JPS5845601B2 - 増圧機 - Google Patents

増圧機

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JPS5845601B2
JPS5845601B2 JP13791878A JP13791878A JPS5845601B2 JP S5845601 B2 JPS5845601 B2 JP S5845601B2 JP 13791878 A JP13791878 A JP 13791878A JP 13791878 A JP13791878 A JP 13791878A JP S5845601 B2 JPS5845601 B2 JP S5845601B2
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JP
Japan
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cylinder
pressure
return
oil
piston
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JP13791878A
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English (en)
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JPS5565701A (en
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賢一 森田
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SATO TETSUKO KK
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SATO TETSUKO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は作動シリンダの戻し用回路を設けるようにした
増圧機に関するものであって、従来の増圧機に於いては
、低圧部と高圧部からなるシリンダ内に二段ピストンを
装入し、該ピストンの低圧側に空気圧を作用させること
により高圧側に油圧を発生させ、この油圧を作動シリン
ダの押し側に送り込みピストンロンドを働かせる構造の
ものが用いられているが、一般に作動シリンダの押し方
向の回路のみを具えており、作動シリンダを元に戻すに
は、シリンダの油圧側と反応側に強力な戻しスプリング
を設け、その弾力で復帰させていたが、戻しスプリング
を設けると押す力が減殺されると共に作動シリンダの速
度、特に戻し時の速度を早くできない欠点があった。
又、作動シリンダの油圧側と反対側に空気圧を送入しシ
リンダを元に戻すことも行われているが、作動シリンダ
戻し時に油圧回路が負圧になった場合シリンダ内の油中
に空気が吸い込まれ作動不良の原因となった。
又、従来は増圧機本体に於いても、空気圧で油圧を発生
させる場合ピストンを挟んで空気圧回路と油圧回路がシ
リンダ内で隣り合せており、かような個所では油圧側の
圧力が空気圧側より低下した場合に空気が油中に混入し
易い恐れがあった。
更に又、油中に混入した空気を抜くためには油圧回路の
適所にエア抜き部分を予め装置しなげればならないが、
逆にこの部分から空気の浸入する慣れが生じると共に、
エア抜き操作中に減少した油量分を補給しなげればなら
ない等の種々の欠陥があった。
本発明は上記従来品の欠陥に鑑み、増圧機本体内及び作
動シリンダ内のピストンを動かすのに圧縮空気を直接作
用させずに、ピストンを油中に入れて圧縮空気を油面に
作用させるようにして、作動中油圧回路に空気の混入す
る惧れのないようにすると共に、作動シリンダが迅速に
作動できるようにすることを目的としたものである。
次に図面につき本発明の実施例を詳説する。
1は作動シリンダ2を押し方向に作用させるための加圧
シリンダであって、その上側3中心部には制御棒4を調
整可能に挿着してあり、更に加圧空気管5を取付げた導
圧口6と給油孔7を設げである。
8は加圧シリンダの下側9に突設した高圧シリンダであ
って、その下端部には油出入口11を設けて加圧給油管
10により上記作動シリンダ2の押し側に連結しである
12は大径の低圧ピストン13と小径の高圧ピストン1
4を一体にした二段ピストンであって、その高圧ピスト
ン14が高圧シリンダ8内を滑動し、低圧ピストン13
が加圧シリンダ1内を滑動するように装入して、低圧ピ
ストン13により加圧シリンダ1内を前室15と後室1
6に区画した。
17は前室5内に設けられたピストンストッパーであり
、18は後室16内に設けられた低圧ピストン支持用の
スプリングを示す。
19は低圧ピストン13の前室15側に設げた自動弁で
あって、弁体20及びスプリング21を内装しており、
低圧ピストン13がピストンストッパー17に当る直前
に弁体20が制御棒4の先端に突き当り自動弁19が押
し開かれるようになっている。
22は高圧ピストン14の軸方向に設けられた通油孔を
示す。
25は作動シリンダ2を戻し方向に作用させるための戻
しシリンダであって、上記加圧シリンダ1の外周に一体
に設けられ、その下部と上記後室16とを連絡路26に
より連通してあり、その上側には戻し空気管27を取付
けた導圧口28と給油孔29を設けてあり、下側には油
出入口31を設けて戻し油圧管30により上記作動シリ
ンダ2の戻し側に連結しである。
図中34は締付ボルト、32,33は排油孔、24はO
リングを示す。
更に、35はコンプレッサーに通じる空気圧回路に設け
られた空気切替用電磁弁、36は流量調整装置、37は
圧力調整装置を夫々示す。
上側に於いては、戻しシリンダ25をして加圧シリンダ
1の外周と一体に構成したが、第3図乃至第5図の各実
施例に示すように別に構成して連絡路26で結合するこ
ともできる。
又第1図及び第3図の実施例では加圧シリンダを縦型に
構成したが、第4図及び第5図の実施例に示すように二
段ピストンを装入した加圧シリンダ1を横型に構成する
こともできる。
その場合は油を充満した加圧シリンダの前室に縦型の補
助加圧シリンダ38を連結して、その油面を圧縮空気で
加圧するように構成するものである。
上記構成からなる本造圧機の作用につき説明する。
戻し空気管27を大気に開放した状態で加圧空気管5よ
り加圧シリンダ1に圧縮空気を送入すると、圧縮空気a
は加圧シリンダ1の油面O′を加圧し、加圧された油O
は制御棒4により押し開かれている自動弁19から高圧
ピストンの通油孔22を通って高圧シリンダ8に入り、
更に加圧油圧管10を通って作動シリンダ2の押し側に
入り、ピストン2′を押し出す一段目加圧として作用す
る。
同時に低圧ピストン13と高圧ビス1フ140面積差か
ら生じる圧力差により2段ピストン12が移動すると、
制御棒4と弁体20の接触が離れ自動弁19が閉じるの
で、通油孔22への油の流入は遮断される。
従って、圧縮空気aにより加圧された加圧シリンダ1内
の油は低圧ピストン13の背面に作用するが、二段ピス
トン12の移動により高圧シリンダ8内に高い油圧を発
生し、その高圧油は加圧油圧管10を通って作動シリン
ダ2の押し側に大きな力の二段目加圧として作用する。
作動シリンダのピストン2′が前進すると、戻し側の油
は戻し油圧管30を通って戻しシリンダ25に戻される
が、二段ピストン12の移動に伴って後室16内の油O
も連絡路26を通って戻しシリンダ25内に流入する。
又、逆に加圧空気管5を大気に解放した状態で戻し空気
管27より圧縮空気を送入すると、圧縮空気aは戻しシ
リンダ25内の油面O′を加圧し、加圧された油は戻し
油圧管30を通り作動シリンダ2の戻し側に入り作動ピ
ストン2′を後退させると同時に、戻しシリンダ内の油
は連絡路26から後室16内に流入し、スプリング18
と相俟って二段ピストン12を元に戻させる。
それに伴って作動シリンダ2の押し側の油が加圧油圧管
10を通って高圧シリンダ8に戻される。
而して二段ピストン12が元に戻り自動弁19が制御棒
4に突き当って開かれると、高圧シリンダ8内の油は通
油孔22及び自動弁19を通って加圧シリンダの前室1
5に戻される。
上記構成からなる本発明特有の効果につき述べると、こ
の増圧機に於いては、一側に圧縮空気の導圧口28を設
け、他側には戻し油圧管30を取付ける油出入口31を
設けた戻しシリンダ25を加圧シリンダ1に付設し且連
絡路26によって加圧シリンダ後室16に連通させであ
るから、作動シリンダ2の押し側を加圧油圧管10で高
圧シリンダの油出入口11に連結し、その戻し側を戻し
油圧管30で戻しシリンダの油出入口30に夫々連結す
ると、戻しスプリングを使用しないので押しの力を減殺
されることもなく作動シリンダを早く作動でき、特に戻
し時の速度を早くすることができる。
而して、作動シリンダ2内はピストンの両側に油が満た
されているので、空気が吸い込まれ作動不良を生じる惧
れもない。
又、加圧シリンダ1はその一方に加圧空気の導圧口6を
設け、他側には油出入口11を設けた高圧シリンダ8を
突設してあり、二段ピストン12は加圧シリンダ1内を
滑動する低圧ピストン13と、高圧シリンダ8内を滑動
する高圧ピストン14とを一体にして装入され、加圧シ
リンダの後室16と戻しシリンダ25とを油が流通し得
るように連絡路26で連通し、加圧シリンダ1の油面O
′と戻しシリンダ25の油面O′を圧縮空気aで交互に
加圧することにより、二段ピストン12を移動させるも
のであるから、二段ピストン12の前室側、後室側、高
圧シリンダ側は全て常に油液に浸漬しているから、従来
のようにピストンを挾んで空気回路と油圧回路が隣り合
わせる個所がなくなるので、空気が油中に混入し作動不
良を生じる慣れがなくなり、油中のエア抜き操作の必要
もない。
又加圧シリンダ1と戻しシリンダ25は夫々空気管に連
結する導圧口6,2Bを設け、その内部油面O′を圧縮
空気aで加圧するようにしたことにより、油圧の発生装
置が簡単にして全体を小型化できると共に油を補給する
必要の生じた場合には、圧縮空気を両方共遮断して大気
に開放した状態で行うから油の補給が大変容易であり、
又加圧シリンダ1に対しては戻し状態で補給し、戻しシ
リンダ25に対しては加圧状態でも補給できるので油面
のチェック、管理が容易である等、本発明からは特別の
諸効果を生じるものである。
又第1図の実施例に示すように戻しシリンダ25を加圧
シリンダ1の外周に一体に設けると、全体の構造が極め
て簡単になると同時に、製作が容易であるという優れた
経済的効果も有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は縦
断面図、第2図は回路図、第3図乃至第5図は各々他の
実施例を示す説明図である。 1・・・・・・加圧シリンダ、2・・・・・・作動シリ
ンダ、4・・・・・・制御棒、5・・・・・・加圧空気
管、6・・・・・・導圧口、8・・・・・・高圧シリン
ダ、10・・・・・・加圧油圧管、11・・・・・・油
出入口、12・・・・・・二段ピストン、13・・・・
・・低圧ピストン 15・・・・・・前室、16・・・
・・・後室、17・・・・・・ピストンストッパー、1
9・・・・・中動弁、22・・・・・・通油孔、25・
・・・・・戻しシリンダ、26・パ・・・連絡路、27
・・−・・・戻し空気管、28・・・・・・導圧口、3
0・・・・・・戻し油圧管、31・・・・・・油出入口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加圧シリンダと二段ピストンと戻しシリンダとを結
    合してなり、前記加圧シリンダはその一側に制御棒を挿
    着すると共に加圧空気の導圧口を設け、他側には油圧管
    を取付ける油出入口を設けた高圧シリンダを突設してあ
    り、前記二段ピストンは上記加圧シリンダ内を滑動する
    低圧ピストンと高圧シリンダ内を滑動する高圧ピストン
    とを一体にして装入され、低圧ピストンによって加圧シ
    リンダ内を前室と後室とに区画されていると共に、上記
    低圧ピストンにはその前室側に上記制御棒に突き当って
    開口される自動弁を設け、上記高圧ピストンには自動弁
    の開口時用圧シリンダの前室と高圧シリンダ間に油が流
    通し得る通油孔を設げてあり、前記戻しシリンダはその
    上側に戻し空気管を取付げる導圧口を設げ、下側には戻
    し油圧管を取付ける油出入口を設けると共に、戻しシリ
    ンダの下部と上記加圧シリンダの後室とを連絡路により
    連通させたことを特徴とする増圧機。 2 戻しシリンダは加圧シリンダの外周に一体に設ける
    と共に、加圧シリンダ前室の油面を圧縮空気で加圧する
    ように構成したことを特徴とする特許
JP13791878A 1978-11-10 1978-11-10 増圧機 Expired JPS5845601B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13791878A JPS5845601B2 (ja) 1978-11-10 1978-11-10 増圧機

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JP13791878A JPS5845601B2 (ja) 1978-11-10 1978-11-10 増圧機

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JPS5565701A JPS5565701A (en) 1980-05-17
JPS5845601B2 true JPS5845601B2 (ja) 1983-10-11

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ID=15209720

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