JPS5849137Y2 - 成形用分割ロ−ルの軸受位置決め穴用分割止輪 - Google Patents
成形用分割ロ−ルの軸受位置決め穴用分割止輪Info
- Publication number
- JPS5849137Y2 JPS5849137Y2 JP1979006203U JP620379U JPS5849137Y2 JP S5849137 Y2 JPS5849137 Y2 JP S5849137Y2 JP 1979006203 U JP1979006203 U JP 1979006203U JP 620379 U JP620379 U JP 620379U JP S5849137 Y2 JPS5849137 Y2 JP S5849137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- split
- retaining ring
- roll
- molding
- regular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は入用の止輪に関するものである。
従来止輪はJISB2804〜JISB2806に規定
されているごとく、入用止輪と軸用止輪の2種類がある
。
されているごとく、入用止輪と軸用止輪の2種類がある
。
本考案は成形用分割ロールの軸受位置決め入用分割止輪
に関するものである。
に関するものである。
入用止輪はC型又は同心C型止輪として、止輪自体は単
体で構成されておりバネ性を有し止輪自身の半径方向の
距離を縮めることによって軸穴等適宜な箇所に止め溝を
設けて着床せしめ軸受やスリーブのスラスト荷重を支承
するものである。
体で構成されておりバネ性を有し止輪自身の半径方向の
距離を縮めることによって軸穴等適宜な箇所に止め溝を
設けて着床せしめ軸受やスリーブのスラスト荷重を支承
するものである。
前記したごとく此の止輪はJISにより一般規格化され
ており、穴径によって止輪の幅、厚みは規制されている
ため通常使用する止輪例えば呼び直径200++o++
のもので厚さは4mmであり、軸径の大きい場合に軸受
のスラストを支承するために用いるとき前記した従来の
止輪では肉厚がうすくその弾性限内での使用不能といっ
た事態が屡々起っていた。
ており、穴径によって止輪の幅、厚みは規制されている
ため通常使用する止輪例えば呼び直径200++o++
のもので厚さは4mmであり、軸径の大きい場合に軸受
のスラストを支承するために用いるとき前記した従来の
止輪では肉厚がうすくその弾性限内での使用不能といっ
た事態が屡々起っていた。
本考案はこのような点にかんがみ軸や穴の直径に関係な
く適度にその目的に応じて寸法を選択出来る成形用分割
ロールの軸受位置決め入用の分割止輪を考案したもので
ある。
く適度にその目的に応じて寸法を選択出来る成形用分割
ロールの軸受位置決め入用の分割止輪を考案したもので
ある。
本考案を実施例によって説明する。
第1図は本考案入用分割止輪(以下止輪という)の正断
面を示す。
面を示す。
1は半円形を分割した止輪の1方の片であり、2は他方
の片である。
の片である。
3,5は上記各部の上端切欠部、4,6は下端切欠部で
ある。
ある。
この切欠部はロール等内径の適宜の箇所に切り溝を設け
て止輪を着床するとき必要である。
て止輪を着床するとき必要である。
7はネジ穴であって調整ボルト8を螺設し、上下部分に
設けられている。
設けられている。
10はボルト端部に設けられたスパナ−掛けである。
このスパナ−掛けは2ツの止輪片1,2をつなぐ調整ボ
ルト8(以下ボルトという)を回して止輪をロール等に
ガタつかないよう着床させる役目をもつ。
ルト8(以下ボルトという)を回して止輪をロール等に
ガタつかないよう着床させる役目をもつ。
半円形の各部の片1,2の内径面釦よび外径面の半径R
’R“はTの距離だけ軸心や穴心Pに対してずれている
ことによって厚内とし止輪の剛性をもたせることもでき
る。
’R“はTの距離だけ軸心や穴心Pに対してずれている
ことによって厚内とし止輪の剛性をもたせることもでき
る。
第2図第3図は本考案の止輪を実施したとき、第2図に
1いてX−に断面、第3図においてY−Y′断面におい
て止輪の厚みtに剛性をもたせて強調した状態を示す。
1いてX−に断面、第3図においてY−Y′断面におい
て止輪の厚みtに剛性をもたせて強調した状態を示す。
この場合穴の呼び径200a+に釦いてtは50mの厚
さにも自由に製造することが出来る。
さにも自由に製造することが出来る。
第4図は幅広の帯板の曲げ立上りの長い成形品で形鋼成
形ロールで冷間加工するどき遊転ロール11に組込んだ
本考案の正編12の実施の状況を示す。
形ロールで冷間加工するどき遊転ロール11に組込んだ
本考案の正編12の実施の状況を示す。
従来帯板により冷間ロール成形して立ち上りの長い成形
品に対しては、分割遊転ロールが使用されていることは
周知である。
品に対しては、分割遊転ロールが使用されていることは
周知である。
この場合内側と外側の2ケ所に設けられる遊転ロールの
軸受位置決めとスラスト荷重を支承するために遊転ロー
ルの内径を段付とするのは一般的である。
軸受位置決めとスラスト荷重を支承するために遊転ロー
ルの内径を段付とするのは一般的である。
しかしこのように段付遊転ロールの内径を機械加工する
ことは通常遊転ロールが大型であってロールの穴径も大
きい場合が多く機械加工における穴の段付について加工
工数の増大と加工技術の熟練が要求される欠点があり、
実用的に大きな問題があったそこで遊転ロールの内径の
段付をやめてストレートの穴としスペーサー13.14
を正編の前後に設けて冷間加工中の軸受15,16のス
ラスト荷重を支承するようにしたが前記したごと<JI
S規定の正編では大径の遊転ロールに適用してもその用
を成さなかった。
ことは通常遊転ロールが大型であってロールの穴径も大
きい場合が多く機械加工における穴の段付について加工
工数の増大と加工技術の熟練が要求される欠点があり、
実用的に大きな問題があったそこで遊転ロールの内径の
段付をやめてストレートの穴としスペーサー13.14
を正編の前後に設けて冷間加工中の軸受15,16のス
ラスト荷重を支承するようにしたが前記したごと<JI
S規定の正編では大径の遊転ロールに適用してもその用
を成さなかった。
本考案12の正編はロール径が100m以上という大型
のものに対して極めて有利な効果を発揮するものである
。
のものに対して極めて有利な効果を発揮するものである
。
第5図は第4図のz−z’断面図であるが本考案の正編
を実施するに当って必要な要件は正編が剛性を益すため
の施策を講することである。
を実施するに当って必要な要件は正編が剛性を益すため
の施策を講することである。
第5図において20は遊転ロールの正編着床の切り溝の
底であり、21は遊転ロールの内径である。
底であり、21は遊転ロールの内径である。
正編を遊転ロールに着床させる順序として軸受15(第
4図参照)を入れつぎにカラー13を嵌入したのち正編
12を入れるのであるが、正編の外径22と遊転ロール
の切り溝底20が接することによって正編は着床する。
4図参照)を入れつぎにカラー13を嵌入したのち正編
12を入れるのであるが、正編の外径22と遊転ロール
の切り溝底20が接することによって正編は着床する。
このようにするために、先づ正編12を分解して10片
のみを切り溝23中の1方にボルト8のスパナ−掛けの
部分が、20片のネジ穴に入り込んだ状態でボルト端部
を片の端面に近づけてかき、遊転ロールの切り溝他方の
側に入れボルト8を抜き出して片1の端面に当てたのち
、スパナ−掛け10を利用してスパナ−で締付けて正編
を着床せしめる。
のみを切り溝23中の1方にボルト8のスパナ−掛けの
部分が、20片のネジ穴に入り込んだ状態でボルト端部
を片の端面に近づけてかき、遊転ロールの切り溝他方の
側に入れボルト8を抜き出して片1の端面に当てたのち
、スパナ−掛け10を利用してスパナ−で締付けて正編
を着床せしめる。
この場合片1および片2の切欠は長さBはその切欠は高
さでの遊転ロールの内径幅Aよりも短いことが必要であ
る。
さでの遊転ロールの内径幅Aよりも短いことが必要であ
る。
BAAなるときはこの考案の正編は遊転ロールの切り溝
23に入れることは出来ない。
23に入れることは出来ない。
又片1トよび片2は遊転ロールやスリーブ24などと同
心でもよいが、正編の剛性を大きくするために軸心から
の距離よりも小さな距離をもって作られた曲率により形
成した場合がより効果があがるものである。
心でもよいが、正編の剛性を大きくするために軸心から
の距離よりも小さな距離をもって作られた曲率により形
成した場合がより効果があがるものである。
又前記したごとくこの正編は大型ロール等の入用正編で
特に有効であり少なくとも100rIrIn以上の穴呼
び径の場合がよい。
特に有効であり少なくとも100rIrIn以上の穴呼
び径の場合がよい。
以上説明したごと〈従来の正編を分割正編として溝穴に
分割して挿届し分割片に内蔵したボルトを作動させて入
用正編として剛性の強い本考案の正編の効果は特に大型
の成形ロールに使用して有効なものである。
分割して挿届し分割片に内蔵したボルトを作動させて入
用正編として剛性の強い本考案の正編の効果は特に大型
の成形ロールに使用して有効なものである。
又この正編を使うことにまり遊転ロールの内径仕上は一
方向から機械仕上出来、チャックの反転作業はなくロー
ル製作上の効果も付加される。
方向から機械仕上出来、チャックの反転作業はなくロー
ル製作上の効果も付加される。
なお、ネジ孔7,7及びボルト8,8は一方の片2にそ
れぞれ設けるもので説明したが、これはネジ孔穿設加工
に便である。
れぞれ設けるもので説明したが、これはネジ孔穿設加工
に便である。
しかし双方の片1゜2にそれぞれ設けても本考案の効果
は変らない。
は変らない。
また場合によってはボルトを一個とすることも可能であ
る。
る。
第1図は本考案の正断面図、第2図、第3図は実施例の
断面の厚さを強調した図である。 第4図は本考案を具体化して冷開成形ロールに組込んだ
場合の実施例の断面を示す。 第5図は第4図のZ−z’断面を示す。 1:片、2:片、3,5:上端切欠部、4,6:下端切
欠部、7:ネジ穴、8:調整ボルト、10ニスバナー掛
け。
断面の厚さを強調した図である。 第4図は本考案を具体化して冷開成形ロールに組込んだ
場合の実施例の断面を示す。 第5図は第4図のZ−z’断面を示す。 1:片、2:片、3,5:上端切欠部、4,6:下端切
欠部、7:ネジ穴、8:調整ボルト、10ニスバナー掛
け。
Claims (1)
- 軸受の位置決めをするための成形用分割ロールにおいて
外径円周面の上端および下端に切欠けを設けた半円形リ
ングを相対して設け、前記片方の半円形リングの両端に
前記切欠けに平行してネジ穴を設けてボルトを螺着せし
めて1組の止輪としてなる成形用分割ロールの軸受位置
決め入用分割止輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979006203U JPS5849137Y2 (ja) | 1979-01-22 | 1979-01-22 | 成形用分割ロ−ルの軸受位置決め穴用分割止輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979006203U JPS5849137Y2 (ja) | 1979-01-22 | 1979-01-22 | 成形用分割ロ−ルの軸受位置決め穴用分割止輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55106714U JPS55106714U (ja) | 1980-07-25 |
JPS5849137Y2 true JPS5849137Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=28812771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979006203U Expired JPS5849137Y2 (ja) | 1979-01-22 | 1979-01-22 | 成形用分割ロ−ルの軸受位置決め穴用分割止輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849137Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014206109A1 (de) * | 2014-04-01 | 2015-10-01 | Robert Bosch Gmbh | Drehteile eines Planetengetriebes |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4527441Y1 (ja) * | 1969-05-06 | 1970-10-23 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5164375U (ja) * | 1974-11-14 | 1976-05-20 |
-
1979
- 1979-01-22 JP JP1979006203U patent/JPS5849137Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4527441Y1 (ja) * | 1969-05-06 | 1970-10-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55106714U (ja) | 1980-07-25 |
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