JPS5847317Y2 - ピンスライド型デイスクブレ−キ用のサポ−ト - Google Patents
ピンスライド型デイスクブレ−キ用のサポ−トInfo
- Publication number
- JPS5847317Y2 JPS5847317Y2 JP646478U JP646478U JPS5847317Y2 JP S5847317 Y2 JPS5847317 Y2 JP S5847317Y2 JP 646478 U JP646478 U JP 646478U JP 646478 U JP646478 U JP 646478U JP S5847317 Y2 JPS5847317 Y2 JP S5847317Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plane part
- support
- slide pin
- pin
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はピンスライド型ディスクブレーキのサポートの
改良に関するものである。
改良に関するものである。
この種のピンスライド型ディスクブレーキのサポートと
して、ディスク−側で該ディスク回転面と平行をなす第
１平面部と、この第１平面部からディスク縁部を横切っ
てディスク他側に延出された第２平面部とを側面より視
てＬ字形乃至Ｔ字形をなすように結着してなるものが知
られている。
して、ディスク−側で該ディスク回転面と平行をなす第
１平面部と、この第１平面部からディスク縁部を横切っ
てディスク他側に延出された第２平面部とを側面より視
てＬ字形乃至Ｔ字形をなすように結着してなるものが知
られている。
これはサポートの構造及びキャリパの支持を簡略化させ
ることを目的としたものであり、キャリパはサポート第
１平面部のディスクとは反対側位置に配設した一対のス
ライドピンにて片持支持せしめるようにしたものである
。
ることを目的としたものであり、キャリパはサポート第
１平面部のディスクとは反対側位置に配設した一対のス
ライドピンにて片持支持せしめるようにしたものである
。
本考案はこのサポートの構成を更に改良したものである
。
。
即ちこの種の直角に交わる２平面をもつサポートの形成
のためには、一板の平面をプレスにより打抜き・屈曲さ
せるか、あるいは二枚の平板を溶接等により結着させる
かすることが考えられているが、前者の場合には屈曲の
ためにサポートを構成する平板の厚さ上の制限があり、
後者では２枚の平板を結着させ、更にスライドピンを第
１平面部に固定させるなど組立作業上の加工工数が多く
なるなどいずれも難点があった。
のためには、一板の平面をプレスにより打抜き・屈曲さ
せるか、あるいは二枚の平板を溶接等により結着させる
かすることが考えられているが、前者の場合には屈曲の
ためにサポートを構成する平板の厚さ上の制限があり、
後者では２枚の平板を結着させ、更にスライドピンを第
１平面部に固定させるなど組立作業上の加工工数が多く
なるなどいずれも難点があった。
本考案は、サポートには第１平面部に一対のスライドピ
ン又はスライドピン及びスライドピン滑合部材を固定さ
せる必要があることを利用して、その組立作業を簡単に
したサポートを提供するものである。
ン又はスライドピン及びスライドピン滑合部材を固定さ
せる必要があることを利用して、その組立作業を簡単に
したサポートを提供するものである。
本考案を図面に基ついて説明すると、第１図及び第２図
において１はサポートであり、これはディスク（図示せ
ず）の回転面と平行をなす正面凹型をなす第１平面部２
と、この第１平面部２の凹型両腕部からディスク縁部を
横切るように直角に延出される別部材からなる同凹型の
第２平面部３であり、これらは夫々凹部によってディス
ク挟圧パッドをディスク軸力向に支承する支持部２ａ。
において１はサポートであり、これはディスク（図示せ
ず）の回転面と平行をなす正面凹型をなす第１平面部２
と、この第１平面部２の凹型両腕部からディスク縁部を
横切るように直角に延出される別部材からなる同凹型の
第２平面部３であり、これらは夫々凹部によってディス
ク挟圧パッドをディスク軸力向に支承する支持部２ａ。
３ａを備え、かつ該凹部にキャリパ（図示せず）を収容
しうるように設けられている。
しうるように設けられている。
そして本考案においてはこれら第１及び第２平面部２，
３は直接溶接固着等させるのではなく、第１平面部２に
固定するスライドピン４及びスライドピン滑合部材５に
よって挟圧させた接合により支持させるようにしている
。
３は直接溶接固着等させるのではなく、第１平面部２に
固定するスライドピン４及びスライドピン滑合部材５に
よって挟圧させた接合により支持させるようにしている
。
即ちスライドピン４及びスライドピン滑合部材５をサポ
ート第１平面部２に形成した孔部２ｂ、２ｃに嵌合貫通
させてその突出先端部をサポート第２平面部３の端面に
突合せ摩擦溶接せしめると共に、その摩擦溶接により一
体化されたサポート第２平面部３と、スライドピン４及
びスライドピン滑合部５のフランジ部４ａ、５ａとによ
ってサポート第１平面部を挾持せしめるように構成した
ものである。
ート第１平面部２に形成した孔部２ｂ、２ｃに嵌合貫通
させてその突出先端部をサポート第２平面部３の端面に
突合せ摩擦溶接せしめると共に、その摩擦溶接により一
体化されたサポート第２平面部３と、スライドピン４及
びスライドピン滑合部５のフランジ部４ａ、５ａとによ
ってサポート第１平面部を挾持せしめるように構成した
ものである。
このような構成によればサポート及びキャリパ支持部の
組立てが極めて簡単となり、しかもブレーキ作動によっ
てサポート１に作用する力は、主に第１図Ａ線に示す方
向であるから；サポートの第１及び第２平面部２，３を
直接当合せしめる部分を設けておくことにより、溶接部
分への作用力はこれら溶接された２部材をスライドピン
４（又はスライドピン滑合部材５）の軸方向に離す方向
に作用し、強度的影響も比較的小さいため実用上摩擦溶
接によって充分な強度を確得することができるものであ
る。
組立てが極めて簡単となり、しかもブレーキ作動によっ
てサポート１に作用する力は、主に第１図Ａ線に示す方
向であるから；サポートの第１及び第２平面部２，３を
直接当合せしめる部分を設けておくことにより、溶接部
分への作用力はこれら溶接された２部材をスライドピン
４（又はスライドピン滑合部材５）の軸方向に離す方向
に作用し、強度的影響も比較的小さいため実用上摩擦溶
接によって充分な強度を確得することができるものであ
る。
尚本例ではサポート第１平面部２に一つのスライドピン
と一つのスライドピン滑合部材を固着せしめているが、
これはキャリパとスライドピンの組付は関係によってい
ずれもスライドピンを固着せしめてもよいことは明らか
である。
と一つのスライドピン滑合部材を固着せしめているが、
これはキャリパとスライドピンの組付は関係によってい
ずれもスライドピンを固着せしめてもよいことは明らか
である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図はピンス
ライド型ディスクブレーキのサポート平面図、第２図は
側面図である。 １・・・・・・サポート、２・・・・・・第１平面部、
３・・・・・・第２平面部、２ａ、３ａ・・・・・・パ
ッド支持部、２ｂ。 ２ｃ・・・・・・孔部、４・・・・・・スライドピン、
５・・・・・・スライドピン滑合部材、４ ａ ＊ ５
ａ・・・・・・フランジ部。
ライド型ディスクブレーキのサポート平面図、第２図は
側面図である。 １・・・・・・サポート、２・・・・・・第１平面部、
３・・・・・・第２平面部、２ａ、３ａ・・・・・・パ
ッド支持部、２ｂ。 ２ｃ・・・・・・孔部、４・・・・・・スライドピン、
５・・・・・・スライドピン滑合部材、４ ａ ＊ ５
ａ・・・・・・フランジ部。
Claims (1)
- ディスク−側で該ディスク回転面と平行をなす第１平面
部と、この第１平面部の位置するところからディスク縁
部を横切ってディスク他側に延出され、第１平面部とは
別体の第２平面部とからなり、第１平面部に第２平面部
の端面を接合してなる固定サポートに、スライドピンを
介してキャリパをディスク軸方向移動可能に組付けたピ
ンスライド型ディスクブレーキにおいて、第２平面部の
端面が接合される位置において第１平面部に孔部を設け
、スライドピン又はスライドピン滑合部材を前記孔部に
嵌合貫通させて第２平面部の端面に突合せ摩擦溶接する
と共に、前記スライドピン又はスライドピン滑合部材に
形成したフランジ部と第２平面部の端面とで第１平面部
を挾持せしめることにより第１平面部に第２平面部を固
定してなる型のピンスライド型ディスクブレーキのサポ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP646478U JPS5847317Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | ピンスライド型デイスクブレ−キ用のサポ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP646478U JPS5847317Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | ピンスライド型デイスクブレ−キ用のサポ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54111279U JPS54111279U (ja) | 1979-08-04 |
| JPS5847317Y2 true JPS5847317Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=28813271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP646478U Expired JPS5847317Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | ピンスライド型デイスクブレ−キ用のサポ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847317Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-23 JP JP646478U patent/JPS5847317Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54111279U (ja) | 1979-08-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4722120A (en) | Spring clip | |
| JPS6058935U (ja) | インテグラル型デイスクブレ−キ | |
| JPH041738U (ja) | ||
| JPS60158034U (ja) | デイスクブレ−キ | |
| JPS5847317Y2 (ja) | ピンスライド型デイスクブレ−キ用のサポ−ト | |
| JP2539344Y2 (ja) | ディスクブレーキ | |
| JPS588966Y2 (ja) | 枠部材の結合構造 | |
| JP2780178B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
| JPS6024943U (ja) | 車両用デイスクブレ−キ装置のリテ−ナ兼パツドスプリング | |
| JPH01124433U (ja) | ||
| JPH0749090Y2 (ja) | ドラムブレーキのアンカー装置 | |
| JPH0650672Y2 (ja) | 車両用ディスクブレ―キの摩擦パッド | |
| JP2542027Y2 (ja) | 車両用ディスクブレーキの摩擦パッドとシム板の組付け構造 | |
| JPS63182333U (ja) | ||
| JPS5830254Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS5850320U (ja) | 車両用デイスクブレ−キ | |
| JPS6150833U (ja) | ||
| JPH0425627A (ja) | ディスクブレーキ | |
| JPH0529536Y2 (ja) | ||
| JPS60152843U (ja) | クラツチ装置 | |
| JPH0612260Y2 (ja) | ディスクブレ−キの摩擦パッド支持体 | |
| JPS6060328A (ja) | 玉軸受用保持器及びその製造方法 | |
| JPS5850324U (ja) | 車両用デイスクブレ−キ装置のパツドスプリング | |
| JPS5850322U (ja) | 車両用デイスクブレ−キ装置のパツドスプリング | |
| JPS5816440U (ja) | デイスクブレ−キのパツド戻し機構 |