JPS5850371Y2 - リ−ド楽器のリ−ド構造 - Google Patents

リ−ド楽器のリ−ド構造

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JPS5850371Y2
JPS5850371Y2 JP1776378U JP1776378U JPS5850371Y2 JP S5850371 Y2 JPS5850371 Y2 JP S5850371Y2 JP 1776378 U JP1776378 U JP 1776378U JP 1776378 U JP1776378 U JP 1776378U JP S5850371 Y2 JPS5850371 Y2 JP S5850371Y2
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JP
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reed
plate
lead
reeds
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JP1776378U
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JPS54122823U (ja
Inventor
幸雄 村木
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリードとプレートとがプラスチック一体成形
されたリード楽器のリード構造に関し、ノードとリード
孔との相対位置関係等を改良する事により、リードの反
りによる発音不良を予防する様にしたものである。
従来、ハーモニカ等のリード楽器のリード及びプレート
には黄銅が使用されてきたが、プレートへのリード孔の
形成、リードの弁くり、リードのプレートへの取付は等
に複雑な工程と高度の熟練を必要とするためにコスト高
になり易く又加工精度においても劣るため、これに代る
ものとしてリード及びプレートのプラスチック化が進め
られている。
即ち、第1図に示す様にリード孔5を有したプレート3
をリード1とプラスチック一体成形によって形成する方
法がある。
こ・でリード1はその基端部1aにおいてプレート3と
一体になっており、低音域りにおいてはり一ド1及びリ
ード孔5が長く高音域Hにおいてはリード1及びリード
孔5が長く、プレート3と一体になったリード基端部1
aは全鍵について同じ長さでプレー1−3の長手方向同
一線上に揃えである。
ところで、プレートは笛室等に釘打又はネジ等で止めら
れるが、プラスチックプレートの場合黄銅と違って剛性
が小さいため、釘打された部分に応力が発生し、釘止め
されたピッチ間で所謂波反りが発生する。
このプレート反りは長手方向のみでなく幅方向にも発生
するが、幅方向の反りは発音に大きく作用するプレート
とリードの側面から見た間隙に影響を与え、音の立上り
を悪くしたり、吹づまりをひき起す等の原因となる。
又この側面から見たプレートとリードの間隙は高音域に
いくに従って振動数と相まって厳格な精度が要求される
しかも、リード1はその基端部1aの短い部分において
プレート3と一体になっているだけなので、上記した様
な反りに対する抵抗拘束力に劣る構造である。
しかも従来の方式だと、リード孔5だけでなくリード1
についても低音域から高音域迄その長さを段階的に変化
させてやる必要があるため、それだけ成形型コストが嵩
む欠点がある。
この考案は上記した様なリードの反りによる発音不良を
予防すると共に成形型コストを低減させる事を目的とす
るもので、その要旨はリード孔を先端側において揃える
と共に、全鍵に亙ってリードを等長の形状とし、プレー
トと一体のリード基端部を高音域に至る程長くシ、更に
好ましくはリード上面に長手方向のリブを形成した点に
ある。
以下、図面によって更に詳細に説明する。
第2,3図に示すのはこの考案のリード構造の一例であ
ってプレート13に形成されたリード孔15は全鍵に亙
ってその先端を一線上に揃えると共にその長さは低音域
りから高音域Hに向って鍵毎に段階的に減少している。
これらリード孔15に合致する如く形成されたリード1
1はその基端を一線上に揃えて基端部11 aにおいて
プレート13と一体になっている。
上記した様にリード孔15は先端を揃えてしかも長さが
漸減しているから、ノード基端部11 aの長さは高音
域になる程大となる。
換言すればリード11の振動部11 bを支える基端部
11 aの長さが振動の激しい高音域になる程大きくな
っているのである。
従って、振動の激しい高音域になる程リード振動部11
bの反りが発生しようとしても、これに対する基端部
11 aの抵抗、即ち拘束力が大となるため、反り難い
結果となる。
即ちこの考案のリード構造によればリードの反りによる
発音不良が効果的に防止されるのである。
加えて、リード孔の長ささえ鍵毎に変化させればリード
の長さは全鍵に互って等しくてもよいのであるから、成
形壁がそれだけ簡単なもので済み、成形壁コストを低減
する事か゛できる。
更に、好ましくは図示の例の様にリード上面に凸条状の
リブ11 Cを形成してやればリードは更に一段と反り
難いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリード構造を示す平面図、第2図はこの
考案のリード構造の一例を示す平面図、第3図はその断
面図である。 1.11・・・・・・リード、la、lla・・・・・
・基端部、11 b・・・・・・振動部、11 C・・
・・・・リブ、3,13・・・・・・プレート、5゜1
5・・・・・・リード孔、L・・・・・・低音域、H・
・・・・・高音域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレートには先端を一直線上に揃えて高音域になる程短
    いリード孔が形成されており、各リード孔に合致する如
    くに全鍵に亙って等長のリードが基端部においてプレー
    トと一体に形成されており、各リードの先端及び基端が
    夫々同一直線上に揃えられている如きリード楽器のリー
    ド構造。
JP1776378U 1978-02-16 1978-02-16 リ−ド楽器のリ−ド構造 Expired JPS5850371Y2 (ja)

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JP1776378U JPS5850371Y2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 リ−ド楽器のリ−ド構造

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JPS54122823U JPS54122823U (ja) 1979-08-28
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