反応後の処理を行なっ九、再結晶後、
得られたZ−APMと主にD−PMの1=1付加化会物
の収@#′i9.87t(収率8t2−’)であった。
チルーL−フェニルアラニンメチルエステルのナトリウ
ムt4sotを20−の水に浴解し、この液をDI、−
バリンメチルエステルの塙l!&!塩!LOtを含む2
0Wltの水浴液中に攪拌しながら滴下した。
ムt4sotを20−の水に浴解し、この液をDI、−
バリンメチルエステルの塙l!&!塩!LOtを含む2
0Wltの水浴液中に攪拌しながら滴下した。
室温に2時間静置したのち、50−のメチルイノブチル
ケトンを加えて攪拌した。有機溶゛媒相を水相から分離
したのちp過乾燥し、N−ベンジルオキシカルボニル−
L−アスパルチル−L −7xニルアラニンメチルエス
テルとバリンメチルエステルとの付加化合物a9fを得
た−0 この付加化合物を1規定の塩酸水溶液で処理し光学純度
72チのD−バリンメチルエステルを得九。
ケトンを加えて攪拌した。有機溶゛媒相を水相から分離
したのちp過乾燥し、N−ベンジルオキシカルボニル−
L−アスパルチル−L −7xニルアラニンメチルエス
テルとバリンメチルエステルとの付加化合物a9fを得
た−0 この付加化合物を1規定の塩酸水溶液で処理し光学純度
72チのD−バリンメチルエステルを得九。
特許出願人 東洋曹達工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式 %式% で表わされるジペプチドエステルとアミノ酸エステルと
の加付化合物(式中R,及びR,は低級アルキルiR1
及びR,itアミノ鈑の側鎖基、 Xid置換基を有す
ることのあるベンジルオキシカルボニル基であ)、nは
1又は2である)を固相で含む水性混合液に水と二相を
形成することのできる有機溶媒を加えて混合し、この付
加化合物の実質的部分を固相で含む有機溶媒相と水相と
の二液相を形成させ、有機溶媒相を水相から分離し、こ
の付加化合物を有機溶媒のスラリーとして1収すること
を特徴とするジペプチドエステルとアミノ酸エステルと
の付加化合物の回収法。 (2)水と二相を形成することのできる有機溶媒が水と
二相を形成することのできるケトン類。 脂肪族系もしくは芳香族系の炭化水素類又はエーテル類
である特許請求の範囲第1項記載の回収法。 (2)水と二相を形成することのできる有機溶媒を付加
化合物を完全に溶解できる置未満の■で用いる特許請求
の範囲第1JJil又は第2項記載の回収法。 幡 水と二相を形成することのできる有機溶媒を付加化
合物1重量部に対して約1ないし約20重置部の置加え
る特許請求の範囲第1項\ ないし第3項のいずれかの項記載の回収法。 (6) 付加化合物のジペプチド部分がLL−型である
特許請求の範囲第1項ないし第5項記載の回収法。 偏) 水性混合液が一般式 0 で表わされるアミノ酸エステル(式中R8は低級アルキ
ル基、Rtはアミノ酸の側鎖基である)と一般式 %式% で表わされるN−保護アミノジカルボンM(式中Xはt
m基を有することのあるベンジルオキシカルボニル基で
あシ、nは1又は2である)を水性媒体中、蛋白分解酵
素の存在下で反応させて一般式 で表わされるジペプチドエステルとアミノ酸エステルと
の付加化合物(式中R,、R,、X及びn#′i前記同
様であシ、Rs及びR4はそれぞれト、及びR1と同一
の基である)を生成させた反応生成液である特許請求の
範囲第1項ないし第5項のいずれかの項記載の回収法。 (至)付加化合物、アミノ酸エステル及びy−保護アミ
ノジカルボン酸の一般式中の山及びR4がメチル基、R
3及びR1がベンジル基。 nが1である特許請求の範囲第6項記載の回収法。 (8)用いるアミノ酸エステル及びN−保護アミノジカ
ルボン酸がそれぞれ独立にL−型又はL−型とD型の混
合物である特許請求の範囲第6項又は第7項記載の回収
法。 (9) 用いる蛋白分解WI素が金属グロテアーゼで
ある特許請求の範囲第6項ないし第8項のいずれかの項
記載の回収法。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14797481A JPS5852258A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | ジペプチドエステルとアミノ酸エステルとの付加化合物の回収法 |
EP82108116A EP0075160B1 (en) | 1981-09-21 | 1982-09-02 | Process for recovering a dipeptide derivative |
DE8282108116T DE3274985D1 (en) | 1981-09-21 | 1982-09-02 | Process for recovering a dipeptide derivative |
AU88018/82A AU554836B2 (en) | 1981-09-21 | 1982-09-03 | Process for recovering a dipeptide derivative |
US06/415,912 US4487717A (en) | 1981-09-21 | 1982-09-08 | Process for recovering a dipeptide derivative |
CA000411792A CA1186648A (en) | 1981-09-21 | 1982-09-20 | Process for recovering a dipeptide derivative |
BR8205516A BR8205516A (pt) | 1981-09-21 | 1982-09-20 | Processo para recuperacao de um derivado de dipeptidio |
DD27258282A DD232067A5 (de) | 1981-09-21 | 1982-09-21 | Verfahren zur gewinnung eines dipeptidderivats |
DD24340782A DD216451A5 (de) | 1981-09-21 | 1982-09-21 | Verfahren zur gewinnung eines dipeptidderivats |
DD82272585A DD232499A5 (de) | 1981-09-21 | 1982-09-21 | Verfahren zur gewinnung eines dipeptidderivats |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14797481A JPS5852258A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | ジペプチドエステルとアミノ酸エステルとの付加化合物の回収法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852258A true JPS5852258A (ja) | 1983-03-28 |
JPH0212238B2 JPH0212238B2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=15442304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14797481A Granted JPS5852258A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | ジペプチドエステルとアミノ酸エステルとの付加化合物の回収法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852258A (ja) |
DD (1) | DD232067A5 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2708938A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-17 | Bioeurope | Procédé enzymatique perfectionné de préparation d'oligomères de L-lysine. |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP14797481A patent/JPS5852258A/ja active Granted
-
1982
- 1982-09-21 DD DD27258282A patent/DD232067A5/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2708938A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-17 | Bioeurope | Procédé enzymatique perfectionné de préparation d'oligomères de L-lysine. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DD232067A5 (de) | 1986-01-15 |
JPH0212238B2 (ja) | 1990-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0127411B1 (en) | Method of preparing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester and its hydrochloride | |
EP0149594A2 (en) | Enzymatic coupling of n-formyl amino acids and/or peptide residues | |
EP0075160B1 (en) | Process for recovering a dipeptide derivative | |
US4521514A (en) | Process for producing an addition compound of a dipeptide ester and an amino acid ester | |
EP0297641B1 (fr) | Composés guanidiniques comprenant un ion tétraphénylborate substitué, procédé d'obtention de ces composés et utilisation des composés lors de la synthése peptidique | |
IE57518B1 (en) | Method of preparing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester and its hydrochloride | |
JPS5852258A (ja) | ジペプチドエステルとアミノ酸エステルとの付加化合物の回収法 | |
JPH0641029A (ja) | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、及びL−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸の回収方法 | |
US5693485A (en) | Enzymatic coupling reaction of N-protected-L-aspartic acid and phenylalanine methyl ester | |
US6316657B1 (en) | Process for purification or recovery of sweetener | |
JPH0243756B2 (ja) | ||
JPH0212240B2 (ja) | ||
JPS6257318B2 (ja) | ||
JPH0212239B2 (ja) | ||
JP2000044534A (ja) | N保護基アミノ酸の製造法 | |
JP4035856B2 (ja) | 高光学純度光学活性アミノ酸エステルの製造法 | |
JPH0832718B2 (ja) | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法 | |
JPS6022918B2 (ja) | N−ベンジルオキシカルボニル−l−アスパルチル−l−フェニルアラニンメチル−エステルとフェニルアラニンメチルエステルとの付加化合物の製造方法 | |
JPH1192496A (ja) | 1−〔n2−((s)−エトキシカルボニル)−3−フェニルプロピル)−n6−トリフルオロアセチル〕−l−リシル−l−プロリンの単離方法およびその単離生成物 | |
JP2001114744A (ja) | N−炭化水素オキシカルボニルアミノ酸の製造方法 | |
JP2698372B2 (ja) | N−保護アスパラギン酸無水物の製造方法 | |
JPS585038B2 (ja) | ジペプチドエステルの製造方法 | |
JPH09248197A (ja) | ジペプチドエステルの製造方法 | |
JP2000044522A (ja) | N保護基アミノ酸エステルの固化法 | |
JPH0338839B2 (ja) |