JPS5845816Y2 - マスキングシ−ト - Google Patents
マスキングシ−トInfo
- Publication number
- JPS5845816Y2 JPS5845816Y2 JP3999679U JP3999679U JPS5845816Y2 JP S5845816 Y2 JPS5845816 Y2 JP S5845816Y2 JP 3999679 U JP3999679 U JP 3999679U JP 3999679 U JP3999679 U JP 3999679U JP S5845816 Y2 JPS5845816 Y2 JP S5845816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- sheet
- permanent magnet
- masking
- shaped permanent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は塗装用又は作業用に使用されるマスキングシ
ートの構造にかかり、磁性体上において明瞭な境界線を
もって被覆部分を区画しえ、且つ取扱が簡易な汎用マス
キングシートを提供するのが目的で゛ある。
ートの構造にかかり、磁性体上において明瞭な境界線を
もって被覆部分を区画しえ、且つ取扱が簡易な汎用マス
キングシートを提供するのが目的で゛ある。
塗装養生用として全面に永久磁石と緩衝材とを交互に配
設したマスキングシートは実公昭50−25720号に
開示されているが、このものは全面に可撓性磁石を配設
しているため全面で吸着し、従ってマスキングシートの
縁部を撓曲せしめることはできず汎用の塗装用マスキン
グシートとしては利用しえないものであるし、又磁力の
弱い可撓性磁石を用いているためマスキングテープの上
がら吸着せしめるなど磁性体である被塗装面との間に距
離があるときは空隙を生じ、縁部における完全な密着は
望めなかったものである。
設したマスキングシートは実公昭50−25720号に
開示されているが、このものは全面に可撓性磁石を配設
しているため全面で吸着し、従ってマスキングシートの
縁部を撓曲せしめることはできず汎用の塗装用マスキン
グシートとしては利用しえないものであるし、又磁力の
弱い可撓性磁石を用いているためマスキングテープの上
がら吸着せしめるなど磁性体である被塗装面との間に距
離があるときは空隙を生じ、縁部における完全な密着は
望めなかったものである。
従って塗装養生用としてはともかく、塗装用のマスキン
グシートとしては不完全なものであった。
グシートとしては不完全なものであった。
この考案は斜上の欠点を政情したものであって、非滲透
性材料よりなるシート1の耳部11に、方形断面の棒状
永久磁石2と、これより大型の可撓性緩衝片3とを交互
に連続して内包させたことを特徴とする。
性材料よりなるシート1の耳部11に、方形断面の棒状
永久磁石2と、これより大型の可撓性緩衝片3とを交互
に連続して内包させたことを特徴とする。
この考案を図面によって詳細に説明する。
シート1は耐油性及び耐溶性の非滲透性材料例えばボッ
エチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ブチル
ゴム系耐油性配合シート、更には布や不織布にこれらの
非滲透性配合物を重層又は塗布したシート類からなり、
特定用途に応じた定形の又は汎用の形状及び寸法に切断
されたものを用いる。
エチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ブチル
ゴム系耐油性配合シート、更には布や不織布にこれらの
非滲透性配合物を重層又は塗布したシート類からなり、
特定用途に応じた定形の又は汎用の形状及び寸法に切断
されたものを用いる。
そうしてその耳部11には、全長に亙って又は所望の部
分について、折り返して縫着12シ又は別片の非滲透材
料よりなるテープ片を継ぐなどして連続した袋部4を形
成せしめ、該袋部4内に方形断面の棒状永久磁石2と、
これより断面積が大きな可撓性緩衝片3とが交互に連続
して内包されている。
分について、折り返して縫着12シ又は別片の非滲透材
料よりなるテープ片を継ぐなどして連続した袋部4を形
成せしめ、該袋部4内に方形断面の棒状永久磁石2と、
これより断面積が大きな可撓性緩衝片3とが交互に連続
して内包されている。
棒状永久磁石2は強磁性の永久磁石例えばフェライト永
久磁石を用い、その寸法は用途にもよるが、汎用のもの
としては底辺が幅1crn前後、長さが5cm前後がよ
い。
久磁石を用い、その寸法は用途にもよるが、汎用のもの
としては底辺が幅1crn前後、長さが5cm前後がよ
い。
可撓性緩衝片3は、動植物性の各種繊維の団塊、フェル
ト状の物又はポリウレタン発泡体、ポリエチレンスポン
ヂなどの気泡性可塑性材料の棒状成形品(塑形の外切断
成形を含む)などであって、可撓性を有し、屈曲可能な
ものよりなり、棒状永久磁石2より断面積が大きなもの
を利用する。
ト状の物又はポリウレタン発泡体、ポリエチレンスポン
ヂなどの気泡性可塑性材料の棒状成形品(塑形の外切断
成形を含む)などであって、可撓性を有し、屈曲可能な
ものよりなり、棒状永久磁石2より断面積が大きなもの
を利用する。
そうしてこの可撓性緩衝片3は、断面形状が方形断面で
袋部4内を閉塞しうる寸法を有するものが好ましい 斜上の棒状永久磁石2と可撓性緩衝片3とは交互に連続
して袋部4内に内包されている。
袋部4内を閉塞しうる寸法を有するものが好ましい 斜上の棒状永久磁石2と可撓性緩衝片3とは交互に連続
して袋部4内に内包されている。
この内包の作業は、袋部4の形成が丈夫に行われねばな
らないこともあり、予め折り返して縫着12するなどし
て袋部4を形成せしめ、この内に棒状永久磁石2と可撓
性緩衝片3とを交互に引き入れるようにするのが好まし
く、このためガーゼ布テープのような長さ方向の伸縮が
少く幅方向に伸縮して可撓性緩衝片3の膨張を抑止しな
い可撓性条片5で棒状永久磁石2と可撓性緩衝片3とを
連続して包被せしめ、この状態で袋部4内に引き入れる
ようにすれば能率よく引き入れが可能であり、又引き入
れ後可撓性緩衝片3に袋部4内を閉塞せしめることもで
きるものである。
らないこともあり、予め折り返して縫着12するなどし
て袋部4を形成せしめ、この内に棒状永久磁石2と可撓
性緩衝片3とを交互に引き入れるようにするのが好まし
く、このためガーゼ布テープのような長さ方向の伸縮が
少く幅方向に伸縮して可撓性緩衝片3の膨張を抑止しな
い可撓性条片5で棒状永久磁石2と可撓性緩衝片3とを
連続して包被せしめ、この状態で袋部4内に引き入れる
ようにすれば能率よく引き入れが可能であり、又引き入
れ後可撓性緩衝片3に袋部4内を閉塞せしめることもで
きるものである。
斜上の構造を有するマスキングシートは、例えば塗装用
に使用するときは、被塗布品9の非塗布部91縁に沿っ
てマスキングシートを被覆せしめるものであり、棒状永
久磁石2と、その間に介在する可撓性緩衝片3により、
彎曲した境界線であっても汎用の直線縁を持つマスキン
グシートでよく適合させることができる。
に使用するときは、被塗布品9の非塗布部91縁に沿っ
てマスキングシートを被覆せしめるものであり、棒状永
久磁石2と、その間に介在する可撓性緩衝片3により、
彎曲した境界線であっても汎用の直線縁を持つマスキン
グシートでよく適合させることができる。
猶曲率が大であったり、微小な凹凸も許さないときは、
予め境界線にマスキングテープ8を貼って精密な境界を
設定しておくものとする。
予め境界線にマスキングテープ8を貼って精密な境界を
設定しておくものとする。
この被覆により、耳部11に内包される棒状永久磁石2
はその底面により広い面積で非塗布部91面にシート1
又はこれに継ぎ縫された他のテープ片を介して対向する
ので、その強い吸引力によって耳部11及びマスキング
テープ8を距てても確実に吸着せしめることができる。
はその底面により広い面積で非塗布部91面にシート1
又はこれに継ぎ縫された他のテープ片を介して対向する
ので、その強い吸引力によって耳部11及びマスキング
テープ8を距てても確実に吸着せしめることができる。
そうして棒状永久磁石2,2相互間には太い可撓性緩衝
片3,3が位置し、その弾性によって耳部11を圧接せ
しめるから、耳部11は連続して完全に密着し、空隙を
発生しないので完全なマスキング効果かえられる。
片3,3が位置し、その弾性によって耳部11を圧接せ
しめるから、耳部11は連続して完全に密着し、空隙を
発生しないので完全なマスキング効果かえられる。
更にこの可撓性緩衝片3,3は自由に屈曲するから、汎
用マスキングシートの場合、非塗布部91の境界に沿っ
て耳部11を空隙の発生なく対応せしめることができ、
多種の用途に兼用することができるし、又棒状永久磁石
2,2相互の離隔片となって均斎な吸着を可能ならしめ
ており、又折りたたむことを可能にしていて格納に便な
らしめているなど種々の作用効果を奏するものである。
用マスキングシートの場合、非塗布部91の境界に沿っ
て耳部11を空隙の発生なく対応せしめることができ、
多種の用途に兼用することができるし、又棒状永久磁石
2,2相互の離隔片となって均斎な吸着を可能ならしめ
ており、又折りたたむことを可能にしていて格納に便な
らしめているなど種々の作用効果を奏するものである。
猶、このマスキングシートは塗装面の養生用として、又
整備作業等における保護シートとして、更には雨おおい
、日おおいなどしても利用で゛きることは勿論である。
整備作業等における保護シートとして、更には雨おおい
、日おおいなどしても利用で゛きることは勿論である。
更に非磁性体の場合は、非塗布部91に磁性体を臨時に
当接せしめることにより例えば窓ガラス等の場合その裏
面に鉄板を当てることにより、これに棒状永久磁石2を
吸着せしめて窓枠部のマスキング作業を能率的に実施す
ることができるなど種々の応用を可能ならしめている。
当接せしめることにより例えば窓ガラス等の場合その裏
面に鉄板を当てることにより、これに棒状永久磁石2を
吸着せしめて窓枠部のマスキング作業を能率的に実施す
ることができるなど種々の応用を可能ならしめている。
図面は実施例を示す要部の一部切欠見取図である。
1・・・・・・シート、11・・・・・・耳部、12・
・・・・・縫着、2・・・・・・棒状永久磁石、3・・
・・・・可撓性緩衝片、4・・・・・・袋部、5・・・
・・・可撓性条片、8・・・・・・マスキングテープ、
9・・・・・・被塗布品、91・・・・・・非塗布部、
92・・・・・・塗布部。
・・・・・縫着、2・・・・・・棒状永久磁石、3・・
・・・・可撓性緩衝片、4・・・・・・袋部、5・・・
・・・可撓性条片、8・・・・・・マスキングテープ、
9・・・・・・被塗布品、91・・・・・・非塗布部、
92・・・・・・塗布部。
Claims (1)
- 1.非滲透性材料よりなるシート1の耳部11に、方形
断面の棒状永久磁石2と棒状永久磁石2より断面積が大
きな可撓性緩衝片3とを交互に連続して内包させたこと
を特徴とするマスキングシートの構造。 2、シート1が耐溶剤性材料よりなる実用新案登録請求
の範囲第1項記載のマスキングシートの構造。 3、棒状永久磁石がフェライト永久磁石である実用新案
登録請求の範囲第1項又は第2項記載のマスキングシー
トの構造。 4、可撓性緩衝片3が気泡性可塑性材料の棒状成形品で
ある実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
かに記載のマスキングシートの構造。 5、可撓性緩衝片3が方形断面の棒状体である実用新案
登録請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載のマ
スキングシートの構造。 6、シート1の耳部11に形成された袋部4内に棒状永
久磁石2及び可撓性緩衝片3を内包させてなる実用新案
登録請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のマ
スキングシートの構造。 7、棒状永久磁石2及び可撓性緩衝片3が共通の可撓性
条片5に包被された状態で袋部4内に収容されてなる実
用新案登録請求の範囲第6項記載のマスキングシートの
構造。 8、シート1が定形をなし、その耳部11の全長に亙っ
て棒状永久磁石2及び可撓性緩衝片3が内包されてなる
実用新案登録請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに
記載の塗装用マスキングシートの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3999679U JPS5845816Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | マスキングシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3999679U JPS5845816Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | マスキングシ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55141577U JPS55141577U (ja) | 1980-10-09 |
JPS5845816Y2 true JPS5845816Y2 (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=28907878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3999679U Expired JPS5845816Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | マスキングシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845816Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-29 JP JP3999679U patent/JPS5845816Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55141577U (ja) | 1980-10-09 |
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