JPS5848087B2 - カメラヨウシヤツタノ カイヘイソウチ - Google Patents

カメラヨウシヤツタノ カイヘイソウチ

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JPS5848087B2
JPS5848087B2 JP8998375A JP8998375A JPS5848087B2 JP S5848087 B2 JPS5848087 B2 JP S5848087B2 JP 8998375 A JP8998375 A JP 8998375A JP 8998375 A JP8998375 A JP 8998375A JP S5848087 B2 JPS5848087 B2 JP S5848087B2
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JP
Japan
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blade
blades
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JP8998375A
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JPS5213329A (en
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栄一 恩田
正典 渡辺
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Seiko Koki KK
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Seiko Koki KK
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Publication date
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Priority to GB3251176A priority patent/GB1534082A/en
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Publication of JPS5848087B2 publication Critical patent/JPS5848087B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラ用シャツタに関する。
一般に、開放(先)および閉鎖羽根群(後幕)が順次開
口部を開開して露出作動を行う形式のカメラ用メタルフ
オーカルプレーンシャツタにおいては、下記の如き欠点
があった。
第1に、シャツタ羽根群の収納スペースによってシャツ
タの大きさが大きくなる傾向にあるため小型化されたカ
メラに適することが困難であった。
この欠点を除去する方法として、シャッタ羽根を細分割
してシャツタ羽根群の収納スペースを小さくする方法あ
るいはシャツタ羽根を小さくして収納スペースを小さく
する方法があるが、前者の方法では、分割数を増すにし
たがって遮光性が之しくなるという欠点を生じ、またシ
ャツタ羽根群の慣性的質量を益々増加させることになる
ため作動に悪影響を与え露出精度、耐久性等に支障をき
たすという欠点を生じる。
また、後者の方法では、開口部を被った状態での羽根重
なり量が減少するため遮光性に乏しくなるという欠点を
生じる。
第2に、慣性的質量の大きいシャック羽根群を開閉作動
せしめるために強力な1駆動力を必要とするので、シャ
ツタのチャージが重い、耐久性に乏しい等の欠点があっ
た。
第3に、最高速秒時、せん光同調用の秒時等を高速化す
るために幕速を速めると、露出作動終了後、閉鎖羽根群
がバウンドによって再び開口部の一部分を開放していわ
ゆる再露出になるという欠点があった。
本発明は、このような種々の欠点を除去するに有効な、
且つ簡単な機構で構成されたシャツタの開閉装置を提供
するものであり、以下図面を参照してその詳細を説明す
る。
第1図乃至第3図は本発明による第1の実施例を示すも
ので、第1図はシャツタがチャージされた状態を示す正
面図、第2図はシャツタが露出作動を終了した直後の状
態を示す正面図、第3図はシャツクが一連の作動を終了
した状態を示す正面図である。
図において、1はフイノ、レム露光のための開口部1a
を有する基板、2はシャツタ羽根の作動空間を形成する
ための押え板で、開口部1aと一致する開口部2aを有
し基板1上に固着2bされている。
3は露出作動時に開口部1aを開放するための開放羽根
群で、開放スリット形成羽根3aと遮蔽羽根3bとの2
枚から成り、基板1上に軸支4e,5eされた開放部材
4と開放補助部材5とによってリンク機構を構成して、
該開放部材4と該開放補助部材5に軸支4a,5at4
by5bされている。
6は露出作動時に開口部1aを閉鎖するための閉鎖羽根
群で、閉鎖スリット形成羽根6aと遮蔽羽根6bとの2
枚から或り、上記開放羽根群3と実質的に同様に、基板
1上に軸支7e,8eされた閉鎖部材7と閉鎖補助部材
8とによってリンク機構を構或して、該閉鎖部材7と該
閉鎖補助部材8に軸支7a,8a,7b,8bされてい
る。
開放部材4には曲部4cが備えられ、開放駆動部材9と
の間に弾装されたバネ4fによって左旋性が与えられて
いる。
閉鎖部材7には腕7dが備えられており、閉鎖駆動バネ
7fによって右旋性が与えられている。
9は開放駆動部材で、軸4eと同軸に軸支され、開放駆
動バネ9fによって右旋性が与えられている。
10は開放部材4と開放駆動部材9とを連結するための
連結部材で、該開放部材4の曲部4cと係脱可能な爪部
10aと、閉鎖部材7の腕7dが叩接する曲部10bと
を有し、軸10eによって該開放駆動部材9上に軸支さ
札バネ10fによって右旋性が与えられている。
なお、カメラの小型化を目的とする場合には、開放およ
び閉鎖羽根群3,6あるいは該閉鎖羽根群6のみを、細
分割(例えば3,4枚等)した羽根あるいは小さい羽根
で構或する。
また、シャッタ羽根群の慣性的質量を減らす目的の場合
には、開放および閉鎖羽根群3,6あるいは該閉鎖羽根
群6だけを小さい羽根で構成するか、あるいは該閉鎖羽
根群6をプラスチック材等の軽い羽根で構成する。
次に、その作動について説明する。
第1図に示すシャツタがチャージされた状態から、公知
の装置によって開放部材4の係止(図示略)を解くと、
該開放部材4は駆動力9fを有する開放駆動部材9によ
って右旋回を始め、開放羽根群3を下方へ向って走行せ
しめて開口部1aを開放してフイルム露出を行う。
該開放羽根群3が開放作動を始めてから所望の露出時間
が経過すると、公知の装置によって閉鎖部材7の係止(
図示略)が解かれ、該閉鎖部材7は駆動力7fによって
右旋回を始め、閉鎖羽根群6を下方へ向って走行せしめ
て開口部1aを閉鎖して露出作動を終了する。
露出作動終了直後の状態を第2図に示す。図は閉鎖部材
7の腕7dが連結部材10の曲部10bを押圧して該連
結部材10を左旋回せしめ爪部10aと開放部材4の曲
部4cとの係合を解いた直後の状態を示してある。
第2図に示す状態から、開放駆動部材9との連結を解か
れた開放部材4はバネ4fによって左旋回を始め、開放
羽根群3を上方へ向って変位せしめ、予め定められた位
置まで変位して静止するとシャツタの一連の作動が終了
する。
ここで、開放羽根群3がほぼチャージ位置まで変位して
静止した状態を第3図に示す。
次に、シャツタをチャージする場合には、第3図に示す
状態から、開放駆動バネ9fに抗して開放駆動部材9を
公知の方法で左旋回すると共に閉鎖駆動バネ7fに抗し
て閉鎖部材7を公知の方法で左旋回して、連結部材10
の爪部10aと開放部材4の曲部4cとを係合せしめ且
開放および閉鎖部材4,7を右旋性に抗して係止(図示
略)する。
(第1図に示す状態となる。)第4図は本発明による第
2の実施例で、シャツタがチャージされた状態を示す正
面図であり、露出作動終了後、開放羽根群3を上方へ変
位せしめるための駆動力を、前記第1の実施例に示した
バネ4fの代りに連結部材10に右旋性を与えるために
も共用するバネ210fに設計変更して構成したもので
ある。
なお、前記第1の実施例と同一の部材には同一の符号を
、また一部変更した部材には200を加えた符号を用い
ることにして煩しい説明の重複を避けてある。
第5図は本発明による第3の実施例で、シャッタがチャ
ージされた状態を示す正面図であり、露出作動終了後、
開放部材4と開放駆動部材9との連結を解くための信号
を、前記第1の実施例に示した閉鎖部材7の代りに一眼
レフカメラ等に用いられる反射鏡の像反射位置への復帰
走行、レンズ絞りの開放絞り位置への復帰走行等に関連
して矢印方向へ作動する連動部材13に、また、該信号
を受ける部分を、前記第1の実施例に示した曲部10b
の代りに連結部材310に設けた腕310bにそれぞれ
設計変更して構成したものである。
一点鎖線で示す腕310bは、開放作動が終了した状態
における腕310bの位置を示すものである。
なお、前記第1の実施例と同一の部材には同一の符号を
、また一部変更した部材には300を加えた符号を用い
ることにして煩しい説明の重複を避けてある。
第6図は本発明による第4の実施例で、シャッタがチャ
ージされた状態を示す正面図であり、開放羽根群と閉鎖
羽根群とを、前記第1の実施例で示した開放および閉鎖
羽根群3,6の代りに、開放スリット形成羽根403a
と回転式の遮蔽羽根403b,403cとの3枚から成
る開放羽根群403と、閉鎖スリット形成羽根406a
と回転式の遮蔽羽根406b,406c,406dとの
4枚から成る閉鎖羽根群406とにそれぞれ設計変更し
て構成したものである。
なお、前記第1の実施例と同一部材には同一の符号を、
また一部変更した部材には400を加えた符号を用いる
ことにして煩しい説明の重複を避けてある。
また、開放および閉鎖羽根群403,406の原理的な
構成および作動方法については実開昭49−63948
,実開昭49−67628等によってすでに知られてい
るので説明を省略する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、露出作動終了後、開放部材と開放駆動部材との
連結を解くための信号を、上記実施例の他にレリーズの
戻り行程、機械的あるいはマグネットを用いた電気的遅
延装置等によって行うように設計変更して構成すること
も全く同等に実施可能であり、また、露出作動終了後、
開放羽根群をチャージ方向へ変位せしめるための駆動力
を、上記実施例の他に反射鏡、レンズ絞り等を復帰走行
せしめるための駆動力(一眼レフカメラに実施した場合
)、レリーズの復帰駆動力等に設計変更して構成するこ
とも全く同等に実施可能であり、さらに、連結部材10
,310を開放部材4,204,404に設置して、該
開放部材と開放駆動部材9とを連結せしめるように設計
変更して構成することも全く同等に実施可能であり、更
に、開放および閉鎖羽根群を夫々1枚の羽根で構成され
たシャツタあるいは開放および閉鎖羽根を用いた形式の
レンズシャッタにも全く同等に実施可能である。
本発明は上述の如く、開放羽根群を作動操作するために
、該開放羽根群を直接的に操作するための開放部材と、
該開放羽根群を開放作動せしめるための駆動力を有する
開放駆動部材とを設け、更に、露出作動時に該開放部材
と該開放駆動部材とを連結するための連結部材を設けて
構成して、露出作動終了後、予め定められた時間内に開
放部材と開放駆動部材との連結を解いて、すでに用済み
の開放羽根群をチャージ方向へ予め定められた位置まで
変位せしめるように構成されているので、下記の如き利
点がある。
第1に、カメラの小型化に適するシャッタを設計する場
合、細分割した羽根、開口部1aを被った状態での羽根
重なり量を減らして小さくした羽根等の小さいスペース
で収納可能な分割羽根にすることによって生ずる遮光性
の減少を防止することが可能である。
第2に、シャッタ羽根群の慣性的質量を減らす場合、羽
根重なり量を減らして小さくした羽根等を用いることに
よって生ずる遮光性の減少あるいはプラスチック等の材
質による羽根を用いることによって生ずる例えば太陽光
直視による羽根の燃焼を防止することが可能である。
第3に、露出作動終了後、予め定められた短かい時間内
に開放羽根群をチャージ方向へ変位せしめることのでき
る構成、例えば第1の実施例に示す如き構成を用いれば
、閉鎖羽根群がバウンドによって開口部を開放してもす
でに開放羽根群によってその部分が被われているので再
露出を防止することが可能である。
第4に、露出作動終了後、開放羽根群をチャージ方向へ
変位せしめるために強力な駆動力、即ち開放羽根群を開
放作動せしめるための駆動力に打ち勝つための該強い駆
動力を必要としないので、シャツタのチャージが軽く、
作動が確実であり、耐久性に優れ、シャソタの構成が容
易である等の利点がある。
以上の説明から明らかなように、本発明をそれぞれの目
的に応じてあるいは複合された目的に応じて適当に実施
することにより、従来のシャッタを用いたカメラに比べ
て遥かに小型化されたあるいは遥かに優れたカメラを構
成することが可能であり、その益するところは極めて大
きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明による第1の実施例を示すも
ので、第1図はシャツタがチャージされた状態を示す正
面図、第2図はシャツタが露出作動を終了した直後の状
態を示す正面図、第3図はシャツクが一連の作動を終了
した状態を示す正面図である。 第4図は本発明による第2の実施例、第5図は本発明に
よる第3の実施例、第6図は本発明による第4の実施例
でそれぞれシャツタがチャージされた状態を示す正面図
である。 図において、1は基板、2は押え板、3,403は開放
羽根群、4,204,404は開放部材、5,405は
開放補助部材、6,406は閉鎖羽根群、7,407は
閉鎖部材、8,408は閉鎖補助部材、9は開放駆動部
材、1・0.310は連結部材、13は連動部材を示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開放および閉鎖羽根が順次開口部を開閉して露出作
    動を行ない、露出作動終了後開放羽根をチャージ方向へ
    変位させて閉鎖羽根により覆われた開口部の少なくとも
    一部を追加的に覆う形式のカメラ用シャツクにおいて、
    上記開放羽根をチャージ方向へ復帰させるための駆動力
    を有する開放羽根開閉作動用の開放部材と、上記閉鎖羽
    根を開閉作動する閉鎖部材と、上記開放部材を開放作動
    させるための駆動力を有する開放駆動部材と、該開放駆
    動部材上に可回動的に枢支され、上記開放部材を係止す
    る係止部と、上記閉鎖部材の作動終了域で該閉鎖部材と
    連動して作動する閉鎖部材を含む関連部材により上記開
    放部材との係止を解く方向に叩接される部分とを有する
    連結部材とよりなるカメラ用シャツタの開閉装置。
JP8998375A 1975-07-23 1975-07-23 カメラヨウシヤツタノ カイヘイソウチ Expired JPS5848087B2 (ja)

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JP8998375A JPS5848087B2 (ja) 1975-07-23 1975-07-23 カメラヨウシヤツタノ カイヘイソウチ
GB30627/76A GB1534081A (en) 1975-07-23 1976-07-22 Camera shutter mechanism
DE19762633205 DE2633205A1 (de) 1975-07-23 1976-07-23 Antriebsvorrichtung fuer einen kameraverschluss
US05/708,026 US4054891A (en) 1975-07-23 1976-07-23 Driving device for a camera shutter
GB3251176A GB1534082A (en) 1975-07-23 1976-08-04 Camera shutter mechanism

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Publication Number Publication Date
JPS5213329A JPS5213329A (en) 1977-02-01
JPS5848087B2 true JPS5848087B2 (ja) 1983-10-26

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ID=13985882

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JP8998375A Expired JPS5848087B2 (ja) 1975-07-23 1975-07-23 カメラヨウシヤツタノ カイヘイソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814340Y2 (ja) * 1975-08-06 1983-03-22 セイコ−コウキ カブシキガイシヤ カメラヨウシヤツタノハネサドウソウチ

Also Published As

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JPS5213329A (en) 1977-02-01

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