JPS5847378B2 - ガス発生器 - Google Patents

ガス発生器

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JPS5847378B2
JPS5847378B2 JP49095384A JP9538474A JPS5847378B2 JP S5847378 B2 JPS5847378 B2 JP S5847378B2 JP 49095384 A JP49095384 A JP 49095384A JP 9538474 A JP9538474 A JP 9538474A JP S5847378 B2 JPS5847378 B2 JP S5847378B2
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gas
combustion chamber
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gas generating
metal
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JP49095384A
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忠彦 永岡
正宜 加藤
恒雄 笠間
卓司 村上
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車衝突事故等に際して人体保護の用に供せ
られるエアバッグに、燃焼型ガス発生剤を用いて作動ガ
スを供給するガス発生器に関する。
この種ガス発生器は、前記ガス発生剤の主剤として通常
アルカリ金属やアルカリ土類金属のアジ化化合物を用い
、ガス発生器の内部を燃焼室と冷却室とに犬別して燃焼
室内に前記ガス発生剤を入れるとともにこれに着火する
べくイグナイタを配置し、冷却室には金属または金属酸
化物からなる通気性材料(冷却材)を入れて、ガス発生
剤が生成する高温ガスを冷却室を通して噴出させること
により、前記高温ガス中の有害なアルカリ金属やアルカ
リ士類金属の酸化物あるいは該金属を冷却室でできるだ
け捕捉・除去するようにしている。
本発明は前記の捕捉・除去作用をより効果的に営ませて
一層低温の、かつ清浄なガスを発生させようとするもの
で、その特徴は前記ガス発生剤の組成と用い方とにある
すなわち本発明は下記2種のペレット状または粒状のガ
ス発生剤を同時に使用するものである。
(4)ガス発生剤A アルカリ金属、アルカリ士類金属等のアジ化化合物と過
塩素酸金属塩のような酸化剤よりなる混合物 (B) ガス発生剤B 熱分解によってハロゲンを生戒する化合物B1または熱
分解によってハロゲンを生成する化合物と酸化剤との混
合物B2 である。
上記ガス発生剤を使用するガス発生器の構成には下記(
i ) , (ii) , (iii)等の様式を採用
する(附図参照),(1)タイプ、燃焼室を囲んで又は
その噴出方向に冷却室3を構或し燃焼室2にはガス発生
剤AおよびBを入れる。
冷却室3には熱伝導が高く、且つ通気性の良い材料、即
ち■鉄、ステンレススチール、銅、真ちゅう等金属の金
網または穴あき板を重ね合せたもの、◎酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム等の金属酸化物または鉄、銅等の
金属の粒状物質等の冷却剤を入れる。
尚5は穴あき円筒又は円板、6は円板又は円筒状の保持
材である。
(11)タイプ、上記(1)タイプに於で燃焼室を1,
II2室2a ,2bに仕切り燃焼室■にはガス発生剤
Aを入れ燃焼室Hにはガス発生剤Bを入れる。
Gii) タイプ、本タイプは上記(11)タイプと
は逆に燃焼室Iにはガス発生剤B2を入れ、燃焼室■に
はガス発生剤Aを入れる。
本発明によるガス発生の機構は下記の通りである。
(イ)車輌前部に取りつけた衝突感知器が衝突によって
作動し、1のイグナイターに電流が通じて発火する。
(口)イグナイターの火炎によりガス発生剤が着火し高
温ガスが生成する。
(口)ガス発生剤AおよびBが燃焼する際に、ガス発生
剤B中には熱分解によってハロゲンを生或する化合物が
含まれているので、熱分解によりハロゲンイオンが生成
し、ガス発生剤Aから生成するアルカリ金属、アルカリ
士類金属の金属酸化物、金属の全部又は一部が無害また
は毒性の低いハロゲン化金属になる。
Na20 + 2Cl&−→2NaCl十−i}−0
2 (1:3Na202 + 2CIJ−→2Na
Cll+02(2)Na + C7−→ N
aCI C3)(/→ そして
冷却室で冷却固化されたものは吸着捕捉されて除去され
る。
(ニ)固体となっても高速ガス流に飛はされ冷却室で除
去されなかったものはその外側に装備されるフィルター
4で除去される。
本発明による利点をまとめると下記の通りである。
(1) 冷却室3で高温ガスの冷却、金属化合物を捕捉・除去す
る際に、ガス発生剤中にノ\ロケン化合物が含まれてい
ると、下記の理由で、高温ガスの冷却・金属化合物の捕
捉がし易い。
理由 金属化合物を含む高温ガスを冷却するには、熱容量の大
きい金属化合物を燃焼室により近い部分である冷却室3
で捕捉・除去した方が良い。
このためには金属化合物を沸点・融点の高い化合物に転
換した方が有利である。
アジ化化合物から生成する金属化合物はアルカリ金属類
、アルカリ土類金属類の酸化物および金属であるが、ア
ルカリ金属類の一部を例にとって沸点・融点を比較する
と下表のようになる。
従ってハロゲン化化合物にした方が有利であり、また全
てをハロゲン化化合物にしなくても、一部でもハロゲン
化合物になれば、その分だけガス温度が急速に低下する
ため、金属酸化物・金属も容易に冷却剤の表面に付着し
て捕捉・除去され易い。
この結果、ガス温度の低下も極めて容易になる。
(2)その結果、冷却室(3,4を含む)を小さくする
ことが出来、ガス発生器が、小型・軽量化できる。
運転席エアバッグ用のガス発生器のようにステアリング
コラムのような狭い場所に装着する場合は、全体の設計
が楽になる。
(3)例え、金属化合物がガス発生器外に排出してもハ
ロゲン化金属は無毒かまたは金属・金属酸化物に較べ毒
性が低いので乗員の衛生上好ましい○ (4)アジ化化合物は酸と反応してアジ化水素を生成し
て分解する。
この際水が存在するとこの分解が容易になり生成したア
ジ化水素が更に分解に寄与する。
従ってハロゲンを含む化合物はガス発生器の置かれる環
境温度( + 100℃〜−500G)で分解してハロ
ゲンを生成してはならない。
たとえ、100℃の温度まで分解しないようなハロゲン
を含む化合物を用いても不安が残るのでガス発生剤Aと
Bに分離し、安全性を向上させた。
なお、ガス発生剤A中の酸化剤の過塩素酸塩は100℃
では絶対に分解しない。
更にガス発生剤A,Bを燃焼室I,■に区分して入れる
ことにより更に安全性を向上させた。
(5)アジ化化合物の酸化剤としてのガス発生量の多い
過塩素酸アンモンはアジ化化合物と複分解を起し、爆発
性のアジ化アンモンを生成するのでガス発生剤Aに組威
物として混合して使用することが出来ない。
しかし、本発明のようにガス発生剤A,Bと区分してこ
れをガス発生剤Bとして使用すればガス発生量の多い過
塩素酸アンモンを使用することが出来る。
(6)ガス発生剤をA,Bと2種にし、大きさを変える
ことにより、混合使用の場合、ガス発生剤の充填効率が
向上し、燃焼室を小さくすることが出来る。
(7)ハロゲン化有機物を用いた場合には、特にその分
解に熱エネルギーを要するので、その分だけ燃焼温度即
ち燃焼室内のガス温度が低下する。
(8)ガスの増量になる。
塩化ビニリデン樹脂、弗化ビニル樹脂等のハロゲン化有
機物が混入していれば、有機物が分解して炭酸ガス、一
酸化炭素を生成しガスの増量となる。
一酸化炭素は有毒ではあるが、アルカリ金属およびその
酸化物のように眼中に入ると失明すると云う程の毒性で
はない。
またハロゲン化金属のように分解してもガスを生威しな
い物質でも(1) , (2)式のように金属酸化物と
反応して酸素ガスを生成し、ガスの増量になる。
(このことはハロゲン化有機物についても云える。
)尚本発明に於で留意すべき望ましい要件を下記する。
(1)アルカリ金属類、アルカリ士類金属類のアジ化化
合物の内アルカリ金属類のアジ化化合物が望ましく、そ
の内ナトリウム、カリウム、リチウムのアジ化化合物が
更に望ましい。
その理由は、 アルカリ士類金属のアジ化化合物は高温で長期間保存す
ると分解が始まる恐れがある。
従って、自動車の乗員保護装置の部品のように高い信頼
性を要求される場合は、アルカリ金属のアジ化化合物が
良い。
価格、入手し易さから考えるとアルカリ金属の内、ナト
リウム、カリウム、リチウムのアジ化化合物が良い。
(2)酸化剤の内では金属過塩素酸塩が良い。
酸化剤として、下記の要件が要求されるが、この条件と
して最も適しているのが金属過塩素酸塩である。
@)アジ化化合物のみでは着火が悪く、燃焼速度が遅い
ので酸化剤を添加する必要がある。
そのため酸化剤としては、酸化力が強く、高温で分解し
易いことが必要である。
(口)分解して有害物質を生成しないこと。
(ハ) 100℃〜−60’Cの環境条件で長期間放置
しても安定であること。
使用不適当な酸化剤としては金属過酸化物、金属硝酸塩
、過塩素酸アンモニウム等があり、その理由は金属過酸
化物の場合一般に酸化力が弱く、アルカリ金属の過酸化
物は酸化力が可成り強いが、アルカリ金属酸化物を生成
する。
又長期間では不安定である。
金属硝酸塩の場合は酸化力が弱く、分解して窒素酸化物
を生成する。
過塩素酸アンモニウムの場合はアジ化物と複分解を起し
てアジ化アンモニウムを生成し易い又アジ化アンモニウ
ムは不安定である。
ガス発生剤Bに関して (1)前記過塩素酸アンモン単体 (2)100°Cでは分解しないハロゲン化金属(3)
100℃では分解しないハロゲン化有機物、例えばポリ
塩化ビニリデン、ポリ4弗化エチレン等と酸化剤との混
合物。
酸化剤としては前記過塩素酸アンモン、その他無機過塩
素酸塩が良い○ ガス発生剤A,Hの割合 ガス発生剤Aのアジ化化合物と酸化剤の組成・配合比、
ガス発生剤Bの有効ハロゲン含有量・有効酸素含有量、
ガス発生剤A,Bの形状・燃焼速度、冷却剤・フィルタ
ーの性質(熱伝導度、熱容量、表面積、通気度、目開き
、反応性等)、副生ずる一酸化炭素ガスの濃度等によっ
て配合比が異なる。
実施例 1 アジ化ナトリウム粉末と過塩素酸カリウム粉末を重量比
で75 : 25に混合した混合物を圧縮成型して直径
10ミリメートル、厚さ3ミリメートルの円柱ペレット
とし、これをガス発生剤Aとする。
また、ポリ塩化ビニール粉末と過塩素酸アンモン粉末を
重量比で10 : 90に混合した混合物を圧縮成型し
て直径5ミリメートル、厚さ1ミリメートルの円柱状ペ
レットとし、これをガス発生剤B2とする。
一方、直径8ミリメートルのガス噴出穴が48個均一に
分布している内径84ミリメートル、高さ60ミリメー
トルの穴あき円筒の内側に保持材として24メッシュの
ステンレス・スチールの金網を張り、更にその内側にフ
ィルターとして厚さ0.6ミ’Jメートルのガラス繊維
織物を張る。
45メッシュのステンレス・スチール金網を内径56ミ
リメートル、高さ60ミリメートルの円筒にして中央に
入れ、冷却室と燃焼室に区分する。
冷却室の中に平均粒径約0.6ミIJメートルの研削材
用のアルミナを見掛上一杯になるように入れる。
また燃焼室の中にはガス発生剤Aを105グラム、ガス
発生剤Bを45グラムおよびイグナイターを入れて上下
より円板で蓋をし、ガス噴出穴からのみガスが噴出する
ようなガス発生器を作る。
上記ガス発生器のイグナイターに電流を通じて発火させ
ると約60n(00C:,1気圧)のガスが4 0 −
. l)秒以内に噴出完了する。
噴出ガスの温度は約140℃で、同ガス中の有害な金属
ナトIJウム・ナトリウム酸化物の合計はナトリウム金
属に換算して約0.05グラム、無害な塩化カリウム・
塩化ナトIJウムは0.02グラム以下、一酸化炭素は
0.04%の窒素を主成分とする低温清浄ガスであった
実施例 2 ポリ塩化ビニリデン粉末と過塩素酸カリウム粉末を重量
比で15:85に混合した混合物を圧縮成型して直径5
ミリメートル、厚さ1ミリメートルの円柱状ペレットと
し、これをガス発生剤B2とする。
実施例lのガス発生剤Aを130グラム、上記のガス発
生剤Bを55グラムを実施例1の燃焼室に入れて、他は
実施例1と同様に組み立でた。
約6(1(0゜C,1気圧)のガスが40ミリ秒以内に
噴出完了した。
噴出ガスの温度は約140℃で、同ガス中の有害な金属
ナトリウム・ナトリウム酸化物の合計はナトIJウム金
属に換算して約0.08グラム、無害な塩化カリウム・
塩化ナトリウムは合計0.02グラム以下、一酸化炭素
は0.02%以下の窒素を主成分とする低温清浄ガスで
あった。
実施例 3 アジ化ナトリウム粉末と過塩素酸カリウム粉末を重量比
で65:35に混合した混合物を圧縮戒型して、直径1
0ミリメートル、厚さ3ミリメートルの円柱状ペレット
とし、これをガス発生剤Aとする。
またポリ塩化ビニリデンと過塩素酸アンモンを重量比で
10 : 90に混合した混合物を直径5ミリメートル
、厚さ1ミリメートルの円柱状ペレットとし、これをガ
ス発生剤B2とする。
このガス発生剤A160グラムとガス発生剤B17グラ
ムを実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例1と同様に組
み立てた。
約60l(O℃、1気圧)のガスが40ミリ秒以内に噴
出完了した。
噴出ガスの温度は約14000で、同ガス中の有害な金
属ナトリウム・ナトl)ウム酸化物の合計はナl− I
Jウム金属に換算して0.05グラム、塩化カリウム・
塩化ナトリウムは合計0.02グラム以下、一酸化炭素
は0.02%と云う窒素を主戒分とする低温・清浄ガス
であった。
実施例 4 アジ化ナトリウム粉末と過塩素酸カリウム粉末を重量比
で80:20に混合した混合物を圧縮成型して直径10
ミリメートル、厚さ2ミリメートルの円柱状ペレットと
し、これをガス発生剤Aとする。
またポリ4弗化エチレンと過塩素酸カリウムを重量比で
10:90に混合した混合物を直径5ミリメートル、厚
さ1ミリメートルの円柱状ペレットとし、これをガス発
生剤Bとする。
このガス発生剤A140グラムとガス発生剤B235グ
ラムを実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例1と同様に
組み立てた。
約60l(O℃、1気圧)のガスが40ミリ秒以内に噴
出完了した。
噴出ガスの温度は約140℃で、同ガス中の有害な金属
ナトリウム・ナl− 1)ウム酸化物の合計はナトIJ
ウム金属に換算して0.03グラム、やや有害な弗化ナ
トリウムが0.01グラム以下、塩化ナトリウム・塩化
カリウムは根跡程度、一酸化炭素は0.02%以下の窒
素を主成分とする低温・清浄ガスであった。
実施例 5 実施例4において、冷却室の中に平均粒径約0.6ミI
Jメートルのマグネシアを見掛上一杯になるよう0こ入
れ、他は実施例3と同様にした。
約60l(0’C,1気圧)のガスが40ミリ秒以内に
噴出完了した。
噴出ガスの温度は約130℃で、同ガス中の有害な金属
ナトリウム・ナトリウム酸化物の合計はナトIJウム金
属に換算して0.02グラム、やや有害な弗化ナl−
IJウム0.005グラム以下、塩化ナトリウムは根跡
程度、一酸化炭素は0.02%以下と云う窒素を主成分
とする低温清浄ガスであった。
実施例 6 アジ化ナトリウム粉末と過塩素カリウム粉末を重量比で
90:10に混合した混合物を圧縮成型して直径10ミ
リメートル、厚さ2ミリメートルの円柱状ペレットとし
、これをガス発生剤Aとする。
またポリ4弗化エチレン粉末と過塩素酸アンモン粉末を
重量比で30 : 70に混合した混合物を圧縮成型し
て直径5ミリメートル、厚さ1ミリメートルの円柱状ペ
レットとし、これをガス発生剤B2とする。
このガス発生剤AI.1 0グラムとガス発生剤B50
グラムを実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例1と同様
に組み立てた。
約60l(O℃、1気圧)のガスが40ミリ秒以内に噴
出完了した。
噴出ガスの温度は約150℃で、同ガス中の有害な金属
ナl− 1)ウム・ナl− IJウム酸化物の合計はナ
l− IJウム金属に換算して0.08グラム、やや有
害な弗化ナhlJウムが0.01グラム以下、塩化ナト
リウム・塩化カリウムは根跡程度、−酸化炭素は0.0
5%以下の窒素ガスを主成分とする低温・清浄ガスであ
った。
実施例 7 実施例1のガス発生剤A145グラムと平均粒径0.5
ミIJメートルの過酸化アンモン粒(ガス発生剤B,)
20グラムを実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例1と
同様に組み立てた。
約60A’(0℃、1気圧)のガスが4 0 ミl)秒
以内に噴出完了した。
噴出ガスの温度は約130゜Cで、同ガス中の有害な金
属ナI− IJウム・ナトリウム酸化物の合計はナI−
IJウム金属に換算して0.01グラム、塩化ナトリ
ウム・塩化カリウムは根跡程度と云う窒素ガスを主戒分
とする低温・清浄ガスであった。
実施例 8 アジ化ナトリウム粉末と過塩素酸カリウム粉末を重量比
で85:15に混合した混合物を圧縮成型して直径10
ミリメートル、厚さ2ミリメートルノ円柱状ペレットと
じ、これをガス発生剤Aとする。
このガス発生剤A120グラムと実施例7のガス発生剤
B,50グラムを実施例5の燃焼室に入れ、他は実施例
1と同様に組み立てた。
約60l(0℃、1気圧)のガスか4 0 ミIJ秒以
内に噴出完了した。
噴出ガスの温度は約140℃で、同ガス中の有害な金属
ナトIJウム・ナl− IJウム酸化物の合計はナトリ
ウム金属に換算して0.07グラム、塩化ナトリウム・
塩化カリウムは根跡程度と云う窒素ガスを主成分とする
低温・清浄ガスであった。
実施例 9 実施例1のガス発生剤A145グラムと平均粒径0.5
ミリメートルの塩化マグネシウム粒(ガス発生剤B,)
25グラムを実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例1と
同様に組み立てた。
約60l(0℃、1気圧)のガスが約40ミリ秒以内に
噴出完了した。
噴出ガスの温度は約130℃で、同ガス中の有害な金属
ナl− 1)ウム・ナl− 1)ウム酸化物の合計はナ
トIJウム金属に換算して0.01グラム、塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、マグネシウム化合物は根跡程度と
云う窒素ガスを主成分とする低温・清浄ガスであった。
実施例 10 アジ化リチウム粉末と過塩素酸カリウム粉末を重量比で
70 : 30に混合した混合物を圧縮成型して直径1
0ミリメートル、厚さ3ミリメートルの円柱状ペレット
とし、これをガス発生剤Aとする。
このガス発生剤A100グラムと実施例4のガス発生剤
B225グラムを実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例
1と同様に組み立てた。
約60A?(0’C,1気圧)のガスが40ミリ秒以内
に噴出完了した。
噴出ガスの温度は約120℃で、同ガス中の金属および
金属化合物(ハロゲン化物、酸化物)は根跡程度、一酸
化炭素が0.03%と云う窒素を主成分とする低温・清
浄ガスであった。
実施例 11 アジ化バリウム粉末と過塩素酸粉末を重量比で88:1
2に混合した混合物を圧縮或型して直径10ミリメート
ル、厚さ2ミリメートルの円柱状ペレットとし、これを
ガス発生剤Aとする。
このガス発生剤AI70グラムと実施例3のガス発生剤
B2を実施例1の燃焼室に入れ、他は実施例1と同様に
組み立てた。
約60l(0℃、1気圧)のガスが40ミリ秒以内に噴
出した。
噴出ガスの温度はil40’cで、同ガス中の金属・金
属化合物(ハロゲン化物、酸化物)は根跡程度で、一酸
化炭素は0.05%、塩素ガスおよび塩酸が塩素ガスに
換算して0.03グラムと云う窒素を主成分とする低温
・清浄ガスであった。
なお塩素ガス・塩酸は酸性なので毒性は弱く、シかも0
.03グラムでは人体に影響がない。
実施例 12 実施例1において、45メッシュのステンレス・スチー
ル金網の内径56ミリメートルの円筒の更に内側に、同
金網の内径48ミリメートルの円筒を中央に入れて燃焼
室をI(内側)、■(外側)に区分する。
燃焼室Iに実施例1のガス発生剤B2を45グラム、燃
焼室Hに実施例1のガス発生剤Aを105グラムを入れ
、他は実施例1と同様に組み立てた。
約601のガスが4 0 ミIJ秒以内に噴出した。
噴出ガスの温度は約140℃で、同ガス中の有害な金属
ナトリウム・ナトリウム酸化物の合計はナトリウム金属
に換算して0.06グラム、無害な塩化カリウム・塩化
ナトリウムは0.02グラム、酸化炭素は0.04%と
云う窒素を主戒分とする低温・清浄ガスであった。
実施例 13 実施例1において、45メッシュのステンレス・スチー
ル金網の内径56ミリメートルの円筒の更に内側に、同
金網の内径53ミリメートルの円筒を中央に入れて燃焼
室をI(内側)、■(外側)に区分する。
燃焼室■に実施例8のガス発生剤Aを120グラム、燃
焼室■に実施例7のガス発生剤50ク゛ラムを入れ、他
は実施例1と同様に組み立てた。
約60l(0゜C, 1気圧)のガスが40ミリ秒以
内に噴出した。
噴出ガスの温度は約140℃で、同ガス中の有害な金属
ナトリウム・ナl− IJウム酸化物の合計はナトリウ
ム金属に換算して0.1グラム、塩化ナトリウム・塩化
カリウムは根跡程度と云う窒素ガスを主成分とする低温
・清浄ガスであった。
実施例 14 実施例1において、燃焼室を更に45メッシュのSUS
金網を内径357nm1高さ607nmCr:)円筒を
中央に入れ燃焼室1.1に区分する。
燃焼室Iに、実施例1のガス発生剤B2を45.9およ
びイグナイターを入れ、燃焼室■に同ガス発生剤Aを1
05g入れる。
この構成により約60l(0℃、1気圧)のガスが4
0 ミIJ秒以内に噴出完了。
ガス温度は140℃。
有害な金属ナトリウム・ナトリウム酸化物の合計は0.
1.!?,無害な塩化ナトリウム・塩化カリウムは根跡
程度、一酸化炭素は0.1%と云う窒素を主成分とする
低温清浄ガスであった。
実施例 15 実施例1において、燃焼室を更に45メッシュのSUS
金網で内径を52朋、高さ607n1Lの円筒を中央に
入れて燃焼室をI,IIに区分する。
燃焼室Iには実施例1のガス発生剤Aを145gを入れ
、燃焼室Hには実施例7のガス発生剤B1を20g入れ
る。
このものの使用結果は実施例7と同じであった。
実施例 16 実施例1において、冷却室の中に平均粒径0.3ミリメ
ートルの研削材用のアルミナを入れる。
結果は約607(0℃、1気圧)のガスが約30秒で噴
出完了する。
噴出ガスの温度は約130’Cで、同ガス中の有害な金
属ナトリウム・ナトリウム酸化物の合計は根跡程度で、
一酸化炭素は約0.04%、塩素ガスおよび塩酸が塩素
ガスに換算して0.08グラムと云う窒素を主戒分とす
る低温・清浄ガスであった。
なお塩素ガス・塩酸は酸性なので、毒性が弱い。
実施例 17 実施例1において、冷却室の中に平均ね径1.2ミリメ
ートルの研削材用のアルミナを入れる。
結果は約60l(0℃、1気圧)のガスが約50秒で噴
出完了する。
噴出ガスの温度は約170’Cで、同ガスの有害な金属
ナトIJウム・ナトリウム酸化物の合計は約0.3グラ
ムで、一酸化炭素は約0.04%と云う窒素を主成分と
する低温・清浄ガスであった。
【図面の簡単な説明】
附図は本発明の実施装置例を示すもので、第1図イ,口
は円周方向噴出型の横断面および縦断面図、第2図イ,
口は軸方向噴出型の縦断正面図およひ縦断側面図である
。 1・・・・・・イグナイター、2・・・・・・燃焼室、
2a・・・・・・燃焼室L2b・・・・・・燃焼室■、
3・・・・・・冷却室、4・・・・・・フィルター、5
・・・・・・穴あき円筒又は円板、6・・・・・・円板
又は円筒状の保持材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部を燃焼室と冷却室とに大別し、燃焼室内にガス
    発生剤を入れるとともにこのガス発生剤に着火するべく
    イグナイタを配置し、冷却室には金属または金属酸化物
    からなる通気性材料を入れて、ガス発生剤が燃焼して生
    成する高温ガスを冷却室を通して噴出させるようにした
    ガス発生器において、ガス発生剤を下記2種のべレソト
    状または粒状のガス発生剤AおよびBで構成したガス発
    生器。 ガス発生剤A アルカリ金属、アルカリ土類金属のアジ化化合物の内の
    1種以上と、 過塩素酸金属塩、塩素酸塩のような酸化剤の内の1種以
    上の混合物。 ガス発生剤B 熱分解によってハロゲンを生成する化合物B1または熱
    分解によってハロゲンを生成する化合物と酸化剤との混
    合物B2o 2 特許請求の範囲第1項において、燃焼室をイグナイ
    タを配置した燃焼室Iおよび燃焼室Iと冷却室との間に
    配した燃焼室Hに分け、燃焼室Iにガス発生剤Aを入れ
    、燃焼室■にガス発生剤Bを入れたガス発生器。 3 特許請求の範囲第1項において、燃焼室をイグナイ
    タを配置した燃焼室Iおよひ燃焼室Iと冷却室との間に
    配した燃焼室■に分け、燃焼室Iにガス発生剤B2を入
    れ、燃焼室Hにガス発生剤Aを入れたガス発生器。
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