JPS585160Y2 - 可逆電気式膨張弁 - Google Patents

可逆電気式膨張弁

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JPS585160Y2
JPS585160Y2 JP1978174950U JP17495078U JPS585160Y2 JP S585160 Y2 JPS585160 Y2 JP S585160Y2 JP 1978174950 U JP1978174950 U JP 1978174950U JP 17495078 U JP17495078 U JP 17495078U JP S585160 Y2 JPS585160 Y2 JP S585160Y2
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JP
Japan
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valve
bimetal
valve body
hole
center hole
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Expired
Application number
JP1978174950U
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JPS5593767U (ja
Inventor
小宮靖雄
Original Assignee
株式会社鷺宮製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社鷺宮製作所 filed Critical 株式会社鷺宮製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバイメタル板を電気的に加熱して弁を開閉さ
せる熱応動弁であっで1冷凍システムの各種の温度に応
答する流量、圧力を自動的に調節する膨張弁において可
逆冷凍システムの冷、暖房いずれの系統にも適用できる
可逆電気式膨張弁に関するものである。
膨張弁を通過する冷房時の冷媒の流れの方向を逆方向に
切換えて暖房とするムバルブステムが低圧側から高圧側
に変わるため′に、バルブステムとそのガイド部から液
状の冷媒がバイメタル室に進入するので、これを防ぐた
めにバルブステムとガイド間にパルプステムシール1を
設ける必要がある。
万一液状の冷媒がバイメタル室に進入すると、バイメタ
ル室に進入した液状の冷媒が気化することによって、バ
イメタルから熱を奪うため膨張弁の作動特性が変わると
いう問題を生ずる。
このためにこのシールを確実にするものとして1例えば
米国特許第3464227号公報に示されている如く、
バルブステムシールヲ金属ヘローによって構成したもの
が知られている。
この発明は第4図で示す如く\冷凍系統の室内無交換器
(図示なし)に接続する接続口Bと室外熱交換器(図示
なし)に接続する接続口Aと、両日を連通ずる絞り孔3
と絞り孔3を開閉する弁体4と、弁体と一体的なステム
(弁棒)6と弁棒6をガイドする弁本体と一体的なガイ
ド20とを有し〜弁棒6の先端はばね9で付勢されバイ
メタル10に当接し□ている。
:バイメタル10にはヒートワイヤ13,13が付設さ
れ、ヒートワイヤは端子14.14と接続し゛ている。
そうして弁棒シールとして金属ベロー2゛1が弁体4と
ガイ1°20との間を弁本体内で骸密に被覆して設けら
れている。
冷媒の流れは冷房時には□接続−Aから接続口Bの方向
へ流れ、暖房時には逆に接続口Bから接続口Aの方向へ
流れるもめである。
しかして上記の金属ペローによる弁棒シールを施したも
の、または従来公知の他のシール手段(例えばOリング
等)′によっても長期間に亘って確実なシール性能を保
持することは困難である。
換言すると高圧液冷媒がシール手段に作用する暖房時に
おいて、液状の冷媒゛のバイメタル室への進入を長期間
に亘ってシール手段によって積極的に阻止することは困
難である。
そこで本考案はバイメタル室に液状冷媒が進入してもバ
イメタル室内において液冷媒が多量に気化することを極
力抑制することによって、バイメタル室への液状冷媒の
進入に伴う膨張弁の作動特性の変動の問題をなくそうと
するものでその技術的課題はバイメタル室に進入しよう
とする液状冷媒をバイメタルに達する前に捕捉して排出
させることによってバイメタル室内における気化を防ぐ
ことである。
こSに技術的探題を解決するために講じた、本考案の技
術的支段は下記の通りである。
1、弁体にその先端の弁部から軸方向の中心孔を形成す
るとともに、該中心孔の上部に連通ずる導孔を形成して
前記中心孔をバイメタル室の底部に連通させ 2、上記中心孔に逆止弁を設け、 3、上記逆止弁の開弁方向をバイメタル室から弁体の先
端に向う方向とする。
上記の技術的手段は次のように作用する。
すなわち暖房運転時に冷凍系統を停止したときは、膨張
弁は閉弁状態にあるのど、液冷媒はバイメタル室に進入
するが、暖房運転を再開と同時に膨張弁は開弁するので
冷媒は前述のように接続口B−+Aの流れを生じ、弁体
の中心孔内の流体がこの流れによって下方へ吸引される
したがって中心孔内の逆止弁が開き、バイメタル室内の
貯溜冷媒が弁体の中心孔を経て、接続口A側に積極的に
吸引され迅速に排出される。
冷媒の流れの方向が接続口A−+Bの冷房運転時には逆
止弁が閉じるので\中心孔は完全に盲孔になり冷媒が中
心孔からバイメタル室に流入することはない、。
、。本考案は圧縮機起動後直ちにバイメタル室内の冷媒
が除去されバイメタル室り:弊燥状態に維持されるため
に、電気絶縁性が損われることなく、バイメタルの熱損
失が減少す仝ζ、言う効果を生ずる。
以下前記の技術手段の具体例を示すために図示の実施例
について説明する。
第1図は実施例の断面図を示したもので、本電気式膨張
弁は弁本体と弁駆動部からなり、弁本体1には接続口A
1及びBが設け、ら、れ、両口A、 Bを連通する連通
孔2と接続口Aとの間に弁座3が形成され、又弁本体1
には中心軸方向に貫通孔1aが設けられ、該貫通孔下端
は連通孔2内に開口し、貫通孔の上端は後述するバイメ
タル室12内に開口している。
弁体4は貫9口L1aに沿って摺動自在に設けられ、前
記弁座、3を開閉する。
弁体4には中心軸方向に中心孔4.a、が穿たれ、弁体
4の上部には前記中心孔4a、、の内壁に螺合し、上端
を後述するバイメタル室12内のバイメタル板5の中央
部に係入当接する弁棒6が弁体と一体的に設けられ、弁
棒6には弁体4の中心孔4aと導通する導孔6aが穿た
れ・導孔5a<7)中心孔4aへの開口部6bにはばね
7で開口部6bを閉出する如く付勢する逆止嫁御8が設
けられている。
又弁棒6には弁体4を上方へ付勢し、かつ、弁棒6を後
述する弁駆動部のバイメタル板5に密接する如く付勢す
るばね9が設けられている。
弁駆動部は弁本体の上端局面に接して設けた密封ケース
のパイ戸タル室12内に収められ、ケース内に′は前述
の如くバイメタル板5が弁棒6で中央部で係止されて設
けられ、バイメタル板5と同等のバイメタル板10が両
バイメタル5,100両端間に電気絶縁性並びに断熱性
を有する例えばフェノール樹脂等のプレーNl、11を
挿着して互いに並行して設けられており、バイメタル板
5の低膨張側口とパイ、メタル板10の高膨張側イが対
向する如くしている。
パイ、メタル板10はその中央部にフェノール樹脂等の
電気絶縁性及び断熱性を有する材料の支持板15を挿着
し、該支持板15はケース上蓋に螺正し1葦体16で蓋
をされている。
又バイメタル板10にはヒートワイヤ13が巻設され端
子14.14を介して制御器(図示せず)に接続してい
る。
次に作用について述べる。
弁の開度はヒートワイヤ13への通電電力量で調整され
る。
即ち大電力を通せばバイメタル板10は大きく前局変形
し弁の開度が大きくなる。
逆に電力が小さい場合は弁の開度は小さい。
丁のバイメタル板5は弁体4と弁本体1の接触面からケ
ース内に導入する冷媒及び周囲の環境温度でバイメタル
10と同等に変形するもので、負荷状態補償用のバイメ
タルである。
第1−に於て、いま接、読口Bが冷凍システムの凝縮器
出口、と接続し、高圧冷媒が連通孔2に流入する暖房運
転時に、運転停止すると弁体4は閉出醜弁本体1と弁体
4との間隙から冷媒はケース内に進入し、凝縮し、ケー
ス内を湿潤状態としている。
この状態でヒートワイヤ13に、例えば過熱度に連動し
て制御器から加温の信号が発信されても、ケース内がし
めってL〕るので乾燥状態の場合に比し、はるかに小さ
いバイメタル10の変位を起すのみで、弁体4を開くに
至らない。
この欠点を除去するために、ケース内に滞留した冷媒を
二次側に逃す流路として、中心孔4as導孔6aを設け
たもので、圧縮機が暖房運転再起動時、弁体4は開弁じ
て冷媒は接続口B−)Aの流れを生じこの流れによって
中心孔4a内の流体は吸引されて圧力低下するので逆止
弁体8はばね7に抗して開き、ケース内の冷媒は導孔6
a、中心孔4aを経て吸引され、接続口A側に排出され
、ヒートワワイヤ13は乾燥状態となり翫制御信号時通
常の状態でバイメタルを変位させるものである。
又接続口Aを凝縮器に接続し、−次側とした場合には、
連通孔2は二次側低圧となり、−次側の冷媒は体弁8で
基土されケース内へは進入せず、弁開後も二次側の連通
孔内の冷媒はB口側に吸引されケース内へは進入するこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図を示し、第2図は麺、1
図要部の部分拡大断面図である。 第3図は・第1図の平面図、第4図は従来例の断面図で
ある1・・・・・・弁本体、2・・・・・・連通孔、3
・・・・・・弁座、4・・・・・・弁体、5・・・・・
・バイメタル板、6・・・・・・弁棒、7・・・・・・
ばね、8・・・・・・球体、9・・・・・・ばね、1o
・・・・・・バイメタル板、11・・・・・・プレート
、13・・・・・叱−トワイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 冷凍システムの温1度に応答し゛て、バイメタル板を電
    気的に加熱し弁を開閉する′毒気式膨張弁において、
    ・−・ イ、弁体にその先端の弁部から軸方向の中心孔を形成す
    るとともに、該中心孔の上部に連通ずる導孔を形成して
    、前記中心孔をバイメタル室の底部に連通させ、
    □ 口、上記中心孔に逆と弁を設け、 ハ、上記逆正弁の開弁方向をバイメタル室から弁体の先
    端に向う方向 − とした可逆電気式膨張弁。
JP1978174950U 1978-12-22 1978-12-22 可逆電気式膨張弁 Expired JPS585160Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978174950U JPS585160Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 可逆電気式膨張弁

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JP1978174950U JPS585160Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 可逆電気式膨張弁

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Publication Number Publication Date
JPS5593767U JPS5593767U (ja) 1980-06-28
JPS585160Y2 true JPS585160Y2 (ja) 1983-01-28

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ID=29182045

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JP1978174950U Expired JPS585160Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 可逆電気式膨張弁

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9101160B2 (en) 2005-11-23 2015-08-11 The Coca-Cola Company Condiments with high-potency sweetener

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS459497Y1 (ja) * 1969-08-19 1970-05-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS459497Y1 (ja) * 1969-08-19 1970-05-04

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9101160B2 (en) 2005-11-23 2015-08-11 The Coca-Cola Company Condiments with high-potency sweetener

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Publication number Publication date
JPS5593767U (ja) 1980-06-28

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