JPS5849629B2 - 連続焼鈍炉における炉内張力制御装置 - Google Patents
連続焼鈍炉における炉内張力制御装置Info
- Publication number
- JPS5849629B2 JPS5849629B2 JP16015878A JP16015878A JPS5849629B2 JP S5849629 B2 JPS5849629 B2 JP S5849629B2 JP 16015878 A JP16015878 A JP 16015878A JP 16015878 A JP16015878 A JP 16015878A JP S5849629 B2 JPS5849629 B2 JP S5849629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- furnace
- signal
- section
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、連続焼鈍炉内におけるヘルパーロールの個々
の駆動モーターのトルクが一定になるようにストリップ
張力を制御する装置に関するものである。
の駆動モーターのトルクが一定になるようにストリップ
張力を制御する装置に関するものである。
一般に、連続焼鈍炉は、例えば加熱帯、均熱帯、冷却帯
など、複数のセクションに別れており、炉内での加熱、
或いは冷却に判ってストリップの張力は大きく変化し、
第１図に示す如き、可変電圧制御では補正できなかった
。
など、複数のセクションに別れており、炉内での加熱、
或いは冷却に判ってストリップの張力は大きく変化し、
第１図に示す如き、可変電圧制御では補正できなかった
。
そのため、張力不適当、不安定に起因するストリップ破
断、ウオーク或いはフラツタリング等のトラブルを惹起
し、また作業条件の変化、例えば通板材料の寸法が変っ
た場合に寸法変更個所の通過に応じた張力制御も不可能
であった。
断、ウオーク或いはフラツタリング等のトラブルを惹起
し、また作業条件の変化、例えば通板材料の寸法が変っ
た場合に寸法変更個所の通過に応じた張力制御も不可能
であった。
かかる従来の欠点を解消すべく鋭意研究の結果、本発明
を完成した。
を完成した。
すなわち、本発明は、連続焼鈍炉の炉内を複数個のセク
ションで構戒すると共に、炉内のヘルパーロールを駆動
するモーターの電圧を制御するようになした装置にいて
、前記各セクションに設けたストリップの張力を検出す
る張力検出手段と、該張力検出手段の 出信号とセクシ
ョン毎に設定した張力設定信号 ゛ 偏差に比例する信
号を発生する手段と、該 一号と個々のヘルパーロー
ル駆動モーターから検出される信号とから制御指令信号
を発生する手段と、該指令信号を受けて個々のヘルパー
ロール駆動モーターの界磁を制御スル手段とを備えたこ
とを特徴とする連続焼鈍炉における炉内張力制御装置で
ある。
ションで構戒すると共に、炉内のヘルパーロールを駆動
するモーターの電圧を制御するようになした装置にいて
、前記各セクションに設けたストリップの張力を検出す
る張力検出手段と、該張力検出手段の 出信号とセクシ
ョン毎に設定した張力設定信号 ゛ 偏差に比例する信
号を発生する手段と、該 一号と個々のヘルパーロー
ル駆動モーターから検出される信号とから制御指令信号
を発生する手段と、該指令信号を受けて個々のヘルパー
ロール駆動モーターの界磁を制御スル手段とを備えたこ
とを特徴とする連続焼鈍炉における炉内張力制御装置で
ある。
上記構成において、炉内のセクションの分割は、炉内通
板材料に対する温度条件、例えば加熱、均熱、冷却なで
の各条件によって別けることも一方法であるが、熱処理
の種類、炉の形成、操業の形態および材料特性に応じて
分割の条件を任意に決めてもよい。
板材料に対する温度条件、例えば加熱、均熱、冷却なで
の各条件によって別けることも一方法であるが、熱処理
の種類、炉の形成、操業の形態および材料特性に応じて
分割の条件を任意に決めてもよい。
また、炉内各セクション毎のストリップ張力の設定、検
出および偏差を求める方法および装置は、公知の従来技
術の各種の応用によって得られる。
出および偏差を求める方法および装置は、公知の従来技
術の各種の応用によって得られる。
上記偏差値と、前面および後面セクション若しくは前面
、後面セクションのいずれか張力検出値とからヘルパー
ロールの駆動制御信号を得る手段において、前後面セク
ションの両者の張力検出値を用いるか、或いは前後而い
ずれかの張力検出値を用いるかについては、炉入側およ
び炉出側ならびに炉内各セクションにおけるストリップ
張力の設定および検出の手段に応じて、炉内各セクショ
ン毎に張力分布の制御に最適な方法を選択し得ることも
もちろんである。
、後面セクションのいずれか張力検出値とからヘルパー
ロールの駆動制御信号を得る手段において、前後面セク
ションの両者の張力検出値を用いるか、或いは前後而い
ずれかの張力検出値を用いるかについては、炉入側およ
び炉出側ならびに炉内各セクションにおけるストリップ
張力の設定および検出の手段に応じて、炉内各セクショ
ン毎に張力分布の制御に最適な方法を選択し得ることも
もちろんである。
一方、作業条件の変化に応じた炉内各セクションの張力
設定値の自動切換装置は、作業条件に応じた設定張力値
を予め記憶回路に入力しておくことによって、作業条件
の変化時点で自動的に、または必要あれば手動により張
力設定値を切替えることのできる構成となっている。
設定値の自動切換装置は、作業条件に応じた設定張力値
を予め記憶回路に入力しておくことによって、作業条件
の変化時点で自動的に、または必要あれば手動により張
力設定値を切替えることのできる構成となっている。
設定値切替は、各セクションの設定値を同時に切替える
か、または炉内通板材料のある点、例えば寸法変更個所
が各セクションに到達または通過する毎に順次各セクシ
ョンの設定値を切替えるか、いず力の方法も可能である
。
か、または炉内通板材料のある点、例えば寸法変更個所
が各セクションに到達または通過する毎に順次各セクシ
ョンの設定値を切替えるか、いず力の方法も可能である
。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第２図は、本発明による炉内ストリップ張力制御装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
第２図において、１はストリップ、２はダンサロール位
置検出器、３１〜３ｎは駆動モーター４はヘルパーロー
ル、５は加熱帯、６は均熱帯、７は急冷帯、８は再加熱
帯、９は冷却帯、１０は前面ブラライドルロール、１１
はダンサロール、１２は後面プライドルロール、１３は
モーター駆動装置、１４は自動速度調整器、１５は自動
電流調整器、１６は自動電圧調整器、１７、〜１７５は
張力比較器、１８は張力制御装置、１９は電流制御装置
、２０はモーター電流制御装置、２１、〜２１ｎは界磁
電流制御装置、２２は界磁巻線、２３１〜２３ｎはモー
ター電流検出器、２４、〜２４５は張力検出器、ＣＳ１
〜ＣＳｎは各モーター電流検出信号、ＴＳ１〜ＴＳ５は
各セクション張力設定信号、ＴＤ１〜ＴＤ，は各セクシ
ョン張力検出信号を示す。
置検出器、３１〜３ｎは駆動モーター４はヘルパーロー
ル、５は加熱帯、６は均熱帯、７は急冷帯、８は再加熱
帯、９は冷却帯、１０は前面ブラライドルロール、１１
はダンサロール、１２は後面プライドルロール、１３は
モーター駆動装置、１４は自動速度調整器、１５は自動
電流調整器、１６は自動電圧調整器、１７、〜１７５は
張力比較器、１８は張力制御装置、１９は電流制御装置
、２０はモーター電流制御装置、２１、〜２１ｎは界磁
電流制御装置、２２は界磁巻線、２３１〜２３ｎはモー
ター電流検出器、２４、〜２４５は張力検出器、ＣＳ１
〜ＣＳｎは各モーター電流検出信号、ＴＳ１〜ＴＳ５は
各セクション張力設定信号、ＴＤ１〜ＴＤ，は各セクシ
ョン張力検出信号を示す。
張力設定信号ＴＳ１〜ＴＳ，および張力検出器２４、〜
２４５で検出された張力検出信号ＴＤ１〜ＴＤ５は、個
々に張力比較器１７、〜１７５に送らｎ１ここで張力偏
差信号を発生する。
２４５で検出された張力検出信号ＴＤ１〜ＴＤ５は、個
々に張力比較器１７、〜１７５に送らｎ１ここで張力偏
差信号を発生する。
各セクションの張力偏差信号は張力制御装置１８に送ら
わ、ここで前後の炉の偏差値を比較することによりどの
セクションの駆動モータ速度を変更するかを決定する。
わ、ここで前後の炉の偏差値を比較することによりどの
セクションの駆動モータ速度を変更するかを決定する。
そして、その結果に基づいて各セクションの？流基準を
補正して出力する。
補正して出力する。
次のセクション電流制御装置１９では各セクションの電
流基準とモーター電流検出器２３、〜２３ｎで検出した
個々の駆動モーター３．〜３ｎの電流検出信号ＣＳ０〜
Ｃ Ｓ ｎのうち、各セクション毎に加算した値より各
モーターの電流基準を補正し出力する。
流基準とモーター電流検出器２３、〜２３ｎで検出した
個々の駆動モーター３．〜３ｎの電流検出信号ＣＳ０〜
Ｃ Ｓ ｎのうち、各セクション毎に加算した値より各
モーターの電流基準を補正し出力する。
各モーター電流基準値はモーター電流制御装置２０で個
個の駆動モーター電流検出値ＣＳ１〜ＣＳｎと比較し、
界磁電流基準値を補正し出力する。
個の駆動モーター電流検出値ＣＳ１〜ＣＳｎと比較し、
界磁電流基準値を補正し出力する。
この界磁電流基準値に基いて界磁電流制御装置２１１〜
２１ｎでは界磁巻線２２〜２２ｎに電流を流す。
２１ｎでは界磁巻線２２〜２２ｎに電流を流す。
これによって、各ヘルパーロール間でのストリップ１の
張力を制御する。
張力を制御する。
第３図は本発明による他の張力制御のブロック図の一例
であり、２４はゲート回路、２５はＡ／Ｄコンバーター
、２６はインターフエイス、２７はＣＰＵ（Ｃｅｎｔｅ
ｒ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）、２８はインタ
ーフエイス、２９はタイプライター３０はメモリー ３
１はＣ ＲＴ （Ｃａｔｈｏｄｅ 一Ｒａｙ Ｔｕｄｅ
Ｄｉｓｐｌａｙ）、３２、〜３２ｎはＤ／Ａコンバー
ターを示す。
であり、２４はゲート回路、２５はＡ／Ｄコンバーター
、２６はインターフエイス、２７はＣＰＵ（Ｃｅｎｔｅ
ｒ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）、２８はインタ
ーフエイス、２９はタイプライター３０はメモリー ３
１はＣ ＲＴ （Ｃａｔｈｏｄｅ 一Ｒａｙ Ｔｕｄｅ
Ｄｉｓｐｌａｙ）、３２、〜３２ｎはＤ／Ａコンバー
ターを示す。
本発明のように、データ量が多く、その処理が複雑であ
る場合にはＣＰＵの使用が有効である。
る場合にはＣＰＵの使用が有効である。
また、コスト面でも安価に製作できる。
その上、各品種のプリセット値をメモリーに格納する能
力もあり、上位計算機と結合することにより完全自動化
も可能である。
力もあり、上位計算機と結合することにより完全自動化
も可能である。
さらにまた、学習機能も持たせると、プリセット値を自
動的に書き替えことができ操業条件を生み出すことも可
能である。
動的に書き替えことができ操業条件を生み出すことも可
能である。
以上説明したように、本発明は炉内のヘルパーロールを
駆動するモーターのトルクが一定になるように個々の駆
動モーターを制御したので、各セクション内でのストリ
ップの張力を一定に保つことが可能となるものである。
駆動するモーターのトルクが一定になるように個々の駆
動モーターを制御したので、各セクション内でのストリ
ップの張力を一定に保つことが可能となるものである。
第１図は従来の炉内ストリップ張力制御装置の構成図、
第２図は本発明の炉内ス｝ ＩＪツプ張力制御の構或図
、第３図は本発明による他の張力制御のブロック図であ
る。 図中、３、〜３ｎは駆動モーター、４はヘルパーロール
、１７、〜１７，は張力比較器、１８は張力制御装置、
１９は電流制御装置、２０はモーター電流制御装置、２
１〜２１ｎは界磁電流制御装置、２４１〜２４５は張力
検出器である。
第２図は本発明の炉内ス｝ ＩＪツプ張力制御の構或図
、第３図は本発明による他の張力制御のブロック図であ
る。 図中、３、〜３ｎは駆動モーター、４はヘルパーロール
、１７、〜１７，は張力比較器、１８は張力制御装置、
１９は電流制御装置、２０はモーター電流制御装置、２
１〜２１ｎは界磁電流制御装置、２４１〜２４５は張力
検出器である。
Claims (1)
- １ 連続焼鈍炉の炉内に複数個のセクションで構成する
と共に、炉内のヘルパーロールを駆動するモーターの電
圧を制御するようになした装置において、前記各セクシ
ョンに設けたストリップの張力を検出する張力検出手段
と、該張力検出手段の検出信号とセクション毎に設定し
た張力設定信号との偏差に比例する信号を発生する手段
と、該偏差信号と個々いヘルパーロール駆動モーターか
ら検出される信号とから制御指令信号を発生する手段と
、該指令信号を受けて個々のヘルパーロール駆動モータ
ーの界磁を制御する手段とを備えたことを特徴とする連
続焼鈍炉における炉内張力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16015878A JPS5849629B2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 連続焼鈍炉における炉内張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16015878A JPS5849629B2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 連続焼鈍炉における炉内張力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5589433A JPS5589433A (en) | 1980-07-07 |
| JPS5849629B2 true JPS5849629B2 (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=15709114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16015878A Expired JPS5849629B2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 連続焼鈍炉における炉内張力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849629B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5943979B2 (ja) * | 1979-10-31 | 1984-10-25 | 川崎製鉄株式会社 | 炉内張力制御方法 |
| KR100431612B1 (ko) * | 1999-11-15 | 2004-05-17 | 주식회사 포스코 | 연속소둔로의 구동롤 슬립검출 및 제어방법 |
| JP5030464B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2012-09-19 | 株式会社神戸製鋼所 | 連続熱処理設備の張力制御方法 |
-
1978
- 1978-12-27 JP JP16015878A patent/JPS5849629B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5589433A (en) | 1980-07-07 |
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