JPS5851486Y2 - 合成樹脂製排水管 - Google Patents

合成樹脂製排水管

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Publication number
JPS5851486Y2
JPS5851486Y2 JP1978150872U JP15087278U JPS5851486Y2 JP S5851486 Y2 JPS5851486 Y2 JP S5851486Y2 JP 1978150872 U JP1978150872 U JP 1978150872U JP 15087278 U JP15087278 U JP 15087278U JP S5851486 Y2 JPS5851486 Y2 JP S5851486Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
synthetic resin
tube
small holes
drain pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978150872U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54179519U (ja
Inventor
良三 太田
武廣 伊藤
久義 豊島
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高強度の合成樹脂製排水管に関し、詳細には同
一量の合成樹脂材を使用しても管内を厚く形成すること
ができ、且つ耐摩耗性の要請も満足する排水管に関する
ものである。
排水管は一般に埋設して使用するから、土圧や通過車輛
圧等による定常荷重の他、地震や地盤の不等法下等によ
る異常荷重にさらされており、これらの外力に十分耐え
得るものでなくてはならない。
合成樹脂製排水管の場合もこの例外ではなく、例えば硬
質塩化ビニル樹脂管では管径に応じて要求される最底限
度の肉厚が厳密に計算されている。
そしてこれよりも更に高い強度を与えようとすれば管内
を厚くするのが近道であるが、その為には合成樹脂材原
料の使用量を増加しなければならず、省資源という時代
的要請にそぐわない。
この様な状況下において例えば特開昭52−89170
号公報が開示され、第1図(側面図)及び第2図(縦断
面図)に示す如く、管軸と平行な方向に延在する小孔1
が形成された合成樹脂管が提案された。
この提案管は、前記小孔1が管周の全体に亘って形成さ
れており、「同一材料で大肉厚」、「同一肉厚で少材料
」の両効果を大きくする為には前記小孔1を可及的に大
きくする必要がある。
ところがこれらの管を下水管として使用する場合、第1
,2図に示す如く管内には下水2だけでなく、大きな固
形異物(残飯、割りばし、釘等)3や砂4が流れており
、これらは管底部Aの管肉に常時こすりつけられている
から、管底部管肉の摩耗は回避し難い。
その為管底@Aにおいても他の管周部と同様に小孔1を
形成していると、わずかな摩耗によって小孔1が管内と
連通されて地中への浅水事故につながるという問題があ
る。
また管の自重、管内流体の重力並びに土荷重等は当然管
の下方部に集中するから、これらによっても管の下方部
は破壊し易い。
本考案はこれらの事情に着目し、「同一材料で大肉厚」
という所期の目的を留保しつつ、管底部の摩耗特性及び
機械特性を高めようとしてなされたもので、その構成の
要旨は、断面円形の合成樹脂製排水管の管底部に位置す
る部分を除く管肉部に、管軸と平行方向に連続若しくは
非練続の小孔が多数形成され、管底部に位置する部分の
管肉部にはその様な小孔が形成されていないところにあ
る。
これにより等量の材料から高強度の合戊樹脂製排水管が
提供されると共に、該管体の底部における摩耗特性及び
機械特性が向上し、前述の様な不都合を解消し得ること
になった。
以下実施例たる図面に基づいて説明するが、これは本考
案を制限する趣旨のものではなく、所謂坊主管(受口加
工を施こしていない長尺管)のほか、両受は管、片受片
挿管、カラー継手、曲り継手、チーズ継手等あらゆる管
体に適用できる。
第3図は本考案の実施例を示す側面図で、管上刃部の管
内に対しては多数の小孔1が形成されるが、管底部Aに
は小孔1がまったく形成されていない。
従ってこの管を下水管として使用した場合、管底部Aは
他の管内部に比べて優れた耐摩耗性を示し、同時に土荷
重や管内流体の重力にも十分耐え得る機械強度を発揮す
る。
尚小孔1を形成しない管底部Aの中心角範囲θは特別制
限されないが、管全体の厚内化と管底部の摩耗・機械特
性確保の両面から考えれば20〜50度の範囲が好まし
い。
また小孔1の大きさや間隔(密度)等も任意に変更調節
できる。
また本考案の排水管を配管施工する場合は管底部Aを正
確に管底にしで配材しなければならず、この場合管端部
から管底部Aを観察しつつ配材すればよいが、たとえば
第4図(要部見取り図)に示す如く管底部Aに相対する
管頂部Bの外面側を色分けしたり罫線を引く等しておけ
ば、配管溝へのおろし入れ過程で上部や側面からでも管
底部位置を確認しつつ配材できるので好都合である。
尚管底部を除く管内部に小孔1を形成するための具体的
手段は特に限定されないが、最も一般的なのは押出成形
金型の小孔成形部対応位置のスパイダ一部分に小孔形成
用の棒材を多数配置し、押出成形工程で該当部分に小孔
1を形成する方法、或はスパイダ一部分に多数のエアー
吹込みノズルを配置し、押出成形過程で管底部を除く部
分にエアーを連続的若しくは間欠的に吹込み、該当部分
に連続若しくは非連続の小孔1を形成する方法等である
本考案は以上の如く構成されているので、同一量の原材
料で可及的高い強度が得られると共に、管底部の摩耗特
性及び機械特性を実用可能な線まで高めることができ、
合成樹脂管の下水管用々途としての信頼性を極めて高い
ものにすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は軸方向に小孔を形成した従来の円形管の側面図
、第2図は同上の縦断面図、第3,4図は本考案の排水
管を例示するもので、第3図は側面図、第4図は一部見
取り図である。 1・・・・・・小孔、A・・・・・・管底部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形の合成樹脂製排水管であって、管底部に位置す
    る部分以外の管内部に、管軸と平行方向に連続若しくは
    非連続の小孔が形成され、管底部に位置する部分の管肉
    部には前述の様な小孔が形成されていないことを特徴と
    する合成樹脂製排水管。
JP1978150872U 1978-10-31 1978-10-31 合成樹脂製排水管 Expired JPS5851486Y2 (ja)

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JP1978150872U JPS5851486Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 合成樹脂製排水管

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Publication Number Publication Date
JPS54179519U JPS54179519U (ja) 1979-12-19
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ID=29135584

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5446021U (ja) * 1977-09-06 1979-03-30

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Publication number Publication date
JPS54179519U (ja) 1979-12-19

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