JPS5850780B2 - 弾性ふるいの製造方法 - Google Patents

弾性ふるいの製造方法

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JPS5850780B2
JPS5850780B2 JP54143190A JP14319079A JPS5850780B2 JP S5850780 B2 JPS5850780 B2 JP S5850780B2 JP 54143190 A JP54143190 A JP 54143190A JP 14319079 A JP14319079 A JP 14319079A JP S5850780 B2 JPS5850780 B2 JP S5850780B2
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JP
Japan
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sieve
elastic
rubber
spacer
unit
Prior art date
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Expired
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JP54143190A
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JPS5667564A (en
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智久 山口
庸介 松島
猛 中山
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、弾性ふるいの製造方法、とくにふるい面の
広さのちがいに、有利に対応し得るように改良を加えた
新しい弾性ふるいの製造方法を提案するものである。
製鉄所あるいは砕石場などにて使用される振動ふるいに
おいては、防音性能および耐久性能にすぐれている点よ
りゴム又はゴム状弾性材料なかでもウレタンのごとき合
成樹脂などの多孔板状成形体からなるいわゆる弾性ふる
いが広く用いられている。
ところでこのような弾性ふるいの在来の製造方法として
は、一般にモールドを用いたプレス加儲が主流でありと
きに熱硬化性樹脂の流し込みによる製造方法でも、モー
ルドを用い少くとも幅に関してはふるい機のふるい面に
適合する寸法で、ふるい目の成形も含めて全体外形の成
形を行なうを例とした。
従ってこのような製造方法ではモールドの大きさにより
定まる一定の大きさの弾性ふるいしか製造することがで
きなかったのである。
これに対し弾性ふるいを取りつけて使用に供される振動
ふるい機は、そのふるい面の広さに種々のものがあり、
従って弾性ふるいは振動ふるい機の種別に応じた大きさ
で準備する必要があった。
それゆえ、各種の振動ふるい機にあわせて弾性ふるいの
製造モールドを個々に用意しなければならず、それによ
る弾性ふるい(モールド品をいう)の製品コストが高く
なる欠点があった。
ちなみにモールド品の成形では、スリット状をなすよう
なふるい目(例えば幅0.5 myn、長さ10mm)
を有するような場合にしばしば成形不可能な場合もあっ
た。
この発明は、上記のような欠点を除去することを目的と
して、振動ふるい機の種別に拘らず、すべての機種を通
して容易に適合し得る弾性ふるいの有利な製造方法を提
案するものである。
この発明は表、裏両面にわたり開口するふるい目を配夕
1ルたゴム又はゴム状弾性材料の孔あき板状成形体より
なり縁辺で互いに間隔をおき外向きに突出する複数のス
ペーサ突起を有する単位スクリーンを予め成形し、単位
スクリーンの複数枚を必要とするふるい面の広さに合致
して各単位スクリーンの縁辺の相互間に上記スペーサ突
起によるすき間をおく配列で揃え、各単位スクリーンの
上記すき閣内に上記スペーサ突起を埋殺しするゴム又は
ゴム状弾性材料の充てんによる固結を施して全単位スク
リーンを一体化することを上記課題の解決手段とする。
すなわち単位スクリーンにつきその成形寸法をそれらの
横並べによって、種々な振動ふるい機におけるふるい面
の大きさに符合することができるように定めることによ
り、上記の結合一体化で、機種のちがいに拘らず即応で
きる。
以下図面にしたがいこの発明による弾性ふるいの製造方
法を詳細に説明する。
第1図、第2図にはこの発明に従う典型的な単位スクリ
ーンを図解し、図中1が単位スクリーンで、その単位ス
クリーン1は例えば熱可塑性ウレタン樹脂を射出成型に
よって孔あき板状成形体として予め成形し、このとき表
、裏面にわたり開口するふるい目2を有するものとする
ここにふるい目2の大きさ形状は種々にわたるが、とく
に射出成型によると例えば0.111tvIL幅のよう
に微小であっても全体が、従来のモールド品に比し、は
るかに小型であることも相まって、何ら成形に不都合は
なく、要求されるふるい分は性能に応じて任意に設計さ
れる。
単位スクリーン1の四周の縁辺に、この例では全縁辺に
きのこ状をなして外向きに突出するスペーサ突起3を同
時に成形しである。
このスペース突起3は後述するように単位スクリーン1
を複数枚並べて配列する際、隣り合う単位スクリーン相
互のすき間を適切に保持するのに役立ってこのすき間に
対するゴムまたはゴム状弾性材料の充てんで埋殺しとな
り、ここに形成される桟部を介して単位スクリーンの相
互間を強力に結合して一体化するように働く。
なおこの桟部内には例えば丸棒のような補強材も埋殺し
することが好ましいところ、スペーサ突起3は該補強材
の適切な位置決めなどにも役立つ。
通常単位スクリーン1の大きさは、射出成形に便宜で実
用的にも有利に、120X120mm、あるいは64X
120闘程度にすることがのぞましい。
この単位スクリーン1は、その複数枚を振動ふるい機の
ふるい面の広さに応じてたとえば平盤上に配列し第3図
に示すように各々の単位スクリーン1のスペーサ突起3
を隣接の単位スクリーン1の縁辺に向い合わせて並べ、
ここに隣接する単位スクリーンの各スペーサ突起3を、
図のような相互(いちがい配列をなすように設けること
がのぞましい。
このようにして互いに隣接する単位スクリーン1,1の
縁辺同志が向い合うすき間4を図のように一定に保つ。
通常、隣接単位スクリーン1,1の配列のすき間4はほ
ぼスペーサ突起3の長さ程度に定めればよいが、例えば
振動ふるい機固有のセンタフレーム部分と対応する部分
でそこに処理物が落下するのを防ぐべく、このすき間4
へのゴムまたはゴム状弾性材料の充てんにより形成され
る桟部で該フレーム部分を覆いかくす必要とか、適用を
しようとする振動ふるい機の機種別の幅に対するふるい
面形成幅の適合調節のために、単位スクリーン1の配列
すき間4をいくぶん拡げることはもちろん可能である。
平盤上に単位スクリーン1の複数枚を上記のように配列
して、それらの縁辺を向い合わせたすき間4には場合に
より適当な丸棒などの補強材5をスペーサ突起3上に(
第3a図)またはスペーサ突起3の片面に予め別途形成
したくぼみの上に(第3b図)載置し、ついですき間4
にゴムまたはゴム状弾性材料として液状エラストマーた
とえば熱硬化性ウレタンを注入し、その充てんによりス
ペーサ突起3またさらには補強材5を諸共に埋殺しを行
い、全単位スクリーンを強力に結合して一体化し、必要
な大きさのふるい面をもつ弾性ふるい6をつくるのであ
る。
ここに得られる弾性ふるい6は種々な振動ふるい機に対
応する広さのふるい面においてたとえば広幅の桟部7で
結合、一体化した例を第4図に部分をもって示すように
、在来のモールド品の場合のように振動ふるい機のふる
い面の幅や長さのちがいに応じて個別にモールドを用意
する必要がなく、単に単位スクリーン1の必要数を平盤
上に並べて、上記のように縁辺相互間を結合するだけで
任意の大きさのものが製造できる。
なお、第4図中8は弾性ふるい6のサイド枠部であり、
9は各単位スクリーン1を上記のように結合、一体化し
た桟部である。
ところで弾性ふるい6は、その稼動中、全面にわたり一
様に摩耗するのではなく部分的に摩耗することが多〈従
来は、一部の損傷であっても弾性ふるい6の全体寿命の
終了を来してしまったが、この発明の方法により製造さ
れた弾性ふるいにあっては、その破損部分に相当する単
位スクリーン1だげを選択的に除去して新たな単位スク
リーン1と取かえて上にのべたところに準じて補修でき
るので、弾性ふるい6の寿命が大幅にのびることになる
なお各単位スクリーン1の桟部7,9における結合は、
上側のようなきのこ状をなすスペーサ突起3に対しとく
に補強材5を併用することにより著しく強固となり、使
用条件の厳しい振動ふるい機に使用しても単位スクリー
ン1が桟部ではく離する心配はな(有利であるが、スペ
ーサ突起3は必ずしもきのこ状のように拡大した端部を
有することを必須とせず、たとえば第5図、第6図のよ
うな切欠部10を設け、あるいは第7図、第7図aのよ
うな溝11を設け、これらの切欠部10や溝11を挾ん
でこれよりも突出する部分をスペーサ突起として桟部7
,9での結合、一体化に役立たせてもよい。
なおこの場合第3図でのべたすき間4がその空間内にお
けるきのこ状突起の交絡介在がなく従って、と(に桟部
9を形成すべき液状エラストマーがたとえば3000セ
ンチポアズを越えるような高い粘度を有し、もしくは充
てん剤補強による高粘度であっても、その注入に困難を
来すことがなくなり、かくしてきのこ状スペーサ突起3
を用いたのとほぼ同等の結合強さが容易に得られる。
さらに別の変形を第8図、第8a図、第8b図に示すよ
うにスペーサ突起3の先端を押し込みまたは差し込んで
係止をすることができる横欠12(第8a図)または切
欠き12′(第8b図)を隣接したスペーサ突起30間
隔中心に設けておいてこれらの係合で第9図のように単
位スクリーン1同志の配列姿勢をより正確に保持できる
ので、上記エラストマーのような、ゴムまたはゴム状弾
性材料の注入作業が簡便化され得る。
次にこの発明の実施例について述べる。
実施例 1 ふるい処理物として鉄鉱石を毎時1000)ンの供給量
でふるい孔サイズ1010X10の条件にて稼動させる
のに第3図に従い、第4図のようにして得られた弾性ふ
るい6を用いたとき約8ケ月間の寿命が、局部摩耗部分
に対応する単位スクリーンの取替え7回で全うされ従来
のモールド品と比較して約8倍の寿命延長が図れその間
、桟部7゜9での剥離は全く生じなかった。
実施例 2 ふるい処理物として石炭を毎時80トンでふるい孔サイ
ズ0.63 X 11.!Mmの弾性ふるい6を用いて
稼動を行い2年間使用してもほとんど摩耗も目詰りも発
生せずもちろん、桟部7,9の剥離は生ぜず、なお数年
の寿命が期待され得た。
以上説明してきたこの発明の弾性ふるいの製造方法によ
れば、振動ふるい機のふるい面の大きさにしたがい、と
くに必要ならふるい機のセンターフレームの部分に広幅
の桟部7が来るような単位スクリーン1の配列のもとに
、その縁辺の向い合わせすき間へのゴムまたはゴム状弾
性材料による充てん固化で所望の大きさの弾性ふるいと
して強固に結合、一体化でき、製造上容易で作業能率も
よい。
またこの発明方法によって製造される弾性ふるいは単位
スクリーン同志を結合、一体化した桟部7,9の結合が
強く、使用条件の厳しいふるい処理にも利用できるとと
もに、振動ふるい機のフレーム等に損傷を与えるうれい
なく、部分摩耗に対しても容易に交換修理可能であるの
で長寿命が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法に用いる単位スクリーンの平面図
、第2図はその■−■線に沿う断面図、第3図は単位ス
クリーン同志の結合に供する配列状態の説明図、第3図
a、bは第3図の■−■線に沿う断面図であり、第4図
はこの発明によって製造された弾性ふるいを示す平面図
、第5図、第6図は単位スクリーンの他の実施例を示す
平面図、第7図と第7a図は、側倒の正面図と要部の断
面図、第8図、第8a図、第8b図はさらに別の実施例
の正面図と断面図、第9図は単位スクリーン同志の配列
結合状態の説明図である。 1・・・・・・単位スクリーン、2・・・・・・ふるい
目、3・・・・・・スペーサ突起、4・・・・・・すき
間、6・・・・・・弾性ふるい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表、裏両面にわたり開口するふるい目を配列したゴ
    ム又はゴム状弾性材料の孔あき板状成形体よりなり縁辺
    で互いに間隔をおき外向きに突出する複数のスペーサ突
    起を有する単位スクリーンを予め成形し、単位スクリー
    ンの複数枚を必要とするふるい面の広さに合致して各単
    位スクリーンの縁辺の相互間に上記スペーサ突起による
    すき間をおく配列で揃え、各単位スクリーンの上記すき
    閣内に上記スペーサ突起を埋殺しするゴム又はゴム状弾
    性材料の充てんによる固結を施して全単位スクリーンを
    一体化することからなる弾性ふるいの製造方法。 2 スペーサ突起が、互いに隣接する単位スクリーンの
    縁辺の相互間でくいちがい配列をなす特許請求の範囲1
    記載の方法。
JP54143190A 1979-11-07 1979-11-07 弾性ふるいの製造方法 Expired JPS5850780B2 (ja)

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JPS5667564A JPS5667564A (en) 1981-06-06
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US11425850B2 (en) * 2017-04-05 2022-08-23 Fuji Corporation Feeder

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