JPS5848508B2 - 乾式熱間補修用吹付材 - Google Patents
乾式熱間補修用吹付材Info
- Publication number
- JPS5848508B2 JPS5848508B2 JP51070424A JP7042476A JPS5848508B2 JP S5848508 B2 JPS5848508 B2 JP S5848508B2 JP 51070424 A JP51070424 A JP 51070424A JP 7042476 A JP7042476 A JP 7042476A JP S5848508 B2 JPS5848508 B2 JP S5848508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- dry hot
- hot repair
- spraying
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/66—Monolithic refractories or refractory mortars, including those whether or not containing clay
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は転炉、電気炉等の製鋼炉、あるいは取鍋等に用
いられる乾式熱間補修用吹付材の改良に関するものであ
る。
いられる乾式熱間補修用吹付材の改良に関するものであ
る。
近年、各製鋼炉、取鍋等において吹付補修により炉の寿
命を大巾に延長できるようになった。
命を大巾に延長できるようになった。
特に、ＬＤ転炉ではスラグコントロールと吹付補修によ
る効果が著しく、従来の炉の寿命の数倍という寿命が得
られるようになった。
る効果が著しく、従来の炉の寿命の数倍という寿命が得
られるようになった。
これはスラグコントロールの効果に加え、熱間補修用吹
付材（以下単に“吹付材”という）の材質の改良、吹付
機の改良、さらには計画的な吹付法等の吹付技術の進展
による効果が太きいからである。
付材（以下単に“吹付材”という）の材質の改良、吹付
機の改良、さらには計画的な吹付法等の吹付技術の進展
による効果が太きいからである。
中でも吹付材の開発改良によって初めて炉壁の予防保全
を目的とした計画的な吹付法が可能となり、大巾な炉の
寿命の延長が出来るようになった。
を目的とした計画的な吹付法が可能となり、大巾な炉の
寿命の延長が出来るようになった。
当初吹付けは炉稼動末期の局部損傷した箇所の補修のみ
に行なわれていたが、前述したように炉稼動初期から最
も損傷の著しいとされる箇所を計画的に吹付け補修を行
なうことによって炉の寿命を大巾に延長させるようにな
ってきている。
に行なわれていたが、前述したように炉稼動初期から最
も損傷の著しいとされる箇所を計画的に吹付け補修を行
なうことによって炉の寿命を大巾に延長させるようにな
ってきている。
このような稼動初期の吹付けにおける吹付材は非常に厳
しい条件下で吹付施工される。
しい条件下で吹付施工される。
すなわち■）炉壁からのタールガスの噴出がある（特に
転炉の場合）。
転炉の場合）。
２）炉壁が平滑である。
３）レンガ残厚が厚く、温度匂配が少なく、炉内温度が
降下しにくい。
降下しにくい。
といった悪条件下のため従来の吹付材では剥離損傷をお
こし、十分な炉壁の予防保全効果があげられなかった。
こし、十分な炉壁の予防保全効果があげられなかった。
一般にかかる吹付材に望まれる性質は、
１）高温での容積安定性。
２）接着性（低温から高温までの炉壁への接着）。
３）耐スラグ性。
４）作業性。
５）接着強度。
等が良好であることであるが、炉稼動初期には高温にお
ける容積安定性及び接着性が高いことが望まれる。
ける容積安定性及び接着性が高いことが望まれる。
本発明による乾式熱間補修用吹付材は上記に列挙した特
性を向上させることを目的とし、特に高温での容積安定
性及び接着性の改良を目的としたものである。
性を向上させることを目的とし、特に高温での容積安定
性及び接着性の改良を目的としたものである。
本発明の第一の発明の要旨は、酸化カルシウムとリン酸
とを含有する塩基性耐火物原料１００重量部に、ＳｉＯ
２の合計量が１０重量部以下になるように珪酸ソーダを
添加しかつ吹付材中のＣａｂ／Ｐ２０５＋ＳＩ０２重量
比を０．５〜３．５になるようにしたことを特徴とする
乾式熱間補修用吹付材である。
とを含有する塩基性耐火物原料１００重量部に、ＳｉＯ
２の合計量が１０重量部以下になるように珪酸ソーダを
添加しかつ吹付材中のＣａｂ／Ｐ２０５＋ＳＩ０２重量
比を０．５〜３．５になるようにしたことを特徴とする
乾式熱間補修用吹付材である。
さらに、本発明の第二の発明の要旨は、酸化カルシウム
とリン酸とを含有する塩基性耐火物原料１００重量部に
、Ｓ ＋ ０２の合計量が１０重量部以下になるように
珪酸ソーダと金属シリコンまたは／およびフエロシリコ
ンとを併用添加しかつ吹付材中のＣａＯ／Ｐ−！０５＋
ＳｉＯ２重量比を０． ５ 〜３． ５になるようにじ
たことを特徴とする乾式熱間補修用吹付材である。
とリン酸とを含有する塩基性耐火物原料１００重量部に
、Ｓ ＋ ０２の合計量が１０重量部以下になるように
珪酸ソーダと金属シリコンまたは／およびフエロシリコ
ンとを併用添加しかつ吹付材中のＣａＯ／Ｐ−！０５＋
ＳｉＯ２重量比を０． ５ 〜３． ５になるようにじ
たことを特徴とする乾式熱間補修用吹付材である。
塩基性レンガにＣａＯ源とＰ２０５源を添加することに
よって熱間強度が著しく向上し、かつ、加熱による線変
化の減少にも優れていることはすでに多くの文献により
明らかにされている。
よって熱間強度が著しく向上し、かつ、加熱による線変
化の減少にも優れていることはすでに多くの文献により
明らかにされている。
これらの文献はいずれもレンガに関するものであってリ
ン酸塩としてはヘキサメタリン酸ナトリウムが良好とさ
れている。
ン酸塩としてはヘキサメタリン酸ナトリウムが良好とさ
れている。
本発明による乾式熱間補修用吹付材はレンガと異なり、
加熱による線変化率の減少以外にさらに重要な特性とし
て接着性、作業性が必要とされる。
加熱による線変化率の減少以外にさらに重要な特性とし
て接着性、作業性が必要とされる。
本発明による乾式熱間補修用吹付材の特徴は、接着性を
高めるために数種のアルカＩＪ ＩＪン酸塩又はアルカ
リ士類リン酸塩を組み合わせ、これにさらに珪酸ソーダ
または珪酸ソーダと金属シリコン、フエ口シリコンを単
独又は混合物として併用添加したことにある。
高めるために数種のアルカＩＪ ＩＪン酸塩又はアルカ
リ士類リン酸塩を組み合わせ、これにさらに珪酸ソーダ
または珪酸ソーダと金属シリコン、フエ口シリコンを単
独又は混合物として併用添加したことにある。
珪酸ソーダに金属シリコンあるいはフエ口シリコンを添
加することによって珪酸ソーダの加熱時の膨張を抑える
ことは周知の事実である。
加することによって珪酸ソーダの加熱時の膨張を抑える
ことは周知の事実である。
しかし本発明の新規性は以下記述する特性を賦与したこ
とにある。
とにある。
カルシアーリン酸系結合を生じさせる吹付材として酸化
カルシウムとリン酸とを含有する塩基性耐火物原料に珪
酸ソーダを添加することにより、一段と接着性を高める
ことができ、また珪酸ソーダに金属シリコンまたは／お
よびフエロシリコンを併用した場合には珪酸ソーダと金
属シリコンあるいはフエ口シリコンとが反応し吹付材の
凝固速度を速めることができ適格な位置への接着が可能
となるのである。
カルシウムとリン酸とを含有する塩基性耐火物原料に珪
酸ソーダを添加することにより、一段と接着性を高める
ことができ、また珪酸ソーダに金属シリコンまたは／お
よびフエロシリコンを併用した場合には珪酸ソーダと金
属シリコンあるいはフエ口シリコンとが反応し吹付材の
凝固速度を速めることができ適格な位置への接着が可能
となるのである。
従来は凝固速度が遅いため、目的の位置より流下し、吹
付Ｕ）効果が半減していた。
付Ｕ）効果が半減していた。
又、金属シリコンあるいはフエ口シリコンは高温で発熱
酸化し活性なＳｉＯ２を生或、この時炉壁面のスラグと
反応融着し吹付材の接着を強固にするなどの効果を発現
するので珪酸゛ノーダと金属シリコンまたは／およびフ
エロシリコンとを併用することが好ましいεマグネシア
ードロマイト系における熱間曲げ強度を第１図に示し、
第２図に加熱後の線変化率を示す。
酸化し活性なＳｉＯ２を生或、この時炉壁面のスラグと
反応融着し吹付材の接着を強固にするなどの効果を発現
するので珪酸゛ノーダと金属シリコンまたは／およびフ
エロシリコンとを併用することが好ましいεマグネシア
ードロマイト系における熱間曲げ強度を第１図に示し、
第２図に加熱後の線変化率を示す。
第１図および第２図から珪酸ソーダ、珪酸ソータト金属
シリコンあるいはフエ口シリコンからのＳｉｎ２量が１
０重量部以上になり、かつ吹付材中のＣａＯ／Ｐ２０５
＋ＳｉＯ２重量比が０．５以下もしくは３．５以上にな
った場合Ｓｌ０２量が１０重量部以下であってもＣａｂ
／Ｐ２ ｏ５＋ｓ ｉ０２重量比が０．５以下もしくは
３．５以上になった場合はＣ ａＯ Ｐ２ ０＝，系結
合吹付材の特徴である高い熱間曲げ強度が欠除し、加熱
による線変化率が犬になるため好ましくないことが明ら
かである。
シリコンあるいはフエ口シリコンからのＳｉｎ２量が１
０重量部以上になり、かつ吹付材中のＣａＯ／Ｐ２０５
＋ＳｉＯ２重量比が０．５以下もしくは３．５以上にな
った場合Ｓｌ０２量が１０重量部以下であってもＣａｂ
／Ｐ２ ｏ５＋ｓ ｉ０２重量比が０．５以下もしくは
３．５以上になった場合はＣ ａＯ Ｐ２ ０＝，系結
合吹付材の特徴である高い熱間曲げ強度が欠除し、加熱
による線変化率が犬になるため好ましくないことが明ら
かである。
従って吹付材中のＳ ｉ０２量が１０重量部以下で、か
つＣａＯ／Ｐ２０５＋ＳＩＯ２重量比を０．５〜３．５
の範囲内にすることが肝要である。
つＣａＯ／Ｐ２０５＋ＳＩＯ２重量比を０．５〜３．５
の範囲内にすることが肝要である。
以下に本発明の実施例を説明する。
実施例 １
本発明において実施した配合例を第１表に示す。
上記配合で得られた本発明の吹付材についての試験結果
を第２表に示す。
を第２表に示す。
第２表から明らかな如く本発明品は従来品と比べ１５０
０゜Ｃ加熱後の線変化が０〜＋０． ２ ％と少なく、
かつ曲げ強度が高く、接着に対しても良好な結果が得ら
れた。
０゜Ｃ加熱後の線変化が０〜＋０． ２ ％と少なく、
かつ曲げ強度が高く、接着に対しても良好な結果が得ら
れた。
実施例 ２
１００１転炉での実績を第３表に示す。
第３表から明らかなごとく本発明にかかる吹付材は高温
における接着性、耐用性等で数段すぐれていることが判
明した。
における接着性、耐用性等で数段すぐれていることが判
明した。
本発明品の吹付材は凝固速度が速いため適格な位置への
補修ができ、作業性にもすぐれており転炉等の製鋼炉に
限定されるものでなく、取鍋、混銑炉、高炉樋等使用範
囲は広い。
補修ができ、作業性にもすぐれており転炉等の製鋼炉に
限定されるものでなく、取鍋、混銑炉、高炉樋等使用範
囲は広い。
第１図は本発明によるマグネシアードロマイト系の乾式
熱間補修用吹付材の１４００℃における熱間曲げ強度と
ＣａＯ／Ｐ２０５＋ＳｉＯ２重量比との関係を示す曲線
図、第２図は同吹付材の加熱後の線変化率（収縮率）と
ＳＩＯ２添加量との関係を示す曲線図である。 Ａ・・・・・・ＣａＱ／Ｐ２０５重量比＝２．０の場合
の曲線、Ｂ・・・・・・ＣａＯ／Ｐ２０５重量比＝３．
０の場合の曲線。
熱間補修用吹付材の１４００℃における熱間曲げ強度と
ＣａＯ／Ｐ２０５＋ＳｉＯ２重量比との関係を示す曲線
図、第２図は同吹付材の加熱後の線変化率（収縮率）と
ＳＩＯ２添加量との関係を示す曲線図である。 Ａ・・・・・・ＣａＱ／Ｐ２０５重量比＝２．０の場合
の曲線、Ｂ・・・・・・ＣａＯ／Ｐ２０５重量比＝３．
０の場合の曲線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 酸化カルシウムとリン酸とを含有する塩基性耐火物
原料１００重量部に、Ｓｉ０２の合計量が１０重量部以
下になるように珪酸ソーダを添加しかつ吹付材中のＣ
ａＯ／ Ｐ２０ ， ＋Ｓ ｉ ０２重量比を０．５〜
３．５になるようにしたことを特徴とする乾式熱間補修
用吹付材。 ２ 酸化カルシウムとリン酸とを含有する塩基性耐火物
原ｆ＋ｔｏｏ重量部に、ＳｉＯの合計量が１０重量部以
下になるように珪酸ソーダと金属シリコンまたは／およ
びフエロシリコンとを併用添加しかつ吹付材中のＣａＯ
／Ｐ２０５＋ＳｉＯ２重量比を０．５〜３．５になるよ
うにしたことを特徴とする乾式熱間補修用吹付材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51070424A JPS5848508B2 (ja) | 1976-06-17 | 1976-06-17 | 乾式熱間補修用吹付材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51070424A JPS5848508B2 (ja) | 1976-06-17 | 1976-06-17 | 乾式熱間補修用吹付材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52154818A JPS52154818A (en) | 1977-12-22 |
| JPS5848508B2 true JPS5848508B2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=13431070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51070424A Expired JPS5848508B2 (ja) | 1976-06-17 | 1976-06-17 | 乾式熱間補修用吹付材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848508B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6152512U (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-09 | ||
| JPS61200020A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-04 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用空調装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0119812B1 (en) * | 1983-03-18 | 1992-02-05 | Quigley Company Inc. | Monolithic refractory composition |
-
1976
- 1976-06-17 JP JP51070424A patent/JPS5848508B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6152512U (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-09 | ||
| JPS61200020A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-04 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用空調装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52154818A (en) | 1977-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS61111973A (ja) | 耐火吹付け材の吹付け方法 | |
| JPS5848508B2 (ja) | 乾式熱間補修用吹付材 | |
| JPH04280877A (ja) | 炉壁熱間補修用吹付材 | |
| JP3118522B2 (ja) | レススラグ操業転炉用熱間補修吹付材 | |
| KR100369265B1 (ko) | 화염 용사 보수용 분상 혼합물 | |
| JPS5837276B2 (ja) | 溶融金属樋用耐火材料 | |
| JPS591234B2 (ja) | 塩基性吹付耐火組成物 | |
| KR100221803B1 (ko) | 제강용기용 카본계 스프레이재 | |
| JP3699588B2 (ja) | 焼き付け補修材 | |
| JPS6158867A (ja) | 炉壁補修用高シリカ質溶射材料 | |
| JP2751968B2 (ja) | 塩基性不定形耐火物 | |
| JPS62119162A (ja) | 不焼成耐火れんが | |
| JPS5848510B2 (ja) | 耐火材構築物の熱間補修材 | |
| JPS6142672Y2 (ja) | ||
| JPS643831B2 (ja) | ||
| SU1096249A1 (ru) | Огнеупорна защитна обмазка | |
| JPS63248765A (ja) | ＭｇＯ−ＣａＯ−Ｃれんが | |
| JP3018057B2 (ja) | ＭｇＯ−ＺｒＯ２ −ＳｉＯ２ 系溶射材料 | |
| JPS5818348B2 (ja) | 吹付補修材 | |
| JPH04182361A (ja) | 吹付補修材 | |
| JPS5935964B2 (ja) | 混銑車用脱硫ランスパイプの補修法 | |
| JPH0251869B2 (ja) | ||
| JPH04182360A (ja) | 混銑車用補修材 | |
| JPH06240323A (ja) | 高炉出銑樋内張材 | |
| JPH05843A (ja) | 混銑車湯当り部用耐火物ブロツク |