JPS58500363A - 種々の推進および浮揚作用を有する帆 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 種々の推進および浮揚作用を有する帆 本発明はウィンドサーフボード、帆掛はカート、ソシテ帆船のような機械用の、 また特に、たとえばスキーやアイススケートやローラスケートのような、あらゆ る滑走または滑動スポーツ用の新しいタイプの帆に関する。

現在提供されている多くの帆は、その形状に関係なく、その態様に関して鉛直軸 線のまわりを枢動することによって風の力を利用しなければならない。

三次元に調整され得る攬々の新規な帆を記載する多くの特許が提出されている。

もつとも昔の、かつ、これら新規な帆の特徴を一番よく記載している点で疑いの ない特許がルドウ　ルムラーによって１９３５年１月１４日の米国に提出された 第２．１７０．９１４号の特許である。この特許の第１図から第１０図は特に大 変良く説明している。他の二つの米国特許、すなわら、ヒュフ　ベリンによって １９６８年５月１５日に提出された米国特許第３．４５５．２６１号は第１図か ら第５図までにおいて一つの凧を開示しておシ、失たスピグアックによって１９ ７５年１２月９日に提出された特許はアイススケートの帆を開示している。シー ン−ボール　レノプルによって１９７２年２月に提出され几フランス特許第２． １７３．３８９号は、多くの詳細と幾つかの特有な装置を有してはいるものの、 実質的にはルドゥルムラーによる前記米国特許に既に充分に記載されている帆と 同じ原理を再び利用しているグレイ　エム、ガーレイによって１９７８年３月に 提出されたもう一つの米国特許第４．０７７、３４５号は、ボードの前方に固定 される傾斜軸線のまわりに位置を足める点に関して特有である前記タイプの帆を 開示している。ギュンター　エム、フォスによって１９８０年２月に提出された 西独特許第２．８３３，６１６号はウィンドサーフボードのための特別な帆に関 する。

本杭は推進および浮揚作用を随意に得るように、三つの軸線のまわりに位置を定 めることができるこの新規なタイプの帆である。しかし、前記すべての特許が横 方向に凹んだ形を有する帆を記載しているのと著しく異なシ、本特許によって提 案される帆はカモメの翼タイプの安定した横方向に脹んだ形によって特徴づけら れる。実際、凹んだ輪郭は強風時に向きが変る傾向が常にある。何故なら、帆の 半分のそれぞれが風に直交する同じ面積を提供する位置としての平衡位置がずれ ると、それらの半分の一方は益々風を受け、その反対に、他方は殆んど風を受け なくなる。それは帆をその平衡位置に常に戻そうとするζ字状の脹んだ輪郭とま るで反対である。更に、　Ｖ字状の脹んだ輪郭は空気の流れを促進し、またそれ は突風時に閉じる傾向があり、その結果、その突風時における突然の変化を緩和 する。

有利なことには、本杭は後方に向かって分岐する先縁部と、該先縁部の頂点近く で、しかも後端に向かって次第に比較的直線状になって伸延する急曲がりの、か つ、風上方向に凹んだ中央部分と、そして前記中央部分の両側で風上方向に脹む 二つのＶ字状領域を形成するように前記後端で先縁部の二つの端部と結合する後 縁部とを有する。先縁部の頂点は好適には丸くされ、かつ、その拡開角度は好ま しくは１１０°から１３０°の値である。

前記中央部分はやや脹みを持ち、その後端は非対称のＳ字状を有することができ る。

本杭は帆の下方に該帆から空間を置いた支持部材と、前記後端から先方に向かっ て分岐し、そしてたとえば支持棒を有する主角形の組織を形成する二つのステー を備えることができる。

本杭は、好適には、実質的に強直な、特に管状の伸長部分から成る骨組みと、好 ましくは先縁部に密着し、風上方向に凹むように予め曲げられている複数の細帯 部材の組立て体でもって前記骨組み上に張Ｐつめられる帆地布とを備えている。

各骨組み要素間の連結は、帆のある程度の変形を容易にするために柔軟なもので あるほうが有利子あり、その形状はそれ自体の張力によって保持される。

本杭の実際の組立てを充分に記載するために、三つの角度から示される：第１図 は下方からの側面図であり、第２図は底面図であり、第３図は帆をやや回転させ た正面図であり、そして第４図および第５図は詳細図である。

カモメの翼形状の安定した脹んだ輪郭を有する帆１は全体的には扇形の外観を呈 し、そして操縦者に良好な視野を提供する二つの透明な窓を有する互いに縫い合 わされる複数の台形状織布の組立て体を含んでいる。この帆１は、一つの前方曲 がり管４に嵌め込まれる二つの端管３と、Ｓ字状に従ってやや曲げられ、連結Ｉ ２上の二つの筋違管５の作用によって横方向にＶ字状に脹んだ輪郭を形成するよ うに働く中央管７と、そして最後に曲がり支持管６とから成る軽合金の骨組み上 に張りつめられる。

織布の緊張と前方曲がシ管４内への端管３の嵌め込み保持とは、これらの端管を 含む複数のスリーブ上で引張ることと、翼の両端で“Ｖｅｌｃｒｏ”装置９を締 めつけることによって達成される。”Ｖｅｌｃｒｏ”は度々の、かつ、素早い開 放と締め付けを行ない得る自己付着性織物帯を指定する商標である。帆Ｉはまた 、”Ｖｅｌｃｒｏ”装置１０によって適所に保持される予め曲げられた複数の細 帯部材８によって、長手方向に張りつめられる。”Ｖｅｌｃｒｏ”装置は管３お よび４を含む複数のスリーブとの連合において、前記組立て体に足して、空気中 における良好な貫通性を与える。第４図は詳細部１３を示しており、端管３は、 止め部材１７に突き当たるまで前方曲がり管４の内部に嵌め込まれる前に、複数 のネジ１５によって筋違管５および支持管６にそれぞれしっかりと締結される複 数の皮帯内を通過する。輪１６は前記管５および６を適所に保持する。第５図に おける詳細部１２は穴Ｉ８を通過する紐１９による帆の緊張を示す。

本杭は単独でも用いられ得るし、ま尺推進を受ける機械のマスト２０に随時取り 付けられ得る。このマストは、たとえば第一ポールジヨイント２１によって前記 機械に連結され、一方、その他端は第二ボールジヨイント２３でもって支持管６ に沿って摺動するスリーブ２２によって帆に連結される。ボードに固着された合 成繊維の小さなバンドによって足がボードに取９付けられるジャンプボード用に 本杭を使用する場合には、ジャンプは単に両脚を縮めるだけで達成され、また従 来の帆とは対照的に、機械の走行は帆が常に推進位置を取り続けるのできしむこ となく続行し得る。

この新規な帆の一つの特徴は一側のみで風を受け、他側は常に風下である点であ る。この態様は非常に重要である。何故なら、その事は航空機の翼タイプの空気 力学的輪郭を有する強直材質から成る予め成形済みの帆の使用を可能にするから である。

机上たぐシ込むことによってタッキングが行なわれ、続いて他の方向に関する素 早い風の獲得に関して帆の移動が操従者の頭上でなされる。このウインドサーフ ィング用の帆に関して見られるように、前記の技術は非常に簡単であり、マスト ラ後方に傾斜きせてマストの前方に操従者が移動することによって行なっていた 従来のタッキング方法よりも素早く行なうことができる。

帆に関する可能な限り多くの方向づけは機械を前方および上方に引くような効果 のある推進力の発生に役立つ。

そして帆の所望の太ききに関して変化するこの上昇は更に、その結果として生じ る軽量な機械に関する水上滑走効果のために、達成されるべき高速をもたらす。

国際謂査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．カモメの二つの翼の形の外観を有し、下側だけに風を受けるところの風上方 向に脹んだ安定したＶ字状の輪郭全持つことを特徴とする種々の推進および浮揚 作用を有する帆。 ２　後方に向かって分岐する先縁部（３，４）と、該先縁部の頂点近くで、しか も端部（１２）に向かって次第に比較的直線状になって伸延する急曲がりの、か つ、風方向に凹んだ中央部分（７）と、そして前記中央部分（７）の両側で風上 方向に脹む二つの分岐部分を形成するように前記端部（１２）に前記先縁部の二 つの端部を結合する後縁部とを備えることを特徴とする特許請求の範囲第１項記 載の帆。 ３　前記中央部分（７）が非対称のＳ字状を有するようＫその後方においてやや 脹んでｂることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の帆。 ４、　更に、帆の下方に該帆から離れた支持部材と、前記端部（１２）から先方 に向かって分岐する二つの細い帯板（５）とを備えることを特徴とする特許請求 の範囲第２項乃至第３項のいずれかに記載の帆。 ５　実質的に強直な、特に管状の伸長部材から成る骨組み（３，’４，５．７） と、そしてこの骨組みに張りつめられる帆地布とを更に備えることを特徴とする 特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれかに記載の帆。 ６、　前記帆地布が予め曲げられた細帯部材（８）の組み立て体によって張りつ められていることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の帆。 ７　前記骨組みが、一本の曲がった前方管（４）と、該前方管（４）に嵌め込ま れる二本の端管（３）と、Ｖ字状に形成する役を果たすやや曲がった一本の中央 管（７）と、ステ一部材として作用する二本の筋違管（５）と、そして一本の支 持管（６）との計七本の軽合金管によって組み立てられることを特徴とする特許 請求の範囲第５項乃至第６項のいずれかに記載の帆。 ８、　前記帆を好適な位置に容易に、かつ、しっかりと保持し得るように、前記 二本の筋違管（５）および支持管（６）によって形成される三角形の組織を形成 することを特徴とする特許請求の範囲第７項記載の帆。 ９　多くの骨組み部材間の連結が柔軟であることを特徴とする特許請求の範囲第 ５項から第８項までのいずれかに記載の帆。 １０、前記中央管（７）に対する前記筋違管（５）の連結部（１２）がＶ字形状 を閉じるものであり、その結果、突然の風の変化ｐ影響を吸収することを特徴と する特許請求の範囲第９項記載の帆。 １１、更に、操縦者に良好な視野を保証する二つの窓（２）を備えることを特徴 とする特許請求の範囲第１項から第１０項までのいずれかに記載の帆。 １ｚ　互いに嵌め込み式の管と、皮ま几は他の適当な材料の柔軟な結束と、そし て”Ｖｅｌｃｒｏ”装置のような素早い撃留との組み合わせのおかげで素早く組 み立てられ、また分解され得ることを特徴とする特許請求の範囲第５項から第１ １項までのいずれかに記載の帆。 １３、単一の風上側を有し、そして実質的に強直な材料によって形成されている ことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれかに記載の帆。 １４、％にボートや、ウィンドサーフィングボードや、スキーやアイスおよびロ ーラースケートなどに用い得ることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第１ ３項までのいずれかに記載の帆。