JPS584705A - 誘引殺蟻剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 住宅地、庭等に於いて見かけられる蟻の行列が家屋に侵
入し菓子類、砂糖等に群がり、時に人間に危害を与える
ことがある。即ち人体の刺された部分は痒く、治り難く
、又アザになる等の危害を与える。殺虫剤を散布すれば
被削した蟻は死出するが、次々入り込み来るので全部を
死滅させることは出来ず。若し殺蟻剤の散布で蟻退治を
行うのは非常な手数を要する。蟻の行列に熱湯を注いで
死滅する拳法もあるが、この方法は、所によっては他植
物を枯死させ、或いは器物を傷害する虞れもあり、一般
的には施行し得ない欠点がある。

本発明は上記の問題を解決するため、種々研究を重ねた
が、殺蟻剤中で良港として作用するものは、蟻が忌避作
用を示すもの多く、使用出来なかつた。又忌避作用を示
さないものでも、入量に対し毒性の強いものは使用する
ことは出来ない。

発明者は種々研究の結果、構造式 にて示される／−ナフチル−Ｎ−メチルカーバメイト（
以下ＮＡＣと称する）が、蟻に対し忌僻性なく経口毒と
して小量で有効に作用し、しかも人畜に低毒性であるこ
とを発見し、本発明を完成したものである。

本発明はアミメアリやトビイロアリ等のような砂糖、密
、を求めて来る蟻に誘引剤としてこれ等糖類を用い、Ｎ
ＡＣを食毎として使用する誘引殺蟻剤に係るものである
。

試験表 試験法　圃場　雑草を除き地上部に直径、９０ａｍの円
を画き中心に試験資料θ６ｇを山 積した。

調査法　経時的に試験資料に集って摂食している車数と
円内の苦悶及び死出数を数えた。

尚苦悶及び死出数は調査時毎に取除いた。

取除いた苦悶虫も何れもその後致死した。

ｌ供試虫　アミメアリに対する結果 試験資料に使用したＮＡＣＸ八ｉＥへ、マラチオンとグ
ラニュ糖ｔｕ和したもの及びグラニュ糖単体ものは何れ
も勿〜ｄσメツシュのものを使用した。

考察　有機燐系の薬剤は忌避性があるが、ＮＡＣ。

グラニュ糖（砂糖）の試験資料Ａ区は、試験資料り区の
グラニュ糖単体のものと変らない集りであった、即ちＮ
ＡＣは忌避性がない。

又同区の苦悶及び死出数の実数はもっと多いが、健全虫
が巣へ連ぶので実数より少くなっている。

同区の２４０分後の苦悶及び死出数の多いのは、供試虫
が夜行性のため数値が上ったものと思われる。

＠纜区のＮ時間後は試験資料のグラニュ糖がなくなった
ためである。

尚、試験資料ＡのＮＡＣ，グラニュ糖にょる製剤は、防
湿性バックに封入された場合４σＣ乙ケ月後も試験当時
同様の性状を呈し、ブロッキングを起さず効力に変化な
し。

尚、マラチオン、フェニトロチオン含有製剤は貯蔵試験
を行うと４０°Ｃ／ケ月の貯蔵品ではべとついた性状を
呈した。

本願の殺蟻剤は上記の通りの効果を奏するので糖類の甘
味を好むアミメアリ、アメイロアリ等の蟻通路、巣の付
近に載置することにより、之等の蟻を全滅することが出
来る。然かも本発明に使用する殺蟻作用を有するＮＡＣ
はＭＥＰ（フェニトロチオン）、マラチオン等より着し
く人畜には低毒性であるので、危険性低く然かも忌避性
を有しないので蟻の毒飼として殺蟻に最適であり、且つ
引退性を有し、蟻の好物食料である砂糖に極く多量の混
合使用で殺蟻の目的を達成し得られる。

実施例 ６０メツシユ粉末のグラニュ糖９９．７％、ＮＡＣＯ０
３％を混和した誘引殺蟻剤。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ／、／−ナフチル−Ｎ−メチルカーバメイトと砂糖を主
   成分とする誘引殺蟻剤。