JPS5849180Y2 - 歯科用鋳造装置 - Google Patents
歯科用鋳造装置Info
- Publication number
- JPS5849180Y2 JPS5849180Y2 JP12679280U JP12679280U JPS5849180Y2 JP S5849180 Y2 JPS5849180 Y2 JP S5849180Y2 JP 12679280 U JP12679280 U JP 12679280U JP 12679280 U JP12679280 U JP 12679280U JP S5849180 Y2 JPS5849180 Y2 JP S5849180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crucible
- opening
- lost wax
- sprue
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は歯科用鋳造装置に関し、特に溶融金属を坩堝か
らロストワックス鋳型の湯口に自動的に落下させ型内に
注湯させることを目的として開発されたものである。
らロストワックス鋳型の湯口に自動的に落下させ型内に
注湯させることを目的として開発されたものである。
歯科用のロストワックス鋳型では各種の金属歯冠補綴物
、金属床義歯等を鋳込むもので、なむロストワックス鋳
造法とはろうの模型の1わりに微粉耐火物の泥状混合物
をコーティングして乾燥したものを、鋳枠内に型込め後
、鋳型内より原型模型を溶融させてから、焼成鋳型とし
て注湯する鋳造法をいう。
、金属床義歯等を鋳込むもので、なむロストワックス鋳
造法とはろうの模型の1わりに微粉耐火物の泥状混合物
をコーティングして乾燥したものを、鋳枠内に型込め後
、鋳型内より原型模型を溶融させてから、焼成鋳型とし
て注湯する鋳造法をいう。
ロストワックス鋳型に溶融金属を注湯するには鋳型上で
直接金属を溶融させると溶融点が高いときはガスを発生
し鋳型の表面を荒らす等のため通常坩堝内で溶融させて
から注湯する。
直接金属を溶融させると溶融点が高いときはガスを発生
し鋳型の表面を荒らす等のため通常坩堝内で溶融させて
から注湯する。
坩堝内で金属を溶融させるには高周波を用いるもの、ア
ークを用いるもの、あるいはガスを用いるものがあって
、高周波方式で坩堝にコイルを配置して通電して溶融し
、溶融した瞬間に坩堝を回転させて溶融金属を遠心力に
より坩堝外に排出して注湯し、アーク方式では溶融径坩
堝を反転して注湯するが、何れも装置が高価で、効率の
よい注湯作業ができず、その上、高品質の歯科用鋳物が
得られなかった。
ークを用いるもの、あるいはガスを用いるものがあって
、高周波方式で坩堝にコイルを配置して通電して溶融し
、溶融した瞬間に坩堝を回転させて溶融金属を遠心力に
より坩堝外に排出して注湯し、アーク方式では溶融径坩
堝を反転して注湯するが、何れも装置が高価で、効率の
よい注湯作業ができず、その上、高品質の歯科用鋳物が
得られなかった。
そこで、本考案は上記の事情に鑑み、歯科用鋳物の注湯
作業を自動化し高品質の鋳物を得るべく、ニラ割りの坩
堝にて金属を溶融し、溶融径坩堝を開いて鋳型の湯口に
落下させ、その後、直ちに圧力風により加圧して注湯す
るようにしたものである。
作業を自動化し高品質の鋳物を得るべく、ニラ割りの坩
堝にて金属を溶融し、溶融径坩堝を開いて鋳型の湯口に
落下させ、その後、直ちに圧力風により加圧して注湯す
るようにしたものである。
以下、この考案を添付する図面に示す具体的な実施例に
基いて詳細に説明する。
基いて詳細に説明する。
円柱状のロストワックス鋳型1は内部に鋳込む所要の空
洞を形成し上向に湯口2を設は湯道3にて連通している
。
洞を形成し上向に湯口2を設は湯道3にて連通している
。
坩堝4は外周にフランジ5を有し、中央部で縦方向に二
分割され、各容器片の上縁で分割面近傍に対向させて先
端に円弧面を有し三角状の開閉用突起6a、6bを設け
、前記湯口2に臨むようにして鋳型1上に支片7a、7
bを介して支持される。
分割され、各容器片の上縁で分割面近傍に対向させて先
端に円弧面を有し三角状の開閉用突起6a、6bを設け
、前記湯口2に臨むようにして鋳型1上に支片7a、7
bを介して支持される。
カバ一部材8は前記坩堝4を覆い得るキャップ吠で、そ
の頭部内面中央には開閉用突起6a、6bに対向してV
状押圧片9を固着し下端には外方に向は水平状に衝合フ
ランジ10を形成する。
の頭部内面中央には開閉用突起6a、6bに対向してV
状押圧片9を固着し下端には外方に向は水平状に衝合フ
ランジ10を形成する。
必要に応じてはこの衝合フランジ10はテーパ而に形成
してもよい。
してもよい。
垂直状に起立された支柱11には平行状に空圧駆動シリ
ンダ12が取付けられ、そのピストンロッド13先端に
は結合管14を介して前記カバ一部材8が連結され、ピ
ストンロンド13は中空状に形成しカバ一部材8に穿設
した圧力風導入口15と連通し、この圧力風導入口15
ばV状押圧片9の空気通路を経てカバ一部材8の内部と
連通している。
ンダ12が取付けられ、そのピストンロッド13先端に
は結合管14を介して前記カバ一部材8が連結され、ピ
ストンロンド13は中空状に形成しカバ一部材8に穿設
した圧力風導入口15と連通し、この圧力風導入口15
ばV状押圧片9の空気通路を経てカバ一部材8の内部と
連通している。
捷た、カバ一部材8の衝合フランジ10ばV状押圧片9
が開閉用突起6 a s6bに当接してわずか経過した
後に鋳型1の上面に衝合するように設定する。
が開閉用突起6 a s6bに当接してわずか経過した
後に鋳型1の上面に衝合するように設定する。
次に、この装置の作動について述べる。
先ず、カバ一部材8を第1図の二点鎖線の状態1で上昇
させておき、坩堝5内でガスにより金属を溶融させる。
させておき、坩堝5内でガスにより金属を溶融させる。
溶融金属Mはニラ割りの坩堝5の底部に収容されるが、
溶融金属M自身の表面張力により落下しない。
溶融金属M自身の表面張力により落下しない。
カバ一部材8を二点鎖線の状態から下降させ、V状抑圧
部材9が先ず坩堝5の開閉用突起6a 、6bに当接し
、下降し続けるとV状押圧片9のV溝に開閉用突起6a
、6bを摺動させてその上端が近接し、第3図に示すよ
うに下底が開き溶融金属Mは湯口2に落下するカバ一部
材8がもつと下降すると衝合フランジ10が鋳型1の上
面に衝合し、導入口15から導かれ外部に流出していた
圧力風(5Kg/crI程度)は溶融金属Mに作用し湯
道3を経て注湯される。
部材9が先ず坩堝5の開閉用突起6a 、6bに当接し
、下降し続けるとV状押圧片9のV溝に開閉用突起6a
、6bを摺動させてその上端が近接し、第3図に示すよ
うに下底が開き溶融金属Mは湯口2に落下するカバ一部
材8がもつと下降すると衝合フランジ10が鋳型1の上
面に衝合し、導入口15から導かれ外部に流出していた
圧力風(5Kg/crI程度)は溶融金属Mに作用し湯
道3を経て注湯される。
本考案は、叙上のように、上面に湯口を有するロストワ
ックス鋳型と、容器外周にフランジを有し中央部で縦方
向に二分割され各容器片の上縁で分割面近傍に対向させ
て開閉用突起を設は前記湯口に臨むようにしてロストワ
ックス鋳型上に支持される坩堝と、キャップ状体で坩堝
を収容できその頭部内面の開閉用突起に対向する位置に
V状押圧片を固着し圧力風導入口を備え且つ昇降自在な
カバ一部材とより成り、V状押圧片が下降して開閉用突
起に当接して坩堝を開いた後カバ一部材の開口端がロス
トワックス鋳型上面に衝合するように設定した歯科用鋳
造装置であり、簡単な機構で溶融金属をロストワックス
鋳型の湯口に直ちに落下させることができ、その溶融状
態を維持した1まで注湯が可能となり、安価な装置で、
しかも注湯作業を効率よく行い、その上、高品質の歯科
用鋳物が入手できる。
ックス鋳型と、容器外周にフランジを有し中央部で縦方
向に二分割され各容器片の上縁で分割面近傍に対向させ
て開閉用突起を設は前記湯口に臨むようにしてロストワ
ックス鋳型上に支持される坩堝と、キャップ状体で坩堝
を収容できその頭部内面の開閉用突起に対向する位置に
V状押圧片を固着し圧力風導入口を備え且つ昇降自在な
カバ一部材とより成り、V状押圧片が下降して開閉用突
起に当接して坩堝を開いた後カバ一部材の開口端がロス
トワックス鋳型上面に衝合するように設定した歯科用鋳
造装置であり、簡単な機構で溶融金属をロストワックス
鋳型の湯口に直ちに落下させることができ、その溶融状
態を維持した1まで注湯が可能となり、安価な装置で、
しかも注湯作業を効率よく行い、その上、高品質の歯科
用鋳物が入手できる。
図面は本考案の歯科用鋳造装置の具体的一実施例を示し
、第1図は坩堝が開く直前の状態を示す側面図、第2図
は第1図の正面図、第3図は坩堝が開いた状態を示す正
面図である。 2・・・湯口、1・・・ロストワックス鋳型、5・・・
フランジ、6a 、 sb・・・開閉用突起、4・・・
坩堝、9・・・V状押圧片、15・・・圧力風導入口、
8・・・カバ一部材。
、第1図は坩堝が開く直前の状態を示す側面図、第2図
は第1図の正面図、第3図は坩堝が開いた状態を示す正
面図である。 2・・・湯口、1・・・ロストワックス鋳型、5・・・
フランジ、6a 、 sb・・・開閉用突起、4・・・
坩堝、9・・・V状押圧片、15・・・圧力風導入口、
8・・・カバ一部材。
Claims (1)
- 上面に湯口を有するロストワックス鋳型と、容器外周に
フランジを有し中央部で縦方向に二分割され各容器片の
上縁で分割面近傍に対向させて開閉用突起を設は前記湯
口に臨むようにしてロストワックス鋳型上に支持される
坩堝と、キャンプ状体で坩堝を収容できその頭部内面の
開閉用突起に対向する位置にV状押圧片を固着し圧力風
導入口を備え且つ昇降自在なカバ一部材とより成り、V
状押圧片がTl1Iして開閉用突起に当接して坩堝を開
いた後、カバ一部材の開口端がロストワックス鋳型上面
に衝合するように設定したことを特徴とする歯科用鋳造
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12679280U JPS5849180Y2 (ja) | 1980-09-06 | 1980-09-06 | 歯科用鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12679280U JPS5849180Y2 (ja) | 1980-09-06 | 1980-09-06 | 歯科用鋳造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5748909U JPS5748909U (ja) | 1982-03-19 |
JPS5849180Y2 true JPS5849180Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=29487193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12679280U Expired JPS5849180Y2 (ja) | 1980-09-06 | 1980-09-06 | 歯科用鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849180Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051257A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | 清水建設株式会社 | Src構造梁構築用の作業用足場装置 |
-
1980
- 1980-09-06 JP JP12679280U patent/JPS5849180Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5748909U (ja) | 1982-03-19 |
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