JPS5846881B2 - ケンパカイロ - Google Patents

ケンパカイロ

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Publication number
JPS5846881B2
JPS5846881B2 JP13072375A JP13072375A JPS5846881B2 JP S5846881 B2 JPS5846881 B2 JP S5846881B2 JP 13072375 A JP13072375 A JP 13072375A JP 13072375 A JP13072375 A JP 13072375A JP S5846881 B2 JPS5846881 B2 JP S5846881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
collector
transistors
emitter
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP13072375A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5254360A (en
Inventor
利政 井上
正文 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP13072375A priority Critical patent/JPS5846881B2/ja
Publication of JPS5254360A publication Critical patent/JPS5254360A/ja
Publication of JPS5846881B2 publication Critical patent/JPS5846881B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は振幅変調波を検波する検波回路の改良に関す
る。
従来の振幅変調波を検波する検波回路lオ、ダイオード
(またはトランジスタ)で半波整流を行っているが、検
波入力を増幅する前段の増幅器のゲインの変動でバイア
ス電位がずれてしまい、良好な半波整流がなし得ないの
で、前段増幅器の入力を直接結合することができず、カ
ップリングコンデンサで接続する必要があった。
そのため検波回路をICで構成する場合には、外付けの
カップリングコンデンサを必要とし、これがIC化の障
害となっていた。
第1図に従来の代表的な検波回路の例を示す。
この第1図で、トランジスタQ1と抵抗R1,R2とに
より振幅変調波の中間周波増幅器が構成されており、ま
た、ダイオードDと抵抗R3、R4とにより検波用トラ
ンジスタQ2(実際はダイオードの動作をする)のバイ
アス回路が、トランジスタQ3と抵抗R5、R6とによ
り検波出力の増幅器が、それぞれ構成される。
今、中間周波増幅器により希望の振幅レベルに増幅され
たとする。
この振幅変調波信号が検波用トランジスタQ2のベース
に送られて検波動作が行なわれる訳であるが、検波動作
を行なうためには、第2図に示すトランジスタQ2の動
作特性図の点Pのようにオンレベルすれすれにトランジ
スタQ2のベースバイアス電位を設定し、半波整流作用
が行なわれるようにしなければならない。
そこで、中間周波増幅器のゲインの若干の変動でこのバ
イアス電位がずれることを避けるため、中間周波増幅器
と検波回路との間は直接接続できず、外付けのカップリ
ングコンデンサCを介して接続する必要がある。
したがって本発明は簡単な回路でカップリングコンデン
サを不要とする検波回路を提供することを目的とする。
以下本発明に係る一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第3図において、NPN トランジスタ1および2は差
動増幅器を構成しており、それぞれのベースは抵抗5,
6を介して抵抗3,4で構成される分圧回路に接続され
、所定のバイアス電位を与えられている。
このトランジスタ1および2の一方のベースは検波すべ
き振幅変調波を出力する入力信号源7に接続されている
これらトランジスタ1.2の両エミッタは共通接続され
、定電流源8に接続される。
トランジスタ1のコレクタには順次抵抗10およびダイ
オード11が接続され、正の電源端子に接続される。
トランジスタ2のコレクタは順次ダイオード12、抵抗
13を介して正の電源端子に接続される。
トランジスタ1のコレクタには第3のトランジスタ9の
エミッタが接続され、トランジスタ2のコレクタにはト
ランジスタ9のコレクタが接続される。
このトランジスタ9のベースはダイオード12と抵抗1
3との接続点に接続される。
次にこの回路の動作について第4図および第5図を参照
しながら説明する。
まず信号源7からの入力信号が正の場合について説明す
る。
この場合にはトランジスタ1のベースに正の電位が加え
られるため、トランジスタ1のコレクタ電流は増大し、
そのため抵抗10による電圧降下45大きくなる。
このときトランジスタ2のコレクタ電流は減少し、その
ため抵抗13に流れる電流は少なくなる。
したがってトランジスタ9のエミッタ電位は低く、コレ
クタ電位は高くなる。
その結果トランジスタ9は第4図に示すvcEが正の領
域中の能動領域での動作を行い、すなわちコレクタ・エ
ミッタ間のインピーダンスが低くなる。
そのためトランジスタ1,2のコレクタ間が短絡された
と同じ状態となるので、トランジスタ1,2で構成され
る差動増幅器のゲインはほぼ零となる。
なお、ダイオード12はトランジスタ9のベースバイア
ス電圧を発生するためであり、またダイオード11は差
動増幅器の負荷条件をバランスさせるためであり、ダイ
オード11と12は等価な特性のものが望ましい。
すなわち電源電圧変動、周囲温度変化に対し同様のイン
ピーダンス特性変化を呈し負荷のバランスを保てるから
である。
次に入力信号源7よりの信号が負の場合には、トランジ
スタ2のコレクタ電流が増大し、したがってトランジス
タ9のコレクタ電位が下がり、トランジスタ1のコレク
タ電位は上昇するのでトランジスタ9は第4図のVOE
の負の領域での動作を行う。
すなわちこのトランジスタ9のコレクタ・エミッタ間は
高インピーダンスとなり、差動増幅器を構成するトラン
ジスタ1,2のコレクタ間ヲはぼしゃ断する。
したがってこの時には差動増幅器のゲインは通常の差動
増幅器としてのゲインが得られる。
したがって第5図Aに示すような被検波入力が入力され
た場合には、その正負の半サイクルで差動増幅器のゲイ
ンが極端に異なるため、第5図Bに示すような半波整流
出力が、たとえばトランジスタ1のコレクタ端子より得
られ、これを積分することにより第5図Cに示すような
検波出力が得られる。
このように、入力信号の極性によって差動増幅器のゲイ
ンを大幅に異ならせるようにしているため、前段増幅器
のゲインが多少変動したとしても、トランジスタ9のコ
レクタ・エミッタ間バイアス電圧VcEが第4図のOポ
イントから左右に若干ずれるだけであるから、入力の正
・負でのゲインの差自体はそれ程度らず、結局、第5図
Bのような波形の出力が得られる。
したがってトランジスタ1のベースバイアス電圧の許容
量は従来(第1図)よりも余裕があり、カップリングコ
ンデンサを用いずに直接接続できる。
なおこの回路をIC化する場合にはダイオード11.1
2はトランジスタのBC(ベース・コレクタ)間あるい
はBE間(ベースエミッタ)間の接合を用いて構成する
のが普通である。
このときダイオード11.12はいずれも第6図に示す
ようにトランジスタ14.15のBC接合を利用したも
のを用いるのが好ましい。
すなわち定常状態(無信号時)でトランジスタ9のコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れないように、トランジス
タ9のBC間スレッシュホールド電圧とダイオード12
のスレッシュホールド電圧とを等しくするのが好ましい
からである。
このダイオード12を第6図に示すものとは逆にトラン
ジスタのBE間接合を利用したものを用いたとすると、
ダイオード12のスレッシュホールド電圧の方がトラン
ジスタ9のBC間スレッシュホールド電圧よりも高くな
って、定常状態でトランジスタ9に負のコレクタ電流が
流れるからである。
以上説明したように、上記検波回路によれば、直流バイ
アスの調整がきわめて簡単であり、検波回路前段のゲイ
ンに影響されないため、前段の増幅器にカップリングコ
ンデンサを介さず直結することができる。
したがってIC化した場合にきわめて好ましい。
また差動増幅器を用い、さらにダイオード11.12を
同一特性のものを用いることにより、電源電圧変動ある
いは温度変化に対してきわめて安定した検波を行うこと
が可能である。
なお、上記の説明ではトランジスタは全てNPN型のも
のを用いているがPNP型を用いることができることは
勿論である。
また、ダイオード11゜12の代りに抵抗を用いること
も可能である。
さらに、第3図および第6図では、差動増幅器を構成す
るトランジスタ1,2のコレクタ負荷として抵抗10.
13を使用した場合の例を示しているが、第7図に示す
ように高利得を得るためPNP型トランジスタ101,
131を負荷として用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図は第1図のトランジス
タQ2のベース・エミッタ電圧とエミッタ電流との関係
を示すグラフ、第3図は本発明の一実施例を示す回路図
、第4図は第3図のトランジスタ9のコレクタ・エミッ
タ電圧とコレクタ電流との関係を示すグラフ、第5図A
、B、Cは第3図の回路の動作を説明するための波形図
、第6図および第7図は他の実施例をそれぞれ示す回路
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 差動増幅器を構成する第1、第2のトランジスタと
    、これら両トランジスタのコレクタにそのコレクタおよ
    びエミッタがそれぞれ接続される第3のトランジスタと
    を有し、このトランジスタのコレクタ・エミッタ間のイ
    ンピーダンスが前記第1、第2のトランジスタのコレク
    タ電位に応じて変化するように、第3のトランジスタの
    ベースを第1または第2のトランジスタのコレクタ電流
    通路に接続しかつ、第3のトランジスタのベース・コレ
    クタ間にダイオードまたは抵抗を挿入したことを特徴と
    する検波回路。
JP13072375A 1975-10-29 1975-10-29 ケンパカイロ Expired JPS5846881B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13072375A JPS5846881B2 (ja) 1975-10-29 1975-10-29 ケンパカイロ

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JP13072375A JPS5846881B2 (ja) 1975-10-29 1975-10-29 ケンパカイロ

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Publication Number Publication Date
JPS5254360A JPS5254360A (en) 1977-05-02
JPS5846881B2 true JPS5846881B2 (ja) 1983-10-19

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ID=15041079

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JP13072375A Expired JPS5846881B2 (ja) 1975-10-29 1975-10-29 ケンパカイロ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243478U (ja) * 1988-08-10 1990-03-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243478U (ja) * 1988-08-10 1990-03-26

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