JPS5847137B2 - アイスクリ−マ− - Google Patents
アイスクリ−マ−Info
- Publication number
- JPS5847137B2 JPS5847137B2 JP433176A JP433176A JPS5847137B2 JP S5847137 B2 JPS5847137 B2 JP S5847137B2 JP 433176 A JP433176 A JP 433176A JP 433176 A JP433176 A JP 433176A JP S5847137 B2 JPS5847137 B2 JP S5847137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice cream
- ice
- cold storage
- container
- creamer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Confectionery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は家庭等で簡便にアイスクリームを作ることを目
的とするもので、冷凍庫付冷蔵庫内で予め蓄冷しておい
た寒剤入りの蓄冷マットの保有する蓄熱エネルギーでア
イスクリームを凝固せしめるようにしたものである。
的とするもので、冷凍庫付冷蔵庫内で予め蓄冷しておい
た寒剤入りの蓄冷マットの保有する蓄熱エネルギーでア
イスクリームを凝固せしめるようにしたものである。
従来のアイスクリーム製造機は、アイスクリーマ一本体
のみを直冷式冷凍庫の放熱ファン上に密着して置く冷凍
庫専用直接設置式アイスクリーマ、及び冷凍庫内で冷風
を吹きつけるファン式冷凍庫専用アイスクリーマ−1及
び氷と塩を用いて容器の外側より冷却する方式及び、寒
剤は用いるが、電動部を有しないためシャーベットしか
できない方式等がある。
のみを直冷式冷凍庫の放熱ファン上に密着して置く冷凍
庫専用直接設置式アイスクリーマ、及び冷凍庫内で冷風
を吹きつけるファン式冷凍庫専用アイスクリーマ−1及
び氷と塩を用いて容器の外側より冷却する方式及び、寒
剤は用いるが、電動部を有しないためシャーベットしか
できない方式等がある。
これらの方式は(1)冷凍庫内でないと出来ない、(2
)冷凍庫以外で可能だが寒剤を廃棄せねばならない。
)冷凍庫以外で可能だが寒剤を廃棄せねばならない。
(3)シャーベットしかできない、等々の基本的欠点を
有していた。
有していた。
本発明に基づく方式はこれら従来のアイスクリマーの有
する欠点を全て解消するものである。
する欠点を全て解消するものである。
以下に本発明の一実施例を具体的に述べると、冷凍庫で
アイスクリームを冷却するエネルギを蓄える蓄冷マット
1と、アイスクリーマ一本体としての容器2、撹拌翼3
、蓋4及び電動部5と、冷凍庫外で使用する時に全体及
び一部をおおう断熱部材6とから構成される。
アイスクリームを冷却するエネルギを蓄える蓄冷マット
1と、アイスクリーマ一本体としての容器2、撹拌翼3
、蓋4及び電動部5と、冷凍庫外で使用する時に全体及
び一部をおおう断熱部材6とから構成される。
これら各部の構成のうち蓄冷マット1の外容器は純アル
ミニウム及びアルミニウム合金などの熱伝導率が高く、
寒剤に対して耐食性の高い伸延材を加工し略密閉系の容
器7とする。
ミニウム及びアルミニウム合金などの熱伝導率が高く、
寒剤に対して耐食性の高い伸延材を加工し略密閉系の容
器7とする。
但し材質はアルミニウム系に限らずステンレス系、銅及
び銅合金系、チタン系及びこれらのクラッド他等で上記
性能が得られるものであれば特に限定しない。
び銅合金系、チタン系及びこれらのクラッド他等で上記
性能が得られるものであれば特に限定しない。
容器内部に寒剤8として、初晶開始温度が一=5〜−2
4℃の範囲にあり、かつ融解熱と比熱が大きく、かつ容
器材質に対して腐食性の少ないかないしは少なくさせる
べくインヒビターとしてクロム酸根、リン酸根、ケイ酸
根等を数饅以内含み、かつ液の流動性を抑えるため流を
糊化状やゲル化状にしたものを用いる。
4℃の範囲にあり、かつ融解熱と比熱が大きく、かつ容
器材質に対して腐食性の少ないかないしは少なくさせる
べくインヒビターとしてクロム酸根、リン酸根、ケイ酸
根等を数饅以内含み、かつ液の流動性を抑えるため流を
糊化状やゲル化状にしたものを用いる。
糊化することのメリットは、液が静止することで腐食性
に対する安全性を高めることに有効である。
に対する安全性を高めることに有効である。
寒剤8の主成分は、イオン交換水であり溶質としてNa
C17〜23条の濃度を用いる。
C17〜23条の濃度を用いる。
最も有効な領域は10〜15褒の濃度であるが上記範囲
であれば濃度は限定しない。
であれば濃度は限定しない。
その容量はアイスクリーム量の1.4〜3倍程度(体積
比)とする。
比)とする。
そして熱伝導率を高めるため、蓄冷マット内面上部に冷
却フィン9を溶接、ロー付、圧入、カシメなどにより設
ける。
却フィン9を溶接、ロー付、圧入、カシメなどにより設
ける。
寒剤8が冷凍されて凝固するにつれ体積膨張を行ない、
内圧が増加し、容器破損、形状の狂いを生ずるので、そ
れを防止する目的で蓄冷マット1内部に空隙部10と、
その空隙部10に位置して安全弁11を設ける。
内圧が増加し、容器破損、形状の狂いを生ずるので、そ
れを防止する目的で蓄冷マット1内部に空隙部10と、
その空隙部10に位置して安全弁11を設ける。
空隙部10は全内容積の16〜25φとしたがこれに限
定しない。
定しない。
安全弁11は約2kg/critの圧力で作動させるよ
うにしたがこれに限定しない。
うにしたがこれに限定しない。
次にアイスクリーマ本体部は従来から知られている直冷
式アイスクリーマ−を完全に併用することができる。
式アイスクリーマ−を完全に併用することができる。
これらの構成の組合せで蓄冷マット1の上面に形成した
凹部12平担部とアイスクリーマ一本体の容器2の底部
の曲率を同じにして密着がスムーズに行く様設計するこ
とが重要である。
凹部12平担部とアイスクリーマ一本体の容器2の底部
の曲率を同じにして密着がスムーズに行く様設計するこ
とが重要である。
かつ実際使用の場合はこの部分に水ないしはそれに類す
る液状のものを数10mA?流し込み熱伝導を助長させ
られるよう設計している。
る液状のものを数10mA?流し込み熱伝導を助長させ
られるよう設計している。
上記の実施例ではアイスクリーマ一本体の容器2と蓄冷
マット1が別々になっている例であったが、第3図に示
すようにこれらを一体化して熱伝導を良くすることもで
きる。
マット1が別々になっている例であったが、第3図に示
すようにこれらを一体化して熱伝導を良くすることもで
きる。
また上記した寒剤8を飽和KC7(常温で)及びそれ以
下の濃度のKC4水溶液にし、他のインヒビター並びに
糊化剤等は全て同じとすることもできる。
下の濃度のKC4水溶液にし、他のインヒビター並びに
糊化剤等は全て同じとすることもできる。
また、NaC11、KClに限定せずNH4Cl、NH
4NO3等の適当な寒剤を用いることもこれに含まれる
。
4NO3等の適当な寒剤を用いることもこれに含まれる
。
さらに実施例ではフィン9の形状を特に限定していない
が、第4図に示すようにこれを角型うず巻状とすること
が好ましい。
が、第4図に示すようにこれを角型うず巻状とすること
が好ましい。
この種のフィンは、格子状に長方形の熱伝導材を組み合
せたものが使用されるが、細長い帯状の熱伝導材14を
角型にうず巻状にし、それがバラバラにならない程度に
支持し、かつ寸法を出す程度の簡単な止め板15を用い
れば加工が非常に簡単である。
せたものが使用されるが、細長い帯状の熱伝導材14を
角型にうず巻状にし、それがバラバラにならない程度に
支持し、かつ寸法を出す程度の簡単な止め板15を用い
れば加工が非常に簡単である。
なお形状については角を示したがこれに限定されるもの
ではない。
ではない。
以上のように本発明のアイスクリーマ−は、蓄冷マット
の使用により完全に冷凍庫外(つまり部屋の中)でアイ
スクリームが作れるものであり、従来の問題を一挙に解
決しているものである。
の使用により完全に冷凍庫外(つまり部屋の中)でアイ
スクリームが作れるものであり、従来の問題を一挙に解
決しているものである。
そして蓄冷されたエネルギーが大きいため、出来上り時
間が従来のものの約1.5倍と速まるものである。
間が従来のものの約1.5倍と速まるものである。
さらに冷凍庫内での使用はもちろん可能であるため、こ
の場合はアイスクリーム時間はさらに短縮化され、従来
のものの約2倍強となる。
の場合はアイスクリーム時間はさらに短縮化され、従来
のものの約2倍強となる。
従って出来上ったアイスクリームの結晶が急激に成長す
るため従来のものにくらべて非常にソフトなまろやかな
アイスクリームが出来、味覚が向上するものである。
るため従来のものにくらべて非常にソフトなまろやかな
アイスクリームが出来、味覚が向上するものである。
なお蓄冷マットの効果として、出来たアイスクリームを
4〜6時間以上保護できるため、アイスクリームの運搬
や戸外移動にも効力を発揮するとともにこのマットのみ
で他の用途にも使用できるという効果を有している。
4〜6時間以上保護できるため、アイスクリームの運搬
や戸外移動にも効力を発揮するとともにこのマットのみ
で他の用途にも使用できるという効果を有している。
第1図は本発明アイスクリーマ−の一実施例を示す全体
の分解斜視図、第2図は蓄冷マットの断面図、第3図は
本発明アイスクリーマ−の主要部の他の実施例を示す斜
視図、第4図はフィンの実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・蓄冷マット、2・・・・・・容器、8・
・・・・・寒剤、9・・・・・・フィン、10・・・・
・・空隙部、11・・・・・・安全弁、12・・・・・
・凹部。
の分解斜視図、第2図は蓄冷マットの断面図、第3図は
本発明アイスクリーマ−の主要部の他の実施例を示す斜
視図、第4図はフィンの実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・蓄冷マット、2・・・・・・容器、8・
・・・・・寒剤、9・・・・・・フィン、10・・・・
・・空隙部、11・・・・・・安全弁、12・・・・・
・凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部に寒剤と冷却ファンを設けた蓄冷マットと、こ
の蓄冷マットにより冷却されるアイスクリーマ一本体と
を備えたことを特徴とするアイスクリーマ−0 2蓄冷マットを構成する容器の上面にアイスクリーマ一
本体を密着載置する凹部を設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のアイスクリーマ−8 3蓄冷マットを構成する容器内に空隙部を形成したこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のア
イスクリーマ−0 4冷却フィンを帯状の熱伝導材をうず巻状にして形成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアイス
クリーマ−0 5蓄冷マットを構成する容器とアイスクリーマ一本体を
構成する容器とを一体化したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のアイスクリ−マ−0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP433176A JPS5847137B2 (ja) | 1976-01-17 | 1976-01-17 | アイスクリ−マ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP433176A JPS5847137B2 (ja) | 1976-01-17 | 1976-01-17 | アイスクリ−マ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5290677A JPS5290677A (en) | 1977-07-30 |
JPS5847137B2 true JPS5847137B2 (ja) | 1983-10-20 |
Family
ID=11581452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP433176A Expired JPS5847137B2 (ja) | 1976-01-17 | 1976-01-17 | アイスクリ−マ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847137B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62178331U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 | ||
JPH0514182Y2 (ja) * | 1986-02-26 | 1993-04-15 | ||
JPH0533942Y2 (ja) * | 1984-02-10 | 1993-08-27 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59172589U (ja) * | 1983-05-07 | 1984-11-17 | シャープ株式会社 | 電動式アイスクリ−マ− |
JPS60125885U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-24 | 日本酸素株式会社 | アイスクリ−ム製造機 |
-
1976
- 1976-01-17 JP JP433176A patent/JPS5847137B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0533942Y2 (ja) * | 1984-02-10 | 1993-08-27 | ||
JPH0514182Y2 (ja) * | 1986-02-26 | 1993-04-15 | ||
JPS62178331U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5290677A (en) | 1977-07-30 |
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