JPS5833301Y2 - ころがり軸受用プラスチック保持器 - Google Patents
ころがり軸受用プラスチック保持器Info
- Publication number
- JPS5833301Y2 JPS5833301Y2 JP1977009319U JP931977U JPS5833301Y2 JP S5833301 Y2 JPS5833301 Y2 JP S5833301Y2 JP 1977009319 U JP1977009319 U JP 1977009319U JP 931977 U JP931977 U JP 931977U JP S5833301 Y2 JPS5833301 Y2 JP S5833301Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- cage
- boundary surface
- cut
- boundary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/50—Cages for rollers or needles formed of interconnected members, e.g. chains
- F16C33/502—Cages for rollers or needles formed of interconnected members, e.g. chains formed of arcuate segments retaining one or more rollers or needles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2226/00—Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
- F16C2226/50—Positive connections
- F16C2226/70—Positive connections with complementary interlocking parts
- F16C2226/74—Positive connections with complementary interlocking parts with snap-fit, e.g. by clips
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ころを収容するポケットを区分している柱
と、鉄柱の両端とそれぞれ結合されている円環状の周縁
部を含む周上の少なくとも１箇所が保持器の軸心を通る
仮想面で切断され、かつ製作にあたっては単純な軸方向
の型抜きによって成形されるころがり軸受用プラスチッ
ク保持器の改良に関するものである。
と、鉄柱の両端とそれぞれ結合されている円環状の周縁
部を含む周上の少なくとも１箇所が保持器の軸心を通る
仮想面で切断され、かつ製作にあたっては単純な軸方向
の型抜きによって成形されるころがり軸受用プラスチッ
ク保持器の改良に関するものである。
従来より知られているこの種形式の保持器には種々の形
状のものが提案されまた一部実施されているが、性能、
製作などの面で必ずしも充分とはいえない。
状のものが提案されまた一部実施されているが、性能、
製作などの面で必ずしも充分とはいえない。
例えば、先行技術の１つとして英国特許第１３５２９０
９号に示すように、保持器の切断部の互に対向するそれ
ぞれの境界面（合致面）が、その幅方向（軸方向）で二
つの面に分れており、前記１つの境界面のもつ二つの面
の各々が他の境界面のもつ二つの対応する部分（面）と
一致し、かつ相互に半径方向にオフセットされた歯形状
の突面部を有する構造の保持器が知られている。
９号に示すように、保持器の切断部の互に対向するそれ
ぞれの境界面（合致面）が、その幅方向（軸方向）で二
つの面に分れており、前記１つの境界面のもつ二つの面
の各々が他の境界面のもつ二つの対応する部分（面）と
一致し、かつ相互に半径方向にオフセットされた歯形状
の突面部を有する構造の保持器が知られている。
しかしながらこのような境界面の構造にあっては、前述
の二つの対向凸面部の突き合わせによりその結合部の相
対的ずれ防止に対して有効である反面、前記幅方向の二
つの面の同時突き合わせによって周方向長さが決められ
て使用されるため前記境界面の寸法管理がむづかしく、
それ故、はとんどの場合前記境界面の幅方向の二つの面
のうちその一方の対向面が互に合致するようにし、残さ
れた他方の面にはギャップが残るように設計製作されて
いる。
の二つの対向凸面部の突き合わせによりその結合部の相
対的ずれ防止に対して有効である反面、前記幅方向の二
つの面の同時突き合わせによって周方向長さが決められ
て使用されるため前記境界面の寸法管理がむづかしく、
それ故、はとんどの場合前記境界面の幅方向の二つの面
のうちその一方の対向面が互に合致するようにし、残さ
れた他方の面にはギャップが残るように設計製作されて
いる。
従って、装置への取付は状態にあっては、前記ギャップ
に起因し軸受の回転中の保持器の倒れを助長し、またこ
ろのスキュー、衝撃荷重などにより保持器がねじれるな
ど軸受の回転性能、寿命の点で好ましくない。
に起因し軸受の回転中の保持器の倒れを助長し、またこ
ろのスキュー、衝撃荷重などにより保持器がねじれるな
ど軸受の回転性能、寿命の点で好ましくない。
この考案は、装置への取付は状態にあって互に突き合わ
された境界面の相対的ずれが確実に防止できることは勿
論のこと、前記従来保持器における性能、寿命製作上の
欠点を除去することを主たる目的としたものである。
された境界面の相対的ずれが確実に防止できることは勿
論のこと、前記従来保持器における性能、寿命製作上の
欠点を除去することを主たる目的としたものである。
次にこの考案の保持器を第１図ないし第３図に示す二つ
の代表的な実施例について説明すると、１はプラスチッ
ク保持器、２は保持器ポケット、３はポケット２内に保
持されたころである。
の代表的な実施例について説明すると、１はプラスチッ
ク保持器、２は保持器ポケット、３はポケット２内に保
持されたころである。
第１図に示すプラスチック保持器１は、軸方向に型抜き
できる単純な２個の射出成形型にて製作できるように、
ポケツＢ、２−−−一を仕切っている各柱１ｉ、１ｉ−
−一とつながっている両端の周縁部１２．１２が前記柱
１１の半径方向厚さのほぼ半分の厚みをもち、かつ一方
の側の周縁部が柱１１の外径側に位置し、他方の周縁部
が柱１１の内径側に位置して形成されている。
できる単純な２個の射出成形型にて製作できるように、
ポケツＢ、２−−−一を仕切っている各柱１ｉ、１ｉ−
−一とつながっている両端の周縁部１２．１２が前記柱
１１の半径方向厚さのほぼ半分の厚みをもち、かつ一方
の側の周縁部が柱１１の外径側に位置し、他方の周縁部
が柱１１の内径側に位置して形成されている。
そして、該保持器１は、単に各ポケットを区分している
多くの柱１１，１にｍ−よりも大きい周方向幅Ｂをもっ
た特定の柱１２ａと、鉄柱１２ａの両端とそれぞれ結合
されている円環状の周縁部を通るＡ−Ａ線上で切断され
ている。
多くの柱１１，１にｍ−よりも大きい周方向幅Ｂをもっ
た特定の柱１２ａと、鉄柱１２ａの両端とそれぞれ結合
されている円環状の周縁部を通るＡ−Ａ線上で切断され
ている。
換言すれば、前記特定の柱１２ａおよびこれと結合され
た周縁部１２を含む円周上の１箇所が、保持器の軸線を
通る仮想面で切断された分割形式となっている。
た周縁部１２を含む円周上の１箇所が、保持器の軸線を
通る仮想面で切断された分割形式となっている。
図中１３は切断部である。
なお保持器の形状、サイズ、柱の大きさによっては必ず
しも切断される特定の柱の幅を大きくする必要はない。
しも切断される特定の柱の幅を大きくする必要はない。
切断部１３によって形成された互に対向する境界面１４
および１５のうちの一方の境界面、例えば１４には、第
２図に示すように柱１１の中央部に柱１１の半径方向厚
みＳをもった大きなつき当て面を残して前記境界面１４
の対角位置に、後述する他方の境界面１５の凹部と係合
する一対の凸部１４１，１４１が形成されている。
および１５のうちの一方の境界面、例えば１４には、第
２図に示すように柱１１の中央部に柱１１の半径方向厚
みＳをもった大きなつき当て面を残して前記境界面１４
の対角位置に、後述する他方の境界面１５の凹部と係合
する一対の凸部１４１，１４１が形成されている。
そして前記凸部１４１の厚さＳｌは、柱の半径方向厚さ
Ｓの半分以下の厚みを有し、かつ前述の型抜きとの関係
からその軸方向への仮想延長が半径方向で重ならないよ
うな関係におかれている。
Ｓの半分以下の厚みを有し、かつ前述の型抜きとの関係
からその軸方向への仮想延長が半径方向で重ならないよ
うな関係におかれている。
また他の境界面１５には、前記凸部１４１゜１４１と対
向する位置に該凸部と係合する幅Ｈ１とほぼ等しい溝幅
１２をもった凹部１５１，１５１が形成されている。
向する位置に該凸部と係合する幅Ｈ１とほぼ等しい溝幅
１２をもった凹部１５１，１５１が形成されている。
そして、前記凹部１５１の深さＨ３は、凸部１４１の高
さＨ４よりも僅かに大きく（深く）、互の境界面１４と
１５を完全に合致させた際に、前記凸１４１の周方向の
端面と凹部１５１の底面との間に第１図に示すような僅
かのすきまｔが残存するように定められている。
さＨ４よりも僅かに大きく（深く）、互の境界面１４と
１５を完全に合致させた際に、前記凸１４１の周方向の
端面と凹部１５１の底面との間に第１図に示すような僅
かのすきまｔが残存するように定められている。
第３図は、切断部１３の境界面の他の実施例を示したも
ので、具体的には、第２図に示す基本構造にあって、特
に一方の境界面１４のもつ凸部１４１の内側面の任意の
位置に例えば小凸起１４２を設け、またこれと対向する
他方の境界面１５の凹部１５１に前記小凸起１４２と噛
み合う小凹部１５２を設け、装置に組付けた際に前記小
凸起１４２と小凹部１５２が互にひつか＼り合って合致
し結合面が開かないように形成されている。
ので、具体的には、第２図に示す基本構造にあって、特
に一方の境界面１４のもつ凸部１４１の内側面の任意の
位置に例えば小凸起１４２を設け、またこれと対向する
他方の境界面１５の凹部１５１に前記小凸起１４２と噛
み合う小凹部１５２を設け、装置に組付けた際に前記小
凸起１４２と小凹部１５２が互にひつか＼り合って合致
し結合面が開かないように形成されている。
この考案の保持器にあっては、ころを収容するポケット
２，２・・・・・・を区分している柱１１（または特定
の柱１２ａ）の両端部とそれぞれ結合された円環状の周
縁部１２を含む周上の少なくとも１箇所が保持器の軸心
を通る仮想面で切断されており、該切断部の境界面１４
．１５の各々の面は互に係合する２個の凹凸を有し、か
つその中央部に柱の半径方向の厚みＳをもった（半径方
向の厚みＳを減少させることのない）大きな面積を残し
て形成されているので、装置への取付は状態にあっては
、前記凸部１４１と凹部１５１の係合によって境界面の
相対的ずれが防止されることは勿論のこと、特に保持器
の取付は状態における位置合わせか、中央部に柱の半径
方向の厚みＳをもって残された大きい面が基面となり、
かつその全面が合致できる構造であるから、使用中の振
動や衝撃荷重、ころのスキューなどにより保持器自体が
傾いたりねじれたりする危険もなく、また製作も容易と
なるなど性能、製作などの点で有利となる。
２，２・・・・・・を区分している柱１１（または特定
の柱１２ａ）の両端部とそれぞれ結合された円環状の周
縁部１２を含む周上の少なくとも１箇所が保持器の軸心
を通る仮想面で切断されており、該切断部の境界面１４
．１５の各々の面は互に係合する２個の凹凸を有し、か
つその中央部に柱の半径方向の厚みＳをもった（半径方
向の厚みＳを減少させることのない）大きな面積を残し
て形成されているので、装置への取付は状態にあっては
、前記凸部１４１と凹部１５１の係合によって境界面の
相対的ずれが防止されることは勿論のこと、特に保持器
の取付は状態における位置合わせか、中央部に柱の半径
方向の厚みＳをもって残された大きい面が基面となり、
かつその全面が合致できる構造であるから、使用中の振
動や衝撃荷重、ころのスキューなどにより保持器自体が
傾いたりねじれたりする危険もなく、また製作も容易と
なるなど性能、製作などの点で有利となる。
なお実施例ではころ軸受用の保持器について説明したが
軸受形式を限定するものではなくすべてのころがり軸受
の保持器について実施するものである。
軸受形式を限定するものではなくすべてのころがり軸受
の保持器について実施するものである。
また当然のことであるが、保持器の細部構造も実施例に
限定されるものではなく、請求の範囲内で適宜変更して
実施するものである。
限定されるものではなく、請求の範囲内で適宜変更して
実施するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の保持器の一実施例を示す要部所面図
、第２図は第１図の境界面の形状を示す説明図、第３図
は境界面の他の形状を示す第２図相当図である。 実施例中、符号１は保持器、２は保持器ポケット、３は
ころ、１４および１５は境界面、１４１は凸部、１５１
は凹部である。
、第２図は第１図の境界面の形状を示す説明図、第３図
は境界面の他の形状を示す第２図相当図である。 実施例中、符号１は保持器、２は保持器ポケット、３は
ころ、１４および１５は境界面、１４１は凸部、１５１
は凹部である。
Claims (3)
- （１）ころがり軸受用プラスチック保持器であって、こ
ろを収容するポケット２，２・・・・・・を区分してい
る台柱１１，１１・・・・・・の両端がそれぞれ円環状
の周縁部１２によって結合されており、かつ前記柱１１
および周縁部１２を含む円周上の少なくとも１箇所が、
保持器の軸心を通る仮想面で切断されており、しかも軸
方向の型抜きによって成形される形式のものにおいて、
切断部の互に対向する境界面１４．１５の一方の面１４
には、中央部に柱の半径方向厚みＳをもった大きなつき
当て面を残して前記境界面１４の対角位置に軸方向の仮
想延長が半径方向で重なることのないよう柱の半径方向
厚さＳの半分以下の厚みＳｌをもった一対の凸部１４１
，１４１を有し、他方の面１５には、前記凸部１４１゜
１４１と係合できる凹部１５１，１５１を有するころが
り軸受用プラスチック保持器。 - （２）境界面１４のもつ凸部１４１の周方向の端面とこ
れと対向する境界面１５のもつ凹部１５１の底壁面との
間にすきまをもっている実用新案登録請求の範囲第１項
記載のころがり軸受用プラスチック保持器。 - （３）境界面１４．１５をもって切断された柱の周方向
幅が他の切断されていない柱の周方向幅よりも大きく形
成されてなる実用新案登録請求の範囲第１項記載のころ
がり軸受用プラスチック保持器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977009319U JPS5833301Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | ころがり軸受用プラスチック保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977009319U JPS5833301Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | ころがり軸受用プラスチック保持器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53104849U JPS53104849U (ja) | 1978-08-23 |
| JPS5833301Y2 true JPS5833301Y2 (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=28819860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977009319U Expired JPS5833301Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | ころがり軸受用プラスチック保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833301Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59163223U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-01 | 株式会社不二越 | ２つ割り保持器 |
| JP2010091037A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Nsk Ltd | 分割型ころ軸受用保持器 |
| JP5974697B2 (ja) * | 2012-07-17 | 2016-08-23 | 日本精工株式会社 | ラジアルころ軸受用保持器 |
| ITUB20152816A1 (it) * | 2015-08-03 | 2017-02-03 | Skf Ab | Gabbia per un cuscinetto di rotolamento e cuscinetto di rotolamento associato |
-
1977
- 1977-01-31 JP JP1977009319U patent/JPS5833301Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53104849U (ja) | 1978-08-23 |
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