JPS5847394B2 - 船舶のブリツジ構造 - Google Patents

船舶のブリツジ構造

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JPS5847394B2
JPS5847394B2 JP10749681A JP10749681A JPS5847394B2 JP S5847394 B2 JPS5847394 B2 JP S5847394B2 JP 10749681 A JP10749681 A JP 10749681A JP 10749681 A JP10749681 A JP 10749681A JP S5847394 B2 JPS5847394 B2 JP S5847394B2
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Japan
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bridge
box
traveling body
ship
monitoring
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JP10749681A
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JPS588485A (ja
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■ 浜田
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NIPPON HAKUYO KIKI KAIHATSU KYOKAI
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NIPPON HAKUYO KIKI KAIHATSU KYOKAI
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B29/00Accommodation for crew or passengers not otherwise provided for
    • B63B29/02Cabins or other living spaces; Construction or arrangement thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、船舶のブリッジ構造に関し、特に水先案内人
などが舷側直下の水面付近を監視するのに適したブリッ
ジ構造に関する。
一般に、船体上甲板上には上部構造物としてのブリッジ
が設けられて、このブリッジから船体のまわりを監視で
きるようになっているが、近年、船舶の操縦についての
自動化が進み、操舵室が小さくてすむようになったこと
もあって、ブリッジの受ける風圧に基づく船体抵抗の減
少をはかったり、重量の軽減をはかったりするため、ブ
リッジの幅を船幅よりも著しく狭くするようになってき
ている。
そこで、第1図に示すように、ブリッジaから側方へ張
り出したウイングbを設けて、その側端で監視すること
が行なわれているが、ウイングbが長いとこれに風圧を
受けるようになり、またウイングbが短いと、舷側Cの
直下の水面付近については監視できなくなるという問題
点がある。
本発明は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、船舶のブリッジにおいて、舷側付近の監視を行なう
ときだけ側方へ走行して張り出せる監視用箱状走行体を
設けることにより、常時は風圧の問題を生じることがな
く、シかも監視時には上記箱状走行体内から舷側直下ま
で十分に監視を行なえるようにした、船舶のブリッジ構
造を提供することを目的とする。
このため本発明の船舶のブリッジ構造は、船体上甲板上
に設けられた上部構造物としてのブリッジをそなえ、こ
のブリッジが、その幅を上記船体上甲板の幅よりも狭く
、且つ、それらの幅の中心を相互に整合させるように形
成されて、同ブリツジの上部背面に左舷側方向または右
舷側方向へ選択的に走行しうる走行方向に細長い監視用
箱状走行体が付設され、同箱状走行体に上記ブリッジ内
へ連通する出入口が設けられるとともに、同箱状走行体
の左舷側および右舷側の各端部6こ監視用窓が設けられ
たことを特徴としている。
また本発明の船舶のブリッジ構造は、上記箱状走行体の
下面に沿って固着されたフレームの下面を支持する複数
の支持ローラと、上記フレームの側面を案内する複数の
案内ローラとが、それぞれ上記ブリッジに列設されたこ
とを特徴としている。
以下、図面により本発明の一実施例としての船舶のブリ
ッジ構造について説明すると、第2図はその要部を示す
斜視図、第3図、第4図および第5図はいずれもその箱
状走行体の案内機構を示す断面図である。
第2図に示すように、船体上甲板1上に船尾楼甲板2を
介して上部構造物としてのブリッジ3が立設されており
、このブリッジ3は、その幅を船体上甲板1の幅よりも
狭く、且つ、それらの幅の中心を整合させるように形威
されている。
したがって、ブリッジ3の正面風圧面積が小さくなって
おり、これにより航行時Oこおける風圧に基づく船体抵
抗が減少して、主機の負担が軽減され、燃料の節減に寄
与することができる。
しかしながら、ブリッジ3の側面3aな舷側1aよりも
著しく内方へ引込んでおり、ブリッジ3の内部の船室か
らは、舷側1aの直下の海面を監視することができない
ので、本発明のブリッジ構造ではブリッジ3の上部背面
に、左舷側方向または右舷側方向へ選択的に走行しうる
監視用箱状走行体4が付設されている。
この箱状走行体4は、その走行方向に細長い形状を有し
、その左右走行方向の中立位置においてブリッジ3内の
船室の出入口5へ連通ずる出入口6をそなえており、ま
た箱状走行体4の左舷側および右舷側の各端部には、監
視用窓7,8が設けられている。
また箱状走行体4は、その下面に沿い、コ字形断面を持
つ一対のフレーム9を固着され、これらのフレーム9の
下端を支持する多数の支持ローラ10が、ブリッジ3の
暴露甲板3b上に列設されている。
(第3,4図参照)さらに、この暴露甲板3b上には、
第2,3図に示すように、各フレーム9の側面を案内す
る多数の案内ローラ11がブラケツNlaを介して列設
されるほか、第2,4図に示すようOこ、箱状走行体4
が鎖線図示4′のごとく左舷側方向へ突出したとき、そ
の左端部が降傾斜するのを防止するためのストツパロー
ラ12が、暴露甲板3b上の左舷寄りの部分に支持部材
12aを介して配設され、同様に箱状走行体4が右舷側
方向へ突出したときのためのストッパーローラ13が、
暴露甲板3b上の右舷寄りの部分に支持部材13aを介
し配設されて、各ストッパーローラ12,13はフレー
ム9の下部屈曲縁9aの上面に係合している。
箱状走行体4が舷側方向へ突出する限度を規制する手段
としては、各支持部材12a,13aの上部6こ突設さ
れたストッパープレート14,15と、箱状走行体4の
外面に突設された突起片14a,15aとがあり、箱状
走行体4が第2図Gこおける鎖線図示4′のごとく左舷
側方向へ突出するときは、支持部材12に固定されたス
トッパープレート14で箱状走行体4の突起片14aを
受けることにより突出限度を規制し、また箱状走行体4
が右舷側方向へ突出するときは、同様に支持部材13a
におけるストッパープレート15で箱状走行体4の突起
片15aを受けることにより突出限度を規制するように
なっている。
箱状走行体4の左右舷側方向への走行を案内する機構と
して、さらに、第2,5図に示すごとく、ブリッジ3の
上部後縁に沿い配設固定されたガイドレール16と、こ
のガイドレール16に案内されるように箱状走行体4の
屋根上に列設された多数のローラ17とが設けられてお
り、これにより箱状走行体4の走行案内が一層確実に、
且つ安全に行なわれる。
箱状走行体4を駆動し走行させる手段としてはラック・
ピニオン方式が用いられ、暴露甲板3b上のケーシング
18内へ設置されたモーター(図示せず)で回転せしめ
られるピニオン19が、箱状走行体4に取付けられたラ
ツク20に係合することにより、箱状走行体4の駆動走
行が行なわれるようになっているが、この代わりにウイ
ンチで作動するワイヤと滑車との組合せにより箱状走行
体4の駆動走行を行なわせるようにしてもよい。
本発明の船舶のブリッジ構造は上述のごとく構戒されて
いるので、例えばこの船舶の入港時には、水先案内人が
ブリッジ3内の船室から出入口5,6を通って容易に箱
状走行体4内へ移乗することができ、箱状走行体4内の
図示しない制御装置を操作してケーシング18内のモー
ターを遠隔制御することにより、箱状走行体4を左舷側
方向または右舷側方向へ選択的に走行させ突出させるこ
とができる。
そして、監視用窓7,8から、舷側1aの直下の水面付
近に対しても十分に監視を行なうことができる。
このようにして、水先案内人が一方の舷側で監視を行な
った後、引き続き他方の舷側での監視を行ないたい場合
、水先案内人は同じ箱状走行体4に乗ったまま前記制御
装置を操作して、箱状走行体4を他方の舷側へ走行させ
、能率よく監視作業を続行できる利点がある。
また箱状走行体4の不使用時には、これを第2図に実線
で示すごとく左右走行方向の中立位置に格納して風当た
りを回避させることができるので、航行時における風圧
に基づく船体抵抗の軽減に寄与することができる。
以上詳述したように、本発明の船舶のブリッジ構造によ
れば、ブリッジに左舷側方向または右舷側方向へ選択的
に走行しうる走行方向に細長い監視用箱状走行体が付設
され、同箱状走行体に上記ブリッジ内へ連通する出入口
が設けられるとともに、同箱状走行体の左舷側および右
舷側の各端部に監視用窓が設けられるので、常時は箱状
走行体を中立位置にした格納状態にして風圧による船体
抵抗の軽減をはかり、狭水路の通過や出入港に際しては
箱状走行体を走行突出させて監視のための十分な視野を
確保することが可能となるのである。
また、監視用箱状走行体の下面に沿って固着されたフレ
ームの下面を支持する複数の支持ローラと、上記フレー
ムの側面を案内する複数の案内ローラとが、それぞれ上
記ブリッジに列設されているので、上記箱状走行体の駆
動走行が極めて円滑に且つ安全に行なわれる利点がある
さらに本発明の船舶のブリッジ構造によれば、ブリッジ
の箱状走行体に搭乗した水先案内人が、一方の舷側での
監視を行なってから他方の舷側での監視を行なう場合に
、同じ箱状走行体に乗ったまま、乗り換えを要すること
なく、能率よく監視作業を行なえる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の船舶のブリッジ構造を示す正面図であり
、第2〜5図は本発明の一実施例としての船舶のブリッ
ジ構造を示すもので、第2図はその要部を示す斜視図、
第3〜5図はその箱状走行体の案内機構を示す断面図で
ある。 1・・・・・・船体上甲板、1a・・・・・・舷側、2
・・・・・・船尾楼甲板、3・・・・・・ブリッジ、3
a・・・・・・ブリッジの側面、3b・・・・・・ブリ
ッジ上の暴露甲板、4・・・・・・箱状走行体、5・・
・・・・ブリッジの船室の出入口、6・・・・・・箱状
走行体の出入口、7,8・・・・・・監視用窓、9・・
・・・・フレーム、9a・・・・・・フレーム下部屈曲
縁、10・・・・・・支持ローラ、11・・・・・・案
内ローラ、11a・・・・・・ブラケット、12,13
・・・・・・ス1・ツパーローラ、12a,13a・・
・・・・支持部材、14,15・・・・・・ストッパー
プレート、14a,15a・・・・・・突起片、16・
・・・・・ガイドレール、17・・・・・・ローラ、1
8・・・・・・ケーシング、19・・・・・・ピニオン
、20・・・・・・ラック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 船体上甲板上に設けられた上部構造物としてのブリ
    ッジをそなえ、このブリッジが、その幅を上記船体上甲
    板の幅よりも狭く、且つ、それらの幅の中心を相互に整
    合させるように形成されて、同ブリッジの上部背面に左
    舷側方向または右舷側方向へ選択的に走行しうる走行方
    向に細長い監視用箱状走行体が付設され、同箱状走行体
    に上記ブリッジ内へ連通ずる出入口が設けられるととも
    に、同箱状走行体の左舷側および右舷側の各端部に監視
    用窓が設けられたことを特徴とする、船舶のブリッジ構
    造。 2 船体上甲板上に設けられた上部構造物としてのブリ
    ッジをそなえ、このブリッジが、その幅を上記船体上甲
    板の幅よりも狭く、且つ、それらの幅の中心を相互に整
    合させるように形成されて、同ブリッジの上部背面に左
    舷側方向または右舷側方向へ選択的に走行しうる走行方
    向に細長い監視用箱状走行体が付設さえ、同箱状走行体
    に上記ブリッジ内へ連通ずる出入口が設けられるととも
    に、同箱状走行体の左舷側および右舷側の各端部に監視
    用窓が設けられ、且つ、同箱状走行体の下面に沿って固
    着されたフレームの下面を支持する複数の支持ローラと
    、上記フレームの側面を案内する複数の案内ローラとか
    、それぞれ上記ブリッジに列設されたことを特徴とする
    、船舶のブリッジ構造。
JP10749681A 1981-07-09 1981-07-09 船舶のブリツジ構造 Expired JPS5847394B2 (ja)

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JPS588485A JPS588485A (ja) 1983-01-18
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