JPS58501873A - 火器の消音器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 火器の消音器 本発明は、火器の消音器であって、管状外装を包含し、この外装の一端に固定カ ラーが取り儒けてあって銃射に消音器を取り付けられるようにしており、外装の 反対端に銃口径よりも大きい孔を備えた消音器の銃口が取り付けてあり、外装の 内側ＶｒＣは、好ましくは、固定カラーのすぐ後に膨張室が、そしてその後に複 数の７ランシ状要素が配置してあり、これらのフランジ状要素が互にある間隔で 位置しておりかつ銃口径よりや堂大きい孔を備えている消音器に関する。

消音器の目的は、火薬カスが流出した時に銃口のところに生じる銃声を減じ、弱 い灯りの中で射撃した時に銃口のところの火炎が見えないようにし、捷だ、銃身 から出た空気波動が射撃位置の前方にあ・る植物を動かしたり、土砂その他の物 をはねとばすのを防ぐということにあり、この最后の目的は射撃手の位置を隠す ために軍事的に重要な目的である。

従来、火薬の力で作動する火器の消音器はいくつが知られており、例えば、いわ ゆる単室消音器が知られている。単室消音器は銃口に取り付けたチュー７がらな り、銃弾直径よりやや大きい孔を有するタップを備えている。

管状の室内では、火薬カスが膨張し、銃弾が銃ロタツブを通過する間カス流が互 に妨たげ合うようになっている。

リム点火式ライフルのだめの普通の形式の消音器は長さ２５ｃ７ｎ、内径３０咽 である。銃ロタツブのキャップは銃身上の消音器位置に従って出来るたけ小さく する。

しかしながら、上記消音器の消音効果は小さい。消音効果を高めるためには、室 内の火薬カスの逆流する適当な膨張空間の後に複数の消音要素、例えば種々の仕 切板または螺旋状の部材を設置し、これら仕切板寸だは部材の中間に孔を設け、 この孔を銃の口径より大きくすると良い。

ドイツ国公報ＤＥ−ＡＳ２２２９０７１が、円筒形の外装内に正方形横断面を持 つ管状部材を設けた消音器を記載している。この部材は互に取り付けた同一の部 品からなる。

隣り合った部品は消音器軸線に対して直角の平面内へ互に対して９０°向きを変 えている。各部品Ｃ１２つのフラップ状板で形成さ′ｉ１ており、これらの板は 互に向っておよび消音器軸線に向って折り込捷れていて銃弾の発射方向に向って くさび状ヘットを作るようになっている。銃口径より大きい開口が各部品のくさ び状ヘットに設けであるっこれらの部品は部分的に重なった状態で、たとえば、 溶接によって互に取り付けである。

上記の消音器（では、消音器外装内に設置した部材が固定された構造となってお り、その独特の部品が太さいという欠点がある。従って、消音器の部品を交換す ることは出来す、装置それ自体の寸法も比較的大きい。さらに、前記部材の部品 がオーブンンステムとなっているので、火薬カスが外装と前記部材の間の空間に 自由に侵入する。

この場合、火薬カスの流速は充分に減少せず、消音器が効果的に機能しない。

従来の消音器の欠点は要約すｆば、その効果の割には大きすきかつ重すき゛ると いうことである。こ′ｉ″ｌ−ば、例えば、射撃訓練で補助機器として用いるに は不適である。

効果的な消音器は複雑であり、従って高価である。清掃したり、部品の交換した りするために分解出来る消音器はほんの少しである。

本発明の目的は上記の欠点を除さ、簡単な構造であるが効果的に作用する消音器 を提供することにあるっこの目的を達成するへく、フランジ状消音要素が軸線に 対して９０°以外の角度で設置した仕切板からなり、各仕切板が消音器軸線に対 して直角の平面内ですぐ前の仕切板５′こ対しである所定の角度で向きを変えて いる。

本発明の利点としてはつき゛のよう女ものがある。フランジ状消音要素は消音器 外装内に設置した仕切板からなり、これらの仕切板の傾斜は消音器の偵断面乎面 に対して変化する。こｔＬｊは仕切板に伽失する火薬カスの反動て銃が照準線か ら外れるのを防ぐ５さらに、カス流は仕切板を設けたことによりその方向を常に 変える。従って、カス流の流速が効果的に減少させられる。消音器軸線ンで対し である角度で設けた仕切板は消音器軸線５二対して垂直に設けた仕切板よりも表 面積が太きい。仕切板をアルミニウムのような伝熱性の良い材料で作った場合ｊ ｆｃは、火薬カスは消音器を通過する間（・で効果的に冷却させられて、銃口で の火炎の発生がなくなるっ 一般にＩｆｆいられている消音器にくらべて本発明の消音器（・ま寸法が小てく 力・つ２重量が軽い。この利点は構造が簡即であること、およびそれに使用する 材料で達成される。直径の小さい消音器であれば、広く用いられている消音器の 場合のように、銃の朋党装置を通して照準合せを行・）のを妨たけない。

本発明の消音器、一層詳しくは、仕切板を外装内に設置１ぼた中間カラーによっ て隔離した好寸しい実施ｆり１」では、清掃したり部品の交換をしたりするため シ７二分解するのは容易−７″１′：Ｊ、ある。仕切板ｈ・よひ中間カラーの制 作ｆｄ　Ｅ単てめり、梢Ｍ器の化１１ｆ乍コストも妥当なものであろう本発明の 消音器は効果的てあって、銃Ｌ］ての、横片９０−９５係迄、−回の射撃で生じ る全労音のは斤′８０乃迄を消−Ａ″′ことが出来る。残りの、騒音の大部分は 銃弾−・・二重−って生じる騒音であり、一般に知られた手段では梢すことは出 来ない。銃弾の、騒音にＱ」、高周波が含１！しており、射撃位置の両脇あるい はその背後でに騒わがしい音としては聞えない。銃弾の、＠音は消音器付きの銃 の誤用を防ぐという点でかなり意味がある。

以下、本発明を添附図面を参照しながら詳（〜く説明する。

第１図は銃に装着しだ杢発明シこよる消音器を示す図である。

第２図はこの消音器の外側部分を示す分解組立図である。

第３図は消音器の好ましい実施例の部分価断面図である。

第４図から第８図は第３図の消音器の種々の部分を頂部（ａ）および底部（ｂ） から見た図である。

第９図は第３図の消音器内の火薬カス流を示す図である。

第１図は銃身１に関して装着したでｎ性器２を示しているうこの消音器は、第２ 図でも解るよう；Ｃ１管状の’ｙＳ装３と、消音器を銃に取り付けるだめの固定 用カラー４と、銃の口径より大きい孔６を備える銃［」タップ５とを包含するっ 固定用カラー４はロックピン７あるいはねじによって外装３に連結することが出 来る。銃口のり１面２よひ固定用カラーの内面には、消音器を固定するたり）の 相互のねじ山が切っである。

第３図を参照して、消音器２の外装３内には、固定用カラー４内のすぐ後で膨張 空間８が設Ｖすであり、この膨張空間（ｄ外装３の体積の比較的大きな部分を占 めている。

この膨張空間の後には互にある間隔を持って複数の７ランシ状消音要素が設けで ある。これらの要素は銃の口径よりやや大きい孔を商えている。

７ランシ状消音要素は仕切板９．１０からなり、これらの仕切板（Ｉｉ消音器２ の軸線Ａに対し５て９０°以外の角度αで設置しである。各仕切板は前方の仕切 板に対してすれた位置に位置しており、例えば、仕切板９′　が消音器軸７腺Ａ に対し７て直角の計部において、第３図で解るように、仕切板９″とある角度、 好ましくは９０°をなすような同さとなっている。この実施例では角度αは６０ ’である、３仕切板は、好甘しくば、軸線Ａに対して３０°ないし６０“の角度 で位置する。。

仕切板９、ｉ　ｏ　ｉｑｉ外装内〆こつぎのように設置し得る。

各仕切板は、銃弾発射方向で見て第３図の仕切板９′および９″　と同様に消音 器軸線Ａに直角の平面においてその前方の仕切板に対して時言４万回または反時 計方向に９０°の角度たけ向きを変えるように設置しである。

仕切板は第３図に示すよう（てクループシで分けることが出来る。第１のクルー プでは、仕切板９′は消音器軸線Ａに直角の平面において前方の仕切板９”Ｋ７ ｊｌて反時計方向［９０°向きを変えている。第２のクループて；ま、仕切板１ ０′、１０″　はそれぞれ時計方向に（１コ」さを変えている。消音器内でいく つかのクループに分けても良いっ本発明の消音器では、第９区で解るように、仕 切板９．１０により、銃弾１５４でつづく火薬カスは膨張空間８の直後でねじ状 及びまたは螺旋状の動きをなす。カスは、例えば、中間空間１１から仕切板９に 向って主として垂直方向にキャップ１８を通って流出し、つぎの中間空間１７に 流入する。その結果カスは孔１９を直接通らないが仕切板と外装３の結合部を回 って流れることになる。

従って、カスは回転するねじ及び／または螺旋状の動きをなす。カスの回転方向 は仕切板が消音器軸線に対して直角の平面において互に対して向きを変えている 方向に応じて時計方向あるいは反時計方向となる。、カスの回転方向を時計方向 から反時計方向に変えた場合にｔ寸効果的な消音作用を得ることが出来る。この 場合、火薬カスの運動エネルギは消音器内で効果的に吸収される。

仕切板９．１０の形は倒置形となっており、その中央に第７図で解るように銃弾 の通る孔が設けである。第７ａ図は直接地方から見た仕切板を示し、第７ｂ図は 直接前方から見た仕切板を示しているう外装３内の仕切板が軸線Ａに対して傾い た位置にあるので、仕切板９．１０の縁および孔１８の縁は軸線Ａに対して平行 となるように加工される。これは全ての仕切板になされる。

仕切板９．１０は適当な中間部材によって互に隔たった状態に保持される。これ ら中間部材というのはカラー状捷たけ管状の部材であり、以下中間カラー１１． １２と呼ぶ。これらの中間カラーは外装３内で仕切板の間（て嵌め込んであって それらを支える。第３図の奸才しい実施例では、２つのタイプの中間カラーが用 いられている。

第６図に示す第１のタイプの中間カラー１１は消音器軸線Ａに対して直角の平面 シておいて、前方仕切板９″に対して反時計方向に９０°向きを変えており、第 ５図に示す第２のタイプの中間カラー１２は仕切板１０′　を前方仕切板１０″ 　に対して時計方向に９０°向きを変えるように分離するのに用いられる。

中間カラーすなわち管状部材１３のような適当な中間部材によって消音器内に膨 張室８が構成されている。中間カラー１３は固定用カラー４と係合する瑞のとこ ろを垂直に切断してあり、第１の仕切板９″を支える反対端は消音器軸線に対し て所望の角度α＝６０°となるように切断しである。中間カラー１３に対応する 取り付は部材１４が最后の仕切板と銃口カップ５の間に設置しである。

この取り付は部材１４は膨張室の中間カラー１３と同じ構造を持つが、それより も非常に短かくて中間カラー１１．１２と同じ長さである。

上記の仕切板９．１０および中間カラー１１．１２．１３．１４を消音器外装３ 内に順次送り込むのは難しいことではない。消音器の内側部材は銃ロタツブ５を 銃口にねじ込むことによって所定位置に錠止される。こうすれば、銃ロタツブが 内側部材を固定カラー４に対して押し付けることになる。

銃ロタツブ５を取り外せば、仕切板９．１０および中間カラー１１−１４の全て を外装３から取り出すことが出来る。これを行うのは内側部材９−１４および外 装の内面を清掃したり損傷を受けた部品を交換する時である。

全ての部品を外すことが出来るので、保守点検はきわめ″て簡単かつ容易である 。

仕切板９．１０および中間カラー１１−１４は好寸しくけアルミニウムまたは適 当なアルミニウム混合物で作る。この場合消音器の重量は軽くなる。このことは また部品の加工を容易にする。小口径火器に用いる消音器の場合には、仕切板を 適当なプラスチック材料で作っても良い。

浄書（内容に変更なし） 手続補正書（方式） 昭和５８年　９月１　日 特許庁長官　若杉和夫殿 ■　事件の表示昭和　年　願第　号 火器の消音器 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 ５、ｆｆｉ’ｏ玲つ日付　昭和５８年７月２８日（発送日：昭和５８年８月２日 ） ６補正の対象　（１）「　図　面　」 ｆ２）「国籍証明書Ｊ （１）　別紙のとおり、正式図面１通を提出いたします。

□ （２１別紙のとおり２国籍証明書およびその翻訳文名１通を提出いたします。

（２） 国際調査報告 ＰＣＴ／Ｆ工　８２１０００５２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．　″ｉ７状外装（３）を包含し、この外装の一端に固定用カラー（４）が取 り付けであって銃身（１）に消音器を装着出来るようにしており、外装の反対端 に銃の口径よりも大きい孔（６）を備えた銃ロタツブ（５）か設けてあり、外装 （３）内で固定用カラー（４）のすぐ後に膨張室（８）が設けてあり、その後（ ・ζ複数のフランジ状消音部材が設けてあり、これらの消音部材が銃の［］径よ りやや大きい孔を備えており、これらの消音要素が互にある間隔で配置されてい る火器の消音器（２）において、７ランシ状消音要素が軸線（Ａ）（【対して９ ０°以外の角度（句で設置した仕切板（９，１０）からなり、各仕切板（９′、 １０′）が消音器軸、％！（Ａ）に対して直角の平面において前方の仕切板（９ “、１０″）に対しである所定の角度向き変えていることを特徴とする火器の消 音器。 ２、　請求の・範囲第１項の消音器に２いて、仕切板（９，１０）が消音器軸１ ｆｆ（Ａ）に対して３０°−６０°　の角度にあることを特徴とする消音器。 ３、　請求の範囲第１項寸たは第２項の消音器において、仕切板（９′、１０′ ）が、消音器軸線に対して直角の平面において、前方の仕切板（９“、１０″） に対して９０゜向きを変えていることを特徴とする消音器。 ４、　請求の範囲第３項の消音器において、仕切板の全てが、消音器軸線（Ｎに 対して直角の平面；・こおいて、前方の仕切板に対して時計方向あるいは反時計 方向に単に９０°向きを変えていることを特徴とする消音器。 ５　請求の範囲第３項の消音器において、仕切板が少なくとも２つのクループ（ ９，１０）に別れており、第１のクループにおいて、仕切板（１０’）　が消音 器軸線（Ａ）に対して直角の平面において前方仕切ｍ　（１０″）　に対して時 計方向に９０°向きを変えており、第２のクループにおいて、仕切板（９′）が 前方仕切板（９″）　に対して反時計方向にそれぞれ９０’向きを変えでいるこ とを特徴とする消音器。 ６、請求の範囲第３項、第４項、第５項のいずれか１つの項に記載の消音器にお いて、仕切板（９，１０）が外装（３）内に設置したカラー状の中間部材（１１ ，１２）によって好寸しくは隔離されていることを特徴とする消音器。 ７　請求の範囲第６項の消音器において、仕切板（９，１０）および中間部材（ １１，１２）が外装（３）内に設置した補助部材、好ましくはカラー状の中間部 材（１３，１４）によって固定用カラー（４）お・よび銃ロタツブ（艶から隔離 されていることを特徴とする消音器。 ８、　請求の範囲第６項または第７項の消音器；ておいて、仕切板（９，１０） が中間部材（１１−１４）と−緒に銃ロタツブ（５）によって所定位置に錠止さ れていることを特徴とする消音器。 ９　請求の範囲第８項の消音器：′こおいて、仕切板（９，１０）および中間部 材（１ｍ−１４）が交換可能な部品であることを特徴とする消音器。 １０．請求の範囲第９項の消音器において、仕切板（９，１０）および中間部材 （１１−１４）がアルミニウムまたはアルミニウム混合物で作っであることを特 徴とする消音器。 １１、請求の範囲第９項の消音器において、仕切板（９，１０）がプラスチック で作っであることを特徴とする消音器。