JPH0459060B2 - - Google Patents

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JPH0459060B2
JPH0459060B2 JP60010692A JP1069285A JPH0459060B2 JP H0459060 B2 JPH0459060 B2 JP H0459060B2 JP 60010692 A JP60010692 A JP 60010692A JP 1069285 A JP1069285 A JP 1069285A JP H0459060 B2 JPH0459060 B2 JP H0459060B2
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JP
Japan
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leg
sand
inner frame
suction
frame
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JP60010692A
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JPS60170554A (ja
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Denisu Jannpieeru
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Saint Gobain PAM SA
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Saint Gobain PAM SA
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Publication date
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Publication of JPH0459060B2 publication Critical patent/JPH0459060B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • B22C9/04Use of lost patterns
    • B22C9/046Use of patterns which are eliminated by the liquid metal in the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • B22D18/04Low pressure casting, i.e. making use of pressures up to a few bars to fill the mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属部品の鋳造装置に係り、特に低
圧成形方法を使用して鋳鉄及び他の鉄又は非鉄金
属合金、軽金属又は非軽金属合金から鋳造部品を
鋳造する装置に係る。
米国特許第2830343号明細書は、発泡ポリスチ
レンの原型とこの原型の周囲に配置される鋳造用
砂、即ち砂及び結合剤の硬化可能な混合物とを使
用する鋳造用高精度成形方法を開示している。こ
の方法の場合、鋳型には重力により溶湯即ち溶融
金属が供給される。
仏国特許公開第2163455号明細書は、溶融金属
との接触により気化し得る発泡ポリスチレンの原
型模型と、負圧即ち大気圧以下の圧力により圧縮
される結合剤無添加砂の型とを使用する高精度鋳
造方法を開示している。この方法は重力により鋳
型に給湯する。しかし乍ら、気化し得る原型は鋳
型を収容しているケースに対して確実には位置決
め及び固定されない。この重力給湯式鋳込方法
は、溶湯を多過ぎず(成形部品内に含有ガスを形
成するポリスチレンのガス発散の危険あり)かつ
少な過ぎず(発泡ポリスチレン及び含有砂の尚早
及び制御されない蒸発の危険があり)一定流量で
供給する必要がある。従つて、この方法は、溶湯
の供給流量をより好適に制御及び調節するために
比較的大型の湯溜又は供給コーンを使用する必要
があり、その結果、所謂成形部品を構成する有効
金属の量と、成形部品、鋳込端部及湯溜内で固化
される金属から成る鋳込金属の全質量との比から
算定した注入金属の収率は低い。
気化し得る原型は脆弱なので熱硬化性樹脂のシ
エルモールドが被覆されている。
一方、仏国特許公開第2455491号明細書の開示
によると、鋳造用鋳型は、シエルモールドとコア
とから構成されており、磁界により固定されてい
る結合剤無添加金属粒子からなる塊の中に良好に
中心決め及び固定されており、低圧下で低部から
高部に給湯される。
この方法の利点は、低圧を使用することにより
特に成形キヤビテイの全充填期間中に溶湯の流量
を調節することができるという点、及び湯道が非
常に短く、成形部品の固化後の溶湯の過剰量が、
取鍋内に収容された溶湯に加えられる圧力の急激
な低下により取鍋内に回収されるので、金属収率
を著しく改良できるという点にある。該方法は更
に、ガスの調節下の排出が可能な点、ガスの可変
吸引と組合せることができるのでガス含有を避け
られる点、成形キヤビテイ外に液体として残存し
ている金属が取鍋内に降下するので鋳込んだ金属
の収率を低減させることなく動的湯口効果を形成
するべく加圧下で高温溶湯を成形キヤビテイに供
給又は送入することができるという点で有利であ
る。
気化し得る原型に関しては、獲得すべき成形部
品の正確な形状を備えているので中空及び薄型で
あり得、従来のいかなる成形方法よりも高精度な
成形を実施できるものとして知られている。
しかし乍ら、気化し得る原型は脆弱なため、低
圧成形方法における鋳造には使用されていない。
本発明の目的は、内側フレーム内部空間に結合
剤無添加砂を比較的容易に充填し得ると共に良好
な表面状態を有する鋳造金属部品の製造を保証し
得、更に、鋳造操作を容易化し得る鋳造装置を提
供することにある。
本発明によれば、前述の目的は、内部空間に結
合剤無添加砂を収容するための内側フレームと、
内部に内側フレームを収容すると共に、内側フレ
ームと協働して内側フレームの周囲に吸引用周辺
室を形成する外側フレームと、前述の内部空間を
吸引用周辺室と連通させるべく内側フレームに設
けられた連通手段と、前述の内部空間内のガスを
吸引用周辺室を介して吸引すべく、外側フレーム
に連結された吸引手段と、前述の内部空間を外側
フレームの外部と連通させるべく内側フレームの
底部に設けられた連通孔と、前述の内部空間に配
置されており、一端が前述の連通孔に連結される
と共に他端が閉鎖され、前述の外部から供給され
る溶融金属を内部に受容するように構成された管
状の脚部、下端が、前述の脚部の内部と連通する
第1の連通路を形成すべく前述の脚部の上端部に
一体的に連結され、第1の連通路を閉鎖すべく上
端に第1の原型の一端が挿入される第1の開口が
設けられた第1の管状の腕部、及び、下端が、前
述の脚部の内部と連通する第2の連通路を形成す
べく前述の脚部の他の上端部に一体的に連結さ
れ、第2の連通路を閉鎖すべく上端に第2の原型
の一端が挿入される第2の開口が設けられた第2
の管状の腕部を有するY字状のマスキングシエル
とを備えており、第1の原型及び第2の原型のそ
れぞれは、マスキングシエルを介して供給される
溶融金属に接した際に気化し得る材料で作られる
と共に鋳造すべき金属部品のそれぞれに対応する
形状を有している、金属部品の鋳造装置により達
成される。
本発明の金属部品の鋳造装置においては、内部
空間に配置されており、一端が内側フレームの底
部に設けられた連通孔に連結されると共に他端が
閉鎖され、外側フレームの外部から供給される溶
融金属を内部に受容するように構成された管状の
脚部と、下端が、前述の脚部の内部と連通する第
1の連通路を形成すべく前述の脚部の上端部に一
体的に連結され、第1の連通路を閉鎖すべく上端
に第1の原型の一端が挿入される第1の開口が設
けられた第1の管状の腕部と、下端が、前述の脚
部の内部と連通する第2の連通路を形成すべく前
述の脚部の他の上端部に一体的に連結され、第2
の連通路を閉鎖すべく上端に第2の原型の一端が
挿入される第2の開口が設けられた第2の管状の
腕部とを有するY字状のマスキングシエルが設け
られており、第1の原型及び第2の原型のそれぞ
れは、マスキングシエルを介して供給される溶融
金属に接した際に気化し得る材料で作られると共
に鋳造すべき金属部品のそれぞれに対応する形状
を有しているが故に、本発明の鋳造装置は次に述
べるような効果を奏し得る。
内側フレームの内部空間に結合剤無添加砂を導
入する際、比較的脆弱な第1及び第2の原型上に
前述の砂を落下させることなしにマスキングシエ
ル上に前述の砂を落下させることができ、第1及
び第2の原型に対する結合剤無添加砂の浸食作用
を回避し得、その結果、表面状態の良好な鋳造金
属部品を製造し得、また、結合剤無添加砂がマス
キングシエルを中心に導入されるため、振動器に
よるフレームの振動によつて堆積した結合剤無添
加砂を分散させる際、内側フレームとマスキング
シエルとの間に形成される環状領域の一部に結合
剤無添加砂を堆積した場合に較べて、内側フレー
ム内部空間全体に亘つて結合剤無添加砂を比較的
容易に且つ良好に分散させることができる。即ち
本発明の鋳造装置は、内側フレーム内部空間に結
合剤無添加砂を比較的容易に充填し得ると共に良
好な表面状態を有する鋳造金属部品の製造を保証
し得るものである。
また、鋳造装置の下方に配置される溶解炉又は
低圧取鍋から鋳造装置内の第1及び第2の原型に
溶融金属を供給するに当つて、低圧取鍋内の上部
空間に適用するガス圧を徐々に高めることなく一
気に所定圧力に上げたとしても、供給される溶融
金属は、最初にマスキングシエルの頂部に衝突す
ることによつて運動エネルギーの相当部分を消失
し、しかる後に低い運動エネルギーを有する溶融
金属が第1及び第2の連通路を介して第1及び第
2の原型に供給される。従つて、本発明の鋳造装
置においては、低圧取鍋に一気に所定圧力が加え
られることによつて鋳造装置に溶融金属が急激な
噴流となつて供給された場合でも、マスキングシ
エルの胴部及び腕部に接する砂の部分の崩潰は完
全に防止され、また、第1及び第2の原型に接す
る砂の部分が溶融金属によつて崩潰する可能性は
十分に軽減される。即ち、本発明の鋳造装置は、
低圧取鍋に適用する加圧ガスの圧力を所定圧力ま
で徐々に高めるような圧力制御を行う必要がな
く、鋳造操作を容易化し得るものである。
以下、添付図面に基づいて本発明の具体例を説
明する。
第1,2及び5図の具体例において、本発明の
装置は、本質的に溶解炉1(又は低圧取鍋)に連
結して使用される。
溶解炉1は例えば、車輪4により支持された弓
形揺架3を介して揺動する電気式であり、車輪4
のうちの1個は、歯車付電動機5により回転駆動
される。電気炉1は例えば反射式であり、水平グ
ラフアイト棒6の放射により加熱される。炉1の
ドーム部は金属浴、例えば溶融鋳鉄Fに放射され
た熱を反射させる。炉1の湯樋即ち湯道7は管状
横断面を有しており、底部において炉1の内部と
連通しており、鋳型2の鋳込口と気密に連通する
べく構成された好ましくは円錐台形の鋳込ノズル
8を自由端部に備えている。
炉1の内部の上部に開口している導管9は、加
圧不活性ガス流を溶融鋳鉄Fの上方に導く。不活
性ガスは、好ましくはアルゴンである。同様に、
窒素又は加圧空気を使用することもできる。導管
9には不活性ガスの炉1への導入及び流量調節及
び停止、並びに不活性ガスの炉1からの吐出を行
なう装置10が取付けられており、装置10は弁
と炉1の浴上方の内部の圧力を測定する目盛板と
を備えている。このような設備は、1982年10月11
日付仏国特許出願第8217120号明細書(特開昭59
−87966号公報)に記載されている。
鋳造用の鋳型2は、湯樋をノズル8に連通さ
せ、好ましくはノズル8の鉛直軸XXに沿つて鋳
型2の鋳込口を位置決めするための広口開口部1
2を有するプレート11に配置されている。プレ
ート11の下面の開口部12の両側には、振動装
置13が固定されている。
鋳型2は、既知のようにフレーム14と、仏国
特許公開第2163455号明細書に記載されている型
の吸引又は真空発生手段とを備えている。フレー
ム14は金属製の平行六面体であり、フレーム1
4の側壁に平行な内側周辺有孔隔壁16により規
定された吸引用周辺室15を備えている。隔壁1
6の連通手段としての孔部50は、フレーム14
内に収容される結合剤無添加砂としての結合剤非
添加乾燥砂Sが通過し得ないよう十分小さい寸法
に形成されている。フレーム14は、金属製の底
部17を備えており、カバーとして、吸引蓋体1
9を上部に有する締着板18で覆われている。
フレーム14の全体を覆つてこれを閉塞する締
着板18は、吸引用周辺室15内に通じるオリフ
イス20と、空気及びガスを通過させかつ砂Sの
通過を阻止するフイルタ21とを備えている。
又、吸引用周辺室15の上方にはフイルタが配置
され得る。締着板18は、フレーム14に圧接さ
れかつプレート11に鋳型2全体を圧接するべく
例えば軸XXを有するシリンダロツド22に固着
されている。蓋体19は、蓋体19と締着板18
との間の空間に開口することにより蓋体19を横
断する吸引手段としての吸引導管23に連結され
ている。
内側周辺有孔隔壁16、底部17及び締着板1
8は、これらによつて規定される内部空間に結合
剤非添加乾燥砂Sを収容するための内側フレーム
を構成し、また、フレーム14、底部17及び吸
引蓋体19は、内部に前述の内側フレームを収容
すると共に、前述の内側フレームと協働して前述
の内側フレームの周囲に吸引用周辺室15を形成
する外側フレームを構成する。
孔部50は、前述の内部空間を吸引用周辺室1
5と連通させるべく前述の内側フレームに設けら
れた連通手段を構成する。
吸引導管23は、前述の内部空間内のガスを吸
引用周辺室15を介して吸引すべく、前述の外側
フレームに連結された吸引手段を構成する。
既知のように、例えば発泡ポリスチレン製の気
化し得る原型24は、フレーム14、より正確に
は内側周辺有孔隔壁16の内側で圧縮された砂塊
S内に閉込められ、埋込まれている。原型24は
例えば合成樹脂を塗布されており、図示では中実
であるが、例えば自動車用エンジンの排気管のよ
うな中空部品を形成する場合には中空であり、以
下のように砂Sの塊りの中に支持及び位置決めさ
れる。
外側に向かつて配置された原型24の外側端部
の近傍において、原型24は例えば砂と樹脂との
硬化混合物から成るサポート25により支持され
ている。サポート25は、例えばフレーム14の
底部17に配置された円形基部を有する管状スリ
ーブとして一体的に形成される。原型24は、鋳
造部59と、軸XXに最も近接する端部において
注入口の形状、特に矩形横断面を有する突起26
とを備えている。
注入口を形成している突起26は、開口部12
の軸XXに対して対称となるように、同様に対称
軸として軸XXを有するY字状のマスキングシエ
ル28の開口27に嵌合される。
マスキングシエル28は、砂と熱硬化樹脂との
硬化混合物から構成されるか又はセラミツク(砂
と鉱物結合剤との硬化混合物)から構成されてお
り、ノズル8の注入口に気密に連結可能で鋳型2
の溶湯通路52を規定する鋳込口29用のキヤツ
プを形成している。マスキングシエル28は同様
に突起26の各々に鋳込口29を連結する連結導
管をも形成している。従つて、マスキングシエル
28は、管状に形成された鋳型2の鋳込口29を
有する脚部54を備えており、更に脚部54の上
端に、凸状弓形でもよいが本具体例では凹状弓形
であり腕部としてのY字形の岐部55を構成する
ドームを備えており、岐部55には原型24の突
起26を嵌合させるための開口27が配置されて
いる。従つて、開口27は、突起26と相補形の
矩形断面を有する。岐部55は管状に形成されて
おり、内部に連通路60を有する。
開口27は、突起26と同様に軸XXから各原
型24に向かつて上昇する方向において軸XXに
対して対称形に傾斜するように配向されている。
マスキングシエル28の支持及び位置決めは、
本発明に従つて以下のように実施される。
フレーム14の底部17は、連通孔としての円
形の開口部31を有するボス30(第1図及び第
4図)を備えている。開口部31は例えば、軸
XXに関して直径方向に対向する矩形ノツチ対3
2を備えている。ボス30の下面は、開口部31
の直径よりやや大きい直径を有する円形段状に刳
抜かれており、開口部31自体の直径は、鋳型の
鋳込口を形成するマスキングシエル28の管状部
分の直径よりも大きい。
開口部31は、前述の内側フレームの内部空間
を前述の外側フレームの外部と連通させるべく前
述の内側フレームの底部17に設けられた連通孔
を構成する。
Y字状のマスキングシエル28は、前述の内部
空間に配置されており、一端が開口部31に連結
されると共に他端が閉鎖され、前述の外側フレー
ムの外部から供給される溶融金属を内部に受容す
るように構成された管状の脚部54と、下端が、
脚部54の内部と連通する連通路60を形成すべ
く脚部54の上端部に一体的に連結され、連通路
60を閉鎖すべく上端に原型24の一端が挿入さ
れる開口27が設けられた岐部55と、下端が、
脚部54の内部と連通する他の連通路60を形成
すべく脚部54の他の上端部に一体的に連結さ
れ、他の連通路60を閉鎖すべく上端の他の原型
24の一端が挿入される他の開口27が設けられ
た他の岐部55とを有している。
また、原型24及び他の原型24のそれぞれ
は、マスキングシエル28を介して供給される溶
融金属に接した際に気化し得る材料で作られると
共に鋳造すべき金属部品のそれぞれに対応する形
状を有している。
ボス30の取付口には、例えば砂と熱硬化樹脂
との硬化混合物から成るセラミツク材料製の心出
し用のスリーブ34が鎖錠されている。マスキン
グシエル28の管状部分の外径に対応する内径を
有するスリーブ34は、スリーブ34に装着され
るマスキングシエル28の管状部分を内側に収容
する。スリーブ34は、マスキングシエル28の
管状部分の下端部を受容及び支持するべく、スリ
ーブ34の円筒形空洞に対して内側円形突起を形
成するフランジ35を備えている。フランジ35
は、ボス30の下面に当接するように段部33の
内側に配置されるべく構成されている。フランジ
35の上方においてスリーブ34は、段部33を
刳抜かれたボス30の厚さに対応する高さでフラ
ンジ35から離間されている1対の鎖錠用の矩形
状の突起36を備えている。突起36は、ノツチ
32に遊嵌され、貫通するように、ノツチ32よ
りやや小さい寸法を有する。
突起36は、挿込式鎖錠システムを構成するノ
ツチ32の外側で、ボス30の上面に当接するべ
く構成されている。従つて、フランジ35と突起
36とは対向方向においてボス30に当接させら
れる。
更に、ボス30の上面、ノツチ32、突起36
及びスリーブ34の一部は、スリーブ34の円筒
形部分とボス30の上面とに配置されておりかつ
軸XXに関する階段状又は2段直角形の回転体で
ある保護冠体37により覆われている。
原型24は、マスキングシエル28を介してス
リーブ34と間接的に連接されている。
本具体例の鋳型は、以下のように製造される
(第1,2,3及び4図)。
フレーム14をプレート11上に配置する。原
型24のサポート25をフレーム14の底部17
の上に配置する。フレーム14は自由空気に開放
されており、従つて締着板18によつて覆われて
いない。スリーブ34を、フレーム14の内側の
ボス30の開口部31に導入する。
フランジ35が段部33の平面に当接するまで
スリーブ34を導入させるためには、突起36が
貫通すべきボス30のノツチ32に対向配置され
るようにスリーブ34を適当に配向する必要があ
る。ノツチ32から突起36が離脱すると、スリ
ーブ34は、突起36がノツチ32外のボス30
の上面に当接するように、軸XXの周囲に回転さ
せられる(第4図)。スリーブ34はこうしてフ
レーム14の底部17のボス30の保持位置に鎖
錠される。保護環体37を高部からスリーブ34
の周囲に導入し、突起36及びノツチ32を覆い
ながらボス30の上面に配置する。
こうして鎖錠されたスリーブ34は、高部から
導入されておりスリーブ34の内側に突出するフ
ランジ35の内側環状部に当接させられたマスキ
ングシエル28を受容及び支持する体勢になる。
次に、突起26がマスキングシエル28の開口
27に嵌合するまで、各発泡ポリスチレンの原型
24を高部から別々に導入する。次に各原型24
をサポート25に支持させる。
こうして各原型24は、サポート25とマスキ
ングシエル28との安定平衡位置(第3図の位
置)に配置される。この安定平衡位置は、鎖錠さ
れたスリーブ34により、適正に決定され、フレ
ーム14の内側に適正に心出しされ、固定され
る。スリーブ34は更にマスキングシエル28を
直接支持し、各原型24を間接的に支持するべく
機能する。
フレーム14に結合剤非添加乾燥砂Sを充填す
る以前に、予め装着された閉鎖プレート40(第
3図)により吸引用周辺室15を閉塞する。プレ
ート40はフレーム14の形状に対応する正方形
又は矩形の環帯であり、その内周と外周とは吸引
用周辺室15の内周及び外周にほぼ従う。プレー
ト40の使用は、吸引用周辺室15内に砂が侵入
するのを避けるための予防に過ぎず、随意であ
る。
結合剤非添加乾燥砂Sの導入は、マスキングシ
エル28の軸XX上に沿つて配置されるホツパ4
1により水平又はやや傾斜した原型24の表面に
砂Sが直接落下しないように実施される。
砂Sの充填中(第3図)、振動器13は、フレ
ーム14を振動させて内側周辺有孔隔壁16の内
側空間内に砂を良好に分布及び圧縮するべく駆動
される。
各原型24の突起26は軸XXに向かつて下向
きになるように配置されており、サポート25の
上端が開口27に対して上位位置に配置されてい
るため、各原型24は、原型24の上面における
砂Sの滑動を促進し、各原型24の下方、即ちフ
レーム14の底部17、保護環体37、マスキン
グシエル28及び各原型24の下側の間における
砂Sの配置を促進するように下降傾斜位置に配置
される。
サポート25及び各原型24が、十分に圧縮さ
れた結合剤非添加乾燥砂Sによつて完全に囲ま
れ、各原型24がプレート40の高さまで砂Sで
十分に覆われると、プレート40は除去され、鋳
型2の上部を閉塞しかつフレーム14をプレート
11に十分に圧接するべく構成された締着板18
により置換される。吸引蓋体19に連結された締
着板18は、シリンダロツド22によりフレーム
14の上部に圧接させられ、吸引導管23を介し
て吸引が行われる。この吸引は、砂Sの塊りの硬
化を保持しかつ鋳込時にガスを後から排出できる
ように、溶融金属としての溶湯が鋳込口29内、
マスキングシエル28、突起26及び各原型24
内を上昇するに従い、吸引蓋体19により、フレ
ーム14内の砂Sの塊り及びフイルタ21を通し
て上部に対して実施される。なお、前述のガス
は、特に溶湯により置換される各発泡ポリスチレ
ン原型24の気化により大量に形成されている。
以下、本具体例の利点について述べる。
まず突起26が開口27に十分に嵌合されるこ
とにより、次いで突起26の溶融後に原型24の
残部が硬化した砂Sの塊り内に閉込られることに
より原型24が正確及び固定的に位置決めされる
ので、発泡ポリスチレンの漸進的融解後に成形
型、即ち原型24に対応する空洞の固定性が確保
される。
例えば仏国特許出願第8217120号明細書(特開
昭59−87966号公報)に記載されているように導
管9内の圧力を調節できるので、溶湯、特に鋳
鉄、場合によつては鋼は、遅過ぎず(気化せずに
原型24のポリスチレンが培焼する危険あり)か
つ速過ぎず(ガス排出時間がなく、鋳込金属質量
中に大量のガス含有が残される恐れあり)適当に
調節された流量で成形型に充填される。該流量は
遅過ぎず速過ぎず一定である。溶湯の流量は原型
24の形状に応じて調節される。
鋳型の鋳込口29の形状を規定するマスキング
シエル28と発泡ポリスチレンの原型24とを組
合せることにより、良好な表面状態の高精度な経
済的成形を可能にする発泡ポリスチレン原型の利
点と、鋳型充填(主に落下式)時に砂Sの落下に
耐えるに十分頑丈なマスキングシエル28を使用
するので、比較的脆弱な各原型24が落下する砂
Sを直接受取らず、従つて侵食作用が避けられる
という利点とが組合せられる。一方、頑丈なマス
キングシエル28は、層流状であり非乱流状の溶
湯を原型24に向かつて分配する以前に、低圧下
で注入される溶湯の最初の衝撃を受ける。従つ
て、マスキングシエル28は溶湯の最初の噴出流
が砂Sの塊りに直接接触するのを回避し、従つ
て、砂Sの塊りの侵食作用を回避し、侵食作用に
より砂Sが鋳込ノズル8に落下するのを回避す
る。
スリーブ34によりマスキングシエル28が心
出しされ、ノツチ32と脚部36とから成る挿込
式システムによりスリーブ34が鎖錠されるの
で、マスキングシエル28自体はフレーム14内
に良好に位置決め及び心出しされ、従つて、原型
24は正確に位置決めされ、砂Sの充填中及び鋳
込中、固定させられる。
低圧溶融鋳鉄の供給と吸引蓋体19を介する全
鋳込工程中の減圧維持とにより、吸引/減圧シス
テムが形成されるので、以下のような大きな利点
が得られる。
鋳型2の溶融鋳鉄充填流量は、遅過ぎず速過ぎ
ずしかも高収率を得るに十分な速さで、一定かつ
正確に制御される。
結合剤非添加乾燥砂Sの塊の剛性が維持される
ので、結合剤非添加乾燥砂の調製、及び成形部品
の型抜き及び結合剤非添加乾燥砂の回収が容易に
行なわれ、また結合剤非添加乾燥砂を使用するこ
とができ、非常に経済的である。
ガス形成に伴つて該ガスを迅速かつ完全に排出
できるので、含有ガスがなくなり、清浄な部品が
得られる。
スリーブ34の挿込式鎖錠システムは、スリー
ブ34をフレーム14のボス30に自動的に固定
するのを可能にする。
本具体例によれば、溶湯収率、即ち各成形部品
の重量と各成形部品及び鋳込突起の総重量との比
を実質的に改良し得る。本具体例の鋳型は、結合
剤非添加乾燥砂Sの塊りにより構成されている鋳
型が高気密性であり、鋳型製造中及び鋳込中に吸
引蓋体19により吸引が維持されるので、突起2
6を最小に縮小でき、通風口及び押湯が避けら
れ、その結果、収率は従来の30%に対して少なく
とも70%以上であり得る。
本具体例によれば、例えば2.5mmまで減少し得
る小さい厚さの鋳鉄又は鋼部品を鋳放しの状態で
得ることができる。
以下、本発明の比較例としての一般的具体例に
ついて述べる。
第6図の一般的具体例によると、前述の具体例
におけるマスキングシエル28のかわりに、マス
キングシエル28と同一形状であり、下部に脚部
56を備え、上部にY字形の岐部57を構成して
いる凹状弓形ドームを備えた発泡ポリスチレンの
胴部42が配置されている。岐部57の先端は原
型の鋳造部58の鋳込突起26と一体的に接続し
ている。鋳造部58は単一部品を形成する。胴部
42は円筒形の外形を有しており、溶湯通路52
を規定する管状部51を有するスリーブ34に嵌
合定着される。スリーブ34は、鋳型の口部の形
状を直接付与しており、従つて、フランジ35の
延長線内に内側に突出する内側環状部を備えてい
ない。
本一般的具体例は、先の本発明の具体例に較べ
てガス発散が大きいので、含有ガスが部品の品質
に有害でないような大型部品の成形には適してい
る。
本一般的具体例の各原型は、スリーブ34に発
泡ポリスチレン胴部42を介して連結されてい
る。
以下、本発明の他の変形例について述べる。
スリーブ34は、ボス30の段部33の平面に
接着され得、従つて挿込式鎖錠システムにより固
定するかわりに接着により固定され得、その結
果、ノツチ32と脚部36とを省略することがで
きる。但しこの場合、現在の技術レベルではスリ
ーブ34を手作業で固定することが好ましい。
又、1個の原型24を使用するかわりに、2個
又は3個以上の原型を使用することもできる。
溶解炉1を使わずに鋳型2の上昇供給用耐火性
鉛直管を備える低圧取鍋を使用する場合、耐火性
鉛直管は鋳型2の鋳込口29に気密に連結され、
該管の上端部は気密ワツシヤ38を介してスリー
ブ34のフランジ35に圧接させられる。耐火性
鉛直管の下端部は従来技術により取鍋内の溶融鋳
鉄に浸漬される。
更に、溶融鋳鉄のかわりに、金属合金、例えば
合金鋼、低合金鋼又は非合金鋼、及び超合金、即
ち20%未満の鉄と大きい百分率のニツケル、クロ
ム又はコバルトを含む合金を同様に鋳込むことが
できる。
本発明によれば、内側フレーム内部空間に結合
剤無添加砂を比較的容易に充填し得ると共に良好
な表面状態を有する鋳造金属部品の製造を保証し
得、更に鋳造操作を容易化し得る鋳造装置を提供
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋳込状態における本発明の具体例の概
略断面図、第2図は第1図の2−2線についての
詳細断面図、第3図は結合剤非添加乾燥砂の充填
中の本発明の具体例の概略断面図、第4図は第3
図の4−4線についての部分平面図、第5図は本
発明の具体例に低圧下で溶湯を供給するための鋳
造設備の概略図、第6図は一般的具体例を示す部
分詳細図である。 1……溶解炉、2……鋳型、8……鋳込ノズ
ル、14……フレーム、15……吸引用周辺室、
16……内側周辺有孔隔壁、18……締着板、1
9……吸引蓋体、22……シリンダロツド、24
……原型、25……サポート、26……突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部空間に結合剤無添加砂を収容するための
    内側フレームと、内部に前記内側フレームを収容
    すると共に、前記内側フレームと協働して前記内
    側フレームの周囲に吸引用周辺室を形成する外側
    フレームと、前記内部空間を前記吸引用周辺室と
    連通させるべく前記内側フレームに設けられた連
    通手段と、前記内部空間内のガスを前記吸引用周
    辺室を介して吸引すべく、前記外側フレームに連
    結された吸引手段と、前記内部空間を前記外側フ
    レームの外部と連通させるべく前記内側フレーム
    の底部に設けられた連通孔と、前記内部空間に配
    置されており、一端が前記連通孔に連結されると
    共に他端が閉鎖され、前記外部から供給される溶
    融金属を内部に受容するように構成された管状の
    脚部、下端が、前記脚部の内部と連通する第1の
    連通路を形成すべく前記脚部の上端部に一体的に
    連結され、前記第1の連通路を閉鎖すべく上端に
    第1の原型の一端が挿入される第1の開口が設け
    られた第1の管状の腕部、及び、下端が、前記脚
    部の内部と連通する第2の連通路を形成すべく前
    記脚部の他の上端部に一体的に連結され、前記第
    2の連通路を閉鎖すべく上端に第2の原型の一端
    が挿入される第2の開口が設けられた第2の管状
    の腕部を有するY字状のマスキングシエルとを備
    えており、前記第1の原型及び前記第2の原型の
    それぞれは、前記マスキングシエルを介して供給
    される前記溶融金属に接した際に気化し得る材料
    で作られると共に鋳造すべき金属部品のそれぞれ
    に対応する形状を有している、金属部品の鋳造装
    置。 2 前記脚部が、鎖錠手段を介して前記連通孔に
    連結される特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記脚部の他端が、凹状ドームの形状に形成
    されている特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の装置。 4 前記マスキングシエルが、砂と熱硬化性樹脂
    との硬化混合物で形成されている特許請求の範囲
    第1項から第3項のいずれか一項に記載の装置。 5 前記マスキングシエルが、セラミツク材料か
    ら形成されている特許請求の範囲第1項から第3
    項のいずれか一項に記載の装置。 6 前記気化し得る材料が、発泡ポリスチレンか
    らなる特許請求の範囲第1項から第5項のいずれ
    か一項に記載の装置。
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