JPS5845468B2 - チアゾ−ルアゾカゴウブツノセイホウ - Google Patents

チアゾ−ルアゾカゴウブツノセイホウ

Info

Publication number
JPS5845468B2
JPS5845468B2 JP50084028A JP8402875A JPS5845468B2 JP S5845468 B2 JPS5845468 B2 JP S5845468B2 JP 50084028 A JP50084028 A JP 50084028A JP 8402875 A JP8402875 A JP 8402875A JP S5845468 B2 JPS5845468 B2 JP S5845468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
dye
acid
volume
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50084028A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5131725A (en
Inventor
ホーマン クルト
ヘンケ マンフレツト
モール ラインハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS5131725A publication Critical patent/JPS5131725A/ja
Publication of JPS5845468B2 publication Critical patent/JPS5845468B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B44/00Azo dyes containing onium groups
    • C09B44/10Azo dyes containing onium groups containing cyclammonium groups attached to an azo group by a carbon atom of the ring system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/0025Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds
    • C09B29/0074Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing nitrogen and sulfur as heteroatoms
    • C09B29/0077Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing nitrogen and sulfur as heteroatoms containing a five-membered heterocyclic ring with one nitrogen and one sulfur as heteroatoms
    • C09B29/0085Thiazoles or condensed thiazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/34Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components
    • C09B29/36Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds
    • C09B29/3691Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing nitrogen and sulfur as heteroatom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B44/00Azo dyes containing onium groups
    • C09B44/10Azo dyes containing onium groups containing cyclammonium groups attached to an azo group by a carbon atom of the ring system
    • C09B44/20Thiazoles or hydrogenated thiazoles

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチアゾールアゾ化合物の製造のための改良法に
関する。
2−アミノチアゾール類から得られるチアゾールアゾ化
合物は分散染料及びカチオン染料並びに医薬として広い
範囲に使用される。
この化合物の製法は、2−アミノチアゾール類をジアゾ
化し、適尚なカンプリング成分とカップリングせしめ、
得られた染料を場合により四級化するか、又は2−アミ
ノチアゾール類をカップリング成分として使用すること
によって行なわれる。
この際固体の2−アミノチアゾール類並びにその塩類を
出発原料として使用する。
しかし2−アミノチアゾールは毒性を有し〔エフ・ニー
・パティ(F、 A、 Patty )、インダストリ
アル・ヒギエネ・アンド・トキシコロジー(Indue
trialHygiene and Toxicolo
gy ) 、第■巻、トキシコロジー、2179〜80
頁(1963,)並びにウルマンス・エンチクロペディ
ー・デア・テヒニンシエン・ヘミ−(Ul 1mann
s Encyklopadieder technis
chen chemie)(1966年)第17巻、3
33頁参照〕、更に比較的不安定であり、精製が困難で
あるので、上記染料の製造には技術上着るしく経費を要
する。
本発明者は今回、公知方法で得られる2−アミノチアゾ
ール類を中間生成物として単離することなく使用し、次
いで場合により得られたアゾ化合物をアルキル化して四
級化せしめることによって、上記の欠点を避けることが
でき且つチアゾールアゾ化合物の製造を、2−アミノチ
アゾール類をジアゾ成分又はカンプリング成分として使
用して容易に且つ危険性なく行ないうろことを見出した
この方法の実施に当っては、公知方法(ウルマンス・エ
ンチクロペデイー・デア・テヒニツシエン・ヘミ−11
953年、第3巻、522頁並びにエルダーフィールド
(Elderfield ) :ヘテロサイクリック・
コンパウンズ(Heterocycl icCompo
unds)、第5巻、484頁以下、1957年参照)
に従って、例えばチオ尿素をカルボニルハロゲン化物と
下記反応式 (式中R8は水素原子、1ないし5個の炭素原子を有す
るアルキル基、例えばベンジル基のようなアルキル基、
例えばフェニル基又はナフチル基のようなアリール基、
トリフルオルメチル基、シアン基、カルボン酸基、例え
ばカルボン酸ベンジルエステル又はアルキル基に1ない
し5個の炭素原子を含むカルボン酸アルキルエステルの
ようなカルボン酸エステル基、カルボン酸アミド基、カ
ルボン酸ヒドラジド基、例えばlないし5個の炭素原子
を含むアルキル基を有するカルボアルコキシアルキル基
、例えば1ないし5個の炭素原子を含むアルキル基を有
するようなカルバモイルアルキル基又は複素環基を意味
し、R2は水素原子、例えば工ないし5個の炭素原子を
含むアルキル基を有するようなヒドロキシアルキル基、
■ないし5個の炭素原子を有するアルキル基、アセチル
基、例えばフェニル基又はナフチル基のようなアリール
基、カルボン酸基、例えばカルボン酸ベンジルエステル
又はアルキル基に1ないし5個の炭素原子を含むカルボ
ン酸アルキルエステルのようなカルボン酸エステル基、
カルボン酸アミド基、例えば1ないし5個の炭素原子を
含むアルキル基を有するようなアルキルスルフォン基又
は例えばフェニルスルフォニル基のようなアリールスル
フォン基を意味し、その際カルボン酸アミド基並びにス
ルホン酸アミド基は場合により置換基を有することがで
き、Halはハロゲン原子を意味する。
ノに従って反応せしめて2−アミノチアゾール類を製造
し、ここに得られる2−アミノチアゾールの酸性の水溶
液を直接次段の反応に使用する様にする。
上記(1)式によるチオ尿素とカルボニルハロゲン化物
、殊にクロリド又はプロミドとの反応は適当な溶剤中で
行なうことができる。
溶剤としては、例えば水、例えば塩類、硫酸又は燐酸の
ような鉱酸、例えば酢酸、プロピオン酸又は乳酸のよう
な低級脂肪族カルボン酸、例えばメタノール、エタノー
ル、n−又はイソ−プロパツール又はブタノールのよう
な低級脂肪族アルコール、ジメチルフォルムアミド、ジ
メチルアセタミド又はジオキサン又は上記溶剤の混合物
が適する。
特に適当なのは酢酸又は酢酸とプロピオン酸との混合物
である。
この際更に追加的に水及び(又は)鉱酸を添加すること
もできる。
このようにして得られた2−アミノチアゾールの酸性溶
液は直接次段の反応に使用することができる。
即ち、引続き常法に従って、例えば亜硝酸アルカリ及び
無機酸、例えば塩酸、硫酸又は燐酸により或いはニトロ
シル硫酸によりジアゾ化を行なうことができる。
カップリング成分とのカンプリングも同様に公知の方法
により、例えば中性又は酸性の媒質中で、場合により酢
酸ナトリウム又はこれに類するもの、例えばジメチルフ
ォルムアミド、ピリジン又はその塩類のようなカップリ
ング速度に影響を与えるような緩衝物質又は触媒の存在
のもとに行なうことができる。
カップリング成分としてはヒドロキシ基又は第1、第2
又は第3級アミン基のオルト位又はパラ位に於てカップ
リングすることができる芳香族又は複素環族の化合物で
、一般にスルフォン酸基を含まないものが挙げられる。
ヒドロキシ基のオルト位又はパラ位でカップリングする
適当な成分の系列中から芳香族又は複素環族のヒドロキ
シ化合物並びに複素環中にエノール化し得る又はエノー
ル化したケトメチレン基を有するような化合物も挙げら
れる。
このような化合物としては、例えばフェノール、2−位
又は4位が置換されたフェノール誘導体、例えばO及び
p−クレゾール、p−クロルフェノール、4−ヒドロキ
シ−1,2−キシレン、4−ヒドロキシアセトフェノン
及びハイドロキノンモノメチルエーテル、4一位が置換
されたα−ナフトール誘導体、例えば4−クロル−1−
ナフトール、4−メトキシ−1−ナフトール及び4−ベ
ンゾイル−1−ナフトール、β−ナフトール及びその誘
導体、例えば6−ブロム−2−ナフトール、7−ヒドロ
キシ−2−メトキシナフタリン、1−ベンゾイルアミノ
−7−ナフトール及び4−ペンゾールアゾ1−アミノ−
7−ナフトール、並びに6−ヒドロキシインダゾール、
6−ヒドロキシキノリン、8−ヒドロキシキノリン、4
−ヒドロキシ−1−アルキル−2−キノロン、6−ヒド
ロキシ−2−ピリドン、3−ヒドロキシジフェニルアミ
ン、2−ヒドロキシカルバゾール、5−ヒドロキシベン
ズチアゾール、3−ヒドロキシジフェニレンオキシド及
び5−ピラゾロンなどが挙げられる。
これらモノヒドロキシ化合物の他にカンプリング成分と
して、ヒドロキシ基のオルト位でカップリングを行ない
得る芳香族又は複素環族のポリヒドロキシ化合物、例え
ばレゾルシン、ベンゾイルレゾルシン、テレフタロイル
ビスレゾルシン、2,6−シヒドロキジナフタリン、2
,4−ジヒドロキシキノリン及び3,6−シヒドロキシ
ジフエニレンオキシドなども挙げられる。
更に芳香族又は複素環族のヒドロキシカルボン酸又はア
シル酢酸のアルキル−又はアリール−アミド、例えば2
,3−ヒドロキシナフトエ酸、2−ヒドロキシカルバゾ
ール−3−カルボン酸、3−ヒドロキシジフェニレンオ
キシド−2−カルボン酸、アセト酢酸又はベンゾイル酢
酸などのアルキル−又はアリール−アミドも適する。
本方法によって使用することのできる、第1、第2又は
第3級アミノ基のオルト又はパラ位に於てカンプリング
することができるカップリング成分の中で特に芳香族又
は複素環族のアミノ化合物を挙げることができる。
この第1級アミンとしては例えばアニリン、トルイジン
、キシリジン、アニンジン、フェニレンジアミン、トリ
レジンアミン、アミンクレゾールエーテル、アルコキシ
アニリン、クロルアニリン、3−アシルアミノアニリン
、ジアルコキシアニリン、ナフチルアミン、並びに複素
環族のアミン、例えばアミノピリミジン、5−アミノピ
ラゾール、6−又は7−アミノインダゾール又はアミノ
キノリンなどが挙げられる。
第2級又は第3級アミンとしてはベンゼン系又はナフタ
リン系の化合物が適当であって、その際ベンゼン残基又
はナフタリン残基は更に置換基として例えばハロゲン原
子、アルキル−、アルコキシ、カルボアルコキシ−、カ
ルボキシ−、アルキルスルフォニル−、カルバモイル−
、スルファモイル−、アミノ−トリフルオロメチル−、
アシル−又はアシルアミノ−基を含むことができる。
第2級並びに第3級アミノ基に対しては、例えば工ない
し5個の炭素原子を含む低級アルキル基又はアルアルキ
ル−、シクロアルキル−又はアリール−基のような置換
基が重要であり、これらは場合により更に例えばハロゲ
ン原子、ヒドロキシ−シアン−、アシルオキシ−、カル
ボアルコキシ−カルバモイル−、ジアルキルアミノ−、
フェニル、アルコキシ−、アシル−、ピリジル−、ジア
ルコキシイごドー、アルキルスルフォン−、アリールス
ルフォン−、アルキルスルフォニル−、アミノ−、スル
ファモイル−又はフェノキシ−基などの置換基を有する
ことができる。
この際第3級アミンに於てはアルキル基は場合により、
それ自体で或いは窒素原子又は酸素原子と一緒になって
、例えばピペリジン−、モルフォリン−又はピペラジン
−環のような水素化された複素環を形成することもでき
る。
カップリング成分としては更に例えばインドール、2−
アルキルインドール、2−アリールインドール、1,2
−ジアルキルインドール、1−アルキル−2−アリール
インドール又は1−アルキルインドール及びこれらのも
のでベンゼン核が置換された誘導体のようなインドール
類が適するが、これらのもののアルキル基又はアリール
基は更に非イオン性置換基を含むことができる。
カップリング成分としては更に窒素原子に於て場合によ
り置換されたアルキル基を含む1.2,3,4−テトラ
ヒドロキノリン又は1,2,3,4−テトラヒドロベン
ゾキノリン、並びにベンゾモルフォリン、ベンゾ゛ピペ
ラジン、2−メチレン−1,3゜3−トリアルキルイン
ドリン、2−シアンメチレン−1,3−ジアルキルベン
ズイミダシリン、l−アルキル−12−アルキル−又は
1.2−ジアルキルペリミジン、4,5−ジアルキル−
又は4.5−ジアリール−イミダゾール、更に例えば1
.5−ジフェニル−3,5−ジメチルピラゾリン−Δ2
.1−(α−ナフチル)−3,5,5−トリメチル−ピ
ラゾリン−△2.1−フェニルー3.5,5−1リメチ
ルピラゾリンー△2又は1(2′−メトキシ−5′−メ
チルフエニノV)−3,5,5−トリメチルピラゾリン
−△2のようなアリールピラゾリン類、1,3−インダ
ンジオン、2,6−シヒドロキシー3−シアン−4−ア
ルキルピリジン、2,6−ジアミツー3−シアン−4−
アルキルピリジン、2,6−ピスアルキルアミノー4−
フェニルア□ノピリミジン又は2゜4−ビスアルキルア
ミノ−6−フェニルアミノピリミジンが適当であり、上
記に於てアルキル基は工ないし5個の炭素原子を含むの
が好ましい。
カンプリング成分は場合により例えばスルフォン酸基又
はサルフェート基のような水溶性賦与基を含むことも出
来る。
2−アミノチアゾール類がその第5位に於て置換されて
いない限り、これはカップリング成分としても使用する
ことができ、ジアゾ化した芳香族又は複素環族のア□ン
とカップリングせしめることによってアゾ化合物に導ひ
くことができる。
場合により行なわれるアゾ化合物のアルキル化は高めら
れた温度に於て、場合により例えば酸化マグネシウム、
炭酸マグネシウム、炭酸ソーダ、炭酸カルシウム又は炭
酸水素ナトリウムのような酸結合剤の添加のもとに且つ
場合により加圧のもとに行なわれる。
その都度の最も好適な条件は予備試験を行なうことによ
って容易に確かめることが出来る。
アルキル化は場合により水中に於て行なうことも出来る
アルキル化剤としてはハロゲン化アルキル、ハロゲン化
アルアルキル、ハロゲンアセトアミド、β−ハロゲンプ
ロピオニトリル、ハロゲンヒドリン、アルキレンオキシ
ド、アクリル酸ア□ド、硫酸のアルキルエステル又は有
機スルフォン酸のアルキルエステルを挙げることが出来
る。
適当なアルキル化剤は、例えば塩化メチル、臭化メチル
又は沃化メチル、臭化エチル又は沃化エチル、臭化プロ
ピル、沃化プロピル、ベンジルクロリド、クロルアセト
アミド、β−クロルプロピオニトリル、エチレンクロル
ヒドリン、硫酸ジメチル、ベンゼンスルフオン酸メチル
エステル、p−トルエンスルフォン酸−メチルエステル
、−エチルエステル、−フロビルエステル又は−ブチル
エステルである。
アルキル化は不活性の有機溶剤、例えば炭化水素、塩素
化炭化水素又はニトロ化炭化水素、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレン、テトラクロルエタン、クロロホルム
、四塩化炭素、モノ−又はジークロルベンゼン又ハニト
ロベンゼン中で或いは酸アミド又は酸無水物、例えばジ
メチルフルオルムアミド、N−メチルアセトアミド又は
無水酢酸中で或いはケトン、例えばアセトン又はメチル
エチルケトン中で行なうのがよい。
有機溶剤の代りにアルキル化剤の過剰量を使用すること
も出来る。
本発明方法に従って下記の式(4)ないし0(式中R8
及びR2は上記に定義した通りであり、Kはカップリン
グ成分の残基を示し、Dはジアゾ成分の残基を示し、A
RKは低級アルキル基を示し、X○はカチオン性染料に
慣用のアニオンを示す) で表わされるチアゾールアゾ化合物又はチアゾリウムア
ゾ化合物を製造することができる。
本発明に従って得られる式(4)及び0のチアゾールア
ゾ化合物は、スルフォン酸基を有していない限り、合成
繊維、例えばポリアクリロニトリルからのもの或いはア
クリロニトリルと他のビニル化合物(例えばアクリルエ
ステル、アクリルアミド、ビニルピリジン、塩化ビニル
又は塩化ビニリデン)との共重合体からのもの或いはジ
シアンエチレンと酢酸ビニルとの共重合体からのもの並
びにアクリロニトリル−ブロック共重合体からのもの、
ポリウレタン類、ポリプロピレン、セルローズ−トリー
及び−2賜−アセテートよりの繊維、及び特にボリア□
ド類、例えばポリアミド6、ポリアミド6.6又はポリ
アミド12よりの繊維、及び芳香族ポリエステルからの
もの、例えばテレフタール酸とエチレングリコール又は
1,4−ジメチロールシクロヘキサンとからのもの、及
びテレフタ−ル酸及びイソフタール酸及びエチレングリ
コールよりの共重合体からのものを染色又は捺染するの
に抜群に適している。
式(4)及び0の化合物が例えばスルフォン酸基のよう
な水溶性賦与基を有する場合は、これらのものは羊毛及
びボリア□ド繊維を染色するのに適する。
式の)及び0の化合物はタンニン処理したセルローズ繊
維、絹、革又は完全合成繊維、例えばアセテート人絹、
ボリア□ド繊維又は酸変性したポリアミド−又はポリエ
ステル−繊維、殊にポリアクリロニ)IJル又はポリビ
ニリデンシアニドを含有崇する繊維の染色又は捺染に適
する。
これらの繊維上に得られる染色は大抵の場合色が濃く、
一般に良好な光及び湿潤堅牢性、例えば良好な洗滌堅牢
性、縮充堅牢性、クロス染め堅牢性、化炭堅牢性、塩素
堅牢性及び汗堅牢性並びに良好なデカタイジアゾ堅牢性
、蒸熱堅牢性、アイロン堅牢性、摩擦堅牢性及び溶剤堅
牢性を有する。
式(4)に於てKがジアミノピリジンの残基を示すチア
ゾールアゾ化合物は例えばその水溶性塩の形で、更に殺
菌剤として使用することも出来る。
本発明に従った製造方法は、下記一般式 〔式中R8は水素原子、メチル−、フェニル−又はエト
キシカルボニルメチル−基を意味し、R2は水素原子、
カルボン酸メチルエステル−又ハカルボン酸エチルエス
テルー基又はアセチル基を意味し、AtKは1ないし5
個の炭素原子、殊に1ないし2個の炭素原子を含む低級
アルキル基を意味し、X←)はカチオン染料に慣用のア
ニオンを意味し、Kは次式 (式中Yは水素原子、塩素原子又はメチル基を意味し、
Z、及びR2は同−又は異なるものであり得て、夫々水
素原子、1ないし4個の炭素原子を有するアルコキシ基
、β−シアノエチル−1β−ヒドロキシエチル−、ベン
ジル−又はフェネチル−基を意味し、Vlはメチル基又
はフェニル基を意味し、v2は水素原子又はメチル基を
意味する)なる基を意味する〕 に相当するチアゾールアゾ化合物の製造に特に重要であ
る。
下記語例により本発明方法を例解する。
重量部の容量部に対する関係は、R2のtに対する関係
に相当する。
例1 (a) 氷酢酸120容量部にチオ尿素22.8重量
部を添加する。
得られた懸濁体中に40〜50℃に於て45%水性クロ
ルアセトアルデヒド溶液52.3重量部を滴下して加え
、40〜50℃に於て2時間攪拌し、次いで0℃に冷却
する。
この2−アミノ−チアゾール含有溶液中に0〜5℃に於
て充分な攪拌のもとにニトロシル硫酸(42,3%のも
の)72重量部を江別し、更に残存する過剰の亜硝酸塩
(n1trite )のもとに30〜60分間攪拌し、
次いで亜硝酸塩の過剰分をア□ドスルフオン酸で分解す
る。
この黄色に着色した澄明なジアゾ溶液中に0〜20℃に
於て氷酢酸60容量部中の3−メチル−フェニル−モル
フォリン53重量部の溶液を江別し、25℃に於て1時
間攪拌し、この反応混合物を1500重量部の氷水上に
江別する。
これを苛性ソーダ溶液を以てpH3に調整する。
結晶として析出する染料を沢取し、水で充分に洗滌する
60℃に於て乾燥して次式 なる染料66部を得るが、これはポリエステルの染色に
適する。
(b) この染料29重量部をトルエン300容量部
と共に共沸により脱水し、次いで活性炭及び珪藻土を以
て清澄化せしめる。
F液に酸化マグネシウム1重量部を添加する。
これに攪拌下80〜90℃に於てジメチル硫酸10容量
部及びトルエン25容量部よりなる溶液を滴下する。
更に80〜90℃に於て四級化が終了するまで約7時間
攪拌する。
結晶として析出する染料を戸数し、トルエンで充分に洗
滌する。
乾燥して次式 なる染料39重量部を得たが、この染料は酸変性ポリア
クリロニトリル繊維を輝かしいそしてすぐれた染色堅牢
性を有する茶色の色調に染色する。
(c)2−アミノチアゾールの製造に際して使用したク
ロルアセトアルデヒドの代りに当量のブロムアセトアル
デヒド、クロルアセトアルデヒド−ジメチル(又はジエ
チル)−アセタール、ブロムアセトアルデヒド−ジメチ
ル(又はジエチル)アセタール、酢酸−α、β−ジクロ
ル(又はジブロム)−エチルエステル、ビス〔α、β−
ジクロル(又はシフロム)−エチルノーエーテル、α、
β−ジ々ロルエチル(又ハα、β−ジブロムエチル)−
エーテル並びに相応するフチルー又はインアミル−エー
テル又はプロピオン酸−シクロル(又はジブロムノーエ
チルエステルを使用することも出来る。
例2 ア :(a)氷酢酸60容量部中にチオ尿素9.1重量部を
添加する。
この懸濁体中に40〜50℃に於て45%水性ブaムア
セトアルデヒド溶液32.8重量部を滴下して加える。
これを約50℃に於て2時間、次に室温で12時間攪拌
し、ついで0℃に冷却する。
0〜5℃に於てニトロシル硫酸(42,3%のもの)3
0重量部を以てジアゾ化し、この反応混合物を亜硝酸塩
の過剰のもとに30分間攪拌する。
次に亜硝酸塩の過剰分をアミドスルフォン酸で分解する
得られたジアゾ溶液を200容量部の氷水と16重量部
のN−メチル−N−シアノエチルアミノベンゼンとの中
に江別し、20〜25℃に於て1時間攪拌する。
これにより染料の硫酸塩が部分的に析出する。
これを1000容量部の水を以て稀釈し、苛性ソーダ液
を滴下してpHを4に調整する。
結晶として析出する染料を戸数し、水を以て塩類がなく
なるまで洗滌する。
60℃で乾燥して次式なる染料22重量部を得る。
(b) この染料13.5重量部をクロルベンゼン3
00重量部と共に共沸処理して水を除去する。
Mg01重量部を添加した後約40℃に於て、これにク
ロルベンゼン25容量部中のジメチル硫酸5米容量部の
溶液を滴下し、次に40℃で1時間及び60〜90℃で
7時間、染料の四級化が完了するまで、攪拌し、結晶と
して析出する染料を戸数する。
これをりaルベンゼンで充分に洗滌する。
60℃に於て乾燥して次式なる染料16重量部を得るが
、 この染料は酸度 性ポリアクリロニトリル繊維を良好な堅牢性を有する輝
かしい茶色の色調に染色する。
例3 (a) 氷酢酸80容量部中にチオ尿素15.2重量
部を懸濁せしめる。
これに約50℃に於てクロルアセトアルデヒド(45%
のもの)35重量部を滴下し、更に50℃に於て2時間
攪拌する。
次に0〜5℃に於てニトロシル硫酸(42,3%のもの
)46重量部を以てジアゾ化し、次いで反応混合物を約
5℃に於て30分間攪拌し、過剰の亜硝酸塩をア□ドス
ルフオン酸で分解する。
このジアゾ溶液に0〜10℃に於て硫酸(40%)18
0重量部中のN−シアノエチル−N−フェネチルアニリ
ン38重量部の溶液を滴下して加える。
添加した後温度を20〜35℃に上昇せしめ、20〜2
5℃に於て30分間攪拌する。
外部から冷却して温度を約25℃に保ち乍ら160容量
部の水を滴下する。
染料の硫酸塩が析出する。
更に2時間攪拌した後にf取する。(b) 四級化の
ためには先ず上記の未だ湿っている1過ケーキを95容
量部の水に懸濁せしめ、酸化マグネシウム3重量部を以
てpH値を9.5に調整する。
更に酸化マグネシウム7重量部を添加した後、僅かに外
部から冷却して温度を約30℃に保ち乍ら硫酸ジメチル
45容量部を以て1時間で四級化し、次いで30℃に於
て3時間攪拌する。
なお残存する硫酸ジメチルを分解するためにアンモニア
溶液(約25%)4容量部を添加し、更に30℃に於て
30分間攪拌し、次いで水500容量部を以て稀釈し、
硫酸でそのpH値を1.7に調整する。
染料の硫酸塩が結晶として析出する。
3時間攪拌した後速かに1取する。
60℃で乾燥して次式なる染料56重量部を得る。
この染料は酸変性ポリアクリロニHル繊維を非常に良好
な染色堅牢性を有する茶色の色調に染色する。
例4 (a)氷酢酸60容量部及び水20容量部中にチオ尿素
15.2重量部を懸濁せしめる。
25℃に於てこれにクロルアセトン18.5重量部を滴
下する。
この際温度は約60〜65℃に上昇する。反応混合物を
還流下に2時間煮沸せしめ、次に0℃に冷却し、これに
硫酸(95%)10容量部を添加する。
次いで0〜5℃に於てニトロシル硫酸(42,3%のも
の)60重量部を滴下する。
このジアゾ溶液を更に30分間攪拌し、づいで10〜2
0℃に於て、氷酢酸300容量釘及び水400容量部中
のジベンジルアニリン41重量部の微細に分散された懸
濁体に添加し、更に20〜25℃に於て1時間攪拌した
後2000容量部の氷水で稀釈し、苛性ソーダ液でその
pH値を3〜4に調整する。
析出する染料を1取し水洗する。
慝煉して次式なる染料44重量部を得る。
(b) ここに得られた染料40重量部を、例1に記
載した如く四級化して次式 なる染料を得ることができる。
ここに得られた染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維
を非常に良好な染色特性を有する帯赤青色の色調に染色
する。
辛If115 例4に記載の方法に於て、クロルアセトンの代りに当量
のω−クロル(又はブロム)−アセトフェノンを使用す
ることによって次式 なる染料が得られる。
例6 チオ尿素9.1重量部を氷酢酸36.5容量部中に懸濁
せしめる。
40〜50℃に於てこの中にω−クロルアセト酢酸エチ
ルエステル19.8重量部を滴下し、40〜50℃に於
て2時間攪拌した後、20℃に冷却し、ついで20〜2
5℃に於て硫酸(95%)5容量部及び水10容量部を
順次添加する。
この混合物を0℃に冷却し、0〜5℃に於てニトロシル
硫酸(42,3%)26重量部を滴下してジアゾ化する
更に30分間攪拌した後、亜硝酸塩の過剰分をアミドス
ルフォン酸で分解し、このジアゾ溶液中に、氷酢酸50
容量部中の3−クロルフェニルモルフォリン16重量部
の溶液全滴下する。
更に20〜25℃に於て1時間攪拌した後1000容量
部の氷水中に江別し、苛性ソーダ液によりそのpH値を
4〜5に調整する。
生成染料ヲクロルベンゼン500容量部を以て抽出し、
このクロルベンゼン性染料溶液を共沸処理により脱水し
、例2に記載の如くして硫酸ジメチル10容量部を以て
四級化する。
かくして次式なる染料25重量部を得る。
上記染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を非常に良
好な染色堅牢特性を有する帯赤青色の色調に染色する。
例7 チオ尿素18.2重量部を氷酢酸75容量部中に懸濁せ
しめる。
40〜50℃に於てこれにクロルアセトアルデヒド溶液
(45%)42重量部を滴下し、更に40〜50℃に於
て2時間攪拌してから室温で12時間攪拌する。
次に0〜5℃に於てニトロシルm酸(42,3φのもの
)60重量部を以てジアゾ化し、更に0〜5℃に於て3
0分間攪拌した後過剰量の亜硝酸塩をアミドスルフォン
酸で分解する。
かくして得られたジアゾ溶液をジメチルフォルムア□ド
50容量部中の2−オキシナフタリン14.4重量部の
溶液中に江別する。
次にこれを1ooo容量部の氷水を以て稀釈した後、苛
性ソーダ液でそのpH値を4に調整する。
更に1時間攪拌した後染料を1取し、水洗する。
乾燥して次式 なる染料23重量部を得る。
この染料はポリエステル繊維を染色するのに又金属錯塩
染料を製造するのに適している。
例8 2−アミノ−チアゾールの製造及びそのジアゾ化は例7
の記載に従って行なう。
ジアゾ溶液を20〜25℃に於てジメチルフォルムア□
ド500容量部中の2−ヒドロキシ−ナフタリン−3−
カルボン酸−(2’−エトキシノアニリド60.5重量
部の溶液中に江別し、30分間攪拌した後、これを30
00容量部の水を加えて稀釈し、そのpH値を苛性ソー
ダ液を以て4〜5に調製する。
結晶として析出する染料を戸数し、充分水洗する。
乾燥して次式 なる染料80重量部を得る。
例9 例3に記載の方法に従って2−アミノチアゾールの製造
及びジアゾ化を行なう。
得られたジアゾ溶液中に、0〜10℃に於てジメチルフ
ォルムアミド60容量部中の1−メチル−2−フェニル
インドール20.7重量部の溶液を滴下し、10〜15
℃で30分間攪拌した後、このカンプリング混合物を1
000容量部の氷水中に江別し、苛性ソーター液を以て
そのpH値を4〜5に調整する。
結晶として得られる染料を戸数し、水洗する。
乾燥して次式 なる染料30重量部を得る。
上記染料は例2の記載に従って四級化することができ、
その際次式なる染料約31重量部が得られる。
このものは酸変性ポリアクリロニトリル繊維を非常に良
好な染色特性を有する光輝ある赤色色調に染色する。
例10 例7に記載の方法に従って2−アミノチアゾールの製造
並びにジアゾ化を行なう。
ジアゾ溶液を水400容量部中のN−エチル−N−フェ
ニルアミノエタンスルフオン酸56重量部の溶液中に江
別する。
濃い褐赤色に着色したカップリング溶液を苛性ソーダ液
でアルカリ性となし、引続き数分間攪拌する。
得られた次式なる染料をP取し、食塩溶液で洗滌する。
上記染料は羊毛を酸性の染浴から赤褐色の色調に染色す
る。
例11 チオ尿素18.2重量部を氷酢酸75容量部中に懸濁せ
しめる。
40〜50℃に於てこれにクロルアセトアルデヒド溶液
(45優のもの)42重量部を滴下し、40〜50℃で
2時間攪拌した後、室温に冷却する。
この溶液中に、公知方法により製造された4−ニトロア
ニリン27.6 H置部のジアゾ溶液をio〜20℃に
於て滴下する。
炭酸ソーダ又は苛性ソーダの水溶液でそのpH値を4に
調整する。
これによりカップリングが起る。更に30分間攪拌し、
生成染料を1取し、乾燥する。
かくして次式 なる染料64重量部を得る。
例12 例3の記載に従って2−アミノチアゾールの製造並びに
ジアゾ化を行なう。
このジアゾ溶液を0〜10℃に於て氷水200容量部中
の5−ア□ノ1−メチルーピラゾール7.3重量部の溶
液中に江別し、10〜15℃に於て1時間攪拌した後、
苛性ソーダ液で中和する。
結晶として析出する染料を戸数し、水で充分洗滌する。
乾燥して次式なる染料15重量部を得る。
この染料を例2に記載の方法に従って四級化すると次式 なる染料が得られる。
この四級化染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を非
常に良好な染色特性を有する光輝ある全黄色の色調に染
色する。
例13 (a)チオ尿素9.1重量部を氷酢酸36.5容量部中
に懸濁せしめる。
40〜50℃に於てこれにα−クロルアセト酢酸エチル
エステル19.8重量部を1時間を要して滴下し、50
〜60℃に2時間攪拌した後、20℃に冷却する。
次いで20〜25℃に於て、外部から冷却し乍らこれに
硫酸(95U 10容量部及び水10容量部を順次滴下
する。
この混合物を0℃に冷却し、0〜5℃に於てニトロシル
R酸(42,3%)26重量部を以てジアゾ化する。
残存する過剰量のニトロシル硫酸の存在のもとに30分
間攪拌した後、これをア□ドスルフオン酸で分解する。
得られたジアゾ溶液を0〜10℃に於て氷水200 容
’M部中のN−エチル−N−β−シアノエチルアニリン
15.2重量部の液中に徐々に添加する。
反応混合物を30分間攪拌してから、これを1000容
量部の氷水で稀釈し、そのpH値を苛性ソーダ液を以て
4〜5に調整する。
析出する染料を戸数し、60℃に於て乾燥する。
かくして次式 なる染料27重量部を得る。
(b) ここに得られた染料27重量部をクロルベン
ゼン500容量部中で加熱沸騰せしめ、活性炭及び珪藻
土を以て清澄化せしめる。
P液に酸化マグネシウム1重量部を添加する。
攪拌下約40℃に於てクロルベンゼン25容量部中のジ
メチル硫酸lO容置部の溶液を滴下し、更に40℃に於
て1時間及び80〜90℃に於て5時間攪拌する。
析出する染料を戸数し、クロルベンゼンで洗滌し、60
℃に於て乾燥する。
かくして次式 なる染料28重量部を得る。
この染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を光輝を有
する茶色に染色し、且つ極めて卓越した性質を有する。
例14 例13に於て使用したα−クロルアセト酢eエチルエス
テルの代りに当量のα−クロルアセト酢酸メチルエステ
ルを使用すると、ジアゾ化、カップリング、次いで四級
化を行なった後、次式なる染料が得られる。
この染料も酸変性ポリアクIJロニトリル繊維を非常に
良好な染色特性を有する茶色の色調に染色する。
例15 例13に於て使用したα−クロルアセト酢酸エチルエス
テルの代りに当量のα−クロルベンゾイル酢酸エチルエ
ステルを使用すると、ジアゾ化、3−N、N−ジエチル
ア□ノトルエンとのカンプリング処理、次いでクロルベ
ンゼン溶液中での硫酸ジメチルによる四級化を行なった
後次式なる染料が得られる。
この染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を非常に良
好な染色特性を有する帯色青色の色調に染色する。
例16 例13に於て使用したα−クロルアセト酢酸エチルエス
テルの代りに当量の3−クロル−ペンクンジオン−2,
4を使用すると、ジアゾ化、3−N、N−ジエチルア□
ノトルエンとのカンプリング処理、ついでクロルベンゼ
ン溶液中での硫酸ジメチルによる四級化を行なった後次
式 なる染料が得られる。
この染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を非常に良
好な染色特性を有する青色の色調に染色する。
例17 (a)水180部中にチオ尿素36.5部を加える。
これに75〜80℃に於て45%の水性クロルアセトア
ルデヒド溶液84部を滴下し、75〜80℃に於て2時
間攪拌した後O℃に冷却し、これに外部から冷却しなが
ら20℃に於て95饅硫酸120容量部を添加する。
生成した2−アミノ−チアゾール硫酸塩を含む溶液を+
5℃に冷却し、氷180部を添加する。
これにより温度は一1O℃に低下する。
−10℃ないし+5℃の温度範囲に於て5n−亜硝酸ソ
ーダ溶液90容量部を速かに江別し、15分間攪拌する
次に、得られたジアゾ溶液を氷水3200部、N−メチ
ル−N−ベンジルアニリン78.8部及びアミドスルフ
オン酸2部よりなる混合物中に加え、生成する染料懸濁
物を1時間攪拌した後、苛性ソーダ液でpH値を1.5
に調整して染料を分離する。
染料をP取し、水洗し、60℃に於て乾燥する。
かくして次式なる染料120部を得る。
この染料はポリニス チルを赤色の色調に染色する。
(b) 上記染料77部をクロルベンゼン670容量
部中に沸騰下溶解せしめ、この溶液を約80℃に於て活
性炭及び珪藻土で清澄化し、P液に酸化マグネシウム0
.12部を添加する。
これに、40〜50℃に於て攪拌しながら硫酸ジメチル
28.6容量部を滴下し、約2時間以内に80℃に加熱
し、80ないし90℃に於て6時間攪拌する。
40℃に冷却した後結晶として析出する染料を戸数する
クロルベンゼンで洗滌シ、60℃に於て乾燥する。
かくして次式なる染料102部を得る。
この染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を、卓越し
た染色堅牢特性を有する光輝ある茶色の色調に染色する
例18 水360容量部中に攪拌下95%硫酸120容量部を1
5ないし30分を要して江別する。
かく調製した約70℃の約36φ硫酸中にチオ尿素36
.5部を加える。
この際温度は60℃に低下する。
得られた溶液を75℃に加熱し、次にこれに75ないし
80℃に於て45%のり町しアセトアルデヒド溶液83
.8部を滴下し、約80℃で2時間攪拌した後、0℃に
冷却する。
この中にOないし5℃の温度範囲に於て5n−亜硝酸ソ
ーダ溶液92容量部を出来るだけ速やかに添加し、更に
10分間攪拌する。
このようにして得られたジアゾ溶液中に10℃に於て氷
酢酸200容量部中に3−アミントルエン42.8部を
含む溶液を滴下し、10ないし15℃で1時間攪拌した
後氷水4000容量部上に江別する。
33%苛性ソーダ液450容量部を以て酸の一部を中和
し、ついで室温で1時間攪拌した後結晶として析出する
染料を1取する。
60℃に於て乾燥した後次式 なる染料67部が得られる。
この染料をクロルベンゼン1500容量部中に熱時溶解
し、活性炭及び珪藻土を以て清澄化す。
沢過後汁液に酸化マグネシウム0.1部を添加する。
この溶液に40ないし50℃に於てジメチル硫酸45容
量部を添加し、次いで2時間以内に90℃に加熱し、こ
の温度にて6時間攪拌する。
次に30℃に冷却し、結晶として析出する染料を1取す
る。
クロルベンゼンで充分洗滌し、60℃で乾燥する。
かくして次式なる染料80部を得る。
この染料は酸変性ポリアクリロニトリル繊維を輝かしい
ボルドー色調に染色する。
例19〜23 上記語例に於て記載したのと同様の方法により下記表中
に記載した染料を同様に高純度で製造することができた
これら染料は例えばポリアクリロニトリル繊維を鮮明で
光輝を有する色調に染色する。
本発明の要旨とするところは特許請求の範囲に記載の通
りであるが、実施の態様として下記諸項の記載を含む。
(1)2−アミノチアゾール類をジアゾ化し、カップリ
ング成分とカップリングせしめることよりなる特許請求
の範囲に記載の方法。
(2)2−アミノチアゾール類を、ジアゾ化せしめた芳
香族又は複素環族のア□ンとカンプリングせしめること
よりなる特許請求の範囲に記載の方法。
(3)特許請求の範囲並びに上記第1〜2項に記載の方
法により製造されたチアゾールアゾ化合物。
(4)引き続きアルキル化により第四級塩化せしめるこ
とよりなる特許請求の範囲並びに上記第1〜2項に記載
の方法。
(5)特許請求の範囲並びに上記第1〜2項記載の方法
により製造されたチアゾリウムアゾ化合物又は四級化し
たアゾチアゾール化合物。
(6)下記式 (式中R8は水素原子、1ないし5個の炭素原子を含む
アルキル基、例えばベンジル基のようなアルアルキル基
、例えばフェニル基又はナフチル基のようなアリール基
、トリフルオルメチル基、シアン基、カルボン酸基、例
えばカルボン酸ベンジルエステル又はアルキル基中に1
ないし5個の炭素原子を含むカルボン酸アルキルエステ
ルのようなカルボン酸エステル基、カルボン酸ア□ド基
、カルボン酸ヒドラジド基、例えば1ないし5個の炭素
原子を含むアルキル基を有するようなカルボアルコキシ
アルキル基、例えば1ないし5個の炭素原子を含むアル
キル基を有するようなカルバモイルアルキル基又は複素
環族基を意味し、R2は水素原子、例えば1ないし5個
の炭素原子を含むアルキル基を有するようなヒドロキシ
アルキル基、■ないし5個の炭素原子を有するアルキル
基、アセチル基、例えばフェニル基又はナフチル基のよ
うなアリール基、カルボン酸基、例えばカルボン酸ベン
ジルエステル又は工ないし5個の炭素原子を含むアルキ
ル基を有するようなカルボン酸アルキルエステルのよう
なカルボン酸エステル基、カルボン酸アミド基、例えば
1ないし5個の炭素原子を含むアルキル基を有するよう
なアルキルスルフォン基又は例えばフェニルスルフォニ
ル基のようなアリールスルフォン基を意味し、これらの
場合に於てカルボン酸アミド基並びにスルフオン酸アミ
ド基は場合により置換基を含むことが出来る) なるアゾチアゾール化合物を製造し、ジアゾ化し、つい
でカンプリング成分とカンプリングせしめることよりな
る上記第1項に記載の方法。
(7)下記式 〔式中R5は水素原子、メチル−、フェニル−又はエト
キシカルボニルメチル−基を意味し、R2/′i水素原
子、カルボン酸メチルエステル−又はカルボン酸エチル
エステル−基又はアセチル基を意味し、Kは次式 (式中Yは水素原子、塩素原子又はメチル基を意味し、
Zl及びZ2は互に同−又は異なるものであり得て、夫
々水素原子、1ないし4個の炭素原子を含むアルコキシ
基、β−シアノエチル−1β−ヒドロキシエチル−、ベ
ンジル−又はフェネチル−基を意味し、■、はメチル基
又はフェニル基を意味し、V2は水素原子又はメチル基
を意味する〕 を意味する〕 を製造することよりなる特許請求の範囲に記載の方法。
(8)下記式 (式中R1y R2及びKは上記第7項に示した通りで
あり、AtKは1ないし5個、殊に1ないし2個の炭素
原子を含む低級アルキル基を意味し、X←)はカチオン
染料に慣用のアニオンを示すノ なる化合物を製造することよりなる上記第7項及び第4
項記載の方法。
(9) 上記第7及び8項記載の方法により製造されたアゾ化合
物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12−アミノチアゾール類をジアゾ化した後ジアゾ成分
    として使用してチアゾールアゾ化合物を製造するに際し
    て、公知方法により得られる2−アミノチアゾール類を
    中間単離することなくカンプリング反応に供することを
    特徴とするチアゾールアゾ化合物の製法。
JP50084028A 1974-07-11 1975-07-10 チアゾ−ルアゾカゴウブツノセイホウ Expired JPS5845468B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2433229A DE2433229C3 (de) 1974-07-11 1974-07-11 Verfahren zur Herstellung von Tbiazolazoverbindungen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5131725A JPS5131725A (en) 1976-03-18
JPS5845468B2 true JPS5845468B2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=5920228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50084028A Expired JPS5845468B2 (ja) 1974-07-11 1975-07-10 チアゾ−ルアゾカゴウブツノセイホウ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US4046752A (ja)
JP (1) JPS5845468B2 (ja)
BE (1) BE831309A (ja)
BR (1) BR7504360A (ja)
CA (1) CA1059120A (ja)
CH (1) CH629519A5 (ja)
DD (1) DD120038A5 (ja)
DE (1) DE2433229C3 (ja)
FR (1) FR2277832A1 (ja)
GB (1) GB1498744A (ja)
IN (1) IN141858B (ja)
IT (1) IT1039842B (ja)
NL (1) NL7508015A (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2640542A1 (de) * 1976-09-09 1978-03-23 Basf Ag Azofarbstoffe
IT1097577B (it) * 1977-08-09 1985-08-31 Basf Ag Coloranti azoici con gruppo del tiazolo
DE2758107C2 (de) * 1977-12-24 1982-07-15 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Thiazoldiazacyaninfarbstoffe, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung
JPS55124429A (en) * 1979-03-16 1980-09-25 Kiyuushiyuu Nenriyou Kk Plant growth promoting apparatus
DE4015591A1 (de) * 1990-05-15 1991-11-21 Boehringer Mannheim Gmbh Naphtholderivate, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung
WO2002089128A1 (en) * 2001-03-28 2002-11-07 Bayer Aktiengesellschaft An optical data storage medium containing a diaza hemicyanine dye as the light-absorbing compound in the information layer
DE102004008604A1 (de) * 2004-02-21 2005-09-01 Wella Ag Haarfärbemittel zum gleichzeitigen Färben und Aufhellen von Keratinfasern
DE102004008603A1 (de) * 2004-02-21 2005-09-08 Wella Ag Mittel zur Färbung von Keratinfasern
US20070037987A1 (en) * 2005-08-12 2007-02-15 Chamberlin Kim S Preparation of 4,5-diamino-1-(substituted)-pyrazole and acid addition salts thereof
US7674757B2 (en) * 2006-01-23 2010-03-09 Milliken & Company Laundry care compositions with thiazolium dye
US7662831B2 (en) * 2006-07-27 2010-02-16 Wyeth Llc Tetracyclic indoles as potassium channel modulators
US7601856B2 (en) * 2006-07-27 2009-10-13 Wyeth Benzofurans as potassium ion channel modulators
US8419495B2 (en) 2011-06-24 2013-04-16 Delta Electronics Inc. Switchable particle-based display and method of manufacturing same
US8708764B2 (en) 2011-06-24 2014-04-29 Delta Electronics Inc. Switchable color particle-based display and method of manufacturing same
CN114853692B (zh) * 2022-06-16 2023-05-23 广东省科学院化工研究所 一种2-氨基噻唑的制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2864812A (en) * 1954-12-15 1958-12-16 Geigy Ag J R Water soluble dye salts
US3770719A (en) * 1967-12-07 1973-11-06 Eastman Kodak Co 2-amino-4-(azoyl)-azo-thiazole compounds and quaternary derivative thereof
US3816391A (en) * 1971-12-01 1974-06-11 Eastman Kodak Co 2-amino-4-aryl-5-(2-cyano-4,6-dinitro-phenylazo)thiazole compounds

Also Published As

Publication number Publication date
DE2433229B2 (de) 1978-10-05
CH629519A5 (de) 1982-04-30
GB1498744A (en) 1978-01-25
CA1059120A (en) 1979-07-24
IT1039842B (it) 1979-12-10
DE2433229C3 (de) 1979-06-07
FR2277832A1 (fr) 1976-02-06
JPS5131725A (en) 1976-03-18
BE831309A (fr) 1976-01-12
DE2433229A1 (de) 1976-01-29
NL7508015A (nl) 1976-01-13
BR7504360A (pt) 1976-07-06
DD120038A5 (ja) 1976-05-20
FR2277832B1 (ja) 1978-11-03
US4046752A (en) 1977-09-06
IN141858B (ja) 1977-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2883373A (en) Water soluble azo colour salts
JPS5845468B2 (ja) チアゾ−ルアゾカゴウブツノセイホウ
US4097475A (en) Disperse mono- and bisazo dyes derived from 2-amino-4,5-dicyanoimidazole
US3345355A (en) 2-methylene indoline azomethine groupcontaining basic dyestuffs
US4189427A (en) Azo dyestuffs from benzene diazo component fused to an aliphatic ring and containing two cyano substituents ortho to the azo group
US2864812A (en) Water soluble dye salts
US3978040A (en) Process for the preparation of cyanoazo compounds by reacting halogenoazo compounds with CuCN in an aqueous media in the presence of a nitrogen base
US3862117A (en) Cyanoaryl-thiodiazole-azo dyestuff
US3043828A (en) Production of dyestuffs
DE2142245A1 (de) Neue farbstoffe auf der basis von imino-isoindolin
US3894014A (en) Production of oxazine dyes
US3402166A (en) Monoazo and disazo dyes containing cyclic dicarboxylic acid imide groups
US3994906A (en) 3-Sulphoalkyl-6-hydroxy-pyrid-(2)-ones
US3770716A (en) 2,4 - disubstituted-5-imino-4,5-dihydro-1,2,4-triazolium-3-yl azo aniline or naphthylamine dyestuffs
US3360508A (en) Monoazo dyestuffs of the indazole series
JPH0248554B2 (ja)
US3528961A (en) Monoazo dyes from e-caprolactam
US5541299A (en) Process for the preparation of dyestuffs
US3096338A (en) New diazapolymethine dyes containing three heterocyclic rings
US3417075A (en) Basic monoazo dyestuffs
US3177198A (en) Water-insoluble azo dyestuffs
US3169954A (en) Monoazo thiazole dyestuffs
US3635942A (en) Basic ioninotriazole azoindole dyestuffs
JPH06329934A (ja) 陽イオン性ジアゾシアニン染料
US4392998A (en) One pot diazotization, coupling and quaternization of aminotriazoles