JPS5848412B2 - 容器の真空密封方法およびその装置 - Google Patents

容器の真空密封方法およびその装置

Info

Publication number
JPS5848412B2
JPS5848412B2 JP50054370A JP5437075A JPS5848412B2 JP S5848412 B2 JPS5848412 B2 JP S5848412B2 JP 50054370 A JP50054370 A JP 50054370A JP 5437075 A JP5437075 A JP 5437075A JP S5848412 B2 JPS5848412 B2 JP S5848412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air space
container body
lid sheet
container
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50054370A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51131783A (en
Inventor
紀一郎 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP50054370A priority Critical patent/JPS5848412B2/ja
Publication of JPS51131783A publication Critical patent/JPS51131783A/ja
Publication of JPS5848412B2 publication Critical patent/JPS5848412B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器の真空密封方法訟よびその装置に関する
ものであり、特に、蓋を熱融着するためのつばを有する
容器を真空包装するための排気密封システムおよびそれ
を行なう装置に関するものである。
従来真空包装は、袋物あるいは半硬質の深絞り形式の容
器に限られていた。
というのは、硬質成型容器を従来の方式で真空密封を行
なうと、密封時または密封後に本体容器が大気圧で変形
してしまい、用をなさないからである。
どうしても排気が必要な場合には、落とし蓋かあるいは
内容物をオーバフローさせながら蓋を容器体にシールす
る方法が従来ある。
しかしながら、この方法ではシール面に内容物(液)が
付着し、シール不良や汚れの原因になり、問題点がない
わけではなかった。
本発明の方法では、容器体の上部にあらかじめ脱気用の
エアースペースを形成した容器を用い、内容物は容器体
の中途まで入れ(移送の際内容物のこぼれかない)エア
ースペース部を除いてシールした後、脱気操作を行ない
、蓋を容器体のつば及び内容物の上面に密着させ、真空
包装する方法である。
この際、自動的に内外圧の圧力差を調節する方式をとっ
ているため、容器のへこみやつぶれが女い。
また密着方法が従来のオーバーフロー法とは逆なため真
空包装体にみられる多くのしわが一切発生せず、非常に
美麗な仕上がりになるものである。
すなわち、具体的には、容器本体のつばの一部にエアー
スペースを形戒してなる容器体を真空密封装置の枠体に
設置し、該容器体に対して蓋シートを前記エアースペー
ス部を除いてつばに融着せしめ、前記エアースペースを
通じて容器内の空気を脱気するとともに、容器体外側と
枠体との間にある空気をも脱気することにより容器内外
の圧力を調節して、前記蓋シートを容器の口縁部及び内
容物の上面に密着させ、しかる後前記エアースペース部
に対して蓋シートを熱融着することを特徴とする容器を
真空密封する方法である。
かかる方法を行なう真空密封装置としては、容器体を設
置しうる枠体には容器の外側の空気を脱気する通気孔を
備え、かつこれとは別に容器に形成されたエアースペー
スと通じて容器内の空気を脱気するための脱気路を有し
、容器体のエアースペースを迂回してつば部に対して蓋
シートを押圧する押え型を具備し、さらに前記エアース
ペース部に対して蓋シートを融着させる熱シールバー装
置を備えてiるものである。
以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の方法を実施するための経路を示す概
略図であるが、図において、容器本体1はベルトコンベ
アー等の移送機2上に載せられて運ばれ、内容物充填器
3により、内容物を自動充填される。
一方、蓋となるシートは巻きロール4等から供給され、
途中加熱器5により加熱されて、真空包装装置6におい
て容器本体1と合流するものである。
ここで真空包装が行なわれ、エアースペースの部所をさ
らに封緘するためにシールパー7により二次シールを行
安い、最後にトリミング装置8により不要部分の抜き操
作を行なうものである。
第1図は真空包装の操作をライン的に示したものであり
、操作の順序を示すものであるが、操作の位置までをも
示すものではない。
例えば蓋となるシートを加熱する加熱器5やシールパー
7は真空包装装置6の内部に組入れても良い。
ここに釦いて、第2図に従って容器本体1の形状と蓋シ
一ト10について更に詳細に説明すれば、容器本体1は
つば部9を有し、かつ内容物を収納する凹陥部11を有
する点は、従来の容器となんら変わりばえしない。
しかしながら、つば部9の一部に脱気用のエアースペー
ス12を形成しているところが重要である。
蓋シ一ト10は少なくとも容器本体1のエアースペース
12部については若干大きめにしておく必要がある。
蓋シート10上に形式的に示された濃淡部13は真空包
装装置6における一次シールの形状を示すものである。
これからもわかるように、エアースペース12部に関し
ては一次シールは迂回しているものであり、蓋シ一ト1
0はこのためエアスペース12部に関しては余裕をもた
せるものである。
一次シールの形状はエアースペース12の端部から若干
の間隔aを釦いて施されるものである。
Z釦、エアースペース12の形状についてであるが、第
2図の実施例では断面波形のものが示されているが、勿
論これに限られるものではなく、例えば断面が上方のな
い四角形型や三角形型でもよく、要するにつば部9に対
して平担な蓋シ一ト10を密着させた際、この境界面に
通路となる間隙を生ぜしめるものであれば、どのような
形状でもさしつかえない。
次に、本発明の容器の真空密封方法を装置を1じえて詳
細に説明する。
すなわち、第3図にかいて、内容物14を収容している
容器本体1は、底型15の上に載置されている。
底型15は上下に可動式であり、したがって底型15上
の容器本体1を枠金型16の凹部に設置することができ
る。
枠金型16には、真空脱気用の通気孔17.18が設け
られる。
通気孔17.18は容器本体1の下側の空気を脱気する
ためのものである。
その他に通気孔として枠金型16の側部の一部に脱気路
19が設けられている。
該脱気路19は、容器本体1のエアースペース12を通
して容器内の空気を脱気するためのものである。
これらの通気孔は枠金型16の下部で合流し、通路21
を通じてポンプに接続される。
枠金型16の上面にはゴム等の可塑性材料20が被覆さ
れている。
蓋シート10は担持体22により容器本体1の上に搬送
される。
その蓋シ一ト10の上には押え型23が存在する。
第4図は本発明の真空密封包装を行なっている装置を示
す断面図であるが、図にお−いて、底型15は下降して
容器本体1は枠金型16の凹部に納まっている。
また押え型23も下降して蓋シ一ト10を容器本体1の
つば部9に押えつけ、一部は枠金型16の上面に蓋シー
ト10を押えつけることにより、容器本体1の内部を外
界から遮断する。
押え型23は熱シールバーの機能も兼ねるものであり、
先に第2図に示した濃淡部13の形状のように蓋シ一ト
10を容器のつば部9に熱シールするものである。
蓋シ一ト10は加熱状態にあるものであるから、押え型
23により押えるだけで、容器本体1のつば部9に熱融
着するのが多くの場合であるが、押え型23に加熱装置
を組入れるなどして、押え型23自体に加熱機能を持た
せ、熱融着作用を確実なものにすることもありうる。
このようにすれば、容器本体1の内部は、エアースペー
ス12を介して脱気路19と通じることになる。
第5図にも示すように、この状態において、真空吸引操
作を行なえば、容器内の空気はエアースペース12から
脱気路19を通じて排気されるものであり、一方、通気
孔17.18により、容器の下側の空気も排気される。
すなわち、本発明の特徴のうちのひとつはここにあるの
であって、容器内を真空排気する際に金型と容器の間隙
に存在する空気をも同系統の真空吸引装置により脱気操
作を行なうため、容器の内外相方の圧力がつりおいを保
ち、その結果容器がつぶれないのである。
蓋シ一ト10は、容器内の空気が排出され、上から大気
圧で押されるため、容器本体1の口縁部むよび内容物1
4の上面に密着するものである。
かかる操作が終了したあと、さらにシールパー7により
エアースペース12部を密封するための二次シールを行
なうものである。
本発明は以上のようなものであり、本発明にあつては、
容器の一部にあらかじめエアースペースを残してシール
した後、このエアーを排除し、蓋が内容物の上面に密着
する方式を採用しているものであり、この時、容器の内
外の圧力差を調節するものであるから、容器本体にへこ
み、つぶれが生じない。
また容器と蓋の密着方法が、従来のように内容物をオー
バフローさせながら熱シールする必要がないので密封は
確実に行なわれ、汚れや容器に多くのしわが発生せず、
非常にきれいに仕上る。
本発明の方法耘よび装置は、食品等の真空包装に用いれ
ば、その効果は絶大なものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を説明するためのものであって、
第1図は本発明の方法を実施するための経路を示す概略
図であり、第2図は本発明に用いる容器体の形状と蓋シ
ートを示す斜視図であり、第3図耘よび第4図は本発明
の方法を行iう装置を示す断面図であり、第5図はその
主要部を拡大して示す説明図である。 1・・・容器本体、7・・・シールバー、9・・・つば
部、10・・・蓋シート、12・・・エアースペース、
14・・・内容物、15・・・底型、16・・・枠金型
、17,1B・・・通気孔、19・・・脱気路、20・
・・可塑性材料、23・・・押え型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容器本体のつばの一部に、該つば部に対して平坦i
    蓋シ一トを密着させた時につば部と蓋シートの境界面に
    通路となる間隙を生ぜしめるエアースペースを形成して
    なる容器本体を枠金型の凹部内に設置し、この容器本体
    に対して蓋シートを前記エアースペース部を除いてつば
    部に融着せしめ、エアースペース部については該エアー
    スペースを迂回し、その端部から若干の間隔aをあけて
    蓋シートを枠金型の上面に押圧することにより、前記エ
    アースペースと枠金型に設けられた脱気路とを通じさせ
    る一次シールを行ない、前記エアースペースを通じて容
    器内の空気を脱気するとともに容器体外側にある空気も
    脱気することにより容器内外の圧力を制御し、前記蓋シ
    ートを容器本体の口縁部および内容物の上面に密着させ
    、しかる後前記エアースペースに対して蓋シートを熱融
    着する二次シールを行なう容器の真空密封方法。 2 容器本体を設置する凹部に容器本体の外側の空気を
    脱気する通気孔を備え、かつ容器本体のつば部の一部に
    形威されたエアースペースと通じて容器内の空気を排気
    するための脱気路を有する枠金型と、容器本体のつば部
    に対しては蓋シートを融着せしめ前記エアースペースに
    対しては迂回し該エアースペースの端部から間隔aを設
    けて蓋シートを枠金型の上面に押圧する一次シール用の
    押え型と、さらに前記エアースペース部に対して蓋シー
    トを融着させる二次シール用の熱シールバー装置とを備
    えてなる容器の真空密封装置。
JP50054370A 1975-05-06 1975-05-06 容器の真空密封方法およびその装置 Expired JPS5848412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50054370A JPS5848412B2 (ja) 1975-05-06 1975-05-06 容器の真空密封方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50054370A JPS5848412B2 (ja) 1975-05-06 1975-05-06 容器の真空密封方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51131783A JPS51131783A (en) 1976-11-16
JPS5848412B2 true JPS5848412B2 (ja) 1983-10-28

Family

ID=12968765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50054370A Expired JPS5848412B2 (ja) 1975-05-06 1975-05-06 容器の真空密封方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5848412B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1095396A (en) * 1977-08-05 1981-02-10 Reid A. Mahaffy Packaging apparatus and techniques for forming closure tops

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104789A (ja) * 1973-01-29 1974-10-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104789A (ja) * 1973-01-29 1974-10-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51131783A (en) 1976-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5105603A (en) Packaging machine for producing a reclosable package for a product
EP0467002B1 (en) Method of manufacturing labeled containers
US3956867A (en) Method of producing a package
US3492773A (en) Method of vacuum packaging
CA2182807C (en) Apparatus for sealing a container
US3159695A (en) Process for pneumatic formation of thermoplastic foils
US3866390A (en) Apparatus for evacuating and sealing thermoplastic bags
US5598684A (en) Vacuum package, method and apparatus for making such vacuum package filled with granular material
JP3302390B2 (ja) 開口装置の製造方法
US3695900A (en) Evacuated hermetically sealed package with semirigid shell and stretchable closure
JPS62260639A (ja) 包装容器の開口装置の製造方法及びその装置及び開口装置
US3715853A (en) Boilable bakeable package and method
US3522687A (en) Single-chamber packaging machine for semi-rigid packages
US3709702A (en) Hermetically sealed food package
JPS5848412B2 (ja) 容器の真空密封方法およびその装置
JPS61501143A (ja) シ−リングステ−ションを有する包装機
US4055671A (en) Hermetically sealed package
JP2665581B2 (ja) 真空包装方法
EP1147990A3 (en) Bottle of thermoplastic material and method for the manufacture and filing of same
USRE27136E (en) Apparatus and techniques for evacuat- ing and sealing a semi-rigid plastic tray
JPS6344612B2 (ja)
JPS6127252B2 (ja)
JPS6323052B2 (ja)
US3294615A (en) Plastic bag making machine
JPS6026701B2 (ja) キヤツプ付注ぎ口を有する袋の製法