JPS5852230Y2 - 保冷バツグ - Google Patents

保冷バツグ

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Publication number
JPS5852230Y2
JPS5852230Y2 JP10054281U JP10054281U JPS5852230Y2 JP S5852230 Y2 JPS5852230 Y2 JP S5852230Y2 JP 10054281 U JP10054281 U JP 10054281U JP 10054281 U JP10054281 U JP 10054281U JP S5852230 Y2 JPS5852230 Y2 JP S5852230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
outer box
bag
polyolefin foam
closed
Prior art date
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Expired
Application number
JP10054281U
Other languages
English (en)
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JPS589384U (ja
Inventor
隆 田中
和也 福井
Original Assignee
東レ株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、保冷バッグ(いわゆる携帯用クーラー)に関
するものである。
保冷バッグは釣りとかピクニックとかの一般レジャー用
によくつかわれているが、従来のものは外箱だけである
のがほとんどであった。
すなわち、2枚重ねの軟質ポリ塩化ビニルシートをウエ
ルダ加工した外箱カバー、あるいは2枚重ねの布地の縫
製による外箱カバー内に、断熱材として軟質ポリウレタ
ンフォームを充填してなる外箱だけを用いたものであっ
た。
しかしながら、このような従来の保冷バッグは、軟質ポ
リウレタンフォームの構造が独立気泡ではなく連続気泡
であるため、まず強度が小さくてバッグとしての形態保
持性に欠けるとともに、断熱性能にも劣り、冷媒として
のドライアイスや氷の消費を早め、また外箱外面に結露
させるなど、保冷バッグとしての機能を十分に果たして
いなかった。
本考案の目的は、上記従来の保冷バッグの欠点を克服し
、バッグとして形態保持性を向上させるとともに、最も
重要な断熱性能を満足させ得る、改良された保冷バッグ
を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案は、外箱のカバー内
に低発泡独立気泡ポリオレフィンフオームを充填し、か
つ、該外箱の内側に空間を介して高発泡独立気泡ポリオ
レフィンフオームより構成された内箱を設けてなるもの
である。
以下、図によって本考案の実施例を説明する。
第1図は保冷バッグの斜視図である。
1は外箱、2は内箱、3はふた、4はファスナーおよび
5はベルトである。
なお、ファスナー4の代りに、スナップやマジック(登
録商標)テープなどを用いることもできる。
第2図は保冷バッグの横断面図である。
同図に示すように、外箱のカバーIA(軟質ポリ塩化ビ
ニールシート、布地等からなる。
外側と内側とが異質素材でもよい)内に断熱材としての
低発泡独立気泡ポリオレフィンフオーム6が充填されて
おり、さらにその内側にスペーサ7を介して(すなわち
空間Sを介して)、高発泡独立気泡ポリオレフィンフオ
ームよりなる内箱2が設けられている。
スペーサ7としては、好ましくは高発泡または低発泡の
独立気泡ポリオレフィンフオームを用いることができる
内箱2の内面には、さらにポリエチレン袋8が着脱自在
に設けられている。
ポリエチレン袋8は、主として冷媒および保冷物の交換
に便利なために用いられ、なくてもよいが゛、あった方
が好ましい。
また、外箱のカバー1Aに連続して設けられたふたのカ
バー3A(カバー1Aと同様の構成よりなる)内に、低
発泡独立気泡ポリオレフインフオームロ′が充填されて
いる。
ふた3の断熱材としては、高発泡独立気泡ポリオレフィ
ンフオームを用いてもよい。
ここで低発泡フオームとは、みかけ密度が1/20g/
cm3よりも大きな発泡フオーム、好ましくは1/15
g 7cm3以上の発泡フオームをさし、高発泡フオ
ームとは、1/20 g /cm3以下の発泡フオーム
をさす。
また独立気泡とは、隣同士の気泡と気泡とが連続してい
ないもの、すなわちマトリクス(母材)によって気泡と
気泡とが分離しているものをさす。
ポリオレフィンフオームとしては、ポリエチレンフオー
ム、ポリプロピレンフオームおよびエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フオームを好ましく用いることができる。
このような構成からなる本考案の保冷バッグは、次のよ
うな効果を奏することができる。
■ 従来の軟質ポリウレタンフォーム(連続気泡)に換
えて、それよりも断熱性能の高い独立気泡の低発泡ポリ
オレフィンフオームを外箱のカバー内に充填するととも
に、さらにその内側に空気断熱層である空間Sを介して
、独立気泡の高発泡ポリオレフィンフオーム(低発泡ポ
リオレフィンフオームよりも断熱性能が高い)よりなる
内箱を設けたため、断熱性能(保冷性能)を著しく向上
させることができる。
すなわち、内箱の高発泡独立気泡ポリオレフィンフオー
ムによって、まず1次断熱をおこない、つづいて空間(
空気層)Sによって2次断熱をおこない、そのうえに外
箱の低発泡独立気泡ポリオレフィンフオームによって3
次断熱をすることができるため、きわめて優れた断熱効
果を発揮し得る。
■従来の軟質ポリウレタンフォームよりもはるかに強度
が大きく、硬度も高い低発泡独立気泡ポリオレフィンフ
オームを外箱のカバー内に充填してなるため、バッグと
しての優れた形態保持性を発揮することができる。
しかも、内側にはスペーサを介して、高発泡独立気泡ポ
リオレフィンフオームよりなる内箱を設けているため、
より一層バッグとしての構造を強化し、形態保持性を向
上させ得る。
■ 内箱と外箱との間に空間Sを設けてなるため、この
空間Sを空気断熱層として作用させるとともに、使用温
度条件の厳しい場合にも結露を内箱外面だけにとどめさ
せる空気断層として作用させることができ、外箱外面に
は結露させない。
【図面の簡単な説明】
第1図は保冷バッグの斜視図、および第2図はその横断
面図である。 1・・・・・・外箱、1A・・・・・・外箱のカバー、
2・・・・・・内箱、3・・・・・・ふた、3A・・・
・・・ふたのカバー、6,6′・・・・・・低発泡独立
気泡ポリオレフィンフオーム、7・・・・・・スペーサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱のカバー内に低発泡独立気泡ポリオレフィンフオー
    ムを充填し、かつ、該外箱の内側に空間を介して高発泡
    独立気泡ポリオレフィンフオームより構成された内箱を
    設けてなる保冷バッグ。
JP10054281U 1981-07-08 1981-07-08 保冷バツグ Expired JPS5852230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10054281U JPS5852230Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 保冷バツグ

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JP10054281U JPS5852230Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 保冷バツグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589384U JPS589384U (ja) 1983-01-21
JPS5852230Y2 true JPS5852230Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29895224

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10054281U Expired JPS5852230Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 保冷バツグ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832499B2 (ja) 1992-11-12 1998-12-09 ダイワ精工株式会社 保冷容器とその製造方法
DE202021106156U1 (de) * 2021-11-11 2021-11-19 Va-Q-Tec Ag Thermisch isolierte Tragetasche

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JPS589384U (ja) 1983-01-21

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