JPS5848639A - 単式焼鈍炉の制御方法 - Google Patents
単式焼鈍炉の制御方法Info
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- JPS5848639A JPS5848639A JP14669681A JP14669681A JPS5848639A JP S5848639 A JPS5848639 A JP S5848639A JP 14669681 A JP14669681 A JP 14669681A JP 14669681 A JP14669681 A JP 14669681A JP S5848639 A JPS5848639 A JP S5848639A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D11/00—Process control or regulation for heat treatments
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は単式焼鈍炉の制御方法に関する。
従来の単式焼鈍炉においては、焼鈍すべき材料の最冷点
が所定温度に昇温するまで急速加熱の炉温定値制御をし
ており、熱効率上不利な場合が多かった。
が所定温度に昇温するまで急速加熱の炉温定値制御をし
ており、熱効率上不利な場合が多かった。
この発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案さ
れたもので、熱効率を最大限に高め得る単式焼鈍炉の制
御方法を提供することを目的とする。
れたもので、熱効率を最大限に高め得る単式焼鈍炉の制
御方法を提供することを目的とする。
この発明に係る単式焼鈍炉の制御方法は1代表的炉温例
えば循環ガス流温度Txの温度上昇パターンを燃焼時間
tの関数Tx(t)として求め、かつ焼鈍すべき材料の
最冷点の温度TOをTxの関数To(Tx)として求め
ておき、ある時点の循環ガス流温度Txの実測値から以
後の所定最冷点温度を得るための燃焼時間tを仮定し、
この時間tに偏差△tを加減した時間(t+Δ1)、(
1−Δt)を求め、時間(を−△t)〜(t+Δt)の
範囲で関数To(Tx)を逆関数への変換が容易な近似
関数To ’ (Tx)に近似し、この近似関数に基づ
いて所望の最冷点温度TOを得るための炉内温度Txを
求め、この炉内温度Txに基づいて所望の最冷点温度T
oを得るための燃焼時間tを求めるものである。ここに
関数To(Tx)は極めて複雑な関数となり、逆関数へ
の変換は一般に不可能であるため近似関数To ’ (
Tx)への近似が不可欠となる。ここで燃焼時間とはバ
ーナ点人後の経過時間をいう。
えば循環ガス流温度Txの温度上昇パターンを燃焼時間
tの関数Tx(t)として求め、かつ焼鈍すべき材料の
最冷点の温度TOをTxの関数To(Tx)として求め
ておき、ある時点の循環ガス流温度Txの実測値から以
後の所定最冷点温度を得るための燃焼時間tを仮定し、
この時間tに偏差△tを加減した時間(t+Δ1)、(
1−Δt)を求め、時間(を−△t)〜(t+Δt)の
範囲で関数To(Tx)を逆関数への変換が容易な近似
関数To ’ (Tx)に近似し、この近似関数に基づ
いて所望の最冷点温度TOを得るための炉内温度Txを
求め、この炉内温度Txに基づいて所望の最冷点温度T
oを得るための燃焼時間tを求めるものである。ここに
関数To(Tx)は極めて複雑な関数となり、逆関数へ
の変換は一般に不可能であるため近似関数To ’ (
Tx)への近似が不可欠となる。ここで燃焼時間とはバ
ーナ点人後の経過時間をいう。
次に鋼板コイルについてのこの発明の一実施。
例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、単式焼鈍炉1は円筒状の
アウターカバー2内に円筒状のインナーカバー6を設け
、アウターカバー2の下部に放射状に複数のバーナ4を
設けてなシ、インナーカバー6内には鋼板コイル5を支
持するためのベース6が設けられている。このペース6
内にはファン7が配置され、インナーカバー3内で循環
ガス流Gを生じさせ得るようになっている。鋼板コイル
5は三段に積み上げられ、コイル5,5間には水平方向
通気可能なコンベクタープレート8が介在されている。
アウターカバー2内に円筒状のインナーカバー6を設け
、アウターカバー2の下部に放射状に複数のバーナ4を
設けてなシ、インナーカバー6内には鋼板コイル5を支
持するためのベース6が設けられている。このペース6
内にはファン7が配置され、インナーカバー3内で循環
ガス流Gを生じさせ得るようになっている。鋼板コイル
5は三段に積み上げられ、コイル5,5間には水平方向
通気可能なコンベクタープレート8が介在されている。
アウターカバー2の上部には、アウターカバー2とイン
ナーカバー5との間の空間の温度T8を代表的炉温とし
て検出する温度計9が設けられている。
ナーカバー5との間の空間の温度T8を代表的炉温とし
て検出する温度計9が設けられている。
コンベクタープレート8上の鋼板コイル5について鉛直
方向の座標軸Zと半径方向の座標rを与え、鋼板コイル
の各部の温度をT[’C] ’、鋼板コイルの比熱をC
I [KCaf/KIi・℃〕、鋼板コイルの密度をρ
I CKf/m3〕、鋼板コイルの熱伝導率を2方向に
ついてλZ [Kcal 7m−hr @ ℃)、r方
向についてλr[xcaJ/m−hr−℃]とし、時間
をt(hr)とすると、 ・・・・式(イ) なる熱伝導方程式が成立する。
方向の座標軸Zと半径方向の座標rを与え、鋼板コイル
の各部の温度をT[’C] ’、鋼板コイルの比熱をC
I [KCaf/KIi・℃〕、鋼板コイルの密度をρ
I CKf/m3〕、鋼板コイルの熱伝導率を2方向に
ついてλZ [Kcal 7m−hr @ ℃)、r方
向についてλr[xcaJ/m−hr−℃]とし、時間
をt(hr)とすると、 ・・・・式(イ) なる熱伝導方程式が成立する。
次に式(1)の境界条件を求める。
コイル外周面5Aにおいては、コイル外周面5Aとイン
ナーカバー3との間での輻射熱伝達、およびコイル外−
面5Aと循環ガス流Gとの間の対流熱伝達が生じる。こ
こでコイル外周面5Aの単位面積において、単位時間当
りの輻射熱流をQ、 1 (KCaJ 7m2・h r
)、単位時間当りの対流伝熱による熱流をq2 CK
CaL/rn2・h r ]とすると、・・・・式(2
) ε1;コイル外周面とインナーカッ(−間の熱吸収率 T1;インナーカッく一表面温度〔℃〕T2;コイル外
周面温度[’C) q 2 =h 1 (TX−T2)
、 、 、 、式(3)%式% コイル内周面5Bにおいては、コイル内周面5Bと循環
ガス流Gとの間の対流熱伝達が生じる。この熱伝達の単
位面積、単位時間当シの熱流をq 3 〔KCaJ/m
2・h r ]とすると、q 5 =h2(Tx−T
3) ” ” ’ ”式(4)%式
%) T3;コイル内周面の温度〔℃〕 コイルの上下端面5Cにおいては、この端面5Cとコン
ベクタープレート8との間で輻射熱伝達および対流熱伝
達が生じている。これらの熱伝達による単位面積、単位
時間当シの熱流を(14[KCaJ/m2・h r 〕
とすると、q4=h!+(T4−’rs) ・・・・式(5) %式%: T4;コンベクタープレートの表面温度[’C)T5;
コイル端面温度〔℃〕 ε2;コイル端面とコンベクタープレート間の熱吸収率 式(2)〜(5)に基づいて式(1)を数値計算するた
めに、第5図のようにコイル5をその縦断面において△
R9Δ2ごとに二次元メツシュ分割し、各メツシュ点(
i、j)における温度Tを時間tの関数として、Tij
(t)*(’=1s2+’ ” ’ ”s m; j=
1゜Z、・・・・、n)と定義する。
ナーカバー3との間での輻射熱伝達、およびコイル外−
面5Aと循環ガス流Gとの間の対流熱伝達が生じる。こ
こでコイル外周面5Aの単位面積において、単位時間当
りの輻射熱流をQ、 1 (KCaJ 7m2・h r
)、単位時間当りの対流伝熱による熱流をq2 CK
CaL/rn2・h r ]とすると、・・・・式(2
) ε1;コイル外周面とインナーカッ(−間の熱吸収率 T1;インナーカッく一表面温度〔℃〕T2;コイル外
周面温度[’C) q 2 =h 1 (TX−T2)
、 、 、 、式(3)%式% コイル内周面5Bにおいては、コイル内周面5Bと循環
ガス流Gとの間の対流熱伝達が生じる。この熱伝達の単
位面積、単位時間当シの熱流をq 3 〔KCaJ/m
2・h r ]とすると、q 5 =h2(Tx−T
3) ” ” ’ ”式(4)%式
%) T3;コイル内周面の温度〔℃〕 コイルの上下端面5Cにおいては、この端面5Cとコン
ベクタープレート8との間で輻射熱伝達および対流熱伝
達が生じている。これらの熱伝達による単位面積、単位
時間当シの熱流を(14[KCaJ/m2・h r 〕
とすると、q4=h!+(T4−’rs) ・・・・式(5) %式%: T4;コンベクタープレートの表面温度[’C)T5;
コイル端面温度〔℃〕 ε2;コイル端面とコンベクタープレート間の熱吸収率 式(2)〜(5)に基づいて式(1)を数値計算するた
めに、第5図のようにコイル5をその縦断面において△
R9Δ2ごとに二次元メツシュ分割し、各メツシュ点(
i、j)における温度Tを時間tの関数として、Tij
(t)*(’=1s2+’ ” ’ ”s m; j=
1゜Z、・・・・、n)と定義する。
すると式(1)は次のように差分化される。
△t
ΔR
・・・・式(6)
ri;第1番目のメツシュ点のr座標
ここで式(8)を整理すると、
Tij(t+△t)=Tij(t)
+Ti−+ 、 j(t) 2・Ttj(t))λr
+(T x + 1 s j (t) −T ij (
t) )△R−ri λ2 +(Ti、j+1(す+T1.j−1(t)△Z2 −2 Tlj(t) )] ・・・・式(7)
となり、コイル外表面5A、5B、5Cを除くメツシュ
点(i、j)についてはこの式(7)によって時々刻々
の温度Tij(t)が順次定まる。
t) )△R−ri λ2 +(Ti、j+1(す+T1.j−1(t)△Z2 −2 Tlj(t) )] ・・・・式(7)
となり、コイル外表面5A、5B、5Cを除くメツシュ
点(i、j)についてはこの式(7)によって時々刻々
の温度Tij(t)が順次定まる。
次にコイル外表面5A、5B、5Cにおけ熱伝導差分方
程式を求める前提として、メツシュ点(i。
程式を求める前提として、メツシュ点(i。
j)における内部伝導による熱流を求めておく。
r
・・・・式(8)
・・・・式(9)
2+7
・・・・式(10)
%式%())
・・・・式(11)
また式(2)、(5M4)S(5)を差分式に変形する
と次のようになる。
と次のようになる。
・・・・式(12)
式(3)q2=h1(Tx−Tlj(t))・・・・式
(13)式(4) 1=h2(Tx−Tij(t))
−、、式(14)式(s) (14=hs(T
i−rtj(t))・・・・式(15) さらにメツシュ点(i、’+)におけるーメッシュの体
積をVij[m3] + r方向に隣接するメツシュ相
互の接触面積を5rij (m”〕、 Z方向に隣接す
るメツシュ相互の接触面積をszljCm”3sメツシ
ュ点(i、j)のr座標をrij[m〕、−メツシュの
循環ガス流人との接触面積を5rijとすると、S’r
ij=2πriΔZ −−−一式(19)
外周面5Aにおいては熱流q6.(1B、(19,ql
。
(13)式(4) 1=h2(Tx−Tij(t))
−、、式(14)式(s) (14=hs(T
i−rtj(t))・・・・式(15) さらにメツシュ点(i、’+)におけるーメッシュの体
積をVij[m3] + r方向に隣接するメツシュ相
互の接触面積を5rij (m”〕、 Z方向に隣接す
るメツシュ相互の接触面積をszljCm”3sメツシ
ュ点(i、j)のr座標をrij[m〕、−メツシュの
循環ガス流人との接触面積を5rijとすると、S’r
ij=2πriΔZ −−−一式(19)
外周面5Aにおいては熱流q6.(1B、(19,ql
。
q2がメツシュ点(i、j)に流入しているので(第5
図)、次の熱伝導差分方程式が成立する。
図)、次の熱伝導差分方程式が成立する。
Tij(t+Δt)
(q8+q9)Szij+((11+q2)S’rij
)・・・・式(20) 内周面5Bにおいては熱流q7.q8.(19,(13
がメツシュ点(itj)に流入しているので(第6図)
、次の熱伝導差分方程式が成立する。
)・・・・式(20) 内周面5Bにおいては熱流q7.q8.(19,(13
がメツシュ点(itj)に流入しているので(第6図)
、次の熱伝導差分方程式が成立する。
Tij (t+Δt)
((LB+(19)Szij+(1+s’rij)
・・・・式(21)上端面5Cにおいては熱流q(5,
ql、q8.q4が生じているので(第7図)、次の熱
伝導差分方程式が成立する。
・・・・式(21)上端面5Cにおいては熱流q(5,
ql、q8.q4が生じているので(第7図)、次の熱
伝導差分方程式が成立する。
Ttj(t+Δt)
ql−srl、++(qs+q4)szl、1) −
a 6式(22)下端面5Cにおいては熱流q 6 、
q 7 、 q9 、 q4が生じているので(第8
図)、次の熱伝導差分方程式が成立する。
a 6式(22)下端面5Cにおいては熱流q 6 、
q 7 、 q9 、 q4が生じているので(第8
図)、次の熱伝導差分方程式が成立する。
Tij (t+△t)
ql・5riJ十(q9+94)Szij)・・・・式
(23)上下端面の内外周縁部においては伝熱機構が複
雑になるため式(20)〜(23)は適用できない。
(23)上下端面の内外周縁部においては伝熱機構が複
雑になるため式(20)〜(23)は適用できない。
上端面5(、の内周縁においては熱流q7.q13゜q
5.qiが生じているので(第9図)、次の熱伝導差分
方程式が成立する。。
5.qiが生じているので(第9図)、次の熱伝導差分
方程式が成立する。。
Tij(を十△t)
q 8 ・5zij −1−q5・S’rij + q
i a 5zij)・・・・式(24) 上端面5Cの外周縁においては、熱流q6.q8゜ql
、q2.qiが生じているので(第9図)、次の熱伝
導差分方程式が成立する。
i a 5zij)・・・・式(24) 上端面5Cの外周縁においては、熱流q6.q8゜ql
、q2.qiが生じているので(第9図)、次の熱伝
導差分方程式が成立する。
Tij (t+△t)
q8・5zij +((li+(12)S’rij+q
4・5zij )・・・・式(25) 下端面5Cの内周縁においては、熱流q7゜q9.q3
.qiが生じているので(第10図)、次の熱伝導差分
方程式が成立する。
4・5zij )・・・・式(25) 下端面5Cの内周縁においては、熱流q7゜q9.q3
.qiが生じているので(第10図)、次の熱伝導差分
方程式が成立する。
Tij (を十△t)
q9 ・5zij +〇−8’rij −)−qi−5
Zij )・・・・式(26) 下端面5Cの外周縁においては、熱流(L6゜q 9
* qi s q2 s qiが生じているので(第1
0図)、次の熱伝導差分方程式が成立する。
Zij )・・・・式(26) 下端面5Cの外周縁においては、熱流(L6゜q 9
* qi s q2 s qiが生じているので(第1
0図)、次の熱伝導差分方程式が成立する。
Tij (t+△t)
q9・5zij+((L1+(12)S’rij+(1
4・5zij)・・・・式(27) 次にコンベクタープレート8の上下方向温度分布を無視
するとともに、第4図に示すようにコンベクタープレー
ト8に半径方向のr座標を与え、r軸をΔRごとにメツ
シュ分割して、各メツシュ点(i)の温度をTVl (
t)とする。ここでコンベクタープレート8について、
比熱C2[”KC’aJ/Kg・℃〕、密度ρ2[:に
9/m3:]、熱伝導率λV[KCaJ/m−hr−℃
:]、−メツシュの体積vvi[m3:l、隣接メツシ
ュ相互の接触面積Svi[m2〕、循環ガス流Aとコン
ベクタープレート8との間の熱伝達係数h 4 [KC
aJ /rrL2− hr −℃’ll、コイル5から
の輻射伝熱に対する熱吸収率ε2、コンベクターブレニ
ド8の厚さτ〔m〕、メツシュ点(i)のr座標ri[
:m、:I、コンベクタープレート8内の循環ガス流A
との接触面積Sziとすると、r方向内部伝熱による熱
流qIQ、−r方向内部伝熱による熱流q11、上段の
コイル5からの輻射および対流による熱流q12、下段
のコイル5からの輻射および対流による熱流q15、コ
ンベクタープレート8内の循環ガス流Aからの対流伝熱
による熱流q14は次のようになる。
4・5zij)・・・・式(27) 次にコンベクタープレート8の上下方向温度分布を無視
するとともに、第4図に示すようにコンベクタープレー
ト8に半径方向のr座標を与え、r軸をΔRごとにメツ
シュ分割して、各メツシュ点(i)の温度をTVl (
t)とする。ここでコンベクタープレート8について、
比熱C2[”KC’aJ/Kg・℃〕、密度ρ2[:に
9/m3:]、熱伝導率λV[KCaJ/m−hr−℃
:]、−メツシュの体積vvi[m3:l、隣接メツシ
ュ相互の接触面積Svi[m2〕、循環ガス流Aとコン
ベクタープレート8との間の熱伝達係数h 4 [KC
aJ /rrL2− hr −℃’ll、コイル5から
の輻射伝熱に対する熱吸収率ε2、コンベクターブレニ
ド8の厚さτ〔m〕、メツシュ点(i)のr座標ri[
:m、:I、コンベクタープレート8内の循環ガス流A
との接触面積Sziとすると、r方向内部伝熱による熱
流qIQ、−r方向内部伝熱による熱流q11、上段の
コイル5からの輻射および対流による熱流q12、下段
のコイル5からの輻射および対流による熱流q15、コ
ンベクタープレート8内の循環ガス流Aからの対流伝熱
による熱流q14は次のようになる。
λV
qt o =−(Tv、1−1(t) −Tvi(t)
)△R ・・・・式(28) %式%()) ・・・・式(29) h2(T11(t)−Tvl(t))・・・・式(30
)h2 (Tni(t)−Tvi(t)) 、 、
−、式(61)+114 = h4(T)+; −Tv
i (t)) ・・−式(32)そして内外局面
を除く部分においては、次の熱伝導差分方程式が成立す
る。
)△R ・・・・式(28) %式%()) ・・・・式(29) h2(T11(t)−Tvl(t))・・・・式(30
)h2 (Tni(t)−Tvi(t)) 、 、
−、式(61)+114 = h4(T)+; −Tv
i (t)) ・・−式(32)そして内外局面
を除く部分においては、次の熱伝導差分方程式が成立す
る。
Tvi (を十Δt)
=°”’Vi (1;J −? =ρ2.vv1〔q1
0°8v・1−′士q 1l−3vi+(q12+q1
り十(114) Szi:]・・・・式(33) コンベクタープレート8の内周面においては熱流q10
は生じないので、次の伝導差分方程式が成立する。
0°8v・1−′士q 1l−3vi+(q12+q1
り十(114) Szi:]・・・・式(33) コンベクタープレート8の内周面においては熱流q10
は生じないので、次の伝導差分方程式が成立する。
Tvi (t+△t)
(q12+(11N−Q14)SZi) −−−
一式(34)一方コンベクタープレート8の外周面にお
いては熱流q11は生じないので、次の熱伝導差分方程
式が成立する。
一式(34)一方コンベクタープレート8の外周面にお
いては熱流q11は生じないので、次の熱伝導差分方程
式が成立する。
Tvi (t+△t)
(q12−1−q13+q14)SZi ) −−
−一式(35)なお最上段のコンベクタープレート8に
ついてはインナーカバー3の天井との輻射熱伝達および
循環ガス流Aとの対流熱伝達を考慮する必要があるが、
ここでは式の記述は省略する。
−一式(35)なお最上段のコンベクタープレート8に
ついてはインナーカバー3の天井との輻射熱伝達および
循環ガス流Aとの対流熱伝達を考慮する必要があるが、
ここでは式の記述は省略する。
ここで省略された式および前記式(6)〜(35)から
コイル5内の任意の点の温度が算出され、コイル5内の
最冷点の温度TOを求めることが可能になる。この温度
Toは前記Tx、TIの関数To(Tx 、 TI)と
なる。一方Tx 、 T I の温度上昇パターンは、
燃焼時間tの関数Tx(t)、′T1(t)となシ、こ
れらのTx (t) 、 T I (t)を実験的に求
めることは容易である。しかし関数To(Tx 、 T
I )は極めて複雑な関数になり、その逆関数への変
換は極めて困難であるため、ある時点のTx、TIおよ
び所望の最冷点源Toに基づいて燃焼時間tを設定する
ことはできない。そこで次のような手順によって燃焼時
間t’6設定して、単式焼鈍炉1を制御する。
コイル5内の任意の点の温度が算出され、コイル5内の
最冷点の温度TOを求めることが可能になる。この温度
Toは前記Tx、TIの関数To(Tx 、 TI)と
なる。一方Tx 、 T I の温度上昇パターンは、
燃焼時間tの関数Tx(t)、′T1(t)となシ、こ
れらのTx (t) 、 T I (t)を実験的に求
めることは容易である。しかし関数To(Tx 、 T
I )は極めて複雑な関数になり、その逆関数への変
換は極めて困難であるため、ある時点のTx、TIおよ
び所望の最冷点源Toに基づいて燃焼時間tを設定する
ことはできない。そこで次のような手順によって燃焼時
間t’6設定して、単式焼鈍炉1を制御する。
(1)所望の最冷点温度TOを得るための燃焼時間tを
仮定するとともに、この時間tに偏差△tを加減した時
間(t+△t)および(t−△t)を求める。
仮定するとともに、この時間tに偏差△tを加減した時
間(t+△t)および(t−△t)を求める。
(11)時間1.(1−△1)、(1+△t)だけ燃焼
したときのTx(t) 、 T I (t)、Tx(t
−Δt)、 T 1 (t−△t)。
したときのTx(t) 、 T I (t)、Tx(t
−Δt)、 T 1 (t−△t)。
Tx(を十△t)、T1(t+△t)を求める。
(iii) To(Tx(t)、TI(t))、To
(Tx(t−△t)、TI(t−△t )) 、To(
Tx(t+△t) 、’I’1 (t+Δt)を求める
。
(Tx(t−△t)、TI(t−△t )) 、To(
Tx(t+△t) 、’I’1 (t+Δt)を求める
。
0φ (iiDで求めた温度Toの三点を通り、かつ逆
関数への変換が容易な関数To’ (、Tx 、 T
I )によって、To(Tx 、 TI )を近似する
。
関数への変換が容易な関数To’ (、Tx 、 T
I )によって、To(Tx 、 TI )を近似する
。
M To’(Tx、TI)から、所望のTOを得るた
めの’l”、 x 、 T Iを算出し、この計算結果
から、所望の最冷点温度TOを得るための燃焼時間tを
求める。これによって単式焼鈍炉1の最適制御が可能に
なシ、熱効率を最大限に高め得る。
めの’l”、 x 、 T Iを算出し、この計算結果
から、所望の最冷点温度TOを得るための燃焼時間tを
求める。これによって単式焼鈍炉1の最適制御が可能に
なシ、熱効率を最大限に高め得る。
なお実用上は前記Ts=Tx=TIとし、あるいはTe
に若干の補正を加えてTx、Tiを求めることができる
ので、Tx、TIの実測は必ずしも必要ではない。そし
てTo’ (TX 、 T I )としては、二次式 To’=a(Ts)2+b(Ts)十〇 e a
e 6式(36)a、b、c ;定数 によって充分良好な近似が得られることが実験的に明ら
かになっている。
に若干の補正を加えてTx、Tiを求めることができる
ので、Tx、TIの実測は必ずしも必要ではない。そし
てTo’ (TX 、 T I )としては、二次式 To’=a(Ts)2+b(Ts)十〇 e a
e 6式(36)a、b、c ;定数 によって充分良好な近似が得られることが実験的に明ら
かになっている。
従来の単式焼鈍炉1の操業における温度T8゜TOの時
間的変化を曲線I、■で、またこの発明による操業にお
ける温度Tθ、Toの時間的変化を曲線m、tvで示す
。(第12図) 第12図から、この発明によれば、均熱入までの温度T
s、Toが、従来の温度Ts、Toよりも低くなり、熱
効率が高くなったことが分る。
間的変化を曲線I、■で、またこの発明による操業にお
ける温度Tθ、Toの時間的変化を曲線m、tvで示す
。(第12図) 第12図から、この発明によれば、均熱入までの温度T
s、Toが、従来の温度Ts、Toよりも低くなり、熱
効率が高くなったことが分る。
さらにコイル5内の三点A、B、C(第14−図)につ
いての温度Tijの実測値の時間的変化を曲線IAII
BjICで、式(6)〜(35)による計算値の時間的
変化を曲線I[A、I[B、IICで示し、温度Tsの
変化を曲線■で示す。(第13図)第13図から前記計
算値が実用上充分有効なものであることが分る。
いての温度Tijの実測値の時間的変化を曲線IAII
BjICで、式(6)〜(35)による計算値の時間的
変化を曲線I[A、I[B、IICで示し、温度Tsの
変化を曲線■で示す。(第13図)第13図から前記計
算値が実用上充分有効なものであることが分る。
前述のとおシこの発明に係る単式焼鈍炉の制御方法は、
最冷点温度を目標値に向けて逐次制御するので、熱効率
を最大限に高め得るという優れた効果を有する。
最冷点温度を目標値に向けて逐次制御するので、熱効率
を最大限に高め得るという優れた効果を有する。
なお前記実施例は鋼板コイルに関するものであったが、
この発明を任意の材料の焼鈍に適用し得ることはいうま
でない。
この発明を任意の材料の焼鈍に適用し得ることはいうま
でない。
第1図は単式焼鈍炉の縦断面図、第2図は単式焼鈍炉内
の循環ガス流を示す縦断面図、第3図は鋼板コイルの二
次元メツシュ分割状態を示す縦断面図、第4図はコンベ
クタープレートの一次元メ°ツシュ分割状態を示す縦断
面図、第5図はコイル外周面のメツシュ点における熱流
を示す縦断面図、第6図はコイル内周面のメツシュ点に
おける熱流を示す縦断面図、第7図はコイル上端面のメ
ツシュ点における熱流を示す縦断面図、第8図はコイル
下端面のメツシュ点における熱流を示す縦断面図、第9
図はコイル上端面内外周縁のメツシュ点における熱流を
示す縦断面図、第10図はコイル下端面内外周縁のメツ
73点における熱流を示す縦断面図、第11図はコンベ
クタープレートのメツシュ点ニおける熱流を示す縦断面
図、第12図は炉温および最冷点温度の時間的変化を従
来例とこの発明方法とについて比較するグラフ、第13
図はコイル内の温度の実測値と計算値とを比較するグラ
フ、第14図は第15図の比較対象となったメツシュ点
を示す縦断面図である。 1・・単式焼鈍炉、2・・アウターカバー、3・・イン
ナーカバー、4・・バーナ、5・・鋼板コイル、6・・
ベース、7・・ファン、8・・コンベクタープレート、
9・・温度計、5A・・外周面、5B・・内周面、5C
・・端面、G・・循環ガス流。 特許出願人 住友金属工業株式会社 需1図 / !21・1 2Δ3図 第5図 第6図 第7図 8 第9図 第11図 第8図 第10図 第12図
の循環ガス流を示す縦断面図、第3図は鋼板コイルの二
次元メツシュ分割状態を示す縦断面図、第4図はコンベ
クタープレートの一次元メ°ツシュ分割状態を示す縦断
面図、第5図はコイル外周面のメツシュ点における熱流
を示す縦断面図、第6図はコイル内周面のメツシュ点に
おける熱流を示す縦断面図、第7図はコイル上端面のメ
ツシュ点における熱流を示す縦断面図、第8図はコイル
下端面のメツシュ点における熱流を示す縦断面図、第9
図はコイル上端面内外周縁のメツシュ点における熱流を
示す縦断面図、第10図はコイル下端面内外周縁のメツ
73点における熱流を示す縦断面図、第11図はコンベ
クタープレートのメツシュ点ニおける熱流を示す縦断面
図、第12図は炉温および最冷点温度の時間的変化を従
来例とこの発明方法とについて比較するグラフ、第13
図はコイル内の温度の実測値と計算値とを比較するグラ
フ、第14図は第15図の比較対象となったメツシュ点
を示す縦断面図である。 1・・単式焼鈍炉、2・・アウターカバー、3・・イン
ナーカバー、4・・バーナ、5・・鋼板コイル、6・・
ベース、7・・ファン、8・・コンベクタープレート、
9・・温度計、5A・・外周面、5B・・内周面、5C
・・端面、G・・循環ガス流。 特許出願人 住友金属工業株式会社 需1図 / !21・1 2Δ3図 第5図 第6図 第7図 8 第9図 第11図 第8図 第10図 第12図
Claims (1)
- 代表的炉温の温度上昇パターンを燃焼時間の関数として
求め、かつ焼鈍すべき材料の最冷点の温度を前記炉温の
関数として求めおき、前記材料と同様の材料の焼鈍に際
して前記炉温を検出し、以後の所望の最冷点温度を得る
ための燃焼時間tを仮定するとともにこの時間tに偏差
△t′ff:加減した時間(t+△t)および(t−△
t)を求め、時間(を−Δt)〜(t+△t)の範囲で
最冷点の温度についての前記関数を逆関数への変換が容
易な近似関数に近似し、この近似関数に基づいて所望の
最冷点温度を得るための代表的炉内温度を求め、このと
きの炉内温度に基づいて所望の最冷点温度を得るための
燃焼時間を設定する単式焼鈍炉の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14669681A JPS5848639A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 単式焼鈍炉の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14669681A JPS5848639A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 単式焼鈍炉の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5848639A true JPS5848639A (ja) | 1983-03-22 |
JPS6214615B2 JPS6214615B2 (ja) | 1987-04-03 |
Family
ID=15413485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14669681A Granted JPS5848639A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 単式焼鈍炉の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848639A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03503069A (ja) * | 1988-01-25 | 1991-07-11 | ユーエスエックス・エンジニアーズ・アンド・コンサルタンツ、インク | 金属ストリップの電気メッキ中におけるシダ状パターンの除去方法 |
US7918445B2 (en) | 2008-03-26 | 2011-04-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feeding device and image forming apparatus |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP14669681A patent/JPS5848639A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03503069A (ja) * | 1988-01-25 | 1991-07-11 | ユーエスエックス・エンジニアーズ・アンド・コンサルタンツ、インク | 金属ストリップの電気メッキ中におけるシダ状パターンの除去方法 |
US7918445B2 (en) | 2008-03-26 | 2011-04-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feeding device and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6214615B2 (ja) | 1987-04-03 |
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