JPS5852004Y2 - 横形つりあい試験機における2面不つりあい修正装置 - Google Patents

横形つりあい試験機における2面不つりあい修正装置

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Publication number
JPS5852004Y2
JPS5852004Y2 JP16603977U JP16603977U JPS5852004Y2 JP S5852004 Y2 JPS5852004 Y2 JP S5852004Y2 JP 16603977 U JP16603977 U JP 16603977U JP 16603977 U JP16603977 U JP 16603977U JP S5852004 Y2 JPS5852004 Y2 JP S5852004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
rotation
drill
measured
testing machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP16603977U
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English (en)
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JPS5491286U (ja
Inventor
正道 光井
義光 中山
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
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Publication of JPS5491286U publication Critical patent/JPS5491286U/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は横形つりあい試験機に係り、2面において不つ
りあい測定が行なわれた被測定物を取付は状態のままで
ドリルにより穴あけ切削加工して修正するボール盤を設
置した2部平つりあい修正装置の改良に関するものであ
る。
この種のつりあい試験機は第1図に示すように機台1上
には被測定物4が支持枠2,3を介して回転自在に支持
され、電動機(図示省略)により継手22を介して回転
される。
被測定物の不つりあいはR面り面の2面で測定されるが
、2K。
3にはその不つりあい検出部である。
検出部2に、3Kからの出力はつりあい試験機本体21
にて測定され指示計MにてR面、L面それぞれの不つり
あい量が表示される。
この表示値に従って被測定物4はそのままの状態でボー
ル盤により不つりあいが修正されるのである。
すなわちボール盤のドリル6が案内筒部7に対しバンド
ル10により下方へ押し出されて被測定物4を穴あけ切
削加工し不つりあい量を削り取るのである。
案内筒部7は支持台5に対して回動自在に設けた回動腕
(第1図においては案内筒部7の後方)に取り付けられ
ており、したがってこの回動腕の回動によりドリル6が
R面、L面に位置合わせされるようになっている。
ところでこのように横形つりあい試験機には被測定物の
不つりあいを修正する不つりあい修正装置が設置されて
いるのが通常であるが、不つりあい修正の作業上従来の
装置には欠点を有している。
それはドリル6を被測定物4の修正位置に合わせる位置
合わせである。
すなわち従来にお・いてはドリル6を修正位置に位置合
わせするためには手動に上り回動腕を動かすが、回動腕
は拘束されていないために浮動状態でありそのために片
手で回動腕をしっかりと固定し他方の手でバンドル10
を回わし修正するわけで、したがってこのような作業に
は熟練を要する。
本考案は従来のこのような不便さを解決した修正装置を
提供しようとするものである。
以下第2図〜第4図に示す一実施例について訝明する。
第2図はボール盤の上部構造を示している。
すなわち支持台5より上方を示し、11が回動腕でその
左方に案内筒部7が設けられている。
この案内筒部7に案内されドリル6がハンドル10によ
って上下動される。
8は上方のカバーで内部にはモータ9の回転をドリル6
に伝達するプーリ、ベルトが設けられている。
回動腕11は支持台5に対して回転自在に挿入された回
転支柱14の上方枠12に貫設され、下面にラック11
Lが付設され、ハンドル130回転により回動腕11の
長さが調節できるようにされている。
14Lは回転支柱14を上下動させるためのラックであ
る。
本考案によればこの回動腕11の回動角度範囲が制限さ
れ両端限位置に回動腕を位置決めすることにより結果的
にドリル6がR面、L面に正しく位置合わせできるよう
にしたもので、その構成は回転支柱14と支持台5との
間に設けられている。
第3図、第4図はその詳細な構成を示している。
15は回転支柱14に固定された回転盤で2分割体で構
成され、凸部15Fを介してねじ31により回転支柱1
4を挾持する形で支柱14に一体的に固定されている。
またこの回転盤15の突片部15′には貫通孔15h、
15h’が穿設されており、貫通孔15hには上下動自
在なピン17が貫設されている。
突片部15′の下方には円筒部24が固設されており、
さらにこの円筒部24の下方にはねじ33により蓋25
が取り付けられている。
この回転盤15と円筒部24の内方には貫通孔15hよ
りも大きな径の内孔Hが形成されていて、この内孔Hに
ピン17のフランジ部17Fが嵌合している。
このフランジ17Fは内孔Hに内在された圧縮バネ23
によって下方へ付勢されており蓋25に圧接されている
ピン17の下方端17′は後述すると卦り支持台5に固
定設置された固定盤19の上面部に対応位置されている
18はピン17を上方へ変動させるレバーで支軸26を
中心に揺動自在で端部はピン17の上方に設置された係
止ピン27に係合している。
したがってレバー18を下方へ押すとピン17が圧縮バ
ネ230弾力に抗して上方へ押上げられまたレバーを離
すと図示の位置に復帰する。
16は支軸26を有する支持ピンで貫通孔15h′に貫
通されたねじ16Nにより回転盤15に固定されている
固定盤19は回転支柱14を18ぽの範囲にわたって包
囲するよう設置されており半円弧形の板状をなしてねじ
28(3個)により固定設置されている(第4図)。
固定盤19には一定角度の円弧状孔Aが穿設されてかり
この円弧孔Aに2個のストッパー20,20′が配設さ
れている。
ストッパー20,20′はストッパーピン30おヨヒコ
のピン30に螺合されたナツト29によって固定盤19
に対し固定又は解放自在に設けられている。
この両ストッパー20と20′を結ぶ方向は被測定物4
の軸心方向と平行な方向にされている。
したがってこのストッパー20.20’にピン17の下
端17′が当接すると、回動腕11の回動が規制されド
リル6の位置が被測定物4のR面、L面にちょうど位置
するようになる。
被測定物4の大きさが異なるときはこのストッパー20
.20’の位置がナツト29をゆるめることにより調整
される。
このような構成によってピン17が両ストッパー20
、20’に当接されしたがってドリル6がR面、L面の
間を変位することができるが、これだけでは被測定物4
のつりあい試験機への搬出入が不可能であり、したがっ
て被測定物4の搬出入時にはドリル6が外方に眼部され
ていることが必要である。
そのためにピン17がストッパー20.20’に当接し
ないよう退避されるようになっている。
この退避はレバー18を下方へ押すことにより行なわれ
る。
すなわち前述のとおりレバー18を下方に押すとピン1
7が圧縮バネ230弾力に抗して上方へ変動され下端1
7′がストッパー20,20′の位置から退避されスト
ッパー20,20′によって制限されなくなる。
以上、詳述したように、本考案によればドリルを備えた
回動腕が支持台に対して一定角度範囲で回動しその両端
制限位置がちょうど被測定物の修正位置に位置合わせさ
れるようになっており、しかもその制限を回動腕に一体
の回動ピンが支持台に設置されたストッパーにより行な
うようになつており、かつ回動ピンはストッパーに対し
て退避できるようにもなっていて、そのときには回動が
制限されないように構成されている点を特徴とするもの
である。
本考案は図示例に限定されるものではない。
まずドリルを被測定物の修正位置に位置合わせするため
のストッパーと回動ピンとの関係については図示例では
、回動ピンは回転盤に摺動自在なピンとして構成したが
、この回動ピンは回転盤に設置しなくても回動腕の一部
に設置してもよい。
要するにドリルを支持台に対し回動して変位させる回動
腕と一体的な回動部分にピンが設置されておればよい。
ピンをストッパーに対して退避させるための機構もレバ
ーと係止ピンの構成以外カムとレバーを使用する構成な
ども適用可能である。
本考案は以上詳記のとおりであるから2部平つりあい修
正が必要な被測定物の不つりあい測定、および修正がき
わめて簡便に行なうことができしかも被測定物の試験機
への搬出入も何ら支障なく行なうことができ、いかなる
種類、大きさの被測定物であってもそれを多量連続的に
測定し修正する場合にきわめて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る横形つりあい試験機を示す図、第
2図は本考案による不つりあい修正のためのボール盤上
部構成を示す図、第3図、第4図は本考案の要部を拡大
して示す図であり、第3図は第4図のm−m瞥面図、第
4図は第3図の■−■′断面図である。 1・・・・・・機台、4・・・・・・被測定物、5・・
・・・・支持台、6・・・・・・トリル、10,13・
・・・・・バンドル、14・・・・・・回転支柱、15
・・・・・・回転盤、16・・・・・・支持ピン、17
・・・・・・ピン、18・・・・・・レバー、19・・
・・・・固定盤、20・・・・・・ストッパー、21・
・・・・・つりあい試験機本体、22・・・・・・継手
、23・・・・・・圧縮バネ、24・・・・・・円筒部
、26・・・・・・支軸、27・・・・・・係止ピン、
29・・・・・・ナツト、30・・・・・・ストッパー
ピン、M・・・・・・指示計、A・・・・・・円弧孔、
H・・・・・・内孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横形つりあい試験機の被測定物取付位置にボール盤を設
    置し、このボール盤のドリルをボール盤支持台に回動自
    在に設けた回動腕によって被測定物に釦ける2面の不つ
    りあい修正位置に位置合わせし、つりあい試験機によっ
    て測定された被測定物をその取付状態のままドリルを作
    動させて前記被測定物の2面を必要量切削加工し不つり
    あいの修正を行なうようにした装置にかいて、回動腕と
    一体的に回動する回動ピンと、この回動ピンの回動径路
    に位置して前記支持台上に設置され回動する回動ピンに
    当接して回動腕の回動角度範囲を制限する2個のストッ
    パーと、このストッパーの位置を前記回動ピンの回動径
    路内で調整する位置調整機構と、回動ピンが回動しても
    回動ピンを前記ストッパーに当接させないよう回動ピン
    を退避させるピン退避機構とを備えたことを特徴とする
    横形つりあい試験機に3ける2部平つりあい修正装置。
JP16603977U 1977-12-09 1977-12-09 横形つりあい試験機における2面不つりあい修正装置 Expired JPS5852004Y2 (ja)

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JP16603977U JPS5852004Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 横形つりあい試験機における2面不つりあい修正装置

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JP16603977U JPS5852004Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 横形つりあい試験機における2面不つりあい修正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5491286U JPS5491286U (ja) 1979-06-28
JPS5852004Y2 true JPS5852004Y2 (ja) 1983-11-28

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JP16603977U Expired JPS5852004Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 横形つりあい試験機における2面不つりあい修正装置

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JPS5491286U (ja) 1979-06-28

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