JPS5848178Y2 - 乗物用座席装置 - Google Patents

乗物用座席装置

Info

Publication number
JPS5848178Y2
JPS5848178Y2 JP14570178U JP14570178U JPS5848178Y2 JP S5848178 Y2 JPS5848178 Y2 JP S5848178Y2 JP 14570178 U JP14570178 U JP 14570178U JP 14570178 U JP14570178 U JP 14570178U JP S5848178 Y2 JPS5848178 Y2 JP S5848178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
aisle
locking
window
seats
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14570178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5562431U (ja
Inventor
定春 金子
弘 横山
Original Assignee
富士重工業株式会社
日本発条株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社, 日本発条株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP14570178U priority Critical patent/JPS5848178Y2/ja
Publication of JPS5562431U publication Critical patent/JPS5562431U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5848178Y2 publication Critical patent/JPS5848178Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は座席を横方向に摺動自在に支持する横移動機構
を備えた乗物用座席装置に関する。
飛行機、鉄道車両、バスなどのように横方向に併設され
た複数の座席を有するものにおいては、相隣る座席の相
対的位置を調節することにより着座者相互の干渉を軽減
するようにした座席の横移動機構を設けることが望まし
く、このような機構については従来から種々な提案がな
され、また例えば西ドイツ特許第1087914号公報
に見られるように実施されている。
しかしながらこの種の従来装置においては、たとえばシ
リンダ装置を用いるものにあっては構造が複雑でコスト
高になるという難点がある。
また、リンク機構を用いるものにあっては2位置間の移
動に限られるとともに移動に際して座席を持ち上げなげ
ればならないなどの不便がある。
さらに、座席を支持する前後一対のスライド機構の一方
のみに横方向位置設定部を設けたものにあっては、座席
に捩れを生じ易く、かつ強度的に弱点を有するなどの難
点がある。
また、実開昭50−90328号公報に見られるような
ものもあるが、このものは鉄道車輌や観光バス等のよう
に横方向に隣り合う複数の座席を有するものにおいて通
路を広く使用できるように考慮されたものではなかった
本考案は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、相隣る座席相互の横方向相対位置を調
節できるとともに通路を広く使用することができ、しか
も構造が簡単であるとともに強度的に優れ、かつ横方向
位置を簡単かつ容易に多段階に設定することができ、し
かも座席の捩れを生ずるようなことのない乗物用座席装
置を提供することにある。
以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
図面はたとえば観光バス用の2大損は座席を示し、第1
図において右手前側が通路となる。
車体の床面等に取付けられる脚フレーム1は、4本の支
柱2・・・上に枠体3を固定して構成されている。
この枠体3は、窓側座席用横パネル4a、4b間に前パ
イプ5aおよび後バイブ5bを架設−jるとともに、こ
れら前パイプ5aおよび後バイブ5bの下方に通路側の
前バイブロaおよび後バイブロbの一端がプラタン)?
a 、7aを介して固定され、これら前バイブロasお
よび後バイブロbの他端を通路側に延長し、これら端部
間に側パイプ8を架は渡して構成されている。
したがって通路側の前バイブロas後バイブロbおよび
側パイプ8は、前記窓側の前パイプ5a、後バイブ5b
よりも一段下がった位置に設けられている。
なお7b、7bは通路側前、後バイブロa、6bを窓側
座席方向パネル4bに固定するブラケットである。
また窓側座席用様パネル4a、4b間には図示しないク
ッション体が配される。
一方、通路側前バイブロaおよび後パイプ6bにはそれ
ぞれ軸方向に離間してコ字状のプラタン)9a 、9a
および9b。
9bが設けられており、これらプラタン)9a 。
9a 、sb 、9bを介して横移動機構10が取付け
られている。
横移動機構10は第2部材としての一対の下側レールI
la、11bと、これら下側レール11a、Iibに横
方向へ摺動自在に係合する第1部材としての上側レール
12a、12bとで構成され、下側レール11a、11
bはそれぞれ上記通路側前、後バイブロa 、6b上に
その軸方向に沿って取り付けられている。
すなわち、各下側レール11a、11bの下面には、ね
じ棒13a 、13a 、13b 、13bを突設し、
これら各ねじ棒13a 、13a 、13b 、13b
を前記ブラケット9a 、9a 、9b 、9bに貫通
させ、前、後バイブロa 、6bの下方からナツト14
・・・で締付けることによって、下側レール11a。
11bは前、後バイブ5a 、5bにそれぞれ固定され
る。
また上側レール12a、12bは通路側座席に固定され
るが、この通路側座席は基体15と、この基体15上に
配される図示しないクッション体とを備えている。
上記基体15は通路側座席用様パネル16a、16b間
に前パイプ17aおよび後バイブ17bを架設して枠組
みされ、これら前、後バイブ17a、17bにはそれぞ
れ軸方向に離間してコ字状のプラタンN8a、18a1
8b、18bが設けられている。
そして前記上側レール12a、12bの各上面にはねじ
棒19a。
19a、19b、19bが突設されており、これらねじ
棒19a 、19a 、19b 、19bを上記ブラケ
ット18a、18a、18b、18bに挿通させ、前、
後バイブ17a、17bの上方からナツト20・・・を
螺着することにより、これら上側レール12a、12b
は通路側座席の基体15に固定される。
したがって、これら上側レール12a。12bを下側レ
ール11a、11bに係合させれば、通路側座席は、下
側レール11a、11bと上側レール12a、12bと
によって横方向に摺動可能に取着されることになる。
このような通路側座席は、スプリングの一例としての引
張コイルばね21によって常に窓側座席方向に吸引付勢
されている。
引張コイルばね21はその一端を窓側座席用の一方の横
パネル4bに係止してあり、他端を通路側座席の一方の
横パネル16bに係止しである。
したがって通路側座席は、引張コイルばね21によって
常に窓側に引き寄せられるようになっている。
上記横移動機構10を構成する下側レール11a。
11bおよび上側レール12a 、 12bは、これら
のいずれか一方、たとえば下側レール11aおよび11
bにはそれぞれ第1係合部としての複数の係止窓22・
・・が横方向に間隔的に配設されている。
また、他方の上側レール12aおよび12bには各一対
の軸受部23.23がそれぞれ横方向に間隔的に配設さ
れており、これら軸受部23・・・を介して前側操作軸
24aおよび後側操作軸24bがそれぞれ横方向軸線回
りに回動自在に支持されている。
そして、これら操作軸24a 、24bには軸受部23
.23の中間部に位置して第2係合部としての係止腕2
5.25がそれぞれ固設されており、これら係止腕25
.25は各先端部がそれぞれ上記係止窓22・・・と係
脱自在に係合可能に形成されている。
上記操作軸24a 、24bには通路側に配された一端
部に位置して連結用ブラケット26.26がそれぞれ固
設されており、これらプラタン)26.26の各先端部
に両端部がそれぞれ係止された連結部材27を介して相
互に連動可能に連結されている。
また、操作軸24a。24bの少なくともいずれか一方
、たとえば前部操作軸24aには、上記一端部に位置し
てバンドル28が取着されている。
さらに、操作軸24a。24bの各他端部には捩りコイ
ルばね29,29の各一端がそれぞれ連結されている。
これら捩りコイルばね29.29は、各他端が上記上側
レール12a、12bにそれぞれ連結され、操作軸24
a 、24bを係止腕25.25が係止窓22・・・と
係合する方向に付勢している。
なお、上記パネル4a 、4b 、 16a 、 16
bは、これらの各後端部に連結された背凭部枠体30.
30をそれぞれ支持しており、これら枠体30.30に
は図示しない背凭部クッション体がそれぞれ取付けられ
ている。
上述のように構成された装置を用いる場合には、・・ン
ドル28を第3図において矢印方向に回動すれば前側操
作軸24aが同方向に回動され、ブラケツ)26.26
および連結部材27を介して後側操作軸24bも同動回
動される。
これにより係止腕25.25と係止窓22・・・との係
合が解除されるので、上側レール12a、12bは横方
向に摺動可能な状態となり、基体15が引張コイルばね
21の張力を受け、通路側座席は窓側方向に移動される
また、この状態において通路側座席を所望位置近傍に移
動させ、ノ・ンドル2Bに加えられていた矢印方向の回
動力を除けば、操作軸24a。
24bは捩りコイルばね29,29の復元力により初期
位置方向に回動される。
このとき係止腕25.25と係止窓22・・・とが相互
に正対していれば両者は係合し、上りレール12a、1
2b。
したがって通路側座席の横移動が拘束される。
もし、係止腕25,25と係止窓22・・・とが相互に
正対していない場合は、座席を横方向に若干移動させれ
ばよい。
上述のように構成された装置においては、下側レールl
la、11bおよび上側レール12a。
12bのいずれか一方に係止窓22・・・を形成すると
ともに、他方には係止腕25.25、操作軸24a 、
24b、軸受部23,23、連結部材27等を設けるだ
けでよいので、構造が簡単で容易に量産することができ
る。
また、座席はハンドル280回動操作によって横移動可
能になるとともに、ハンドル28の操作力を除くことに
より所望位置に設定することができ、取扱いが簡単かつ
容易である。
さらに、係止窓22・・・の数を適宜に設定しておくこ
とのより座席位置を多段階に設定可能である。
しかも、係止窓22・・・および係止腕25.25を前
側および後側の両方に設けたので座席の捩れを生ずるよ
うなことがなく、強度的にも優れているのみならず良好
な座り心地を得ることができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されろものではな
く、たとえば観光バス以外の各種バスその他の自動車、
鉄道車両、航空機、船舶等にも適用可能であり、かつ3
大損以上の場合にも利用し得る。
また、上側レール12a 、12bに係止窓22・・・
を設けるとともに下側レール11a、11bに係止腕2
5等を設けるようにしてもよい。
さらに、これらのいずれの場合であっても上記係止窓2
2・・・に代えて適宜の凹部等を設けるようにしてもよ
く、あるいは係止窓22・・・の代りに突部を設げると
ともにこの突部と係脱自在に係合可能な窓または凹部を
係止腕25がわに設けるようにしてもよい。
その他、本考案の要旨とするところの範囲内で種々の変
更、応用が可能である。
本考案は、上述したように、左右に隣り合う複数の座席
をフレームに取付け、これら座席のうち少なくとも通路
側の座席は横移動機構によって支持するようにし、この
横移動機構は、横方向に摺動自在に係合する上側レール
等の第1部材および下側レール等の第2部材のいずれか
一方には係止窓等の複数の第1係合部を横方向に間隔的
に配設するとともに、他方には上記第1係合部と係脱自
在に係合可能な係止腕等の第2係合部を設け、かつ前後
一対をなす第2係合部を相互に連動可能に連結したこと
を特徴とするものである。
したがって、相隣る座席相互の横方向相対位置を調節で
きるのは勿論のこと、構造が簡単であるとともに強度的
に優れ、かつ座席の横方向位置を簡単かつ容易に多段階
に設定することができ、しかも座席を捩れが生じないよ
グに支持することができる。
そして、ロックを解除するとスプリングめ付勢力によっ
て通路側の座席を窓側に移動させることができるから、
通路を広く使用できるなど、実用上の効果は太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同側
の分解斜視図、第3図は要部の拡大斜視図である。 1・・・・・・脚フレーム、3・・・・・・枠体、4a
、4b。 16a、16b・・・・・・座席用横パネル、10・・
・・・・横移動機構、11a、llb・・・・・・下側
レール(第2部材)、12a、12b・・・・・・上側
レール(第1部材)、21・・・・・・引張コイルばね
(スプリング)、22・・・・・・係止窓(第1係合部
)、23・・・・・・軸受部、24・・・・・・操作軸
、25・・・・・・係合腕(第2係合部)、27・・・
・・・連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに左右に隣り合う複数の座席を取付け、これら
    座席のうち少なくとも通路側の座席は横方向の相対的位
    置を調節する横移動機構によって支持するようにし、こ
    の横移動機構は、前後一対をなす第1部材と、これら第
    1部材にそれぞれ横方向に摺動自在に係合して上記フレ
    ーム側に取付けられた第2部材とを有し、相互に係合す
    る上記第1部材および第2部材のいずれか一方には複数
    の第一係合部を横方向に間隔的に配設するとともに、他
    方には上記第1係合部と係脱自在に係合可能な第2係合
    部を設け、かつ前後一対をなす上記第2係合部を相互に
    連動可能に連結し、さらにこの通路側の座席を窓側座席
    方向に常時付勢するスプリングを設けたことを特徴とす
    る乗物用座席装置。
JP14570178U 1978-10-23 1978-10-23 乗物用座席装置 Expired JPS5848178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14570178U JPS5848178Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 乗物用座席装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14570178U JPS5848178Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 乗物用座席装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5562431U JPS5562431U (ja) 1980-04-28
JPS5848178Y2 true JPS5848178Y2 (ja) 1983-11-02

Family

ID=29125511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14570178U Expired JPS5848178Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23 乗物用座席装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5848178Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5562431U (ja) 1980-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69304145T2 (de) Sitz und seine Verwendung in einem Fahrzeug
DE3885641T2 (de) Einbausitz für die Beförderung von Kindern in Kraftfahrzeugen.
DE102005032602B4 (de) Sitzbank eines Kraftfahrzeuges
JP4440890B2 (ja) 乗り物の内部空間を変更する方法と、その方法を実現するための座席
EP0943482B1 (de) Anordnung von zumindest zwei nebeneinander angeordneten Sitzen einer Sitzreihe eines Kraftfahrzeuges
DE102004057471B4 (de) Fahrzeugsitz, insbesondere Kraftfahrzeugsitz
DE60304643T2 (de) Vorrichtung und System zum Filtrieren der Schwingungen einer Passagierhalterung, und mit solchem System ausgestatteter Passagierhalterung.
DE102012016918B4 (de) Fahrzeugsitz mit Bodenstellung
JP2004106739A (ja) 車両用シート配列構造
JP2004131044A (ja) 自動車用フロントシート組立体
DE102008053140B3 (de) Passagiersitz mit einstellbarer Sitzfläche
US6547329B2 (en) Device for securing object on motor vehicle seat having securements formed by articulated elements
EP1449713B1 (de) Kopfstütze mit verschiebbarem Kopfstützenauflageteil und Kopfstützen-Komfortflügeln
JPS5848178Y2 (ja) 乗物用座席装置
DE60223843T2 (de) Kraftfahrzeugsitz mit einer kniestütze
WO2020058260A1 (de) Sitzvorrichtung und fahrzeug
DE102022111108A1 (de) Faltbarer Fahrzeugsitz
KR102411246B1 (ko) 숄더 조절 장치를 포함하는 시트 백
EP1288113B1 (de) Fahrerhaus eines Nutzfahrzeugs
DE69305562T2 (de) Mehrfach verstellbarer Sitz
DE102018108488B4 (de) Kraftfahrzeug mit einer Pedalkonsole und einem Sitz
EP3362022A1 (de) Prallplatteneinrichtung für ein fahrzeug des öffentlichen verkehrs
DE102004036280B4 (de) Ruheliege
EP0995628A2 (de) Bidirektionaler Fahrgastsitz für Busse und Bahnen
JP3162537B2 (ja) 車両用回転腰掛