JPS584572B2 - 水性界面活性剤組成物 - Google Patents
水性界面活性剤組成物Info
- Publication number
- JPS584572B2 JPS584572B2 JP52109577A JP10957777A JPS584572B2 JP S584572 B2 JPS584572 B2 JP S584572B2 JP 52109577 A JP52109577 A JP 52109577A JP 10957777 A JP10957777 A JP 10957777A JP S584572 B2 JPS584572 B2 JP S584572B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid particulate
- surfactant
- surfactant composition
- particulate matter
- specific polymer
- Prior art date
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- Expired
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は固体微粒子物質を配合した界面活性剤の水溶
液、とくに一価,二価.三価の強電解質の共存する界面
活性剤水溶液中に固体微粒子物質を安定に分散配合せし
めた水性界面活性剤組成物に関する。
液、とくに一価,二価.三価の強電解質の共存する界面
活性剤水溶液中に固体微粒子物質を安定に分散配合せし
めた水性界面活性剤組成物に関する。
界面活性剤を多量に含有する洗浄剤等の組成物中に
は.他の効果やすぐれた外観を引出すために,固体微粒
子物質として殺菌剤.顔料,研廁剤、乳濁剤、真珠光沢
剤、などが配合される。
は.他の効果やすぐれた外観を引出すために,固体微粒
子物質として殺菌剤.顔料,研廁剤、乳濁剤、真珠光沢
剤、などが配合される。
しかし.それらを単に配合ずるだけでは良好な分散安定
性が得られず、静置した場合、沈降または浮上分離する
ことが多い。
性が得られず、静置した場合、沈降または浮上分離する
ことが多い。
固体微粒子物質を安定に分散させるためには,■固体微
粒子物質の粒径を極力小さくする,■分散媒と固体薇粒
子物質との密度を同一にする、■系の粘度を高くし固体
微粒子物質の流動,沈降,浮上を防止する,■系内での
固体微粒子物質間の凝集を防止する,などの手段が知ら
れている。
粒子物質の粒径を極力小さくする,■分散媒と固体薇粒
子物質との密度を同一にする、■系の粘度を高くし固体
微粒子物質の流動,沈降,浮上を防止する,■系内での
固体微粒子物質間の凝集を防止する,などの手段が知ら
れている。
しかし、■の方法では物質によって限界があるし,なか
には固体微粒子物質本来の性能が消失するケースもある
。
には固体微粒子物質本来の性能が消失するケースもある
。
加えて,極微粒子化は表面積を増大せしめ,表面エネル
ギーを高めるので,固体微粒子間の凝集が進行し,かえ
って分散性が悪くなる。
ギーを高めるので,固体微粒子間の凝集が進行し,かえ
って分散性が悪くなる。
■の方法もまた,物質の固有値から効果に限界がある。
さらに■の方法で粘度を高める場合は、蓉器に洗浄剤が
へばりついて離れ難いという,使用上の問題が生ずる。
へばりついて離れ難いという,使用上の問題が生ずる。
この■の方法の欠点をカバーするため、ポリアクリル酸
や該酸の金属塩,有機アルカリの中和塩、キサンタンガ
ム,などの水溶性ポリマーを添加して洗浄剤にチクソト
ロピー佳を付与するとか.あるいは固体微粒子の凝集を
防止するため,ビニル系やセルロース系ポリマーを添加
して保護コロイドを形成させるといった対策が知られて
いるが,ナトリウム,カリウム等の一価の電解質.マグ
ネシウム、カルシウム等の二価の電解質,あるいは鉄や
アルミニウム等の三価の電解質.などの強電解質が共存
する濃厚界面活性剤水溶液では、先述したポリマーが収
縮するので,チクソトロピー性や保護コロイド形成能が
失なわれ.結局,固体微粒子が安定に分散した水性界面
活性剤組成物を得ることは著しく困難である。
や該酸の金属塩,有機アルカリの中和塩、キサンタンガ
ム,などの水溶性ポリマーを添加して洗浄剤にチクソト
ロピー佳を付与するとか.あるいは固体微粒子の凝集を
防止するため,ビニル系やセルロース系ポリマーを添加
して保護コロイドを形成させるといった対策が知られて
いるが,ナトリウム,カリウム等の一価の電解質.マグ
ネシウム、カルシウム等の二価の電解質,あるいは鉄や
アルミニウム等の三価の電解質.などの強電解質が共存
する濃厚界面活性剤水溶液では、先述したポリマーが収
縮するので,チクソトロピー性や保護コロイド形成能が
失なわれ.結局,固体微粒子が安定に分散した水性界面
活性剤組成物を得ることは著しく困難である。
この発明者らは上記の問題を解決するため.鋭意研究に
励んだ結果.強電解質の共存する界面活性剤水溶液に特
定のポリマーを添加すれば,固体微粒子物質の分散安定
性が向上することを見出すこことができた。
励んだ結果.強電解質の共存する界面活性剤水溶液に特
定のポリマーを添加すれば,固体微粒子物質の分散安定
性が向上することを見出すこことができた。
この発明の水性界面活性剤組成物は,上記の知見に基づ
いて研究開発されたもので,界面活性剤2〜30%(重
量基準)と,後記一般式で表わされる特定ポリマー0.
05%以上と,固体微粒子物質0.01〜10%と、か
らなることを特徴とする。
いて研究開発されたもので,界面活性剤2〜30%(重
量基準)と,後記一般式で表わされる特定ポリマー0.
05%以上と,固体微粒子物質0.01〜10%と、か
らなることを特徴とする。
以下.詳細に説明する。
〔■〕 必須成分について:
○ 特定ポリマ一
つぎの一般式を有する分子量2万〜100万の水溶性高
分子。
分子。
ただし式中R1,R3はHまたはCH3,R2はC1〜
C18のアルキル基.R4,R6はC1〜C4のアルキ
レン基、R5はH,CH3またはC2H5,m/nは1
/9〜8/2のモル比を示す。
C18のアルキル基.R4,R6はC1〜C4のアルキ
レン基、R5はH,CH3またはC2H5,m/nは1
/9〜8/2のモル比を示す。
さらに具体的に云うと.上記の特手ポリマーはアクリル
酸エステルまたはメタクリル酸エステル(以下A成分と
称す)と.アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エス
テルのベタイン型両性化合物(以下B成分と称す)とか
らなる共重合物であって,A成分とB成分のモル比は1
/9〜8/2.好ましくは2/8〜7/3の範囲にある
。
酸エステルまたはメタクリル酸エステル(以下A成分と
称す)と.アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エス
テルのベタイン型両性化合物(以下B成分と称す)とか
らなる共重合物であって,A成分とB成分のモル比は1
/9〜8/2.好ましくは2/8〜7/3の範囲にある
。
A成分のR1は先述したようにHまたはCH3,R2は
C1〜C18のアルキル基が適当で,B成分のR3はH
またはCH3、R4はC1〜C4のアルキレン基,R5
はH,CH3,C2H5が適当である。
C1〜C18のアルキル基が適当で,B成分のR3はH
またはCH3、R4はC1〜C4のアルキレン基,R5
はH,CH3,C2H5が適当である。
mとnのモル比は,この発明にとって本質的な重要因子
であり,A成分のモル比が多いと,特定ポリマーは水不
溶性となり,固体微粒子物質の分散安定化効果が極端に
低下し,固体微粒子物質は沈降するか浮上分離してしま
う。
であり,A成分のモル比が多いと,特定ポリマーは水不
溶性となり,固体微粒子物質の分散安定化効果が極端に
低下し,固体微粒子物質は沈降するか浮上分離してしま
う。
またB成分のモル比が高いときは.とくに濃厚陰イオン
性界回活性剤水溶液系に強電解質が共存している場合、
特定ポリマーの水和力が著しく減少し,固体微粒子物質
を安定に分散させることができない。
性界回活性剤水溶液系に強電解質が共存している場合、
特定ポリマーの水和力が著しく減少し,固体微粒子物質
を安定に分散させることができない。
要するに,mとnが先述のモル比の範囲にあるときに特
定ポリマーは適度な水溶性となり,系内に強電解質が多
量に共存していても分子内のイオン的中和作用を保持し
,濃厚な界面活性剤の溶液中でも収縮せず,主として高
分子の粒子表面を改質する保護コロイドに起因する分散
安定化作用によって,固体微粒子物質を安定に分散させ
ることができる。
定ポリマーは適度な水溶性となり,系内に強電解質が多
量に共存していても分子内のイオン的中和作用を保持し
,濃厚な界面活性剤の溶液中でも収縮せず,主として高
分子の粒子表面を改質する保護コロイドに起因する分散
安定化作用によって,固体微粒子物質を安定に分散させ
ることができる。
こうした効果は,特定ポリマーが界面活性剤組成物中に
0.05%以上含有されているときに有効に発現し,そ
の好ましい使用量は0.1〜5%の範囲にある。
0.05%以上含有されているときに有効に発現し,そ
の好ましい使用量は0.1〜5%の範囲にある。
○ 界面活性剤
陰イオン性活性剤,陽イオン性活性剤,両性活性剤およ
び非イオン性活性剤が使用され.それぞれ単独使用はも
ちろん,任意に組み合せて併用することができる。
び非イオン性活性剤が使用され.それぞれ単独使用はも
ちろん,任意に組み合せて併用することができる。
各々の代表的な具体例を挙げると,陰イオン性活性剤と
しては,ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフエ
ート,アルキルベンゼンスルホネート,アルキルスルホ
ネートなどのアルカリ金属塩や有機アルカリ塩などがあ
る。
しては,ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフエ
ート,アルキルベンゼンスルホネート,アルキルスルホ
ネートなどのアルカリ金属塩や有機アルカリ塩などがあ
る。
陽イオン性活性剤としては,アルキルトリメチルアンモ
ニウムクロライド.ジアルキルジメチルアンモニウムク
ロライド,アルキルベンジルジメチルアンモニウムブロ
マイド,などがある。
ニウムクロライド.ジアルキルジメチルアンモニウムク
ロライド,アルキルベンジルジメチルアンモニウムブロ
マイド,などがある。
両性活性剤としてはアルキルベタイン型,アルキルスル
ホベタイン型,アルキルイミダゾリン型などがある。
ホベタイン型,アルキルイミダゾリン型などがある。
さらに非イオン性活性剤としては.ポリオキシエチレン
アルキルエーテル.ポリオキシエチレンアルキルフェノ
ールエーテル,酸化エチレン一酸化プロピレン共重合体
,などがある。
アルキルエーテル.ポリオキシエチレンアルキルフェノ
ールエーテル,酸化エチレン一酸化プロピレン共重合体
,などがある。
上述した界面活性剤の使用量は,その性能を発揮させる
ため,この発明の界面活性剤組成物中に占める割合で2
〜30%必要であり,好ましくは5〜20%の範囲であ
る。
ため,この発明の界面活性剤組成物中に占める割合で2
〜30%必要であり,好ましくは5〜20%の範囲であ
る。
○ 固体微粒子物質
殺菌剤.顔料,研磨剤、乳濁剤,真珠光沢剤.などが主
なものであって,好ましくは25℃の蒸留水100ml
に対し0.18g以下の溶解度を有するものである。
なものであって,好ましくは25℃の蒸留水100ml
に対し0.18g以下の溶解度を有するものである。
具体的には,たとえばジンクピリチオン、酸化チタン、
珪藻土,魚鱗片,脂肪酸グリコールエステルなどであり
,これらの粒径は種々様々であるが,平均粒子径50μ
以下が望ましい。
珪藻土,魚鱗片,脂肪酸グリコールエステルなどであり
,これらの粒径は種々様々であるが,平均粒子径50μ
以下が望ましい。
使用量については,固体微粒子の性能を発揮させるため
と分散安定性を損なわない条件を考慮してこの発明の界
面活性剤組成物中に占める割合で0.01〜10%の範
囲が適当である。
と分散安定性を損なわない条件を考慮してこの発明の界
面活性剤組成物中に占める割合で0.01〜10%の範
囲が適当である。
これらの固体微粒子物質は目的に応じて適宜選択使用さ
れ、たとえば洗髪剤用であれば、かゆみやフケを防止す
るためジンクピリチオンなどの殺菌剤が添加され,また
研磨力を増強したいときは珪藻土が添加され、外観をよ
くしたいときは酸化チタンや魚鱗片などが添加される。
れ、たとえば洗髪剤用であれば、かゆみやフケを防止す
るためジンクピリチオンなどの殺菌剤が添加され,また
研磨力を増強したいときは珪藻土が添加され、外観をよ
くしたいときは酸化チタンや魚鱗片などが添加される。
なお,この発明では前述した必須成分のほかに必要に応
して可溶化剤,泡安定化剤,増粘剤,色素,香料などを
添加使用することができ,さらには粘度調整剤として無
機電解質を0.1〜5%程度,公知の水溶性高分子物質
を0.01〜2%程度配合することもできる。
して可溶化剤,泡安定化剤,増粘剤,色素,香料などを
添加使用することができ,さらには粘度調整剤として無
機電解質を0.1〜5%程度,公知の水溶性高分子物質
を0.01〜2%程度配合することもできる。
〔■〕 作用,効果について
この発明によれば,強電解質が共存する界面活性剤水溶
液系でも.固体微粒子物質を安定に分散させることがで
き,静置しても沈降や浮上分離は生じない。
液系でも.固体微粒子物質を安定に分散させることがで
き,静置しても沈降や浮上分離は生じない。
とくに陰イオン性活性剤のアルカリ金属塩と強電解質が
共存する濃厚界面活性剤水溶液については,従来知られ
ているどの分散安定化剤でも固体微粒子物質を安定に分
散させることができなかったことを考えれば,それを可
能にするこの発明の進歩性は,著しく顕著なものがある
と言わねばならない。
共存する濃厚界面活性剤水溶液については,従来知られ
ているどの分散安定化剤でも固体微粒子物質を安定に分
散させることができなかったことを考えれば,それを可
能にするこの発明の進歩性は,著しく顕著なものがある
と言わねばならない。
この効果は前述したように特定ポリマーの作用によるも
ので,その詳しい機構については詳らかではないが,こ
の発明における特定ポリマーはべタイン型に両性化した
水溶性ポリマーであるため,分子内では電気的に.中和
され,イオン結合に基づく水和のイオン半径が小さい。
ので,その詳しい機構については詳らかではないが,こ
の発明における特定ポリマーはべタイン型に両性化した
水溶性ポリマーであるため,分子内では電気的に.中和
され,イオン結合に基づく水和のイオン半径が小さい。
そのため,界面活性剤組成物中に強電解質が共存してい
てもその電気的な中和作用を蒙らずに高分子特有の膨潤
状態を保持することができ,固体微粒子物質を安定に分
散維持するものと考えられる。
てもその電気的な中和作用を蒙らずに高分子特有の膨潤
状態を保持することができ,固体微粒子物質を安定に分
散維持するものと考えられる。
つぎに実施例に基づいて,この発明をさらに具体的に説
明する。
明する。
なお.実施例で試験した固体微粒子物質の分散性テスト
では、顕微鏡下における肉眼,写真判定を行なうととも
に、100ml円栓ガラスピンに試料80mlを入れて
密封し,45℃に1ケ月保存したのち,固体微粒子物質
の沈降もしくは浮上分離を観察評価した。
では、顕微鏡下における肉眼,写真判定を行なうととも
に、100ml円栓ガラスピンに試料80mlを入れて
密封し,45℃に1ケ月保存したのち,固体微粒子物質
の沈降もしくは浮上分離を観察評価した。
評価基準はつぎのとおり。○沈降も浮上分離もなし
△わずかに沈降または浮上分離を生ずる
×沈降または浮上分離を生ずる(不安定)実施例 1
ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル硫酸ナ
トリウム15%,ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド5%
,塩化ナトリウム2%.表1に示す分散安定化剤1%,
魚鱗(平均粒径4μ,密度2g/cc),1%、残部水
よりなる界面活性剤組成物につりて,顕微鏡で魚鱗片の
分散状態を観察するとともに,同組成物を45℃,1ケ
月保存したときの分散安定性を評価した。
トリウム15%,ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド5%
,塩化ナトリウム2%.表1に示す分散安定化剤1%,
魚鱗(平均粒径4μ,密度2g/cc),1%、残部水
よりなる界面活性剤組成物につりて,顕微鏡で魚鱗片の
分散状態を観察するとともに,同組成物を45℃,1ケ
月保存したときの分散安定性を評価した。
その結果を表1に示す。
表1の結果によると,分散安定化剤として,この発明の
特定ポリマーを配合した界面活性剤組成物は,他の高分
子物質を配合した界面活性剤組成物と異なって,魚鱗片
が均一に分散しており,その分散性はきわめて安定して
いて,沈降分離等は認められない。
特定ポリマーを配合した界面活性剤組成物は,他の高分
子物質を配合した界面活性剤組成物と異なって,魚鱗片
が均一に分散しており,その分散性はきわめて安定して
いて,沈降分離等は認められない。
実施例 2
分散安定化剤としてこの発明の特定ポリマーを1%配合
し、この特定ポリマーの分子構造が固体微粒子物質(魚
鱗片)の分散安定性に及ぼす影響を検討した。
し、この特定ポリマーの分子構造が固体微粒子物質(魚
鱗片)の分散安定性に及ぼす影響を検討した。
その結果を表2に示す。
なお.固体微粒子物質.界面活性剤.無機塩.水等の配
合条件は実施例1と同じである。
合条件は実施例1と同じである。
表2の結果によると,この発明で規定する分子構造の特
定ポリマーであれば,固体微粒子物質の分散安定性が向
上すること,およびこの発明の分子構造の条件を外れる
ポリマー(No8,11,15,18,21,22.2
5)では,固体微粒子物質の分散安足峠が損なわれるこ
と,が明らかである。
定ポリマーであれば,固体微粒子物質の分散安定性が向
上すること,およびこの発明の分子構造の条件を外れる
ポリマー(No8,11,15,18,21,22.2
5)では,固体微粒子物質の分散安足峠が損なわれるこ
と,が明らかである。
実施例 3
この発明の特定ポリマーの分散安定化剤としての機能は
,その溶存系において主に粒子表面を改質する保護コロ
イド作用に起因しており,その添加量が僅かなものであ
っても,上記の機能は効果的に発揮される。
,その溶存系において主に粒子表面を改質する保護コロ
イド作用に起因しており,その添加量が僅かなものであ
っても,上記の機能は効果的に発揮される。
実施例1の界面活性剤組成物について,試料No1の特
定ポリマーの添加量のみを変えて,固体微粒子物質の分
散安定性を調べた。
定ポリマーの添加量のみを変えて,固体微粒子物質の分
散安定性を調べた。
その結果を表3に示す。
表3に明らかなように,この発明の特定ポリマーの添加
効果は著し<顕著であり,わずか0.05%でも固体微
粒子物質を均一に分散させる効果がある。
効果は著し<顕著であり,わずか0.05%でも固体微
粒子物質を均一に分散させる効果がある。
実施例 4
代表的な界面活イ剤の種類と配合量を変え.塩化ナトリ
ウムを塩化マグネシウムに変えたほかは実施例1に準じ
て界面活性剤組成物を調製し,魚鱗の分散性を調べた。
ウムを塩化マグネシウムに変えたほかは実施例1に準じ
て界面活性剤組成物を調製し,魚鱗の分散性を調べた。
なお、分散安定化剤としては試料No1の特定ポリマー
を配合した。
を配合した。
結果を表4に示す。
表4から,いずれの界面活性剤も2〜30%の配合量で
固体微粒子物質の分散安定性が良好であるが,その配合
量が上記範囲を外れて極端に少ない場合や多い場合は,
固体微粒子物質の分散安定性が悪いことが明らかである
。
固体微粒子物質の分散安定性が良好であるが,その配合
量が上記範囲を外れて極端に少ない場合や多い場合は,
固体微粒子物質の分散安定性が悪いことが明らかである
。
なお,この発明で使用する界面活性剤は,表示のものに
限定されず,基本的には界面活性剤の種類に制約される
ものではない。
限定されず,基本的には界面活性剤の種類に制約される
ものではない。
実施例 5
固体微粒子物質の種類と配合量を変えたほかは実施例1
に準じて界面活性剤組成物を調製し,固体微粒子物質の
分散性を調べた。
に準じて界面活性剤組成物を調製し,固体微粒子物質の
分散性を調べた。
なお,分散安定化剤としては試料No1の特定ポリマー
を使用した。
を使用した。
結果を表5に示す。
表5に明らかな如く,どの固体微粒子物質も添加量が1
0%を下回れば,安定に分散できることが明らかである
。
0%を下回れば,安定に分散できることが明らかである
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 界面活性剤2〜30重量楚と,下記一般式で表わさ
れる平均分子量2万〜100万のポリマー0.05重量
%以上と、固体微粒子物質0.01〜10重量%とから
なり.該固体微粒子物質を分散安定化したことを特徴と
する水性界面活性剤組成物。 但し,R1,R3はHまたはCH3,R2はC1〜C1
8のアルキル基,R4,R6はC1〜C4めアルキレン
基,R5はH,CH3またはC2H5,m/nは1/9
〜8/2のモル比を示す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52109577A JPS584572B2 (ja) | 1977-09-12 | 1977-09-12 | 水性界面活性剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52109577A JPS584572B2 (ja) | 1977-09-12 | 1977-09-12 | 水性界面活性剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5443190A JPS5443190A (en) | 1979-04-05 |
JPS584572B2 true JPS584572B2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=14513779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52109577A Expired JPS584572B2 (ja) | 1977-09-12 | 1977-09-12 | 水性界面活性剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584572B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131699A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-15 | Nippon Synthetic Chem Ind | Shampoo composition |
JPS57144542A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-07 | Toshiba Corp | Polishing agent |
LU83876A1 (fr) * | 1982-01-15 | 1983-09-02 | Oreal | Composition cosmetique destinee au traitement des fibres keratiniques et procede de traitement de celles-ci |
JPS59146818U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-10-01 | 三菱電線工業株式会社 | 分岐用金具付電線の製造装置 |
JPS6116994A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-24 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 冷間圧延油組成物 |
WO2009017660A2 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | The Dial Corporation | Shear-thinning, dispensable liquid abrasive cleanser with improved soil removal, rinseability and phase stability |
-
1977
- 1977-09-12 JP JP52109577A patent/JPS584572B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5443190A (en) | 1979-04-05 |
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