JPS5845440Y2 - 非常用避難装置 - Google Patents

非常用避難装置

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JPS5845440Y2
JPS5845440Y2 JP6380280U JP6380280U JPS5845440Y2 JP S5845440 Y2 JPS5845440 Y2 JP S5845440Y2 JP 6380280 U JP6380280 U JP 6380280U JP 6380280 U JP6380280 U JP 6380280U JP S5845440 Y2 JPS5845440 Y2 JP S5845440Y2
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JP
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fixed
downward
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JP6380280U
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JPS56165900U (ja
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雄三郎 小幡
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高架道路用の非常用避難装置に関するもので
ある。
近年自動車交通の発達に伴い、多くの高速道路が建設さ
れているが、これらの道路は諸般の事情により高架道路
になっている部分が多い。
この高架道路は構造上地震に対しては弱く、シかも出口
の数も制限されているので、万−僅か数個所で破損して
も車両や人員を高架上に釘付けしてしまうことになる。
又、地震に随伴して生ずる火災に際しては少くとも人員
だけでも急ぎ避難退去させる必要がある。
しかも高速運転の関係上、平時はできるだけ運転者の視
覚を邪魔しない構造のものが望ましい。
本考案者はこのような要請に応えるため非常用避難ばし
ごを考案し、現に出願中であるが、この考案は更に構造
を小型かつ簡素化して改良を加えたもので、高架道路の
側壁の外側に、避難用綿ばしごを収納して固着され、容
易かつ迅速に取扱いのできる手すり付きの避難具格納箱
からなる非常用避難装置に関するものである。
次にこの考案の実施例を図面について説明すると、第1
図、第2図において高架道路1の側壁2の外側に避難具
格納箱3がアングル材4とボルト5により固定されてい
る。
6は手すりで、中間の支柱7の延長部が格納箱3の後壁
8を貫通して格納箱中に突出していて、格納箱と一体化
されている。
この手すりは第2図に示すように主として側壁2の上方
に突出しており、側壁の内側にはできるだけ突出させな
いで運転の障害にならないようにしである。
格納箱3の両側の側板9の上端には1対の上蓋10が蝶
番等任意の手段で上方に開かれるように枢着されており
、その上面にはハンドル11が、また外端には下向きの
フランジあるいは突起12が設けられている。
側板9の外端には1対の外扉13が蝶番により外方へ開
放可能に枢着され、その上端は上蓋10の下向き突起1
2の内側に係止されている。
その下部の内面には内向きの突起14が設けられて底板
受けとなっている。
格納箱3の後壁8の下部には底板15が蝶番16で下方
に回動可能に枢着されており、底板の他端は外扉の内向
き突起14上に係止されるようになっている。
支柱7の延長部16は避難具取付棒となって、底板15
上に載置された縄ばしご17の上端が固定されている。
縄ばしごの上端は支柱の延長部の他、側板9、後壁8等
、格納箱3内部の上部の適宜の部分に固定してもよい。
尚、ここでいう縄ばしごには縄の代りに鎖その他を用い
た折畳み可能のすべてのはしごを含むものとする。
18は避難具格納箱3の両側板9に接して取付けられた
消火器格納箱で、粉末梢火器、泡消火器など自動車火災
に好適な消火器が収納され、ハンドル19を握って上蓋
20をあけると消火器を容易に取出して消火することが
できる。
消火器格納箱はこの考案の目的とする避難装置としては
必ずしも必要ではないが、これを設けておくと地震時に
発生しやすい車両火災に対処でき、人員の避難を円滑に
できるので便利である。
いま、地震や火災などが発生して緊急に避難する事態が
生じた場合、ハンドル11をもって第3図に示すように
上蓋10を上方に開くと、上蓋の下向き突起12による
外扉13の係止が解かれ、外扉13は観音開きに外方に
開かれる。
この場合外扉13を手で押開けてもよいが、スプリング
などを架装しておいて、自動的に開くようにしてもよい
外扉13が開かれると内向き突起14上に載って係止さ
れていた底板15の係止が解かれ、底板15は下方に回
動して開き、その結果縄ばしごが下方に延伸する。
かくて手すり6を握って高架道路の側壁2上に登り、う
しろ向きに道路側に顔を向けて縄ばしご17を伝って容
易、かつ迅速に避難することができる。
この際、両側に開いた上蓋と外扉は、目かくしの機能を
して安心感を与えるので、落着いて縄ばしごに確実に乗
り移れることになる。
尚21は通気孔、22は補強板、23は消火器である。
この考案の避難装置は主体が縄ばしごを収納した格納箱
3であり、その上蓋10、外扉13、底板15がいずれ
も可動でかつ互に係止関係にあるので、簡単なかつ小型
な構造で迅速に縄ばしごを延伸することができ、しかも
上蓋、外扉が非常時には目かくし壁となってはしごへの
乗り移りを容易にするなど避難装置としてすぐれた効果
を奏することができる。
また手すりも格納箱に固定され、側壁の上方に突出して
いるだけであるので運転の障害になることは少く、シか
も、道路内から側壁を乗り越えて、縄ばしごに乗り移る
までの支えとして必要で十分な機能を果すことが出来る
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平時の状態の斜視図、第2
図は第1図のII −II線における断面図、第3図は
非常時の状態を示す斜視図である。 1・・・・・・高架道路、2・・・・・・側壁、3・・
・・・・避難具格納箱、6・・・・・・手すり、9・・
・・・・側板、10・・・・・・上蓋、12・・・・・
・下向き突起、13・・・・・・外扉、14・・・・・
・内向き突起、15・・・・・・底板、17・・・・・
・縄ばしご。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側板の上端に枢着され上方に開く上蓋と、側板の外端に
    枢着され、上端において上蓋の外端の下向き突起に係止
    され、外方に開放可能の外扉と、一端を格納箱の下部に
    枢着され、他端を外扉の下部の内向き突起上に係止され
    下方に回動可能の底板とを具えて高架道路の側壁の外側
    に固定される避難具格納箱と、格納箱に固定され道路の
    側壁から上方に突出した手すりと、上端を格納箱内に固
    定されて平時は底板上に載置され、底板が開放されたと
    き下方に延伸する縄ばしごとからなる非常用避難装置。
JP6380280U 1980-05-12 1980-05-12 非常用避難装置 Expired JPS5845440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6380280U JPS5845440Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 非常用避難装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6380280U JPS5845440Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 非常用避難装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56165900U JPS56165900U (ja) 1981-12-08
JPS5845440Y2 true JPS5845440Y2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=29658009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6380280U Expired JPS5845440Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 非常用避難装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6854149B2 (ja) * 2016-08-31 2021-04-07 ホーチキ株式会社 トンネル内消火器箱

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Publication number Publication date
JPS56165900U (ja) 1981-12-08

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