JPS5848131Y2 - インクジエツトプリンタ - Google Patents

インクジエツトプリンタ

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Publication number
JPS5848131Y2
JPS5848131Y2 JP10979879U JP10979879U JPS5848131Y2 JP S5848131 Y2 JPS5848131 Y2 JP S5848131Y2 JP 10979879 U JP10979879 U JP 10979879U JP 10979879 U JP10979879 U JP 10979879U JP S5848131 Y2 JPS5848131 Y2 JP S5848131Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
air
flow
air flow
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP10979879U
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English (en)
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JPS5627934U (ja
Inventor
直友 地主
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Priority to JP10979879U priority Critical patent/JPS5848131Y2/ja
Publication of JPS5627934U publication Critical patent/JPS5627934U/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吐出されるインク流に空気流を付加せしめたイ
ンクヘッドを有するインクジェットプリンタに関する。
インク流に空気流を付加せしめたインクヘッドを有する
インクジェットプリンタは例えば特開昭52−8242
6号公報に示されている。
第1図はその構成を示す模型図で、1は2室構造のイン
クヘッドで、第1の室2に結合された圧電振動板3の振
動に依って第2の室4を介してノズル5がらインク流が
吐出される。
尚この2室構造のインクヘッド1の動作については特公
昭53−45698号公報に更に詳しい説明が為されて
いる。
6は上記インク流を吐出するノズル5前方に設けられた
空気室、7は該空気室6に第1の空気流8を供給するエ
アーポンプで、該エアーポンプ7からの第2の空気流9
はインクヘッド1にインクを供給チューブ10を介して
供給しているインクタンク11にも導がれている。
従って、インクタンク11内のインクの圧力はこの第2
の空気流9に依って一定に保持され、インクは供給チュ
ーブ10内を毛細管現象と相俟ってインクヘッド1に向
って流れる。
この様に第1の空気流8をインクヘッド1の空気室6に
導くことに依ってノズル5から吐出されるインク流は加
速されるので応答速度が上昇し高速化が実現出来ると共
に、インクタンク11のインクはインクヘッド1に第2
の空気流9と毛細管現象とに依って供給され装置の簡略
化が図れると云う優れた利点を有している。
然し乍ら、上記エアーポンプ7の第1の空気流の空気圧
P1と第2の空気流のそれP2(インクタンク11内の
圧力)との間には非常に厳しい関係が要求され、通常P
2/PI=0.5程度に設定されている。
例えば、上記空気圧の比P2/P1がP2/P、>0.
5となるとノズル5からインクの漏れが発生したり、圧
電振動子3の振動に拘らずノズル5がらインク流が強制
的に吐出されたりする。
また逆にP2/P、<0.5となるとインクヘッド1が
らインクタンク11にインクが逆流するがらである。
この様に空気圧の比P2/P1を所定の値に設定する為
にエアーポンプ7とインクタンク11との間には減圧手
段例えば空気圧調整バルブ12が配挿され第2の空気流
の空気圧P2を減圧せしめている。
然し装置の始動時及び終了時第1の空気流の空気圧P1
立上り並びに立下りは第2の空気流の空気圧P2のそれ
に比べ鋭く空気圧の比P2/P1が所定の値から外れ、
上記したインクの漏れや強制的な吐出更にはインクの逆
流が発生する。
本考案は斯る点に鑑みて為されたものであって、以下に
詳述する。
第2図は本考案インクジェットプリンタの構成を示す模
型図であって、第1図と同じものに就いては同番号が付
してあり、1はインクヘッド、2は第1の室、3は圧電
振動子、4は第2の室、5はノズル、6は空気室、7は
エアーポンプ、8は第1の空気流、9は第2の空気流、
10は供給チューブ、11はインクタンク、12は空気
圧調整バルブで、異なるところは上記減圧手段としての
空気圧調整バルブ12を始動時及び終了時バイパスする
バイパス路13を設けたところにある。
このバイパス路13は上記空気圧調整バルブ12に対し
て並列に配置されエアーポンプ7とインクタンク11と
に連る2本のバイパス管14.15と、該バイパス管1
4の一方に設けられる始動時電磁的にバルブを開く電磁
バルブ16と、他方のバイパス管15に配挿されたイン
クタンク11側からエアーポンプ7側にのみ空気流を流
通せしめる逆止バルブ17とから構成されている。
而して、始動時及び終了時の動作を第3図並びに第4図
を用いて説明する。
第3図aは第1・第2の空気流8,9の空気圧P1.P
2の時間的変化を示す曲線図で、第1の空気流8の空気
圧P1はエアーポンプ7の始動と共に所定の値例えば0
、1 kg/Cm2まで急峻に立上る。
一方、第2の空気圧P2はバイパス路13が無い従来例
に於いては空気圧調整バルブ12の空気抵抗の為に例え
ば0.05 kg/crn2まで緩慢に立上り、空気圧
の比P2/P1が所定値0.5になるまでT1時間経過
する。
従って、このT1間に前述した危惧が発生する。
然し、第3図すに示す如きタイミングt。〜t1でバイ
パス路13を構成する一方のバイパス管14の電磁バル
ブ16を開くとエアーポンプ7から出発した第2の空気
流9は空気抵抗の高い空気圧調整バルブ12を通らず空
気抵抗の低い電磁バルブ16を介してインクタンク11
に導かれる。
この時他方のバイパス管15の逆止バルブ17は第2の
空気流8がエアーポンプ7側からインクタンク11側に
流れるので閉状態を呈する。
従って、第2の空気流9はタイミングt。
−11間バイパス路13を流れるので、第2の空気圧P
2は第3図aに於いて実線で示す如く略筆1の空気圧P
1と平行に立上り空気圧比P 2/ P 1を概ね所定
値に保持する。
次に終了時の動作説明を第4図を用いて行なつ。
インク流吐出終了時、即ちエア−ポンプ7停止時、第1
の空気流8の空気圧P1は第4図aに示す如く急激に減
少する。
然るにインクタンク11内の第2の空気流9の空気圧P
2は空気圧調整バルブ12が存在するので、バイパス路
13のない従来のものに於いては第4図aの破線の如く
緩やかに立下る。
然し、本考案に於いては他方のバイパス管15に逆止バ
ルブ17が設けられているので、第2の空気圧P2の方
が第1の空気圧P1に比べ大になった時、即ち図中τで
示すタイミングで上記逆止バルブ17は自動的に開き第
2の空気流9をインクタンク11からエアーポンプ7側
に逆流せしめている。
従って、第2の空気圧P2は第1の空気圧P1と圧力関
係が逆転するタイミングτ後第1の空気圧P1と共に急
激に減少する。
第4図すに逆止バルブ17の開状態を表すタイミングチ
ャートを示す。
この様に圧力関係が逆転後毛2の空気圧P2は自動的に
略筆1の空気圧P1と等しくなるので、この両者の空気
圧比P2/P1は約1となるがこの程度の値であればイ
ンクヘッド1のノズル5からインクの漏れは発生しない
第5図は本考案の他の実施例要部であるインクタンク1
1を示す断面図で、先の実施例に於いてはただ単にイン
ク容器18にインク19が満されていたが、この実施例
は第2の空気流9が導かれることに依って空気のインク
11への溶は込み現象が増長されるのを防ぐものである
即ち、空気がインク11に溶は込むとインクヘッド1内
の第1・第2の室2,4で気泡となりインク流の吐出を
妨げるので、上記インク11を空気を透過させにくい例
えば塩化ビニリテ゛ンと塩化ビニルとの共重合フィルム
やナイロンフィルム等の低空気透過材料から戊る袋状体
20に充填し上記空気の溶は込みを防いでいる。
尚、以上の説明に於いてはバイパス路13として電磁バ
ルブ16を有する一方のバイパス管14と、逆止バルブ
17を具備した他方のバイパス管15とを用いていたが
、装置の電源のカットに依りエアーポンプ7等の全体を
停止せしめる構造を採らず、電磁バルブ16を独立した
電源に依り動作する構造を採れば他方のバイパス管15
並びに逆止バルブ17を省略する事ができ、空気圧比P
2/P1をより正確に制御することができる。
本考案はインクジェットプリンタは以上の説明から明ら
かな如く、エアーポンプから発せられる第2の空気流を
インクヘッダに供給される第1の空気流に比べ減圧する
減圧手段を介してインクタンクに導くと共に、始動時及
び終了時第2の空気流が上記減圧手段をバイパスするバ
イパス路を設けたので、第1・第2の空気流の夫々の空
気圧に要求される関係を満足する事ができ、インクヘッ
ドのノズルからのインクの漏れ、インク流の強制的な吐
出並びにインクの逆流等の危惧を常時防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインクジェットプリンタを示す断面図、
第2図は本考案インクジェットプリンタを示す断面図、
第3図a、b、第4図a、l)は本考案の動作を説明す
る為の曲線図並びにタイミングチャート、第5図は本考
案の他の実施例の要部を示す断面図で、1はインクヘッ
ド、7はエアーポンプ、8は第1の空気流、9は第2の
空気流、11はインクタンク、13はバイパス路、16
は電磁バルブ、17は逆止バルブ、20は袋状体を夫々
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インクヘッドのノズルから吐出されるインク流にエアー
    ポンプに依って加圧された第1の空気流を付加し、上記
    インク流を加速すると共に、上記インクヘッドと連通し
    たインクタンクにも上記エアーポンプからの第2の空気
    流を加え、この空気流の空気圧に依ってインクタンクか
    らインクヘッドにインクを供給せしめるインクジェット
    プリンタに於いて、上記エアーポンプとインクタンクと
    の間に第2の空気流の空気圧を第1の空気流のそれに比
    べ減圧する減圧手段を設けると共に、第2の空気流がこ
    の減圧手段を始動時及び終了時バイパスするバイパス路
    を設けた事を特徴とするインクジェットプリンタ。
JP10979879U 1979-08-08 1979-08-08 インクジエツトプリンタ Expired JPS5848131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979879U JPS5848131Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 インクジエツトプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979879U JPS5848131Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 インクジエツトプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5627934U JPS5627934U (ja) 1981-03-16
JPS5848131Y2 true JPS5848131Y2 (ja) 1983-11-02

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ID=29342369

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JP10979879U Expired JPS5848131Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 インクジエツトプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3129736C2 (de) * 1981-07-28 1985-11-14 Passavant-Werke AG & Co KG, 6209 Aarbergen Verfahren zum Aufbringen einer Schicht aus Filterhilfs- oder Precoat-Mittel auf Filtertücher einer Plattenfilterpresse, sowie Plattenfilterpresse zur Durchführung des Verfahrens
JPS605209A (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 Noritake Tekkosho:Kk フイルタ−プレスにおける圧搾濾板

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JPS5627934U (ja) 1981-03-16

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