JPS5846720B2 - 原子炉炉心誤装荷防止機構 - Google Patents

原子炉炉心誤装荷防止機構

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JPS5846720B2
JPS5846720B2 JP50091568A JP9156875A JPS5846720B2 JP S5846720 B2 JPS5846720 B2 JP S5846720B2 JP 50091568 A JP50091568 A JP 50091568A JP 9156875 A JP9156875 A JP 9156875A JP S5846720 B2 JPS5846720 B2 JP S5846720B2
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JP
Japan
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core
core component
cylindrical surface
prevention mechanism
loading
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JP50091568A
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JPS5215979A (en
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岩男 碇本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Atomic Power Industries Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子炉炉心の炉心構成要素誤装荷防止機構に関
するものである。
原子炉炉心の構成要素は、濃縮度の異なる燃料集合体、
ブランケット、安全棒、調整棒、中性子源、中性子遮蔽
体等からなり、これら多種類の炉心構成要素はエントラ
ンスノズルが連結管に挿入されて支持され、7炉心を形
成している。
炉心構成要素を所定位置以外に配置して炉心を組立るこ
とは成る場合には極めて危険であるため、多種類の、外
形の略々同じ炉心構成要素を各種類毎に所定位置に誤ま
りなく配置できるような誤装荷防止機構が必要である。
従来の原子炉炉心誤装荷防止機構は、所定の装荷位置以
外でも、それが安全側の誤装荷であれば装荷が可能であ
った。
例えば、濃縮度の高い外側即ち炉心ゾーン■の燃料集合
体を内側即ち炉心ゾーンIに装荷することはできないが
、濃縮度の低い内側の燃料集合体は外側即ち炉心ゾーン
■に装荷することが可能であった。
このような誤装荷は安全側であるため危険はない。
しかしながら、誤装荷の生じた位置には本来その位置に
装荷されるべき炉心構成要素が装荷できなくなり、全部
の炉心構成要素を装荷するためには誤装荷された炉心構
成要素を探し出さねばならない。
装荷された状態のままで誤装荷された炉心構成要素を検
出することは不可能であるので、実際には炉心構成要素
を一本一本引抜いて他の装荷ゾーンへ装荷してチェック
を行うという方法により探していた。
この作業は非常に時間の掛る無駄な作業である。
又、全ての誤装荷が安全側に生じ、全ての炉心構成要素
が誤装荷されたままで炉心が組立られた場合には、原子
炉運転時に効率が低下する。
従って本発明の目的は、炉心構成要素が所定の装荷位置
だけに完全に装荷され、誤装荷が容易に検出できる原子
炉炉心誤装荷防止機構を提供することである。
次に添附図面に示す一実施例に沿って本発明を説明する
第1図に於て、燃料集合体■、燃料集合体■、ブランケ
ット、安全棒、調整棒、中性子源および中性子遮蔽体等
の複数種類の炉心構成要素のうち、例えば燃料集合体I
である炉心構成要素1は、そのエントランスノズル2が
炉心の支持構造3に固着された連結管4内に挿入され支
持されている。
エントランスノズル2は略々円筒形であって、3つの肩
部5,6および7によって区切られ、エントランスノズ
ル先端に向って段階的に外径の小さくなる4つの円筒面
8,9,10および11が形成されている。
連結管4の内面は、エントランスノズル2の外形と略々
対応する形状にしである。
即ち、エントランスノズル2の肩部5,6および7には
それぞれ肩部12,13および14が対応し、エントラ
ンスノズル20円筒面9,10および11にはそれぞれ
円筒面15,16および11が対応し、エントランスノ
ズル2と連結管4との間に大きな間隙が生じない。
特に円筒面9と15および11と17との間は全周につ
いて例えば0.1 mmの非常に小さな間隙となってお
り、肩部5と12との接触と共働して炉心構成要素1を
支持する。
第2図は第1図と同様の炉心構成要素と連結管との関係
を示す図であるが、ここに示す炉心構成要素101は複
数種類の炉心構成要素のうち、例えば燃料集合体■より
も濃縮度の低い燃料集合体■である。
従って、誤装荷を防止し、誤装荷が生じた場合にはこれ
を容易に検出できるようにするために、炉心構成要素1
01のエントランスノズル102の形状を第1図のもの
とは変えである。
即ち、第2図に示す例では、円筒面109が円筒面9よ
りも外径が小さく、円筒面111は円筒面11よりも外
径が大きい。
但し円筒面109の外径は円筒面111の外径よりも大
きい。
又、連結管104の各円筒面115および117の寸法
はそれぞれ対応するエントランスノズル1020円筒面
109および111よりも僅かに(例えば外径で0.2
mm )大きくしである。
他の点については第1図に示すものと同様の構成である
第3図には、第1図に示す連結管4に第2図に示す炉心
構成要素101のエントランスノズル102が誤装荷さ
れた場合の各円筒面の関係を示す。
エントランスノズル102の先端部の円筒面111は連
結管4の円筒面17よりも外径が太きいため、肩部14
に接触し、その位置で停止されてそれ以上挿入できない
従って炉心構成要素101は所定位置より高い位置で止
まることになり、燃料交換機による検出が可能となる。
第4図には第2図に示す連結管104に第1図に示す炉
心構成要素1のエントランスノズル2が誤装荷された場
合の各円筒面の関係を示す。
この場合には、エントランスノズル2の先端部の円筒面
11は連結管104の下部の円筒面117よりも外径が
小さいが、エントランスノズル2の上部の円筒面9は連
結管104の上部の円筒面115よりも直径が小さい。
従ってエントランスノズル2の肩部6が連結管104の
肩部112と係合し、その位置で停止されてそれ以上挿
入できない。
従ってこの場合も炉心構成要素1は所定位置より高い位
置に止まり、燃料交換機による検出が可能となる。
以上の説明から明らかな如く、本発明に依れば、炉心構
成要素のエントランスノズルの寸法を一部だけ変えると
いう極めて簡単な構成により、特定の装荷ゾーンには特
定の炉心構成要素だけしか装荷できず、また誤装荷が極
めて容易に発見できる原子炉炉心誤装荷防止機構が提供
される。
以上の説明では、説明を簡単にするために炉心構成要素
が2種類である場合について説明したが、より多くの種
類の炉心構成要素を持つ炉心にも各円筒面の寸法を適当
に選択することにより本発明を適用できることは勿論で
ある。
例えば、原子炉炉心内に配置される炉心構成要素が、燃
料集合体■、燃料集合体■、ブランケット、安全棒、調
整棒、中性子源および中性子じゃへい体からなる場合、
それぞれの炉心構成要素の嵌合部直径と、連結管に設け
られてそれぞれの炉心構成要素の嵌合部を受は入れる嵌
合部受入開口部の直径との関係の一例は表に示す如きも
のにすると良い。
この表で○印は装荷が可能であることを示し、×印は装
荷が不可能であることを示す。
従って表から、燃料集合体Iは炉心ゾーンIに、燃料集
合体■は炉心ゾーン■に、ブランケットはブランケット
ゾーンに、の如く、それぞれ正しいゾーンにだけしか各
炉心構成要素が装荷できない。
例えば燃料集合体■を誤って燃料集合体■を受は入れる
ための炉心ゾーン■に装荷しようとした場合には、燃料
集合体■の嵌合部の上側円筒面はその直径が72で炉心
ゾーン■の嵌合部受入開口部の上側円筒面の直径76.
2mmよりも小さいため容易に挿入できるが、燃料集合
体Iの嵌合部の下側円筒面はその直径が59mmで炉心
ゾーン■の嵌合部受人開口部の下側円筒面の直径58.
2mmよりも太きいため挿入できず、結果として燃料集
合体Iは炉心ゾーン■に装荷できずに途中で止められる
ことになる。
他の×印を附して表わす炉心構成要素と連結管嵌合部受
人開口との組合せについても、上側あるいは下側のいず
れかの円筒面で挿入が阻止され、誤装荷が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ所定位置に正しく装荷さ
れた炉心構成要素と連結管との関係を示す図、第3図お
よび第4図は誤装荷の起った場合の炉心構成要素と連結
管との関係を示す図である。 i、’+oi・・・・・・炉心構成要素、2,102・
・・・・・エントランスノズル、4,104・・・・・
・連結管、9゜11.109,111・・・・・・嵌合
部受人開口部(円筒面)、15、17、115、117
・・・・・・嵌合部(円筒面)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数種類の炉心構成要素のエントランスノズルの各
    々に形成された上記炉心構成要素の種類毎に異なる外径
    の嵌合部と、 上記炉心構成要素を支持する連結管に形成され、上記炉
    心構成要素の上記嵌合部の外径に対応して所定種類の上
    記炉心構成要素の上記嵌合部を受は入れる嵌合部受人開
    口部とを備えた原子炉炉心誤装荷防止機構に於て、 上記嵌合部が互いに外径の異なる少なくとも2つの円筒
    面からなり、かつ 上記嵌合部受人開口部が、上記所定種類の炉心構成要素
    だけを受は入れるような寸法の互いに内径の異なる少な
    くとも2つの受入円筒面からなることを特徴とする原子
    炉炉心誤装荷防止機構。
JP50091568A 1975-07-29 1975-07-29 原子炉炉心誤装荷防止機構 Expired JPS5846720B2 (ja)

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JP50091568A JPS5846720B2 (ja) 1975-07-29 1975-07-29 原子炉炉心誤装荷防止機構

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JP50091568A JPS5846720B2 (ja) 1975-07-29 1975-07-29 原子炉炉心誤装荷防止機構

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JPS5215979A JPS5215979A (en) 1977-02-05
JPS5846720B2 true JPS5846720B2 (ja) 1983-10-18

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ID=14030114

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JP50091568A Expired JPS5846720B2 (ja) 1975-07-29 1975-07-29 原子炉炉心誤装荷防止機構

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JP5999890B2 (ja) * 2011-12-05 2016-09-28 三菱重工業株式会社 原子炉

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