JPS5847207Y2 - ハイキガスジヨウカソウチ - Google Patents
ハイキガスジヨウカソウチInfo
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- JPS5847207Y2 JPS5847207Y2 JP1975113592U JP11359275U JPS5847207Y2 JP S5847207 Y2 JPS5847207 Y2 JP S5847207Y2 JP 1975113592 U JP1975113592 U JP 1975113592U JP 11359275 U JP11359275 U JP 11359275U JP S5847207 Y2 JPS5847207 Y2 JP S5847207Y2
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- JP
- Japan
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- catalyst
- catalysts
- exhaust gas
- hydrocarbons
- platinum
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- Expired
Links
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の排気ガス浄化装置に関するるもので
ある。
ある。
内燃機関より排出される排気ガス中に台筐れている一酸
化炭素や炭化水素等の有害成分を除去するために、触媒
を用いてこれらの有害成分を炭酸ガスと水に転化させる
浄化方法が従来から行なわれているが、これらの有害成
分のうち、たとえば、炭化水素は炭素と水素との結合の
異なる数多くの種類があるため、単一の触媒によって転
化する場合に、ある種の炭化水素は転化率が高く、他の
炭化水素は低いことがあって、自動車の排気ガスのよう
に、数種の有害成分を含む排気ガスを単一の触媒で有効
に転化するには、自づから限度がある。
化炭素や炭化水素等の有害成分を除去するために、触媒
を用いてこれらの有害成分を炭酸ガスと水に転化させる
浄化方法が従来から行なわれているが、これらの有害成
分のうち、たとえば、炭化水素は炭素と水素との結合の
異なる数多くの種類があるため、単一の触媒によって転
化する場合に、ある種の炭化水素は転化率が高く、他の
炭化水素は低いことがあって、自動車の排気ガスのよう
に、数種の有害成分を含む排気ガスを単一の触媒で有効
に転化するには、自づから限度がある。
本考案はこの考案にかんがみ、排気ガスを触媒の種類を
異にする２個の触媒器を通過させることによって、排気
ガス中に台筐れる有害成分を有効に除去する排気ガス浄
化装置を提供することを目的とする。
異にする２個の触媒器を通過させることによって、排気
ガス中に台筐れる有害成分を有効に除去する排気ガス浄
化装置を提供することを目的とする。
第１図は本考案の装置の基本的な構造を示す図で、排気
管１を矢印２の方向に流れる排気ガスは単一の触媒より
なる第１の触媒層３を通過するときにある種の有害成分
が無害成分に転化され、前記第１の触媒層３の触媒と異
なる触媒よりなる第２の触媒層４を通過するときに、第
１の触媒層３で十分に転化されなかった有害成分が第２
の触媒層４で無害成分に転化される。
管１を矢印２の方向に流れる排気ガスは単一の触媒より
なる第１の触媒層３を通過するときにある種の有害成分
が無害成分に転化され、前記第１の触媒層３の触媒と異
なる触媒よりなる第２の触媒層４を通過するときに、第
１の触媒層３で十分に転化されなかった有害成分が第２
の触媒層４で無害成分に転化される。
第２図は本考案の装置の具体的な実施例で、多数のパン
チ穴６を有する内筒Ｔの両端にフランジ８．９を設け、
内筒７の周囲にシリカクロスを釦体スる金属触媒層１０
を巻回したラジアルフロー型触媒器Ａ、Ｂを排気管５の
内部に若干の間隔１１を訃いて配置したものを示してい
る。
チ穴６を有する内筒Ｔの両端にフランジ８．９を設け、
内筒７の周囲にシリカクロスを釦体スる金属触媒層１０
を巻回したラジアルフロー型触媒器Ａ、Ｂを排気管５の
内部に若干の間隔１１を訃いて配置したものを示してい
る。
なお、前段の触媒器Ａは白金触媒を備え、後段の触媒器
Ｂはパラジウム触媒を備えている。
Ｂはパラジウム触媒を備えている。
排気ガスは矢印１２の方向からフランジ８の中心孔１３
を通って前段の触媒器Ａの内筒１に入り、パンチ穴６を
通って触媒層１０を通過した後フランジ９の周辺孔１４
から間隔１１に入り、さらに後段の触媒器Ｂの内筒７お
よび触媒層１０を通過して排出される。
を通って前段の触媒器Ａの内筒１に入り、パンチ穴６を
通って触媒層１０を通過した後フランジ９の周辺孔１４
から間隔１１に入り、さらに後段の触媒器Ｂの内筒７お
よび触媒層１０を通過して排出される。
本考案の装置の効果を確認するために、排気ガス中に特
に炭化水素成分の多い２サイクル２５０ｃｃのエンジン
の排気管に本考案の装置を取付け、水素炎式炭化水素測
定器により、ＬＡ−４モード運転によるＣＶＳ測定で炭
化水素の排出量を測定したところ、次の結果かえられた
。
に炭化水素成分の多い２サイクル２５０ｃｃのエンジン
の排気管に本考案の装置を取付け、水素炎式炭化水素測
定器により、ＬＡ−４モード運転によるＣＶＳ測定で炭
化水素の排出量を測定したところ、次の結果かえられた
。
炭化水素排出
前段の触媒 後段の触媒 量ｇｒ、、４ｎ（１）白
金 パラジウム ｉ、１（２）白 金 白
金 １．４（３）パラジウム パラジウム
１．６な訃、触媒を使用しない場合の炭化水素
排出量は８．２ ｇｒ−一であった。
金 パラジウム ｉ、１（２）白 金 白
金 １．４（３）パラジウム パラジウム
１．６な訃、触媒を使用しない場合の炭化水素
排出量は８．２ ｇｒ−一であった。
上記炭化水素排出量の実験データから明らかなように、
同一触媒の組合せ、（２） 、 （３）より、本考案の
組合層１）が炭化水素の排出量が少いことがわかる。
同一触媒の組合せ、（２） 、 （３）より、本考案の
組合層１）が炭化水素の排出量が少いことがわかる。
これば白金触媒とパラジウム触媒の反応熱および炭化水
素に対する反応性の相違に基〈ものと考えられる。
素に対する反応性の相違に基〈ものと考えられる。
すなわち、白金触媒は高炭素数の炭化水素に対して高い
酸化率を示し、パラジウム触媒は低炭素数の炭化水素に
対して高い酸化率を有するので、前段の白金触媒によっ
て不完全酸化した高炭素数の炭化水素はその大部分が白
金触媒の反応熱により分解されて低炭素数の炭化水素と
なり、後段のパラジウム触媒によって完全酸化されると
いう過程をとるものと考えられる。
酸化率を示し、パラジウム触媒は低炭素数の炭化水素に
対して高い酸化率を有するので、前段の白金触媒によっ
て不完全酸化した高炭素数の炭化水素はその大部分が白
金触媒の反応熱により分解されて低炭素数の炭化水素と
なり、後段のパラジウム触媒によって完全酸化されると
いう過程をとるものと考えられる。
また、触媒の反応熱の点からも前段に反応熱の高い白金
触媒を配置して高濃度の炭化水素と接触させることはそ
の転化率を高める上に有効である。
触媒を配置して高濃度の炭化水素と接触させることはそ
の転化率を高める上に有効である。
以上述べたように本考案の排気ガス浄化装置は、一酸化
炭素および各種炭化水素等の有害成分を含有する排気の
排気管の内部に若干の間隔をおいて前記−酸化炭素訃よ
び各種炭化水素を酸化する独立した２個の触媒器を直列
に、かつ着脱可能に配置した構造において、前記２個の
触媒器ばいづれもシリカクロスを触媒の担体とするラジ
アルフロー型触媒器であって、その前段の触媒器は白金
触媒を備え、後段の触媒器はパラジウム触媒を備えてい
るので、従来の単一触媒の場合よりも浄化効率を著しく
向上する。
炭素および各種炭化水素等の有害成分を含有する排気の
排気管の内部に若干の間隔をおいて前記−酸化炭素訃よ
び各種炭化水素を酸化する独立した２個の触媒器を直列
に、かつ着脱可能に配置した構造において、前記２個の
触媒器ばいづれもシリカクロスを触媒の担体とするラジ
アルフロー型触媒器であって、その前段の触媒器は白金
触媒を備え、後段の触媒器はパラジウム触媒を備えてい
るので、従来の単一触媒の場合よりも浄化効率を著しく
向上する。
な訃、複数種の触媒を併用する浄化装置は従来からあっ
たが、これら混合系の触媒は製法むよび構成が複雑で、
いろいろなへい害があり、例えば白金とパラジウムとの
混合触媒は反応熱によるシンタリングにより分散度が低
下して寿命が短かかったが、本考案に唱いては独立した
２個の触媒器を若干の間隔をおいて直列に配置すること
により前段の触媒の反応熱によって後段の触媒が過熱さ
れるのを防止し、かつ、前段の触媒の反応熱によって加
熱された排ガスが後段の触媒を適度に加熱してその活性
を増進する。
たが、これら混合系の触媒は製法むよび構成が複雑で、
いろいろなへい害があり、例えば白金とパラジウムとの
混合触媒は反応熱によるシンタリングにより分散度が低
下して寿命が短かかったが、本考案に唱いては独立した
２個の触媒器を若干の間隔をおいて直列に配置すること
により前段の触媒の反応熱によって後段の触媒が過熱さ
れるのを防止し、かつ、前段の触媒の反応熱によって加
熱された排ガスが後段の触媒を適度に加熱してその活性
を増進する。
若干の間隔を訃いて着脱可能に配置することはまた、触
媒器を選択的に交換するのを容易にする。
媒器を選択的に交換するのを容易にする。
そしてシリカクロスを触媒の担体とするラジアルフロー
型触媒器を採用したから製造釦よび組立がきわめて容易
であり、安価に提供できる利点を有する。
型触媒器を採用したから製造釦よび組立がきわめて容易
であり、安価に提供できる利点を有する。
第１図二本考案の装置の基本的な構成を示す図、第２図
：本考案の装置の具体的な実施例を示す図。 記号１，５・・・・・・排気管、２，１２・・・・・・
排気ガスの方向、３・・・・・・第１の触媒層、４・・
・・・・第２の触媒層、６・・・・・・パンチ穴、γ・
・・・・・内筒、８，９・・・・・・フランジ、１０・
・・・・・触媒層、１１・・・・・・間隔、１３・・・
・・・中ノ［、ＪＬ１４・・・・・・周辺孔、Ａ・・・
・・・前段の触媒器、Ｂ・・・・・・後段の触媒器。
：本考案の装置の具体的な実施例を示す図。 記号１，５・・・・・・排気管、２，１２・・・・・・
排気ガスの方向、３・・・・・・第１の触媒層、４・・
・・・・第２の触媒層、６・・・・・・パンチ穴、γ・
・・・・・内筒、８，９・・・・・・フランジ、１０・
・・・・・触媒層、１１・・・・・・間隔、１３・・・
・・・中ノ［、ＪＬ１４・・・・・・周辺孔、Ａ・・・
・・・前段の触媒器、Ｂ・・・・・・後段の触媒器。
Claims (1)
- 一酸化炭素訃よび各種炭化水素等の有害成分を含有する
排気の排気管の内部に若干の間隔をおいて前記−酸化炭
素訃よび各種炭化水素を酸化する独立した２個の触媒器
を直列に、かつ着脱可能に配置した構造において、前記
２個の触媒器ばいづれもシリカクロスを触媒の担体とす
るラジアルフロー型触媒器であって、その前段の触媒器
は白金触媒を備え、後段の触媒器はパラジウム刑媒を備
えていることを特徴とする排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975113592U JPS5847207Y2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | ハイキガスジヨウカソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975113592U JPS5847207Y2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | ハイキガスジヨウカソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5227514U JPS5227514U (ja) | 1977-02-25 |
| JPS5847207Y2 true JPS5847207Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=28594649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975113592U Expired JPS5847207Y2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | ハイキガスジヨウカソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847207Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2521263B2 (ja) * | 1986-07-10 | 1996-08-07 | 三菱重工業株式会社 | 排熱回収ボイラ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941722A (ja) * | 1972-08-23 | 1974-04-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223616Y2 (ja) * | 1972-04-26 | 1977-05-30 |
-
1975
- 1975-08-18 JP JP1975113592U patent/JPS5847207Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941722A (ja) * | 1972-08-23 | 1974-04-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5227514U (ja) | 1977-02-25 |
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