JPS5848858B2 - 速度検出方式 - Google Patents
速度検出方式Info
- Publication number
- JPS5848858B2 JPS5848858B2 JP12702477A JP12702477A JPS5848858B2 JP S5848858 B2 JPS5848858 B2 JP S5848858B2 JP 12702477 A JP12702477 A JP 12702477A JP 12702477 A JP12702477 A JP 12702477A JP S5848858 B2 JPS5848858 B2 JP S5848858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- waveform
- integrator
- resolver
- detection method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、数値制御における速度検出方式、特にレゾル
バ・インダクトシン等の位置検出器を使用した数値制御
における速度検出方式に関する。
バ・インダクトシン等の位置検出器を使用した数値制御
における速度検出方式に関する。
一般に工作機械等の数値制御においては帰還用速度検出
器として直流のタコメータが使用されているが、この種
タコメータには整流ブラシが必要な為保守点検を要する
と共に寿命も有限であり、且つ高価なものであった〇 本発明は上記欠点を解消する為、位置検出器として使用
されるレゾルバ・インダクトシン等の出力変化より速度
成分を抽出し、もって前記タコメータを不要ならしめる
ことを目的とする〇第1図は従来の一般的な数値制御力
式のブロツク図であるが本発明との関係上これについて
説明する。
器として直流のタコメータが使用されているが、この種
タコメータには整流ブラシが必要な為保守点検を要する
と共に寿命も有限であり、且つ高価なものであった〇 本発明は上記欠点を解消する為、位置検出器として使用
されるレゾルバ・インダクトシン等の出力変化より速度
成分を抽出し、もって前記タコメータを不要ならしめる
ことを目的とする〇第1図は従来の一般的な数値制御力
式のブロツク図であるが本発明との関係上これについて
説明する。
図において1は種々のデータを設定する為のテータ入力
装置、2は所望の軌跡を発生させる為のインクポレータ
である。
装置、2は所望の軌跡を発生させる為のインクポレータ
である。
3は該インクポレータ出力の指令移動パルスに応答して
シフトするような矩形波を出力する指令位相カウンタで
あり、この場合移相量は指令された機械の動さを表わす
。
シフトするような矩形波を出力する指令位相カウンタで
あり、この場合移相量は指令された機械の動さを表わす
。
4は該指令位相カウンタ3からの指令位相を後記波形整
形器11からの帰還位相と比較する位相差検出器であり
、これら位相間の誤差に比例した出力を生ずる。
形器11からの帰還位相と比較する位相差検出器であり
、これら位相間の誤差に比例した出力を生ずる。
5は位相誤差をその量が誤差に比例し、その極性が誤差
の方向を示すようなDC電圧に変換する位相一電圧変換
器である。
の方向を示すようなDC電圧に変換する位相一電圧変換
器である。
6は該位相−電圧変換器5の出力である誤差電圧に比例
してモータの速度や方向を制御するサーボコントロール
回路である。
してモータの速度や方向を制御するサーボコントロール
回路である。
1は機械スライドを動かす為の力を供給するモータであ
る。
る。
8は該モーターの速度を正確に制御する為に前記サーボ
コントロール回路6に帰還を与えるタコI メータである。
コントロール回路6に帰還を与えるタコI メータである。
9は機械スライドの実際の動きに応答してシフトする位
相出力を供給するレゾルバである。
相出力を供給するレゾルバである。
10は該レゾルバ9の励磁口路であり例えは10K&の
正弦波sinwtでレゾルバ9の入力側を励磁すれば出
力側から位置に関した正弦vs i n ( w t+
θ)を得ることが出来る。
正弦波sinwtでレゾルバ9の入力側を励磁すれば出
力側から位置に関した正弦vs i n ( w t+
θ)を得ることが出来る。
励磁回路が矩形波で実施されている例も多いが基本波に
ついて考慮すれは本実施態様と本質的に同一となる。
ついて考慮すれは本実施態様と本質的に同一となる。
11は前記レゾルバ9の出力を矩形波に整形する波形整
形器である。
形器である。
第2図は本発明の一実施態様ブロック図であり第1図と
同一番号のブロックは同一の機能を有するものである。
同一番号のブロックは同一の機能を有するものである。
21は前記レゾルバ9の出力波形bを整形する波形整形
器であり、22は該波形整形器21の出力Cに基ずき積
分動作を行う積分器である。
器であり、22は該波形整形器21の出力Cに基ずき積
分動作を行う積分器である。
23は該積分器22の出力dを平滑する平滑器であり前
記レゾルバ9の出力波形の周期に比例した電圧を得る。
記レゾルバ9の出力波形の周期に比例した電圧を得る。
24は前記励磁回路10の出力波形aを整形する波形整
形器であり、25は該波形整形器24の出力hに基ずき
積分動作を行う積分器である。
形器であり、25は該波形整形器24の出力hに基ずき
積分動作を行う積分器である。
26は該積分器25の出力iを平滑する平滑器であり、
前記励磁回路10の出力波形の周期に比例した電圧を得
る。
前記励磁回路10の出力波形の周期に比例した電圧を得
る。
2γは前記乎滑器23の出力eから該平滑器26の出力
jを減算する減算器であり該減算器出力は前記周期の差
分に比例した電圧となるから前記機械スライドの移動速
度あるいは前記モーターの回転速度に比例した電圧とな
る。
jを減算する減算器であり該減算器出力は前記周期の差
分に比例した電圧となるから前記機械スライドの移動速
度あるいは前記モーターの回転速度に比例した電圧とな
る。
第3図は第2図における要部波形を示すタイムチャート
である。
である。
概タイムチャートを参照しつつ本発明の原理について記
す。
す。
今励磁回路10の出力波形aを
a=SinW1t
とすれはレゾルバ9の出力波形bは
b=sin(w1t+θ)
と記すことが出来る。
ここにw1: レゾルバ9を励磁する発振角周波数θ
:モーター及ひレゾルバ9の機械的位置を示す位相差で
ある。
:モーター及ひレゾルバ9の機械的位置を示す位相差で
ある。
動いている時にはθはある角速度をもった値であり、θ
=w2tとすれば b = sin (w1+w2) t・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)のよう
に記すことが出来る。
=w2tとすれば b = sin (w1+w2) t・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)のよう
に記すことが出来る。
ここにw2:モーター及びレゾルバ9の機械的角周波数
であり回転速度に比例する。
であり回転速度に比例する。
例えはレゾルバ1相当り2馴に相当させれば100關/
secの速度のときにはw2=100=2 50Hzとなるものである。
secの速度のときにはw2=100=2 50Hzとなるものである。
(2)式におけるθはモーター及ひレゾルバ9が停止し
ていれは、一定値を保ち従ってその時の出力波形bの周
期は励磁回路10の出力波形aの周期と等しいか、モー
タγ及びレゾルバ9が回転している時は上記θはw2
に比例して、即ち回転速度に比例して変化する。
ていれは、一定値を保ち従ってその時の出力波形bの周
期は励磁回路10の出力波形aの周期と等しいか、モー
タγ及びレゾルバ9が回転している時は上記θはw2
に比例して、即ち回転速度に比例して変化する。
このことは出力波形bの1周期あるいは半周期当りの変
化分も回転速度に比例していることを意味するものであ
る。
化分も回転速度に比例していることを意味するものであ
る。
従って本発明では前記レゾルバ9の出力波形bの周期に
比例した成分と励磁回路10の出力波形aの周期に比例
した成分とをそれぞれ抽出し、その差分を取出して回転
速度に比例する成分とみなすものであるO これを具体的に説明すれは前記波形整形器21の出力波
形Cの周期をTとし、前記積分器22の積分勾配をαと
すると該積分器出力dの平均値が前記平滑器23よりe
として出力される。
比例した成分と励磁回路10の出力波形aの周期に比例
した成分とをそれぞれ抽出し、その差分を取出して回転
速度に比例する成分とみなすものであるO これを具体的に説明すれは前記波形整形器21の出力波
形Cの周期をTとし、前記積分器22の積分勾配をαと
すると該積分器出力dの平均値が前記平滑器23よりe
として出力される。
ここに平均値eは
一方、前記波形整形器24の出力波形hの周期をToと
し、前記積分器25の積分勾配をαとすると該積分器出
力lの平均値が前記平滑器26よりJとして出力される
。
し、前記積分器25の積分勾配をαとすると該積分器出
力lの平均値が前記平滑器26よりJとして出力される
。
ここに平均値jはとして表わされる。
これより平滑器26の出力Jは周期Toに比例した或分
であることかわかる。
であることかわかる。
を得る。
従って前記減算器2
うに求められる。
γからは出力kが次式のよ
従ってkはw2に比例する、即ちモータγ及びレゾルバ
9の回転速度に比例する成分であることがわかる。
9の回転速度に比例する成分であることがわかる。
なおーの符号はレゾルバの回転方向に関連するもので前
記レゾルバ9の出力波形の周期Tが前記励磁回路10の
出力波形の周期Toより小さくなる状態に対応するもの
である。
記レゾルバ9の出力波形の周期Tが前記励磁回路10の
出力波形の周期Toより小さくなる状態に対応するもの
である。
第4図は本発明の他の実施態様のフロック図であり、第
2図を簡略化したものである。
2図を簡略化したものである。
第2図における励磁回路10の出力である励磁周波数か
一定であれは平滑器26より出力される電圧』は一定で
ある。
一定であれは平滑器26より出力される電圧』は一定で
ある。
従って波形整形器24、積分器25、平滑器26のかわ
りに一定値の電圧を設定出来る電圧設定手段28を用い
ることが可能である。
りに一定値の電圧を設定出来る電圧設定手段28を用い
ることが可能である。
即ち該電圧設定手段28の出力mは前記平滑器26の出
力jに等しいから となるように電圧設定手段28の出力を調整すれば所期
の目的を達することが出来るものである。
力jに等しいから となるように電圧設定手段28の出力を調整すれば所期
の目的を達することが出来るものである。
以上説明したように本発明によれば整流ブラシを有する
直流タコメータを使用せずに済むため保守点検の必要か
なく寿命も半永久的である。
直流タコメータを使用せずに済むため保守点検の必要か
なく寿命も半永久的である。
レゾルバ・インダクトシン等の位置検出器と兼用出来る
ので機械的構成か簡素化される。
ので機械的構成か簡素化される。
更に本発明の速度検出手段の方が価格的にも安価である
。
。
更に又、他の非接触速度検出装置にみられるような低速
域での非線形性もなく高精度の速度検出が可能であるな
ど大きな効果を有するものである。
域での非線形性もなく高精度の速度検出が可能であるな
ど大きな効果を有するものである。
なお本発明の実施態様においてはレゾルバ及び励磁回路
の出力波形の周期に比例した成分を抽出するのに波形整
形器、積分器、平滑器あるいは電圧設定手段を組み合わ
せて用いたが、この方法に限定されるものではない。
の出力波形の周期に比例した成分を抽出するのに波形整
形器、積分器、平滑器あるいは電圧設定手段を組み合わ
せて用いたが、この方法に限定されるものではない。
第1図は従来の一般的な数値制御方式のブロック図、第
2図は本発明の一実施態様ブロック図、第3図は第2図
における要部波形を示すタイムチャート、第4図は本発
明の他の実施態様ブロック図である。 9・・・・・・レゾルバ、10・・・・・・励磁回路、
21・・・・・・波形整形器、22・・・・・・積分器
、23・・・・・・平滑器、24・・・・・・波形整形
器、25・・・・・・積分器、26・・・・・・平滑器
、2γ・・・・・・減算器、28・・・・・・電圧設定
千段0
2図は本発明の一実施態様ブロック図、第3図は第2図
における要部波形を示すタイムチャート、第4図は本発
明の他の実施態様ブロック図である。 9・・・・・・レゾルバ、10・・・・・・励磁回路、
21・・・・・・波形整形器、22・・・・・・積分器
、23・・・・・・平滑器、24・・・・・・波形整形
器、25・・・・・・積分器、26・・・・・・平滑器
、2γ・・・・・・減算器、28・・・・・・電圧設定
千段0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 励磁回路を備えたレゾルバ・インダクトシン等を位
置検出器とする数値制御において、前記位置検出器の出
力波形の周期に比例した成分を抽出する第1の手段と、
前記励磁回路の出力波形の周期に比例した成分を抽出あ
るいは設定する第2の手段と、前記第1の手段出力から
前記第2の手段出力を減算する減算器とを設けてなり、
速度に比例した成分を得るようにした事を特徴とする速
度検出方式。 2 前記第1の手段は前記位置検出器出力の波形か整形
する波形整形器と、該波形整形器の出力に基ずき積分動
作を行う積分器と、該積分器出力を平滑する平滑器とで
構或された特許請求の範囲第1項記載の速度検出方式。 3 @記第2の手段は前記励磁回路出力の技形を整形す
る波形整形器と、該波形整形器の出力に基すき積分動作
を行う積分器と、該積分器出力を平滑する平滑器とで構
成された特許請求の新囲第1項記載の速度検出方式。 4 前記第2の手段はある一定の電圧を設定する電圧設
定手段である特許請求の範囲第1項記載の速度検出方式
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12702477A JPS5848858B2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | 速度検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12702477A JPS5848858B2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | 速度検出方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5460977A JPS5460977A (en) | 1979-05-16 |
JPS5848858B2 true JPS5848858B2 (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=14949787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12702477A Expired JPS5848858B2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | 速度検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848858B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770460A (en) * | 1981-01-08 | 1982-04-30 | S G:Kk | Tachometer |
-
1977
- 1977-10-21 JP JP12702477A patent/JPS5848858B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5460977A (en) | 1979-05-16 |
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