JPS5849981Y2 - 保温包装体 - Google Patents
保温包装体Info
- Publication number
- JPS5849981Y2 JPS5849981Y2 JP3593481U JP3593481U JPS5849981Y2 JP S5849981 Y2 JPS5849981 Y2 JP S5849981Y2 JP 3593481 U JP3593481 U JP 3593481U JP 3593481 U JP3593481 U JP 3593481U JP S5849981 Y2 JPS5849981 Y2 JP S5849981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- container
- lunch box
- bag portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wrappers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、弁当箱等の容器を包むのに使用する保温包
装体に関し、特に弁当箱等の容器を嵩張らずに包被でき
るとともに、包被した容器の所定個所に懐炉を確実に位
置でき、弁当箱等の容器を保温状態下にて携行するのに
便なるようにした保温包装体に関する。
装体に関し、特に弁当箱等の容器を嵩張らずに包被でき
るとともに、包被した容器の所定個所に懐炉を確実に位
置でき、弁当箱等の容器を保温状態下にて携行するのに
便なるようにした保温包装体に関する。
冬季においては、弁当箱に入れた御飯や副食物はすぐに
冷めるので、食事時には冷たいものを食べなければなら
ないものである。
冷めるので、食事時には冷たいものを食べなければなら
ないものである。
そこで近時、魔法瓶型の弁当容器が考案されているが、
嵩高で携行に不便であるばかりでなく、乱暴に取扱うと
中の瓶が割れたりする欠点があり、そのため特に子供に
携行させるのには不向きなものであった。
嵩高で携行に不便であるばかりでなく、乱暴に取扱うと
中の瓶が割れたりする欠点があり、そのため特に子供に
携行させるのには不向きなものであった。
この考案は上記した点にかんがみてなされたもので、布
地にて形成され、布地内面に懐炉収納用ポケットを設け
るとともに、布地内面に一対の止定具の一方を、布地外
面に他方をそれぞれ取付けてなるものである。
地にて形成され、布地内面に懐炉収納用ポケットを設け
るとともに、布地内面に一対の止定具の一方を、布地外
面に他方をそれぞれ取付けてなるものである。
以下にこの考案の実施例を図によりながら説明する。
第1図〜第6図において、10は弁当箱30を包被でき
る大きさを有する布地で、例えば保温性にすぐれたキル
テイング生地を方形に形成してなる。
る大きさを有する布地で、例えば保温性にすぐれたキル
テイング生地を方形に形成してなる。
11および12は包被時、弁当箱30の上面31および
下面32に位置する布地10内面の部分に設けた懐炉収
納用ポケットで、懐炉40.40が1個収納できる大き
さに形成されている。
下面32に位置する布地10内面の部分に設けた懐炉収
納用ポケットで、懐炉40.40が1個収納できる大き
さに形成されている。
13および14はポケット口を示す。
ポケット11.12を形成するには、布地10と共布ま
たは別布の生地片11a、12aを布地10の内面に重
合し、ポケット口13.14を除く生地片11a、12
aの周縁を布地10に縫着することにより形成する。
たは別布の生地片11a、12aを布地10の内面に重
合し、ポケット口13.14を除く生地片11a、12
aの周縁を布地10に縫着することにより形成する。
図の場合、ポケット11のポケット口13とポケット1
2のポケット口14は向かい合うように形成しているが
、ポケット口は上記の位置に限るものではない。
2のポケット口14は向かい合うように形成しているが
、ポケット口は上記の位置に限るものではない。
15は布地10の内面の端部に取付けた一対の止定具の
一方、16は布地10外面に取付けた一対の止定具の他
方である。
一方、16は布地10外面に取付けた一対の止定具の他
方である。
一対の止定具15,16としては、図の場合、一方を先
端がフック状になった針を多数植設した絡合針片とし、
他方を前記針を係止させるパイル生地片としたものを示
しているが、これに限るものでなはく、例えば一対のス
ナップを用いても良く、その公知の種々の止定具を適宜
選んで用いればよい。
端がフック状になった針を多数植設した絡合針片とし、
他方を前記針を係止させるパイル生地片としたものを示
しているが、これに限るものでなはく、例えば一対のス
ナップを用いても良く、その公知の種々の止定具を適宜
選んで用いればよい。
17は布地10の端縁に縫着しに縁布である。上記包装
体にて弁当箱30を包被するには次のようにする。
体にて弁当箱30を包被するには次のようにする。
展開した布地10の各ポケツ) 11.12にそれぞれ
懐炉40.40を収納し、中央のポケット11の位置に
弁当箱20を置き、他方のポケット12の部分を弁当箱
30の上面31に折返して重ね(第3図)、その後、布
地10の左側部分および右側部分を順次折返して弁当箱
30上面31の布地10部分の上に重ねるとともに(第
4図)、さらにその上に止定具15を有する布地10部
分を折返して重ね、止定具15を布地10外面の止定具
16に係止するものである(第5図および第6図)。
懐炉40.40を収納し、中央のポケット11の位置に
弁当箱20を置き、他方のポケット12の部分を弁当箱
30の上面31に折返して重ね(第3図)、その後、布
地10の左側部分および右側部分を順次折返して弁当箱
30上面31の布地10部分の上に重ねるとともに(第
4図)、さらにその上に止定具15を有する布地10部
分を折返して重ね、止定具15を布地10外面の止定具
16に係止するものである(第5図および第6図)。
第7図および第8図はこの考案の他の実施例を示し、布
地10にて弁当箱30を収容できる大きさの袋部21と
その開口部22を閉鎖する蓋23とが形成されており、
弁当箱30を収容時、その上面31および下面32に位
置する袋部21の内面の部分に懐炉収納用ポケット11
,12を設けである。
地10にて弁当箱30を収容できる大きさの袋部21と
その開口部22を閉鎖する蓋23とが形成されており、
弁当箱30を収容時、その上面31および下面32に位
置する袋部21の内面の部分に懐炉収納用ポケット11
,12を設けである。
そして蓋23内面の端部には一対の止定具15,16の
一方が、また蓋23にて開口部22を閉鎖時、一方の止
定具15と対向する袋部21外面の部分には他方の止定
具16が取付けられている。
一方が、また蓋23にて開口部22を閉鎖時、一方の止
定具15と対向する袋部21外面の部分には他方の止定
具16が取付けられている。
上記包装体にて弁当箱30を包被するには、それぞれの
ポケット11.12に懐炉40.40を収納し、次いで
袋部21に弁当箱30を収容し、袋部21の開口部22
を蓋23にて閉鎖するとともに、止定具15を止定具1
6に係止すればよく、第1図〜第6図のものよりも一層
嵩張らずに弁当箱30を包被することができる。
ポケット11.12に懐炉40.40を収納し、次いで
袋部21に弁当箱30を収容し、袋部21の開口部22
を蓋23にて閉鎖するとともに、止定具15を止定具1
6に係止すればよく、第1図〜第6図のものよりも一層
嵩張らずに弁当箱30を包被することができる。
第9図はこの考案のさらに他の実施例を示し、第7図お
よび第8図のものと異なるところは、袋部21の底面お
よび側面にまち24を設けた点にある。
よび第8図のものと異なるところは、袋部21の底面お
よび側面にまち24を設けた点にある。
包装体をこのように形成するときは、袋部21への弁当
箱30の出し入れが一層容易となる。
箱30の出し入れが一層容易となる。
なお、懐炉40.40としては、内蔵した物質を摩擦す
ることにより発熱するようになっている、いわゆる使い
捨てのものを使用するほか、懐炉灰に火をつけて使うよ
うにしたもの、あるいは揮発油を用いるものなど公知の
ものを使用すればよい。
ることにより発熱するようになっている、いわゆる使い
捨てのものを使用するほか、懐炉灰に火をつけて使うよ
うにしたもの、あるいは揮発油を用いるものなど公知の
ものを使用すればよい。
また上記においては、弁当箱30の包被に使用する場合
について説明したが、包被する容器としては弁当箱に限
るものではない。
について説明したが、包被する容器としては弁当箱に限
るものではない。
弁当箱30以外の容器の包被に使用する場合は、その容
器の形態に応じて包装体の形状を適宜に形成することは
言うまでもない。
器の形態に応じて包装体の形状を適宜に形成することは
言うまでもない。
また上記の場合、懐炉収納用ポケツ) 11.12は、
弁当箱30の上面31および下面32の双方に位置する
部分に設ける場合について説明したが、何れか一方の面
に位置する部分だけでもよい。
弁当箱30の上面31および下面32の双方に位置する
部分に設ける場合について説明したが、何れか一方の面
に位置する部分だけでもよい。
以上説明したように、この考案の保温包装体は、布地1
0にて形成されているので、弁当箱等の容器を嵩張るこ
となく包被できるとともに、不要時は折畳むことにより
嵩低くでき、保管に好都合である。
0にて形成されているので、弁当箱等の容器を嵩張るこ
となく包被できるとともに、不要時は折畳むことにより
嵩低くでき、保管に好都合である。
しかも布地10内面には、懐炉収納用ポケット11.1
2を設けたので、ポケット11.12に懐炉40.40
を収納することにより、包被した容器の所定個所に確実
に懐炉40.40を位置させることができるとともに、
携行時に中で懐炉40.40が動いたりすることもない
ので、効率よく保温できる。
2を設けたので、ポケット11.12に懐炉40.40
を収納することにより、包被した容器の所定個所に確実
に懐炉40.40を位置させることができるとともに、
携行時に中で懐炉40.40が動いたりすることもない
ので、効率よく保温できる。
そして布地10内面には一対の止定具15,16の一方
を、布地10外面には他方をそれぞれ取付けてなるので
、包被時、外部から止定具が見えることもなく、体裁よ
く携行できる。
を、布地10外面には他方をそれぞれ取付けてなるので
、包被時、外部から止定具が見えることもなく、体裁よ
く携行できる。
したがってこの考案によると、弁当箱等の容器を保温状
態下にて携行するのに非常に便利であり、しかも乱暴に
取扱っても毀れたりすることがないので、永年にわたり
使用できることになり、子供などに携行させる弁当箱を
包むのに好適である。
態下にて携行するのに非常に便利であり、しかも乱暴に
取扱っても毀れたりすることがないので、永年にわたり
使用できることになり、子供などに携行させる弁当箱を
包むのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示した斜視図、第2図は第
1図II −II線の断面図、第3図〜第5図は包被状
態を順を追って示した斜視図、第6図は第5図VI−V
I線の拡大断面図、第7図はこの考案の他の実施例を示
した斜視図、第8図は第7図のものによって包被した状
態の拡大断面図、第9図はこの考案のさらに他の実施例
を示した斜視図である。 10・・・・・・布地、11.12・・・・・・懐炉収
納用ポケット、15゜16・・・・・・一対の止定具、
21・・・・・・袋部、22・・・・・・袋部の開口部
、23・・・・・・蓋。
1図II −II線の断面図、第3図〜第5図は包被状
態を順を追って示した斜視図、第6図は第5図VI−V
I線の拡大断面図、第7図はこの考案の他の実施例を示
した斜視図、第8図は第7図のものによって包被した状
態の拡大断面図、第9図はこの考案のさらに他の実施例
を示した斜視図である。 10・・・・・・布地、11.12・・・・・・懐炉収
納用ポケット、15゜16・・・・・・一対の止定具、
21・・・・・・袋部、22・・・・・・袋部の開口部
、23・・・・・・蓋。
Claims (1)
- 1.布地10にて弁当箱等の容器を包被できるように形
成され、布地10内面には懐炉収納用ポケット11.1
2が設けられているとともに、布地10内面には一対の
止定具15,16の一方が、また布地10の外面には他
方がそれぞれ取付けられてなる保温包装体。 2、前記布地10は、その端部を内側へ折返すことによ
り弁当箱等の容器を包被できる大きさを有し、包被時、
前記容器の上面および下面に位置する布地10内面の部
分の少なくとも一方の部分に懐炉収納用ポケットを配し
てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の保温包装体
。 3、布地10にて弁当箱等の容器を収容できる大きさの
袋部21とその袋部21の開口部22を閉鎖する蓋23
とが形成され、前記容器を収容時、容器の上面および下
面に位置する袋部21内面の部分の少なくとも一方の部
分に懐炉収納用ポケットが配され、蓋23内面には一対
の止定具15,16の一方が、また蓋23にて開口部2
2を閉鎖時に前記一方の止定具15と対向する袋部21
外面の部分には他方がそれぞれ取付けられてなる実用新
案登録請求の範囲第1項記載の保温包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3593481U JPS5849981Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 保温包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3593481U JPS5849981Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 保温包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57149268U JPS57149268U (ja) | 1982-09-18 |
JPS5849981Y2 true JPS5849981Y2 (ja) | 1983-11-14 |
Family
ID=29833182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3593481U Expired JPS5849981Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | 保温包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849981Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP3593481U patent/JPS5849981Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57149268U (ja) | 1982-09-18 |
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