JPS5850877B2 - 事務機械用防音カバ− - Google Patents

事務機械用防音カバ−

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JPS5850877B2
JPS5850877B2 JP2874076A JP2874076A JPS5850877B2 JP S5850877 B2 JPS5850877 B2 JP S5850877B2 JP 2874076 A JP2874076 A JP 2874076A JP 2874076 A JP2874076 A JP 2874076A JP S5850877 B2 JPS5850877 B2 JP S5850877B2
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JP
Japan
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recording paper
cover
sound
office
paper feeding
Prior art date
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Expired
Application number
JP2874076A
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English (en)
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JPS52112418A (en
Inventor
久明 社
昭 杉山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子計算機、テレタイプ、その他類似事務機械
類より発生する騒音によって、周囲並びに室内の騒音が
上昇するのを防止し、作業環境の保全と、作業効率の向
上をはかることを目的として、事務機器用騒音防止カバ
ーを提供するものである。
第1図にテレタイプより発生する騒音の周波数分析の一
例を示す。
測定点は本体前方1m、高さ1mの位置である。
テレタイプ、電子計算機端末機等、通常印字機能を有す
る機械類においては、その騒音の最大原因は、印字機構
、すなわちタイプライタの活字の打撃音並びに紙送り機
構に集中し、それ等は図示例でみる如く、総合騒音で8
0 dB(A)前後に達し、さらに、比較的高い周波数
帯域の騒音が高い特長がある。
この為、作業環境としては、極めてうるさく、且つ、作
業者の聴覚生理的にも好1しくない影響が憂慮される。
これに対し、勿論機械本体の騒音を低減し、低騒音化を
はかることが好ましいことであるが、この低騒音化には
幾多の困難性があるため、通常、簡易な手段として、本
体に防音カバーを装着し、本体騒音の外部ろう洩を防止
する手段が考えられている。
しかるに従来のこの種の防音カバーは、その防止せんと
する騒音発生源に対する騒音防止工学的考察並びに防音
カバーに対する音響工学的考察が不十分なため、第2図
にその一例を示した如く、単に機械1全体を遮音性材料
2で覆い、さらに、一方、タイプライタの操作等の必要
性から、全体を覆った防音カバーの前面に開閉自在とし
た扉3を装着したに過ぎないものである。
このため、先づタイプライタ操作時には、その都度、前
面扉を開放してからタイピングするという、わづられし
い作業手順となる上、防音カバー前面がほぼ全面的に開
放状態となり、全く防音効果を発揮しえないことになる
これをさけるため防音カバーを全閉で使用しようとする
と、先づ、タイプライタ等の使用不能となることは勿論
であるが、さらに、本体から発生する騒音エネルギが全
閉空間内に封入された状態となるため、防音カバー内部
音圧が上昇し、意外に防音効果が期待出来ないことにな
る。
本案は、これ等の欠点を改善するため、騒音、並びに音
響工学的見地から考察し、タイプライタ操作部を常時開
放状態として作業上のわづられしさを解消させながら、
充分な防音効果を発揮せしめる防音カバーの構造を提供
するものである。
以下、本発明の実施例につき添付図面に従って説明する
先づ、1は騒音発生源となるテレタイプ、電子計算機そ
の他類似事務機械であり、本発明の主体となる防音カバ
ーは、その外周にかぶせられるように設置される。
その外壁は鉄板又は、木材等、遮音性材料からなる外壁
板2で構成され、その内面にグラスウール或はロックウ
ール等吸音性多孔材料3が貼付されている。
本発明は、上記の構成をもつ外壁を、防音せんとする事
務機械1の上面の一部開口面を除いて両側面、上面、後
面及び前面に、夫々事務機械1の外表面と適宜の間隔を
むいて設置し箱型に形成させ、その上面外壁の開口部に
透明合成樹脂からなる板4及び5を蝶番6及び7をもっ
て開閉自在に取りつけ、外壁を完成させる。
外壁前面は、事務機械1の操作盤面16以下を上記外壁
で覆い、上記操作盤面以上を適宜の間隔(通常、操作盤
の操作に支障ない間隔として10〜15cm)で印字操
作用開口部10をもうける。
8は前記印字操作用開口部10と事務機械の活字印字部
Aとの間に設けられた内部消音器で、その上端には透明
合成樹脂板4及び5が蝶番で開閉自在に固定され、下端
面は騒音発生源となる事務機械1の表面と、非接触且つ
、僅少間隔をもって相対させることによって、次の機能
を発揮せしめる。
(1)テレタイプ、電子計算機用端末機等の最大騒音源
であるタイプライタの印字打撃音の消音吸音。
(2)タイプライタ等め前面操作盤部への上記印字打撃
音の伝播防止(遮音)。
(3)タイプライタ操作時のキー音の消音。
(4)以上の音響処理効果による前面開口部10への音
響伝播エネルギーの減少。
(5)上面の透明樹脂板5.4を開閉自在とし、且つ透
視可能とすることによって、タイプライタ等の操作性を
向上させる保持機能。
このため、内部消音器8の構成としては、穴あき板、金
網等音響透過性材料で外枠を構成しこれに多孔質吸音材
料を介在させて吸音特性を持たせると同時に第5図に示
すように遮音性材料8′を併用することによって遮音特
性ももたせることが望ましい。
さらに、内部消音器8に透明樹脂板5を装着することに
よって、上記内部消音器を貫通して伝播した若干の騒音
、或いは、印字操作キーによって発生する若干の騒音の
外部への伝播を遮音すると同時に伝播に指向性をもたせ
て、操作開口部より下方に騒音を放射させることにより
機械操作作業者の耳もとに直接伝播する騒音を防止して
、より効果的防音効果を発揮せしめることが出来る。
従って、第6図に示すように、透明樹脂板5の一端に操
作盤操作に必要最小限(操作のために必要な手首が入る
程度)の開口部10′をもうけた補助板5′を接続する
ことにより、さらにこの効果は向上する。
渣た1、補助板5′をカーテン材料、柔軟性合成樹脂等
柔軟材料に変えることによって、遮音並びに騒音指向性
を持たせると同時に、作業者の手首等を保護し、作業性
を向上させることが可能である。
11は、記録紙の送り出し口で、その構成の詳細は、第
4図に従って詳述する。
なお第4図にかける番号中、第3図と共通する番号は、
相対する。
記録紙送り出し口11の機能としては、勿論送り出し口
を貫通して記録紙を外部に導出することが必要であるが
、同時に、送り出し口11を貫通して、ろう洩する内部
騒音を、極力防止することが必要である。
第4図において、2及び3は、前述の上部防音外型を示
し、透明樹脂板4の一端と一対的に成形した記録紙送り
出しスリットカバー12と共に取出口11を形成させる
記録紙13は、上面外壁に固定された記録紙ガイド14
の上面を摺動しつつ、記録紙送り出し口11内を貫通し
て外部に導出されるが、その上面と記録紙送り出しスリ
ットカバー12の下面との間隔を、可及的接近させるこ
とによって、記録紙自身で内部騒音の遮蔽機能を向上さ
せる構成とすることが望ましい。
さらにこの機能は、送り出しスリットカバー12の下面
にフェルト或いはブラシ等、比較的柔軟で吸音性材料1
5を貼付することによって増大させることが出来る。
また、この様な、相対向する平面間で形成されるすき間
の音響伝播特性は、すき間の間隙の狭い程、また、すき
間を伝播する音響エネルギの伝播距離の長い程、すなわ
ち、出来るだけ狭く、出来るだけ長い程、減衰効果は向
上し、高周波数になる程顕著となる。
このため、本発明にむいても、この音響的特性をベース
として考え、さらに対策の主体が]0OOHz以上、特
に2ooo〜4000Hzにあることを考慮して記録紙
送り出し口11の長さを決定し、送り出し口の巾をdと
するならば、長さを5d以上にすることが車重しい。
以上、構成図に従って詳述した如く、本発明による防音
カバーは、タイプライタの印字打撃音を、タイプライタ
印字部近傍に配置した内部消音器で吸音すると共に、タ
イプライタ操作部への伝播を防止し、さらに、上面を透
明樹脂板で覆うことによって、タイプライタ等の操作・
i生の低下を防止しつつ、内部騒音を遮音し、且つ、タ
イプライタ等の操作部前面に開口部をもうけることによ
って、テレタイプ、電子計算機用端末機等に3ける騒音
を5有効に防音しつつ、これ等機械の操作性を改善した
ことを特長とする防音カバーである。
従って、本発明による防音カバーを使用することによっ
て、テレタイプ室、或いは電子計算機室の室内騒音の大
巾な低減を可能ならしめ、作業者の作業環境を改善し、
作業能率の大巾な向上を期待しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレタイプより発生する4騒音周波数成分の一
例を示す特性図、第2図は従来のテレタイプ用防音カバ
ーを示す側断面図、第3図は本発明の実施例による事務
機械用防音カバーを示す側断面図、第4図は記録紙の送
り出し口付近を示す要部拡大断面図、第5図は本発明の
他の実施例の内部消音器付近を示す要部断面図、第6図
は本発明の他の実施例の印字操作用開口部付近を示す要
部断面図である。 1・・・・・・事務機械、2・・・・・・外壁板、3・
・・・・・吸音性多孔材料、4,5・・・・・・透明合
成樹脂板、5′・・・・・・補助板、6,7・・・・・
・蝶番、8・・・・・・内部消音器、8′・・・・・・
遮音性材料、10 、10’・・・・・・印字操作用開
口部、11・・・・・・記録紙の送り出し口、12・・
・・・・記録紙送り出しスリットカバー 13・・・・
・・記録紙、14・・・・・・記録紙ガイド、15・・
・・・・吸音性材料、16・・・・・・操作盤面、A・
・・・・・活字印字部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸音性多孔材料を内貼りした遮音構造の外壁板を使
    用してテレタイプなどの事務機械を覆う箱の前部を開口
    して印字操作用開口部とし、前記印字操作用開口部と事
    務機械の活字印字部との中間に内部消音器を介在させ、
    箱の上部に事務機械の記録紙送り出し口を設け、箱に防
    音機構を設けたことを特徴とする事務機械用防音カバー
    。 2 内部消音器として穴あき板、金網など音響透過性材
    料で外枠を構成し、これに多孔質吸音材料や遮音性材料
    を内在させ、防音することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の事務機械用防音カバー。 3 箱の防音機構として記録紙送り出し口に記録紙送り
    出しスリットカバーを装着し、前記スリットカバーの長
    さをスリット隙間に対して長く形成してなる特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の事務機械用防音カバー。 4 箱の防音機械として記録紙送り出し口に記録紙送り
    出しスリットカバーを装着し、記録紙がスリットカバー
    に接触して出るように記録紙を案内する記録紙ガイドを
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の事務機械用防音カバー。 5 記録紙送り出し口に記録紙送り出しスリットカバー
    を装着し、記録紙送り出しスリットカバーの下面に刷子
    やフェルトなどの吸音性材料を装着したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の事務機械用
    防音カバー。 6 箱の防音機構として印字操作用開口部に、印字操作
    に必要最小限の開口部を有する補助板を取り付け、防音
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の事務機械用防音カバ
JP2874076A 1976-03-16 1976-03-16 事務機械用防音カバ− Expired JPS5850877B2 (ja)

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JP2874076A JPS5850877B2 (ja) 1976-03-16 1976-03-16 事務機械用防音カバ−

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JPS52112418A JPS52112418A (en) 1977-09-20
JPS5850877B2 true JPS5850877B2 (ja) 1983-11-12

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JPH0349901Y2 (ja) * 1986-12-09 1991-10-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61954U (ja) * 1984-06-07 1986-01-07 株式会社岡村製作所 プリンタ−用防音カバ−の通紙装置
JPS6198058U (ja) * 1984-12-03 1986-06-23
JPS62119256U (ja) * 1986-01-21 1987-07-29

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JPS52112418A (en) 1977-09-20

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